ラブライブ! 鉄道ファンとスクールアイドルとなかまたち since 2024 作:松浦南北
【超過酷】クイズの不正解者は即脱落!! 地獄の西九州周遊バスツアー!! #1 都内から羽田まででボードクイズ!!
2025年4月3日、東京駅にて。
僕「はいおはようございます」
そうやって由美とせりなに言うと2人が通り過ぎていく。
僕「いやいやいやちょっとこっちこっちこっち、おはようございます」
せりな「おはようございます」
由美「まだ朝8時半じゃねえか」
僕「というわけで東京駅にお集まりいただき誠にありがとうございます」
せりな「なんか今回さ、比奈も今週からボストン転居で不在になってるし、シオンと私、郷やイオまで転学危機、杏奈くんも、シンガポール行きの如何にかかわらず今後私たちや杏奈くん自身を守るために絶縁する流れは確定じゃん?こんな時にここに呼び出されると嫌な予感しかしないんだよね」
僕「え?何の話かな?」
とりあえずせりながキレる前に流そう。
僕「えー、今回は私米沢ますきプレゼンツ、豪華貸切1泊2日バスツアーでございます!!」
ぽかんとする2人。
僕「んで行き先がね、西九州周遊なんですよ。それでね、旅行代理店の方、それから運転手さんの方と綿密にコース考えましたので」
由美「ちょっと待って僕ら3人ですか?」
僕「違います」
そして2人をみんなのもとに連れて行く。
僕「よろしくお願いします!!えー、8時半でございます」
せりな「ちょっと多くない?」
今回の参加者は由美とせりなの他、神領杏奈くん、羽沢進之介(西谷進)くん、米女ビン、唐可可ちゃん、浪速万里、赤石さくらの8人だ。僕を含め全員制服参加。進之介くんだけは男子制服で、それ以外は僕含め女子制服を着用している。
僕「えー、今回はスクールアイドル、鉄道ファンの皆さんに集まっていただいて、今回はもう遠足気分で、皆さんあの形のバスを貸し切っています」
僕が指さしたのは高速バス。
僕「それで皆さん癒されていただければなと思います。それでは駐車場に向かってまいりましょう」
でもなんか可可ちゃんを除き全員テンション低いね……。杏奈くんはバスに興味なし、由美は朝早すぎて眠いということは分かってるが……。
そしてやってきたバスには怪しい垂れ幕をかけてもらった。
僕「それでは乗車していただきますので、ついてきてください」
このときせりなはボソッと言ったらしい。
せりな「嫌な予感しかしないバス」
全員乗車後、黒いブレザーを脱いで赤いジャケットに着替えてみんなの前に現れる。
僕「それでは皆さん、西九州を巡りたいかー!!」
全員「おー!!」
何故か乗り気になった。
僕「大変申し訳ありませんが、こちら米沢ますきチャンネルとなっておりまして、まあタダで周遊を最後までできると思ったら超大間違い。そういうわけなので今回、『クイズに不正解で即脱落 西九州周遊の旅』でございます!!」
ビン「っしゃぁ!!」
万里「やったるでー!!」
杏奈「勝った人が最後まで行けるってこと?」
僕「そうです。もう不正解で即脱落でございます」
杏奈「もうここが潰し合いってことなの?」
僕「はい。もう全員敵です。今回、比奈やスクールアイドルグランプリの件で心ズタボロになりながら私が数週間前よりルート等もご準備させていただいていたことなので。あ、もうネット禁止ね」
由美「はい……」
道中は基本的にネット禁止である。
可可「それってすみれへの連絡もデスカ?」
杏奈「俺だって杏子と連絡したい」
僕「それもダメです。もう米沢ますきチャンネル以外ネット禁止なので」
由美「米沢ますきチャンネルだけいいんだ!?」
僕「はい」
そう言いながら9時になりバスが出発した。
僕「それでは、改めまして自己紹介をさせていただきます。私ゲームマスターの鳳来寺と申します。よろしくお願いいたします」
全員が拍手を送る。
僕「ありがとうございます。これからこの先、バスは羽田空港に向かってまいります。そして飛行機で目的地到着後にバスに乗り換え、さまざまなミッション、クイズを用意させていただきましたので、かな〜り難しいかもしれませんが、皆さんはこのクイズにチャレンジしていただきまして、誰が一番知識持ってるんだと」
