ラブライブ! 鉄道ファンとスクールアイドルとなかまたち since 2024 作:松浦南北
なお今回、現行作品で高咲侑、上原歩夢、エマ・ヴェルデ、近江彼方が初登場となります。
侑「ナンシーちゃん……かな?おたえから離れてくれる?」
ナンシー「嫌ヨ。多英子は私のものナノ!!」
歩夢「でも私たちはおたえちゃんの幼馴染なんだから、絶対にぜーったいに引き下がらないよ!!」
ナンシー「幼馴染にですら渡すものデスカ!!多英子のことを一番知っているのは私なんだカラ!!」
私「だからナンシーも侑も歩夢も落ち着いて!!」
2024年4月10日、私は留学生のナンシーに迫られていた。こうなった経緯を読者の皆さんに説明しよう。
まず、この前受けた、全生徒名把握確認テストで私1人だけ満点を取れず1人で反省文を書いていた(*1)ところに息抜きで侑と歩夢が遊びにやってきてくれた。しばらく話し込んでいたら、ニューヨークから留学してきた、あの頃現地でヤンデレ化されたナンシーが部室にやってきて、「私を出して」ってうるさくて現在に至るのだ。
ドロシー「全く……何の騒ぎですかおたえちゃんに侑先輩、歩夢先輩まで」
そんな中で、ドロシーが部室にやってきた。
歩夢「ドロシーちゃん、ちょうどよかった。留学生のナンシーちゃんがおたえちゃんを渡さないって聞かないの」
ドロシー「Why!? Though Otae is The Rail Fan Club's Treasure, why do you rob us of her, Nancy?」
ナンシー「This is because I fell madly in love with her.」
いや、狂ったように恋に落ちたとか、自身がヤンデレだと公言しているようなものじゃん。というか、robとloveの発音は似てるから紛らわしい……。
とりあえず説得を試みよう。
私「でもナンシー、あと1ヶ月あるでしょ?私を奪う前に、虹ヶ咲の広さを知ることも大切だと思うよ?」
ナンシー「多英子がそう言うなら今回は諦めるワ。でも、それ以外の顔、全部覚えたカラネ!!」
一瞬でナンシーは撃沈し、部室を去った。虹ヶ咲というマンモス校で新たな道を切り開けると良いと思う。
歩夢「それにしてもナンシーちゃんのあの目は本気だった。お願いだからニューヨークに行って一生帰れなくなったとか、そんなことにはならないでね?」
私「うん。約束するよ」
とりあえず侑も歩夢もまだ用事があるので先に帰宅となり、私は引き続き反省文を書き進めた。その後だった。
??「あーもう、優しく殺して〜!!」
ドロシー「おたえちゃん聞いた!?」
私「うん。あの叫び声、せりなので間違いがないと思う」
ドロシー「行くよ、おたえちゃん」
とりあえず声の正体がした方に向かおう。部室の鍵は一旦閉めることにする。
〜※〜
向かうと……
せりな「とにかく無理です!!私、スクールアイドル同好会の兼任は厳しいのに……」
エマ「なんでそんな事言うの?作曲能力に優れて、今の時点でスクールアイドルに精通しているのはせりなちゃん1人だけだって聞いたんだけど……」
せりな「エマ先輩諦めてください〜!!」
エマ「は?諦めてください?そんな聞き分けのない子にはお説教が必要だよね?」
エマ・ヴェルデ先輩という赤髪のお姉さんにせりなが迫られていた。確認テストが満点ではなかったが、ちゃんとこの人の顔と名前は把握できていた。
私「何をしているのですか、国際交流学科3年、エマ・ヴェルデ先輩?」
エマ「生徒会長……じゃなくてあなたは……」
私「音楽科2年・鉄道同好会の会計兼、学習委員長の小磯多英子といいます」
エマ「それで、何の用で私のもとに来たの?」
私「せりなを返してください。せりなは鉄道同好会の大事な宝物なのです」
