ラブライブ! 鉄道ファンとスクールアイドルとなかまたち since 2024   作:松浦南北

34 / 119
今回はお盆スペシャルで、またまたYouTuber西園寺様パロディ。特記事項がない限り青山由美目線での展開を予定。


スクールアイドルフェスティバル終了!! 幕間でも活動は止まらない!!
【超過酷】ニジガク見たら即帰宅のお台場観光をやったらえげつないことになった件。


2024年8月15日、東京駅にて。

 

丹姫「さくちゃん、どうして私が……」

 

さくら「北陸代表と言われて、都合がいいのが丹姫ちゃんしかいなかったからね。それに丹姫ちゃんにさくちゃんって呼ばれたの嬉しい……♥」

 

丹姫「まあ、おばあちゃんにいろんな物事をチャレンジしろって言われたから、ちょうどよかったけど」

 

俺「それ以前に、東海代表として俺を巻き込むなって話なのだが。もっと下の代に適任いるでしょう?」

 

さくら「中部高速鉄道から休ませろって言われましたので。それに虹ヶ咲学園の完全な関係者は参加禁止ですからね。本日はよろしくお願いします、青山先輩」

 

俺「赤石さんよろしくお願い致します」

 

和華「なんか楽しみだね」

 

さくら「長堀先輩も今日はよろしくお願いします」

 

和華「よろしくね、赤石さん」

 

今回は結ヶ丘女子高等学校普通科1年の赤石さくらさん、蓮ノ空女学院1年の九谷丹姫ちゃん、そして咲ノ浜高等学校普通科2年の長堀和華ちゃんと4人で「あること」を行う。

 

さくら「全員集まったから、そろそろ今日の企画者を呼ぼうと思います。本日はよろしくお願いします、中川生徒会長」

 

すると、生徒会長の中川菜々ちゃんが現れた。

 

菜々「皆さんおはようございます。本日のゲームマスターを務めさせていただきます、虹ヶ咲学園普通科2年の中川菜々です。青山さん、赤石さん、九谷さん、長堀さん、本日はよろしくお願いいたします」

 

全員「よろしくお願いします!!」

 

菜々「さて、今回の企画は『ニジガク見たら即帰宅のお台場観光』と題しまして、皆さんには条件付きでお台場観光対決をしていただきます」

 

まあ、先月どこぞの稚内より近ければ近場系YouTuberさんがやっていた企画に近いぞ。あれはくまモンだが、ノリは変わらない。

 

菜々「まず、ルールを説明いたします。1つ目は、お盆休みということもあり、お台場観光楽しんでいただくことというのが一番。これが1つ目です」

 

【1. お台場を楽しむこと】

そりゃそうだ。

 

菜々「2つ目は、1回でも弊校の『スクールアイドル同好会』のメンバーが目やカメラに入ったら即帰宅、もとい弊校に強制送還、これで行きたいと思います」

 

【2. ニジガク見たら即帰宅】

和華「ちょっと待ってください生徒会長。どこまでがアウトなんですか?」

 

菜々「今から配布資料をお渡しいたしますので、そちらを参考にしてください」

 

渡された資料を見てみよう。

 

【見つけたらアウトな対象】

※現物は写真付き。

高咲侑 普通科2年

上原歩夢 普通科2年

中須かすみ 普通科1年

優木せつ菜 普通科2年

宮下愛 情報処理学科2年

エマ・ヴェルデ 国際交流学科3年

天王寺璃奈 情報処理学科1年

近江彼方 ライフデザイン学科3年

桜坂しずく 国際交流学科1年

朝香果林 ライフデザイン学科3年

 

【どこで見つけたらアウトか?】

ここの出発後、ポスターや立て看板、グッズやラッピングバス等で見つけたらまずアウト。また、本人が目の前に来てもアウト。連絡が来るくらいはセーフ。

 

和華「つまり、ここ東京駅でも見つけたらアウトなんですよね?」

 