全員「うおおおおお!!」
杏奈「絶対に勝ってやる」
僕「バトルロワイヤルでございます」
杏奈「いや弱そうだね〜」
僕「そして、ここから先でインターネットの方は禁止で行きたいと思います。あと、途中で飛行機に乗り換えていただいたり、バスでも一度降りていただいて特定の場所でバスが待っていたりといったこともありますので、よろしくお願いいたします」
ぽむちゃん(上原歩夢)を参加させなかったのもそのため。あの人、長崎でせりなに置き去りにされて相当痛い思いしたって言ってたからね。
僕「そしてだんだんプレイヤーの数が減っていって最後、東京駅に戻ってこられるのは1人だけです」
由美「それってそれ以外は九州やそこにたどり着く前に放置ってことですか?」
僕「当たり前ですよ。そう簡単に九州周遊して東京まで帰ってこられるわけがないじゃないですか」
せりな「そんなぁ……」
ちなみに放置のあとは強制解散の上で、以降完全な自由行動のつもりだ。
僕「そして残った1人のプレイヤーにはこちらです!!じゃじゃん!!」
可可「何デスカそれは?」
僕「豪華ボストンツアーでございます」
せりな・万里・ビン「イェーイ!!」
ちなみにこのボストンツアー、現地の鉄道に親しんだり比奈に会ったりという特典付きだ。
僕「いやいや3人がすごく盛り上がってるんだが」
せりな「やっぱりボストンにいる比奈に会いたいもん。何なら日本に連れ戻したいなぁって」
僕「あー……」
だめだ、せりなが新年度早々ヤンデレ方面に覚醒しちゃった。
そしてバスは首都高速都心環状線の下を通っていく。
僕「それでは、今から参加者の皆さんから自己紹介と、意気込みの方をよろしくお願いいたします。まずはプレイヤーNo. 1 神領杏奈さんです」
今回の参加者は全員、長崎にゆかりのある人だけだ。僕もそうだ。
杏奈「おはようございます。浜松から参戦させてもらいました。こういったイベントに参加した以上は、もう負けませんので」
僕「次はプレイヤーNo. 2 浪速万里こと、若松ちゆさんです」
万里「まあ、鳳来寺さんの幼馴染として恥ずかしい顔は見せたくないです」
僕「続いてプレイヤーNo. 3 唐可可さんです。彼女だけ非鉄枠です」
可可「でも、Liella!の情熱は鉄道より負けないんだって、証明したいデス!!」
うわ、宣戦布告だな。
僕「そしてプレイヤーNo. 4 青山由美こと、スプライン青山さんです」
由美「えー、青山です。今回の参加者の中で最年長、人生23年かけて47都道府県突破済み。優勝してボストンツアーで本格的な海外鉄デビューを目指して頑張っていきたいと思います」
あれ?せりながハイライト消してる。うん、絶対渡さないって目が言ってるよ。
僕「次はプレイヤーNo. 5 赤石さくらこと、神領さくらさんです」
さくら「いくら幼馴染の杏奈くん、いや杏奈がいても、旅の知識で容赦なくノックアウト!!」
さくらが年度入っていきなり変わっちゃったか。ニュートラルに絡んでいたのに、ここ最近ピアノの動画が伸びているもんね。
僕「続いてプレイヤーNo. 6 米女ビンこと、若松杏音くんです」
ビン「最年少ですが、年上の皆さんをなぎ倒し優勝目指して頑張っていきたいので、どうかよろしくお願いいたします」
僕「てかビンだけ今15歳だもんね。他は23歳が1人いる以外16歳か17歳だし」
ビン「はい。文字通りの下剋上してやりますから」
僕「そして、プレイヤーNo. 7 丸山せりなこと、米沢咲世さんです」
せりな「咲世です。国内も海外もいろいろ行って、今では曲もたくさん作っています。もうね、来たからには全員潰して、シオンも、それからボストンにいる比奈も奪っちゃおうかな〜♪どんな手でも乗るよ?いくら杏奈くんがいじめだと判断したからって」
ダメだ、完全にヤンデレモードだ。作者さん適当にカットしておいてください。
僕「最後はプレイヤーNo. 8 羽沢進之介こと、西谷進さんです」
