ラブライブ! 鉄道ファンとスクールアイドルとなかまたち since 2024 作:松浦南北
比奈「ただいまより、定期部会を始めます」
全員「よろしくお願いします!!」
今日は2時間遅れで部会を始めることになった。
比奈「まずは今回のスペシャルゲストとして、先日復活した神領杏奈さんと、同時にデビューした杏子さんをお呼びしました」
理由はスペシャルゲストとしてある2人を迎えたため。
杏奈「おそらくほとんどの人は初めましてかな。この前復活しました神領杏奈です。僕のことをご存じの皆さん、いきなり旧チャンネルをさくらに譲る等、ご心配をおかけして申し訳ありませんでした」
杏子「初めまして。杏奈の彼女の神領杏子です。杏奈とは同い年で別の高校に通っていますが、杏奈が一度引退した際にYouTuberを始めることにしました。よろしくお願いします」
神領杏奈くん、杏子さん。浜松から虹ヶ咲学園まで駆けつけることを決めていたのだ。
ビン「全く……杏奈先輩、心配したんですよ?」
杏奈「ごめんビンくん……」
杏子「あと、会いたかったよシオン」
僕「杏子さん!?なんで僕のこと知ってるの?」
杏子「いつも見ていたからね」
僕「いやまさか見られているとは驚きだよ……」
モリー「私が見ていると言ったときも同じ反応だった気がします……」
万里「チャンネル登録者2万人だとみんな見てるぞ……」
僕「参ったな……」
最近鉄道ファンになったばかりの杏子さんまで僕のことを知っていたのが驚きだ。
鈴乃「それで、今日の議題は?」
比奈「決まっているでしょう?まずは杏奈さん、杏子さんと座談会です」
杏奈・杏子「よろしくお願いします」
比奈「まずは部員とお二人の自己紹介から行きましょうか」
杏奈「そうですね」
こうしてまずは自己紹介を済ませた。
杏奈「しかし、さあやちゃんと梨海ちゃんがさくらと知り合いだったとは思わなかったぞ」
さあや「杏奈先輩も杏子先輩も黙っててごめんなさい」
杏子「でも、さあやも梨海も教えてくれてありがとう」
4月27日生まれでA型の杏奈くんと1月12日生まれでA型の杏子さん、もとい杏子ちゃんは中学からの知り合い。いずれも僕と同い年で、結ヶ丘1年の赤石さくらちゃんとは幼馴染。杏子ちゃんは浜松生まれ・浜松育ちな一方、杏奈くんは袋井市出身で、小学校時代を桑名で過ごして浜松に戻ってきたという過去がある。特に杏奈くんは過去にいじめを受ける、家族との仲も悪いなど、壮絶な人生の持ち主なのだ。
沙奈「あと私と杏子ちゃんが同じ誕生日、血液型だって聞いて驚いたわ」
杏子「私も驚いたよ。しかもさくらまで一緒なんだから」
鈴乃「なんというか、すごい偶然ね……」
杏奈「それ言ったら僕と鈴乃ちゃんもでしょ。あと青山さんとせりなちゃん」
せりな「忘れてた」
僕「もしもーし……」
とりあえず誕生日の話題はここまで。これで読者の皆さんも沙奈の誕生日はわかったね。
杏奈「それはそうと、修学旅行の話題についてみんなから聞きたいな……」
さあや「前行きたくないって言ってませんでした?」
杏奈「うん……でも、修学旅行の楽しい思い出、苦い思い出いろいろあると思うけど、それを既に俺が聞いていること含めてざっくばらんに話してもらって、それで修学旅行に行こうか決めようと思うんだ」
次の話題は杏奈くんの修学旅行。行きたくないって話は部員でも共有されていた。理由は班のメンバーが身勝手すぎるから。だけどあの時の菜々と比奈、および鈴乃は意外と暴走していたからその話をしよう。
比奈「承知しました。ですが一番暴走したのは私と中川生徒会長でしたね」
杏子「そうだったんだ!?」
比奈「はい。シオンのご尊顔の写真を撮りまくってLINEに上げまくりました……」
僕「全く……260枚くらい上がっていて戦慄したぞ……」
鈴乃「私もやったわね……郷に対して」
郷「あれもビビったからね?」
鈴乃「ごめんなさい……」
杏奈「以前聞いたときは比奈ちゃんと鈴乃ちゃんに釘刺したからね」
杏子「ナイスプレイだよ杏奈」
せりな「あとパトリツィアちゃんとおたえと私は音楽科で留学中だったからなかったね」
パトリツィア「特に私は修学旅行があることをを知ったのがこっち来てからだったからネ」
杏奈「学科ごとに違ったのか……」
沙奈「あと私は路面電車も路線バスも乗れないから行きたくなかった1人だけど、生徒会副会長が行きたいって言ってくれたから行くことにしたのよ。意外と楽しかったけどね」
杏奈「意外と楽しい……?」
比奈「杏奈さんどうしたのですか?」
