ラブライブ! 鉄道ファンとスクールアイドルとなかまたち since 2024   作:松浦南北

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今回から3月。初っ端は部会ネタ。久々に小磯多英子目線で書いてみたいと思います。

今回はあるキャラが厳しい形で恐ろしい処分を下されます。


相次ぐ騒動で鉄道ファン衰退!?
鉄道研究部狂騒曲!! 部員の除名に不参加の部会はパニックだらけ!?


さあや「只今より、定期部会を始めます」

 

全員「よろしくお願いします」

 

2025年3月6日、鉄研部室にて。スクールアイドルグランプリも卒業式も終わったが、今日も定期部会を開催する。

 

しかし……

 

鈴乃「それにしても……比奈とシオンがいないわね」

 

この部活の要ともなっていたシオンと比奈がいないのだ。

 

鈴乃「誰か知っている人はいるかしら?」

 

すると、梨海が重苦しそうに手を挙げる。

 

私「梨海は知ってるんだ……」

 

梨海「うん……比奈ちゃんだけなんだけどね……」

 

相当落ち込んでいる。すると、梨海から衝撃の事実を聞かされた。

 

 

 

 

 

梨海「比奈ちゃんなんですけど……」

 

さらに重そうに口を進めた。

 

 

 

 

梨海「昨日付で、この鉄道研究部を、除名処分になりました……」

 

 

 

 

 

全員「嘘おおおおおおおお!?」

 

 

 

有佐「どうして!?」

 

梨海「火曜日にクラスで土下座を強要したんだって……そうしたら昨日うちのクラスで……」

 

〜※〜

 

栞子「林さん……少々お時間を頂戴してもよろしいでしょうか……?」

 

梨海「どうしたの栞子ちゃん……?」

 

栞子「昨日、澁川比奈さんがクラスメートの山本秋音さんに土下座を強要したとの報告を受けました……」

 

梨海「えっ!?それで……!?」

 

栞子「ええ。その結果、本日付けで澁川さんは鉄道研究部を除名処分となりました……」

 

梨海「風紀委員はどうなったの……?」

 

栞子「委員長を解任された上で、風紀委員としての職務も解かれました。そして、後任は林さん、あなたとのことです……。つきましては、本日中に生徒会室までお越しいただけますでしょうか」

 

梨海「えええええええっ!?」

 

〜※〜

 

梨海「ってことがあったんだ……」

 

まさかの比奈が除名、しかも風紀委員もクビ。委員長の後任が梨海になったなんて……。

 

せりな「比奈は鉄道同好会を立て直した重役者だったのに……」

 

さあや「ごめんなさい……私も黙ってて……」ウルウル

 

万里「さあやも黙ってたのかよ……」

 

さあや「栞子ちゃんから、梨海ちゃんが言うまで口外しないでって……」

 

万里「なんでさあやが知ってたの?」

 

さあや「DiscordをBANできるのが部長の私しかいないって梨海ちゃんが言ったから……!!」ポロポロ

 

梨海「ごめんなさい……本当にごめんなさい……!!」

 

やだ……私まで泣けてきちゃうよ……。

 

その後、部員全員で涙を流して泣いてしまった。

 

〜※〜

 

落ち着いてからのこと。

 

さあや「とりあえず今日はまず、今回除名となった比奈ちゃんについて振り返りましょう」

 

穂隆「シオンちゃんはどうするの?」

 

せりな「比奈の追放の確認のためにDiscord見たときわかったんだけど……『スクールアイドルグランプリと比奈のことがあるので、当面の間部会には参加しません。何卒よろしくお願いします。』だって……」

 

沙奈「シオン姉ちゃん……比奈ちゃんと同じクラスだものね……」

 

さあや「うーん……でもやるしかないよね」

 

ビン「そりゃそうだ」

 

最初は今回除名された比奈についてみんなで振り返る。

 

さあや「まず比奈ちゃんは2023年4月19日に入部したんだよね」

 

せりな「うん。同時に、私と鈴乃とドロシーが入部したよ」

 

ドロシー「その後は特に何もなかったけど、入部直後にバイオリンが弾けなくなったことを受けて5月にせりながチェロを演奏できるように指導したんだよね」

 

郷「そうだね」

 

鈴乃「6月には『お前ら笑うなっ!!』って、自由の森女子学園の迷惑撮り鉄を排除できたんだけど……あの時嫉妬しちゃったのよね私が……」

 

イオ「懐かしいデス」

 

さあや「7月は?」

 

有佐「生徒会長選挙に立候補したけど、ここまでの言動を菜々パイセンが指摘したことで落選したね。原作に合わせたい作者の意図も感じたよ」

 

ビン「おいおいやりすぎだったよあれは……」

 

有佐「うん……」

 

ドロシー「そして8月かな。モリー姉ちゃんが一度イギリスに帰るって言ったとき、比奈も本格的に海外デビューしたよね」

 

鈴乃「そうね」

 

さあや「9月は?」

 

郷「舞子の成績不振で部長交代になった関係で部長になったんだよね」

 

私「その後、私が10月にここ虹ヶ咲に転入してから一気に同好会内の環境が改善していった気がするよ」

 

さあや「そうなんだ!?」

 

私「うん。10月中に鉄道同好会内の同好会ルールも成文化したし、風紀委員に比奈が就任してるでしょ?あと、11月に入って、私人逮捕系YouTuberによる同好会存廃議論を立ち上げたのも比奈だったね」

 

鈴乃「あれは少し腰が抜けたわね」

 

私「あとごめんね……」

 

陽和「何のこと?」

 

有佐「存続の決め手となった一言を放ったのがおたえだったんだ。そうしたらもう同好会はYouTube上で大炎上、そうしたらペナルティでニューヨークに1ヶ月間留学することになったんだ」

