ラブライブ! 鉄道ファンとスクールアイドルとなかまたち since 2024 作:松浦南北
※モチベーション低下防止の為、リクエストを受けた当初より予定を変更しています。
2024年鉄研合同新歓 新型やくもとあめつちで島根周遊
僕「しかし部長の比奈に外部顧問の由美が『所用で出られません』ってある意味怠慢じゃないですかね」
メイ「いやそれ以前に蓮と咲ノ浜の鉄研も部長欠席だから別にいいだろ」
ビン「姉ちゃんの言う通りだぞシオン」
2024年4月20日9時50分、岡山駅にて。今日は合同新歓で特急やくもの新型に乗ることにした。とりあえず今回のメンバーの内訳を挙げよう。
【参加者一覧】
《虹ヶ咲学園・部員》
鳳来寺シオン(普通科高等部2年、外務担当。僕のこと)
鈴木さあや(普通科高等部1年)
浪速万里(普通科高等部1年)
米女ビン(普通科中等部3年)
計: 4人/21人
《虹ヶ咲学園・部外者》
宮下愛(情報処理学科2年)
天王寺璃奈(情報処理学科1年)
《結ヶ丘女子高等学校・部員》
高橋そまり(音楽科1年、部長)
計: 1人/3人
《咲ノ浜高等学校・部員》
今里夢未(音楽科3年)
計: 1人/3人
《蓮ノ空女学院・部員》
九谷丹姫(1年生)
計: 1人/4人
《蓮ノ空女学院・部外者》
藤島慈(3年生)
安養寺姫芽(1年生)
《その他・部外者》
米女メイ(外苑西中学3年)
若菜四季(外苑西中学3年)
5校合わせて合計13人。とはいえ、うちのところ、顧問と部長がサボりだからなんとも言えない。部長が出るのは結女だけで、鉄研がサボりな部活というレッテルが貼られそうなのは明らかである。
さあや「とりあえずシオンちゃん行こうか」
僕「うん。まだ切符買ってないし」
丹姫「新型やくも楽しみ」
愛「愛さんもだよ」
そういうわけで、切符を買おう。
〜※〜
そして切符を購入し13人で在来線改札をくぐる。向かう先は……おっ、いたいた。
僕「これが273系!!最新鋭はやっぱりときめいちゃうよ!!」
愛「シオン、また愛さんを電車に嫉妬させるの?」
僕「ゴメンナサイ……」
あ、忘れてた。今回は愛さんが一緒だった。
さて、今回乗るのはやくも向け新型特急車273系。最初のプレスを見たときはは明らかな黒塗りの高級車だったけど、結局は高貴なブロンズカラーをまとい営業運転に就くことになった。今回取ったのは当然普通車指定席。自由席がなくなったのは痛すぎる。
とりあえず新歓と題している以上、乗ろう。
〜※〜
乗車後しばらくして列車は発車。合同新歓である以上……
僕「とりあえず、自己紹介していきましょう。鉄研系の部員から先に行います」
自己紹介は欠かせない。
僕「まずは僕から。虹ヶ咲学園普通科2年の鳳来寺シオンです。名古屋市天白区出身で、この春に虹ヶ咲学園に転入してきました。よろしくお願いします」
というわけで次は……さあや、行くか。
さあや「虹ヶ咲学園普通科1年の鈴木さあやです。結ヶ丘を落ちて虹ヶ咲を滑り止めで受験し合格しました。変わり者な経緯の持ち主ですがよろしくお願いします」
万里「えー、虹ヶ咲学園普通科1年の浪速万里です。男子校の上板橋中学から共学化のニュースを聞いてこちらに進学してきました。こう見えてバリバリの男ですが、よろしくお願いします」
今回、万里は女装して参加。後で聞いた話によると万里のお母様がわざわざこの格好で行きなさいと仰ったそうな。
ビン「虹ヶ咲学園普通科中等部3年の米女ビンです。万里と一緒に虹ヶ咲に流れてきました。主に東北の鉄道が大好きで、西の鉄道はあまり詳しくありませんが、よろしくお願いします」
ビンも万里と同様女装参加。メイちゃんの入れ知恵らしい。
そまり「私は高橋そまりよ。結ヶ丘女子高等学校音楽科1年。さあやの幼馴染。無事にさあやが鉄道同好会に入ってくれたから今回参加することにしたわ。ちょっぴり重いかもしれないけど、よろしくね」
丹姫「九谷丹姫。蓮ノ空女学院1年。よろしく」
めぐちゃん「丹姫ちゃんそれだけ〜?めぐちゃん寂しいなぁ……」
丹姫「慈先輩悲しい顔しないで!!話すから!!……コホン。まあ、私は大井川鐵道が憎い。なぜなら、私のおばあちゃんの愛車だった北鉄6000系をまともに使わず廃車に追いやったから。でもこの鉄研に入って、大井川鐵道などへの憎しみを消していけたらいいと思う」
丹姫ちゃんは一瞬敵かと思ったが、憎しみを消したいという目標があるのは素晴らしいのかな?