すると杏奈くんから衝撃的な発言があった。
杏奈「俺さ、修学旅行に行こうと思う」
ビン「おっ、杏奈先輩やる気になりましたね」
杏奈「沙奈ちゃんが行きたくないって言っても行ったら楽しかったんでしょ?だったら行かなきゃって思うよ普通」
鈴乃「そのつもりなら私も応援するわよ」
杏子「沙奈が行ったんだったら、私も杏奈を後押しするよ」
万里「なんとかなりそうで良かったです……本当に心配になりましたからね」
杏奈「万里くんもごめん……」
そして全員で拍手を送り、修学旅行の話題は終わり。
比奈「次の話題どうしましょう?」
杏子「でも明後日文化祭だよね」
比奈「はい」
杏子「とりあえずその議題、どんな様子で話し合っているのか気になるよ」
比奈「それならその話題に関して扱いましょうか」
ドロシー「でもレイアウトとかだいたい決まったし、この前9日にリハーサルした時に困ったことだけ挙げていこうか」
有佐「そうだね」
カレン「厳しいこと言っちゃうと、シオンと比奈とせりな、あと陽凪が大ドジを踏みまくったのが気になったわね……」
比奈「それに関しては反省しきりです……」
カナエ「でも模型の破壊とかはなかったから良かったじゃん」
舞子「それを言っちゃあおしまいよ」
モリー「その通りです」
僕と部長の比奈、そしてせりなと陽凪はリハーサルで大ドジを踏みまくった。でもみんなのフォローで模型が壊れた等に至らず済んだ。不注意は本当によくないな……。
おたえ「まあ、機関誌は今年も発行できるからよかったよ」
すずか「あと、Marklinをついにお披露目できますからね」
陽凪「Marklin楽しみ〜!!」
拓「ドジは直そうね」
陽凪「ごめんなさい……」
今回の文化祭は機関誌用意、Marklinのお披露目とどこぞの大学の鉄研より少し規模が小さいくらいにはなった。
比奈「文化祭関連はここまでと。他に部員の何か言い残したことは……」
全員ない。
比奈「最後に杏奈さんと杏子さん、今回の座談会を含む部会はいかがでしたか?まずは杏奈さんの方から」
杏奈「はい。スクールアイドル同好会と同じくらい個性派揃いの部活だと知り驚きました。また何かあればYouTubeやParallelで連絡をくださいね」
比奈「杏子さんは?」
杏子「はい。部会全体の感想というより言い残したことがあって……」
梨海「何かあったんですか?」
杏子「ねえせりな、いや咲世かな?スクールアイドルの復活は考えているの……?」
せりな「えっ!?杏子ちゃん?スクールアイドルの復活?全く考えていないよ。代役の仕事も9人揃った以上なくてよくなったし、作曲の仕事も侑に譲っちゃったし、私はもうお役御免かなって」
杏子「やだ……」ポロポロ
せりな「えっ?」
杏子「私、咲世のことはYouTuberデビューしたときから応援していたの。スクールアイドルデビューした時は尚更だった。それなのに杏奈の最初の引退で咲世までいきなりやめちゃって、杏奈が復活してもスクールアイドルを復活しないだなんて……私にまだ辛い思いをさせる気なんだ!?」ポロポロ
せりな「えっ……杏子ちゃん泣かないで!!」
杏子「じゃあ復活してくれる?今すぐに」
せりな「そう言われても……」
陽和「せりなお姉ちゃん……僕も米沢
陽凪「陽凪も米沢
せりな「全く……陽和と陽凪が言うなら仕方ないね」
杏子「復活してくれるんだね?」
せりな「もちろん」
杏子「ありがとう……」
比奈「なんとなかって良かったですね……」
イオ「いや、杏子サン泣かせている時点でよくないデスガ……」
比奈「とりあえず……部会はこれでおしまいにしましょう。お疲れ様でした〜!!」
こうして部会としてはお開きとなった。
杏奈「そういえば……まだ男子のバスケ部ってやってる?」
僕「あそこのバスケ部は夜8時までやってるよ」
杏奈「それなら今から穂隆に会いに行ってきていい?」
杏子「穂隆って?」
鈴乃「ここの情報処理学科1年の安芸穂隆くんじゃないかしら?もしかして杏奈とお知り合い?」
杏奈「うん。桑名時代の1つ下のレゴ仲間だね」
杏奈くんが鉄道ファンを辞めていた頃にレゴをやっていたことは僕も知っている。まさか当校の安芸穂隆くんがやっていたのは驚きだが。
杏子「他行きたい人いる?」
僕「僕も付き添おうかな」
せりな「私も行くよ」
杏奈「じゃあ行くか」
こうしてこのあとは流れ解散となり、僕たち4人は穂隆くんに会いに行った。やっぱり杏奈くんと穂隆くんが再会して喜んでいたことは印象深かったんだけどね。
次回も部会ネタの見込みです。