進「まあ、今月から女子制服の試用期間が終わり、また純粋な男子生徒に戻ります。つまり参加者唯一の実質的な黒一点として、頑張ってやっていこうと思います。よろしくお願いいたします」
今回の男子は杏奈くん、西谷さん、万里、ビンの4人だけ。でも西谷くん以外は全員スカートタイプの制服だから西谷さんだけが実質的な黒一点なのだ。
僕「それでは、西九州周遊 ウルトラクイズを始めていきたいと思います。まず、皆さんのお手元にはフリップのほうがあると思いますが、これ早押しではございません。羽田空港まで数問出すのですが、間違えた時点で、長崎行きの飛行機に乗ることはできなくなります」
由美「は?間違えたらダメ?」
僕「はい。正解し続けないと、旅を続けることができません」
可可「1問でもダメデスカ?」
僕「1問でもダメです」
さあ、始めていこう。
僕「それでは、第1問。1954年に初の国際線を運航した、日本最古の国際空港はどこでしょう?」
それぞれが答えを書く。
僕「早速難しいけど……行けるかな?」
そろそろ全員回答が書けたようだ。
僕「それでは皆さん、解答オープン!!」
全員がフリップを表に向ける。すると……
僕「なんか杏奈くん自信なさそうだけど……」
杏奈「当たり前だ。俺飛行機興味ないし」
それでも杏奈くんは「羽田」と書いている。他もみんな『羽田』『羽田空港』と書いていて、せりなのみ『東京国際空港』と書いていた。
由美「みんな一緒じゃないか……」
僕「それでは正解行きます。正解は……羽田空港・東京国際空港でした!!」
杏奈「俺はどうなるんだよ」
僕「杏奈くんも正解で行こう」
羽田のみでも羽田空港って意味になるからねー。
僕「それでは第2問。羽田空港から大阪空港を結ぶ日本航空の航空路線のうち、現在欠番になっているのは123便と、もう1つは何便でしょう?」
全員が書けたところで……
僕「それでは皆さん、解答オープン!!」
全員がフリップを表に向ける。すると……
さくら「ギャハハハwww」
せりな「あれ?wあれ?w」
おいおいマジでさくらとせりないい加減にしろよ……。これじゃあ僕と杏奈くんの関係も企画終了で切れちゃう……!!
僕「でもこれ杏奈くんと2人で九州周遊する可能性出ましたね」
杏奈「それもなんか嫌だ」
僕「ちなみに正解は……122便でした。日航機墜落事故で123便が欠番、その復路の122便も欠番です」
杏奈「まじかよオイ」
僕「この第2問目で、最初の脱落者が決定いたしました」
僕「杏奈くん、短い間でしたがありがとうございました。でも楽しかったです。まあ、これフリではありません。ガチで終わりなので」
由美「まだ9時半だぞ?」
杏奈「俺朝一番の新幹線で来てんだよ!!」
そんなこんなでバスは羽田空港第1ターミナルに到着した。荷物を降ろしたところでとりあえず参加者には待っててもらい、8人分のチケットを取る。
僕「今からチケットを渡します」
杏奈くんには現金2万円の入った封筒とともに使用済みのダミーチケットを渡す。
杏奈「俺にもチケット?金一封とともに?」
僕「さてね……フフフ」
杏奈「含み笑いするなよ……」
杏奈くんは警戒して一番後ろに並んでしまう。そして杏奈くんがチケットをかざすと……
♪ピローン
改札機「下がって、もう一度タッチしてください」
杏奈「脱落者がこれとか詐欺だろ……」
僕「杏奈くん杏奈くん!!」
杏奈「ん?」
僕「やっぱり飛行機より新幹線派かな?」
杏奈「うるせえよw」
こうして杏奈くんは出発ターミナルの搭乗ゲート前で置き去りとなり解散へ。このあと杏奈くんは横浜で用事のあった杏子ちゃんと一緒に空港デートに行ったそうです。
そして出発ロビーにて用を足してからのこと。
僕「ちなみに今回は皆さん敵なので、杏奈くんのようにガチで置き去りにします」
参加者全員が身震いした。
これはまだ序の口。僕たちの旅はまだまだ続く……。
次回に続きます。
ちなみにバスツアーが終わったら養老鉄道ネタの予定。その後秘境駅対決、部会に相次いで乱入する新入生、近鉄ネタ、入部式、といった感じで続きます。