菜々「はい。普通にアウトです。そのため、普通にゆりかもめやりんかい線で攻めたら大変なので、そこを外していかに戦うかが鍵になります」

 

さくら「理解しました」

 

こりゃ結構鬼畜だな。特にりなりーや歩夢がいつ俺の目の前に現れるのか……。

 

菜々「そして3つ目は、インターネットでメンバーの出没情報を調べたり、直接本人や関係者に連絡を取ったりはなしといたします」

 

【3. メンバーの出没情報を調べたり聞いたりは×】

そりゃ連絡したら公正さに欠けるわ。俺だって歩夢、侑ちゃん、りなりー、せつ菜ちゃん以外とはLINEでフレンドになれていないし。

 

菜々「最後のルールは、お台場にいち早く到着し、ミッションを早くクリアした方が勝ちとなります」

 

【4. ミッションを速くクリアした人が勝ち】

丹姫「そのミッションは?」

 

菜々「今から説明します。3つありますが、一気に言いますのでよく聞いてください」

 

ちゃんとメモしよう。ペンと消しゴムを持って……

 

菜々「まず、1つ目はお台場の観光地に行くこと、2つ目はお台場の名物を食べること、3つ目はお台場のお土産を買うこと。いずれも順不同で、観光地は自由です」

 

俺「会長これ過酷じゃないですか!?」

 

菜々「当然そう言われることを想定していましたが我慢しましょう。とにかくお台場の駅やバス停に降り立ち次第、ストップウォッチで時間を測っていただけると幸いです。ちなみに公正を期すため、唯一車の免許をお持ちになっている青山さんがレンタカーを借りること、および自転車でここまでいらっしゃった赤石さんが自転車でお台場に向かうことは厳禁といたします」

 

俺「わかりました。それにしても地獄やな……」

 

速さまで競うの恐ろしいな……。

 

菜々「さあ、もうすぐで11時15分なので、それきっかりにスタートしましょう」

 

全員「わかりました!!」

 

菜々「あと最後に、参加者間においては企画開始以降、終了してからも名前呼びでお願い致します。青山さんも赤石さんから『由美先輩』と呼ばれたくありませんか?」

 

俺「そりゃモチのロンですよ」

 

菜々「そうでしょうね。さて、ここから皆さんはライバルです。頑張ってください。5, 4, 3, 2, 1……それではスタート!!」

 

こうして俺たちのお台場遠征は始まった。

 

【さくら side】

自転車厳禁かぁ……。そう思いながら東京駅を彷徨っていると……、

 

私「あっ、バスだ!!虹ヶ咲学園行き!!」

 

乗ろう。都バスはリスクが意外と低いからね。到着予定は有明一丁目11時55分の予定だ。そこから歩いてお台場に入っていこう。

そして誰もニジガク生は乗ってこない。一安心。

 

〜※〜

 

バス下車後、お台場海浜公園駅方面に暑い中水分補給しながら徒歩で向かう。のぞみ橋から眺めるレインボーブリッジも素敵だ。

 

そして、歩くこと10分、到着できたからストップウォッチを起動。行きたい観光地は決めていたがその道中、デックス東京ビーチに入ると……

 

私「なんでせつ菜先輩の看板が……」

 

優木せつ菜先輩の看板を発見。不意打ちを食らうなんて思ってもいなかったよ!!