夢未「はい。咲ノ浜高等学校音楽科3年、今里夢未よ。今年1月から復活した鉄道研究会のメンバー。オタ活を全面規制された空白の4ヶ月間を取り返せるように頑張っていくわ。よろしくね」
咲ノ浜も恐怖のブラック校則の餌食になったところだからね。
とりあえず、部外の参加者の自己紹介を済ませてからのこと。
万里「しかし姫芽ちゃんが一緒とか最悪……」
姫芽「じゃあ解散後は蓮ノ空連行ね♪」
慈「あ、姫芽ちゃんがその気なら、私はシオンをもらっていこうかな♪」
愛「いいや、めぐちには渡さないよ?今回のシオンは愛さんのものだもんねー♥」
ビン「カオスすぎるな……姉ちゃんも鈴乃がいたらああなっていたんだぜ?」
メイ「ああ、わかってる。ビンはああなるんじゃねえぞ」
ビン「おう」
ヤンデレが始まり車内崩壊となる。このまま松江までこのカオスな状況は続いた。
〜※〜
松江着。誰も酔うことなく、ずっとワチャワチャしていた。車上制御式の振り子システムは最強だ。
僕「少し遅いけどお昼にしましょう」
全員「さんせーい!!」
昼に食べるのは、もちろん出雲そば。ウイング団のあっきーがむちゃくちゃおすすめしているし、これで決まりだ。
店内にて。
メイ「そう言えばウイング団も活動休止して久しいな」
四季「まあ、ぼたちゅんさん失っているから……」ウルウル
……やだ。僕、涙が出てきちゃった。ぼたちゅんは書類上の敵でも応援こそしていたから、1人の鉄道仲間を失った身としてものすごく悲しい。
さあや「シオンちゃん泣いてる……」
僕「四季ちゃん、メイちゃんと同じ理由です。ぼたちゅんは裏で応援していたんだもん……」ポロポロ
さあや「またぼたちゅんさんの話は聞かせてね…?」
僕「うん…また追々していこうと思う…」
泣きながら出雲そばをすする僕であった。……でもやっぱり美味しい。
~※~
食事後は松江城に向かう。まだ乗る列車まで1時間以上あるから、見て回って帰ってくる時間はある。
天守閣周辺にて。
メイ「しかし前回ここに来たときを思い出すぜ。あの頃はシオンが大嫌いだったよな」
四季「うん。由美のことを好きになれたのも前回の島根遠征のおかげだよね」
うわ、黒歴史思い出した……。
丹姫「メイさんが大嫌いだったとか言うけど、シオン先輩は何やらかしたの?」
僕「元・駅構内の三脚常習犯なことと、メイちゃんの大好きな、うちの部員の鈴乃と仲良くしていたことで嫌われていたんだ」
丹姫「むしろシオン先輩のそういうところが私は好き」
僕「なんか複雑だなぁ……」
一昨年、由美、鈴乃、ジュリーおよび四季ちゃん、メイちゃんと6人で島根に行ったときもかなりの大波乱だった。あのときはしずくや梨子ちゃん、ウイング団あたりが仲介に入って事なきを得たけど、今回も前回のような大波乱が待っている可能性がなきにしもあらずだ。警戒しなきゃ。
〜※〜
松江城のあと、観光列車あめつちがやってくる時間になった。ここから鳥取まで乗りっぱなしになるから、お手洗いは済ませ、切符を購入し乗り込もう。
14:46に松江を発車。車内では……、
そまり「でもさあやと一緒にここまで来られて嬉しいわ」
さあや「えへへっ、私もだよ」
あそこまで仲睦まじいのはヤンデレが横行している中でもありがたい。
一方、僕はというと……。
僕「しかし愛さんもめぐちゃんも暑苦しいよ……」
愛「何言ってるの?今日は愛さんとめぐちで共同で愛し合うんだよ、愛だけに♪」
めぐちゃん「まだ生意気なままだったら、ユルサナイカラネ?」
僕「それでもタッグを組むなぁ!!」
愛さんとめぐちゃんが暴走しちゃってる。
丹姫「璃奈さんの隣にいると、なんか落ち着く」
璃奈「うん。私も座席が丹姫ちゃんの隣で良かった」
丹姫ちゃんも璃奈ちゃんも、感情こそ顔に出ていないけどすごく楽しそう。
ビン「ところで姉ちゃんも四季も、過去にここに来たって俺初めて聞いたんだが」