せりな「おたえ……♥」
エマ「いくら学習委員長でも、その命令は聞けないかなぁ〜?せりなちゃん、私のスクールアイドル同好会のお誘いを断ったんだよ?こんなにも私はせりなちゃんのことが大好きなのに、上級生のお誘いを断るのはさすがによくないと思わない?」ハイライトオフ
するとドロシーちゃんまで口を挟んできた。
ドロシー「思いません!!価値観を押し付けてスクールアイドル同好会に強制加入させるとか、ヤンデレ以外の何者でもないですよ!!」
エマ「私はヤンデレじゃないもん!!ただせりなちゃんとスクールアイドルがやりたいだけなのに!!うわあああああああん!!」ボロボロ
もう収拾がつかない!!その時だった。
??「あれあれ〜?エマちゃんはせりなちゃんをいじめているのかな〜?」
ライフデザイン学科3年の近江彼方先輩がやってきた。
エマ「彼方ちゃん!?だってせりなちゃんが入ってくれないんだもん……」
彼方「彼方ちゃんも、大好きな郷くんは強制連行したよ〜?」
エマ「それならせりなちゃんの強制連行、手伝ってくれる?」
終わった。郷までスクールアイドル同好会に強制連行されていたら詰みやな……。
彼方「じゃあせりなちゃん、見学に行こうねー♥」
せりな「いやあああああああああ!!」
結局せりなを奪還することはできなかった。
私「しかし困ったな……ナンシーがやってきたこともそうだけど、スクールアイドル同好会ができて早2日、さあやちゃんに郷、せりなまで巻き込まれちゃってるよ……」
そう。一昨日スクールアイドル同好会が発足したばかりで、近江先輩、ヴェルデ先輩、中須さん、桜坂さん、そしてせつ菜ちゃん(菜々ちゃん)の5人でラブライブ優勝を目指している。だけど現時点でせりなが米沢咲世名義でスクールアイドルを、郷が久遠寺トワ名義で男の娘アイドルをやっていることと、さあやちゃんに中須さんが一目惚れしたことからこの3人に対する勧誘がひどい。桜坂さんがいるのにまだシオンが巻き込まれないの強すぎませんか?
ドロシー「でもあの部活、絶対に一度決裂して廃部になると思う」
私「なんで?」
ドロシー「あの3人がいないとき、せつ菜先輩と、特に中須先輩が争っていることが多いもん。私、ちゃんと自分の目で確かめたよ」
私「それなら確実に鉄道同好会の一人勝ちが目指せそうだね!!」
そんなことをつぶやくと……
??「その気持ち、すごくわかるよ」
私「有佐!?それから鶴岡渉くん……かな?」
有佐ともう1人、鶴岡渉くんがやってきてくれた。
渉「はい。僕が鶴岡渉です」
私「私は音楽科2年の小磯多英子です。鉄道同好会の会計もやってます」
ドロシー「鉄道同好会部員のドロシー・ダビッドソンです」
私「鶴岡くんも入部希望だよね?」
渉「はい。4月16日の入部式には必ず行きますので、小磯先輩よろしくお願いします」
私「私は部長じゃないけど、部長にはまた伝えておくね」
渉「ありがとうございます!!」
これで入部確定部員が1人増えた。新入部員探しの道はまだまだ続くけど、スクールアイドル同好会にナンシーの留学と、まだまだ考えないといけないことが多そうだ。
次回は少しセンシティブな内容を含みます。
ラブライブの企画小説は辞退することにしました。鉄道系でやっているとニュース記事もそういうのや政治系くらいしか出てこなくなるのなんとかしないと……。
【入部確定】
鈴木さあや(普通科1年)
浪速万里(普通科1年)
林梨海(普通科1年)
鶴岡渉(普通科1年)←New!!
【新たなヤンデレ】
エマ・ヴェルデ→丸山せりな
【ナンシー】
虹ヶ咲学園国際交流学科2年。アメリカ・ニューヨークからやってきた留学生。前年度に多英子がニューヨークに留学した際にヤンデレ化し、4月に入り日本に追ってきた。鉄道趣味に対してもやや否定気味。