 

私「こんな終わり方ごめんだよぉ……」

 

 

 

観光地に向かおうとしたところで

赤石さくら 帰宅

 

 

 


 

【和華 side】

とりあえず、危ないから、新橋経由でBRTに乗ることにしよう。

 

私「ミドリレンジが一番危なくないよね」

 

スカイブルーや湘南色、スカレンジに乗ったらそれこそ会ってはいけない対象に会ってしまう可能性が高い。乗るのは11時23分の外回り電車とした。

 

そして、やっぱりE235系は三菱SiCが似合う。乗っていても京浜東北線よりこっちのほうが好きだ。

 

新橋着は11時27分。そして歩くこと4分、BRTの停留所に到着。

 

東京BRTは2023年に本格的に運用開始した臨海副都心方面へのバス高速輸送システムの路線。東雲学院や虹ヶ咲学園が行き先になるけど、もし乗っていたらどうなるのか……。特に多英子ちゃん、こういう時に何らかの形で妨害してきそうだ……。

 

私「まあ、今日はお盆だからよほどのことがない限りは無事だと思いたいね」

 

しかし、そんな予想は11時38分の便に乗車したしたところで覆されかける。

 

??「あれ?長堀和華さん……?」

 

誰?

 

私「…って、近江遥さん!?」

 

遥「初めまして。近江遥です」

 

私「長堀和華です……よろしくお願いします」

 

出会ったら即終了する近江彼方さんの妹、近江遥さんが乗っていた!?よく見たら他のスクールアイドルメンバーも乗っている!?

 

私「近江さんは今日は何故虎ノ門に行ってたんですか?」

 

BRTは虎ノ門始発だったから、虎ノ門に用があったと思う。

 

遥「今日お盆だから虎ノ門ヒルズでライブがあったんです。それで終わってからこのバスに乗って学院に向かう途中だったんです」

 

私「あー……」

 

スクールアイドルのライブ……侑ちゃんは多分試験勉強中だからオンラインで見ているだろうけれど、彼方さんとか近くにいそうな気がする……。

 

かさね「長堀和華さん……でしたっけ?支倉かさねです。聞きたいことがありますが、長堀さんはどうしてこのバスに乗っているんですか?」

 

私「今企画の関係でお台場に向かっているんですけど、ニジガクメンバーに出会ったら企画が即終了になっちゃうからBRTを使ってるんです」

 

遥「それなら虹ヶ咲学園に連行しちゃう?」

 

ココ「和華さんがそれでよければ……」

 

私「良くないですよぉ〜……」

 

私、どうすればいいの……?

 

【和華 side out】

 

【丹姫 side】

まず、私は歩いて大手町駅に向かうことにした。ただ、ここでも警戒は必要。

 

乗る予定の東西線に宮下愛先輩がいるかも知れないからだ。以前、あの方の地元を璃奈さんから聞いて正解だった。

 

私「乗るか」

 

地下迷宮を探りまくって見つけた東西線、乗れたのは11時29分発の西船橋行き。車両は05系ワイドドア車05-116F。

 

私「都会のPMSMはやっぱり好き」

 

金沢で聴けないこの音は貴重だからね。

 

日本橋で下車後、銀座線で浅草駅に向かう。浅草線乗ったらそれこそ危ない可能性が高い。乗車電は1000系1116Fで、11時35分発。また第16編成か。

 

浅草駅には11時50分に到着。浅草から水上バスでお台場に近づけばおそらく虹ヶ咲に遭遇することはないけど、その水上バスがあいにく13時10分発だ。その間に予約をしたらコンビニおにぎりで腹ごしらえでもして、浅草寺でお参りでもしていよう。凶以下さえ引かなければ、成功する可能性はある。

 

【丹姫 side out】

 

まあ、ニュートラルに行くなこれは。何も考えずに山手線に乗ることにしよう。乗ったのは11時18分発の外回り電車。ダッシュで乗った甲斐があった。下車駅は有楽町、到着時刻は11:19だ。新橋回っていたらすぐ終わるぞ。

 

俺「とはいっても、有楽町線乗る際のリスクは……ないな」

 

今のところ怖いのは愛ちゃんが月島から乗ってこないかどうか。それ以外は豊洲駅がヤマ場だ。これまでこのルートを過去に使ったことがあるが、特にこれと言ったリスクは感じられなかった。

 

有楽町駅から乗ったのは11:27発の新木場行き普通列車。乗車電は置き換えが決まった東武9000系9104Fだ。

 