メイ「すまんビン……だってシオンや由美のこと、ビンは知らねえと思ったし」
ビン「あの方たちの動画いつも見てるよ!!早く言ってくれよ〜……」
四季「ほんとごめんビンくん……」
ビン「今後行った場所について隠し事は厳禁だからな?」
メイ「わかったよ……」
うわ、ビンも意外と重いんだ……。
そんなこんなで松江の次は安来、米子と停車。米子を過ぎると大山口あたりで海が見えてきた。少し日が傾きかけている今は丁度よい景色だ。そして御来屋駅で停車中にドアが開く。
やはり大山を眺めるのはちょうどいいな。
御来屋発車後、次の停車駅は由良。ここもドアが開くが新規の乗降ができない駅だ。
夢未「確かコナンの街とか言われていたわね」
僕「名探偵コナンの作者ですし」
夢未「またここに部員のみんなを連れて来たいわ♪」
僕「そう言ってくれると嬉しいです」
夢未先輩も喜んでくれた。新歓をあめつちにして良かったね。
〜※〜
そして倉吉、鳥取と停車し、あめつちの旅は終わりだ。時刻は17:51。帰りのスーパーはくとは18:40だから、夜だけ食べることにしよう。
そんなとき、あることに気づく。
僕「あ、しまった」
さあや「どうしたの?」
僕「ギリギリだな東京組の帰宅……」
丹姫「私たちは帰れない……」
姫芽「それなら、今日は万里くんと一緒に寝られるね♪」
万里「最悪やな…」
そう。今日中の帰着が困難であること。
夢未「そうだ。咲ノ浜の研修施設使う?今からでも予約はできるわよ?」
僕「さすが夢未先輩!!お願いできますか?」
夢未「任せて!!」
夢未先輩の一言で咲ノ浜に流れることが決定。まあ、明日帰京後に侑やぽむちゃんに何を言われるかわからないが……。
結局夜は海鮮料理を食べました。鳥取のハタハタも美味しかったなぁ。
〜※〜
そして18時半頃になり、スーパーはくとの券を大阪まで取る。今日は大阪泊だけど、咲ノ浜の施設のおかげで無料で泊まれる。さあ、乗っていこう。今回は当然指定席。
【♪車内チャイム『きなんせ節』♪】
いや万里は西園寺ダンスを踊るなよ。
姫芽「ツマヨウ寺ダンスとして真似してみたい!!」
丹姫「やめたほうがいい」
めぐちゃん「丹姫ちゃんの言う通りだよ」
姫芽「ごめんなさい……」
姫芽ちゃんが悪乗りしたが、丹姫ちゃんとめぐちゃんが止めに入り事なきを得た。
〜※〜
璃奈「なんかさ……」
しばらくして、璃奈ちゃんが口を開く。
愛「どうしたのりなりー?」
璃奈「私、姫芽ちゃんと丹姫ちゃんに会えて本当に良かったと思う。何回かツマヨウ寺さんとオンラインマッチしたことがあるけど、本人に出会えたから、それですごく幸せ」
姫芽「あたしも、リナさんと対戦したことちゃんと覚えているよ。本人と顔合わせできて良かった。本当にありがとね」
璃奈「それから、丹姫ちゃんも、私みたいに感情を顔に出すのがすごく苦手だってわかったの。だけど、ちゃんと気持ちは伝わっていた。私も丹姫ちゃんみたいになってみたいなって思ったんだ」
丹姫「そう言ってくれるとすごく嬉しい。なんとかするときは、私は全力で応援する。思いを伝えるのは難しいけど、璃奈さんなりにできることからちょっとずつが大事。私からはそれだけ」
璃奈「じゃあお互いに頑張っていこうね」
丹姫「もちろん」
全員で笑い飛ばし、そのまま一部は眠ってしまうのであった。
大阪到着後、Osaka Metroに乗り換えて全員で咲ノ浜の研修施設に流れ、1日目は終了。2日目に全員で朝ごはんを作り、食べてからお開きとなった。今回の親睦会が成功したのも、夢未先輩がいたからこそだと思う。またお礼のメールを贈ることにしよう。
ちなみに帰京後、ぽむちゃんや侑にしつこく尋問されたのは言うまでもない。何よりさあやと万里まで巻き込むなっつーの……。
次回はサンライズ瀬戸・出雲で一発。なお、西園寺パロディとなるため今回のように岡山や島根は出てきません。