 

陽和「あー……」

 

私「あれは有意義だったけど……途中から舞子の留年聞いて、『帰国かほとぼり冷めるまでは部会には参加しません』って言っちゃったのもなんか今思えば反省点だった気がするよ」

 

梨海「今のシオンちゃんと同じことおたえちゃんもやっていたんかい」

 

私「うん。でもまあ、部会もうちのルール上は自由参加だからね」

 

さあや「さて、本題に戻ってその後どうなったか振り返ろうか」

 

渉「そうだね」

 

私「確か、シオンや郷、すずかの転入を機に中部高速鉄道の虎ノ門寮を追い出されて、虎ノ門ヒルズに鈴乃、有佐の3人でシェアハウスするようになったね。同時にスクールアイドルをやめたはず」

 

有佐「懐かしいなぁ。家でも比奈は元気にしてるけどね」

 

郷「良かったよ」

 

私「そして次の4月、風紀委員長として全生徒の名前を覚えろって話になったなぁ……私が反省文になったことも今思えば懐かしい」

 

さあや「あったねそんなこと」

 

鈴乃「その後もライブしたり、夏合宿に参加したり……でもまな先輩の1件はハラハラしたわね……」

 

陽凪「そんなこともあったね」

 

拓「9月にもせつ菜先輩見たら即帰宅だったり、日本全国鬼ごっこだったり……変な鉄道イベントには積極参加してたなぁ……」

 

すずか「比奈がいたから鉄道同好会は救えたし、鉄道研究部にも昇格できたのは確実ですね」

 

沙奈「そして12月、部長交代後に年越し冬合宿に参加したわね」

 

穂隆「僕ももっと早く気づいていればなぁ……」

 

沙奈「そうね……穂隆くんが入部したのそれからだったもんね」

 

穂隆「うん……それで、2月にスクールアイドルグランプリ参加、3月に土下座事件で学校側から鉄研除名……と」

 

ビン「いや真面目に山本秋音先輩ってどういう奴だったんだ……?」

 

せりな「私、アプローチしたことあるんだけど、慇懃無礼な、嫌味を言いまくるタイプで、しかも手帳持ちだとバレた私には『障がい者』とか言って侮辱してくる危険な奴だった。シオンにも比奈にも障がい者呼ばわりしてたからね。元部員の赤池乃愛思い出すし、土下座強要も無理はないよあれは……」

 

さあや「貴重な情報ありがとう。後でこちらから理事の方に報告しておくね」

 

せりな「助かります」

 

しかも私たち全員で頷いた。山本さんにも重たい処分が必要だね。

 

私「でもこれで振り返りできてよかったけど……なんか同好会ルールの除名は『強制退部、部室出禁』だったよね?」

 

さあや「うん。でも山本先輩の特性を踏まえると、この除名の定義には値しないと思う……」

 

梨海「だよね。それに校則では除名の定義に部室出禁が記載されていなかったはず……」

 

有佐「それだったらいい提案があるね」

 

有佐の一言で全員が首を傾げた。

 

有佐「部外協力者として、比奈の部会参加を引き続き認めるとか?部内では除名じゃなくて『強制退部処分』という扱いにして」

 

全員「さんせーい!!」

 

私「うん。無難な選択肢だねそれは。次回以降は部会参加を認めていこうね。シオンのためにもなるし」

 

さあや「そうだね」

 

こうして、比奈の除名後の措置も無事に決めることができた。もう山本秋音はあの頃の舞子を違うベクトルの方向で上回るやべー存在だ。

 

あ、ちなみに今年度の3年生は舞子含めて、この前の3月1日の卒業式で全員卒業できたよ。

 

さあや「次の議題行きたいけれど……スクールアイドルグランプリの振り返りと卒業旅行なんだよね……」

 

せりな「スクールアイドルグランプリの振り返りはパスしたほうがいい」

 

有佐「どうして?」

 

せりな「私が誹謗中傷受けたし、あと比奈も土下座強要の件で失格に……」

 

鈴乃「うん。あれは落ち込んだわね私も」

 

さあや「それに……なんかごめんなさい」

 

梨海「どうして?」

 

さあや「パフォーマンス後に寒気がして帰宅したら、ストレスで熱出しちゃってた……」

 

鈴乃「それは痛いわ……」

 

有佐「うん。振り返りはここまでにしよう」

 

沙奈「そうね……シオン姉ちゃんいないし」

 

というわけで、スクールアイドルグランプリの振り返りはここまで。

 

さあや「あとは卒業旅行だけど……」

 

郷「次回でよくない?だいぶ長引いたし」

 

さあや「そうだね。じゃあ今回の部会はこれで終わり!!」

 

こうして今回の部会はお開きとなった。さあ、私の出番だ。

 

私「それにしても……今回は赤点ゼロか……良かった」

 

今回の学年末試験で赤点対象はいなかった。だけど、さあやと郷が何か言いたそうだ。

 

私「さあやも郷も手を挙げてどうしたの?まずはさあやから」

 

さあや「あのね、私……来年から特進コースに通うことにしました」

 

梨海「やったぁ!!成績良かったもんね」

 

さあや「えへへ、ありがとう」

 

私「郷は?」

 

郷「来年から僕は一般コース格下げです。大学進学は諦めた。就職か、はたまた専門学校目指すことに決めました」

 

万里「あー……」

 

まあ、郷に特進は重かったなって印象は幼馴染としてなんかそんな気がしたからね。

 

私「まあでも、赤点ゼロで良かったね」

 

この一言でみんなで笑い飛ばし、雑談しながら流れ解散となった。それにしてもシオンも比奈も……やっぱり心配だなぁ。




次回からドッキリネタ2部作。リクエスト前倒しも含みます。
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