誰もニジガク生いないから、豊洲までは安泰だな。

 

【和華 side】

結局私は怒って有明一丁目で東雲学院メンバーの束縛を振りほどき、無理やりBRTを下車した。もうスクールアイドル業界から私への評価なんてどうでもいい。ミッションクリアは今回の使命。今回の旅次第では虹ヶ咲学園から追放されても文句は言わないつもりだ。

 

のぞみ橋を過ぎたらお台場突入。レインボーブリッジの光景も素晴らしい。そしてストップウォッチも起動しよう。

 

私「でもアクアシティお台場は怖いなぁ……」

 

お台場一帯のショッピングモールを経由するのは、意外と危険だと判断した私は、レインボー入口の交差点から左折し、南東方面に進むことにした。

 

目指すのはテレコムセンター。その間にニジガク生はそこそこ見かけたけど、見たらアウトなスクールアイドル同好会メンバーはいない。

 

到着後は入場券を買い有料スペースに入る。うん、虹ヶ咲の看板はないね。一安心だ。これで「観光地を見る」はクリアだね。

 

【和華 side out】

 

【丹姫 side】

浅草寺のおみくじが吉なだけ良かった。このまま水上バスでお台場まで向かおう。

 

うん。川下り中に越中島や豊洲を通るけど、侑先輩や歩夢先輩の姿は見当たらない。

 

到着は14時15分と物凄く遅めだけど、20時までであれば臨海副都心は営業中。下船後直ちにストップウォッチを起動し、私は日本科学未来館に向かった。

 

しかし、ロケットエンジンを観ていると……

 

??「あれ?九谷さん?」

 

私「ん?私が九谷だけどあなたたちは……」

 

浅希「虹ヶ咲学園の焼き菓子同好会の浅希といいます」

 

色葉「私は色葉です」

 

今日子「今日子です。璃奈ちゃんから九谷さんについては色々聞いていたよ」

 

私「ありがとう、今日子さん」

 

なんと、焼き菓子同好会の3人組に出会ってしまった。

 

私「ところでどうして私を探していたの?」

 

浅希「璃奈が会いたいって言ったから連れて行こうかなって」グイグイ

 

私「え……ちょっ……出会ったら私終わるのに……」

 

色葉「いいからいいから」

 

しかも、そのまま日本科学未来館から外に出され……

 

璃奈「丹姫ちゃんこんにちは。会いたかったよ」

 

私「璃奈さん……」

 

璃奈さんに遭遇してしまった。

 

璃奈「どうしたの丹姫ちゃん?すごく落ち込んでいるけど」

 

私「ニジガクを見たら即帰宅という企画をやっていて、帰宅になったら即座に観光中止で、虹ヶ咲学園に強制送還になるルールだから……」

 

浅希「それなら丹姫ちゃんを連れて行っちゃおうか」

 

璃奈「うん、任せて。璃奈ちゃんボード、むんっ」

 

こういう形でゲームオーバーだなんて、聞いたことない……。

 

 

友人により璃奈のもとに連行されて

九谷丹姫 帰宅

 

 


 

【和華 side】

テレコムセンターの展望フロアを見回ったあと、お台場グルメを食べていこう。展望フロアには誰もいなかったから一安心。

 

私「……ってちょっと待って!!」

 

1階に降りてみると……

 

私「なんでバスにラッピングが……」

 

都バスにニジガクラッピングがなされているのが目に入ってしまった。こういう不意打ち的な終わり方、避けたかったんだけどなぁ……。

 

 

都バスの不意打ちをくらって

長堀和華 帰宅

 

残る希望はあの女

 

 


 

そういうわけなので、豊洲を降りたら歩いてお台場に向かうことにし、バスがやってきたらキャッチする作戦で行こう。

 

豊洲下車後、そのまま歩くのだが……

 

??「あれ?由美じゃん」

 

俺「うわぁっ!!……ってドロシーか。今日はどうしたの?」

 

鉄研部員のドロシーが途中で声をかけてきた。

 

ドロシー「モリー姉ちゃんが今日自ら発展内容の補習取って受けてきてるから、帰り際にお台場で待ち合わせしてるんだ」

 

俺「理解」

 

ドロシー「そういう由美もいきなり驚くとかどうしたの?」

 

俺「いやもうね、ニジガクのスクールアイドル同好会を見た瞬間に即帰宅のお台場観光って企画やってたから、声をかけられたらってハラハラしてて」

 

ドロシー「フフッ、それなら終わりだね」

 

俺「どういうことだよ?」

 

ドロシー「歩夢先輩も隣にいるから♪」

 

するとひょっこり歩夢が現れた。ゲームオーバー。

 

歩夢「フフッ、捕まえたよ〜?」

 

俺「なんで歩夢がいるんだよ?」

 

歩夢「侑ちゃんの音楽科の試験が終わったから、同じくお台場で待ち合わせの予定だったけど、帰宅ってどうなるの?」

 

俺「虹ヶ咲学園に強制送還です」

 

歩夢「それならドロシーちゃん、連れて行こ?」

 

ドロシー「そうですね!!」

 

旅程妨害をされてきた民からしてみればもうどうでもよくなったぞ。

 

 

道中で歩夢に捕まって

青山由美 帰宅

 

 


 

その後、一度虹ヶ咲学園に戻ったは良いものの、最後の人がクリアまたは帰宅となるまでは歩夢、侑ちゃん、ドロシー、モリーの4人と時間を潰すことになった。

 

そして15時00分、虹ヶ咲学園6階会議室にて。

 

菜々「皆さんお疲れ様でした。高咲さんたちも、青山さんと九谷さんの連行、大変感謝いたします」

 

歩夢「まさか由美ちゃんを見つけるとは思わなかったよ」

 

ドロシー「それ以前に生徒会長の企画だったことが驚きです」

 

菜々「鉄オタの本気を見て勉強したい一面もありましたので」

 

いや、俺は巻き込まれた被害者なのだが。

 

菜々「さて、まずは帰宅になった方は挙手をお願い致します」

 

全員挙手。まあ分かる。

 

菜々「やはりそうでしたね……。さて、ここからはミッションをクリアした数で勝敗を決めていきたいと思います。3つあったと思いますが、いくつクリアされましたか?まず、九谷さん」

 

丹姫「私は、1個」

 

菜々「よく頑張りました。長堀さんは?」

 

和華「1個」

 

侑「和華ちゃんもすごいじゃん」

 

菜々「次は赤石さん」

 

さくら「聞いて驚かないでください。ゼロです」

 

和華・丹姫「おっ、やった」

 

菜々「青山さんはいかがでしたか?」

 

俺「3つありましたよね。ゼロです」

 

りなりー「ええっ!?」

 

りなりーのボードまで変化してしまうって、相当やばかったんだな。

 

菜々「さて、今の時点で長堀さんと九谷さんは同率1位です。白黒はっきりさせたいですよね。高咲さんと天王寺さんもいらっしゃるので」

 

侑「ギャハハハwww」

 

俺「あー……イメージカラーね」

 

そんな事を言いながら2人は頷いた。

 

菜々「それなら、滞在時間がいくらだったか確認しましょう。まず九谷さん」

 

丹姫「34分15秒」

 

菜々「長堀さんは?」

 

和華「1時間05分44秒」

 

菜々「というわけで、優勝は西日本代表、咲ノ浜高等学校普通科2年・長堀和華さんでした」

 

全員で拍手する。

 

菜々「……と、言いたいところですが」

 

全員「えっ!?」

 

菜々「先ほど、東雲学院からこちらに通報がございまして」

 

和華「あ、やばい」

 

菜々「東雲学院スクールアイドル部の皆さんを振りほどいて無理やりバスを下車されたとのことで、メンバーの皆さんが相当お怒りでした」

 

和華「あ、終わった」

 

菜々「長堀さんには留学出発までに反省文を書いていただくとともに、留学出発日より3ヶ月間、弊校音楽科2年の小磯多英子さんへの接触を禁じます。電話・LINEも厳禁です。自分がした罪の重さを自覚してください」

 

和華「わかりました」

 

仕方なく受け入れることにするような顔をしていた和華ちゃんでありました。

 

菜々「そういうわけなので、長堀さんの順位を2つ下げることにしましょう」

 

こうして和華ちゃんが3位になり、丹姫ちゃん1位、さくらちゃん2位となった。

 

菜々「それと九谷さん、お台場到着時刻を知りたいのですが」

 

丹姫「14時15分」

 

菜々「遅すぎます。水上バスを使おうとしたのは分かりますが、その分順位を1つ下げさせていただきます」

 

こうして丹姫ちゃんが2位になりさくらちゃんと俺のどちらかが1位になる。1位でなければ最下位。

 

菜々「ところで赤石さんの滞在時間はいくらでしたか?」

 

さくら「12分15秒でした」

 

菜々「青山さんは?」

 

みんながこう答える中であまり答えたくない。

 

俺「……いっぺん予想してみませんか?」

 

菜々「なんとなく察しがつきますが……、わかる方は挙手をお願い致します。上原さんたちとダビッドソンさんたちは答えないでくださいね」

 

すると、りなりーが手を挙げる。

 

菜々「天王寺さん」

 

りなりー「はい。0秒でしょ?」

 

俺「いえす……」

 

和華・丹姫・さくら「嘘おおおお!?」

 

俺「自分が豊洲から歩いてお台場に向かっている間に歩夢が捕まえに来るなって話よ」

 

全員に笑われた。

 

俺「それくらい僕が一部メンバーに知られているということに屈辱を感じました」

 

菜々「鳳来寺さんや澁川さんでなく青山さんでよかったですね……」

 

俺「でしょ?」

 

歩夢「うん。シオンちゃんだったらもっと早く見つけていたかも」

 

和華「うわぁ……」

 

菜々「というわけで、改めて優勝は東日本代表・結ヶ丘女子高等学校普通科1年・赤石さくらさんでした」

 

改めて拍手を送る。

 

菜々「今回の企画はお開きとしましょう。赤石さくらさん、おめでとうございました。他の皆さんもお疲れ様でした」

 

こうして今回の企画はお開きとなったが……

 

丹姫「ん?携帯?」

 

丹姫ちゃんが携帯を確認すると……

 

丹姫「えっ!?実梨先輩が浅野川に身を投げて緊急入院した!?一時心肺停止で今は無事回復!?」

 

俺「嘘だろ……」

 

なんと、蓮ノ空女学院2年の斎藤実梨ちゃんが浅野川に身を投げ自殺を図ったようだ。そりゃ丹姫ちゃんは直属の先輩だから不安になるけど、俺も不安になるわ。

 

菜々「……今回は解散にしましょう」

 

流れどころか、強制的に解散となり、俺は1週間ぶりに名古屋に帰宅した。まず最下位になったのは屈辱だが、次回こそリベンジしてやるぜ。

 

 

 

 

そして、実梨ちゃんは今回の自殺未遂が原因で寿命を大幅に縮め、もう生い先が長くないということを、この時点では誰が予想したことか……。




ちなみに25年の1月まではテレコムセンターの展望フロアで虹ヶ咲のイベントをやっているため、この回の投稿時点でここに行くと即帰宅となります。

次回はセントレアネタ、その直後にリクエストとなります。夏合宿出発式は執筆中止で、軽く触れるだけにします。

※ここではスクールアイドルフェスティバルは8月9日 - 13日にやった設定です。

今回の話は以下に分割転記済みです。
https://novelcake.net/works/novelcake/?mode=NovelJump&USER=NCUN2539PN&NO=3
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。