ラブライブ! 鉄道ファンとスクールアイドルとなかまたち since 2024 作:松浦南北
あれから無事にJAL607便に搭乗し無事に離陸、2時間かけて長崎空港に到着した。
到着後はお昼にちゃんぽんや皿うどん、五島うどんなどを8人で食べる。ここからが本当のバトルロワイヤルの始まりだからね。
食事後は僕の奢り。さすがにツアー参加者に負担させるのはヤバい。そして、次のツアーバスに乗り換えていこう。乗車後直ちに長崎空港を出発。この時点で14時だ。
僕「はい、皆様お待たせ致しました。バスはこれから諫早市、そして長崎市内に向かって参ります。皆さんにとってゆかりの地だと思いますが、ここでまたまたクイズです」
全員「はい」
僕「そろそろ橋を渡り終える頃です。ここで皆さん目隠しをしていただきます」
全員「え〜?」
僕「そして、ある場所で皆さんを放置致します」
進「バスを降ろされるんですか?」
僕「はい。そして長崎県の代表駅である、長崎駅を目指していただきたいと思います」
万里「ほう」
僕「長崎駅に、一番遅く着いてしまった人が、ドボン」
由美・せりな「うぉっ……」
僕「脱落になります。このため1人必ず脱落してしまいます」
可可「そんな……」
僕「まあ何パターンか行き方があるので、自分がまずどこにいるのかってのを把握するところからスタートしていただきまして、まあ時刻表を調べるのも禁止なので」
ビン・さくら「うわ……」
僕「そして今回、非鉄枠の可可ちゃんを除き、スマホの地図を見るのも禁止です」
進「大変だぁ……」
僕「そういう風に自分がどこにいるか把握するのも禁止で、長崎駅まで」
由美「人に聞くのはOKですよね?」
僕「問題ありません」
今回のこの置き去りミッション、可可ちゃんとせりなには確実に有利に働く。せりなもコミュ力お化けだからね〜。
僕「そろそろ橋を渡り終えましたので、アイマスクのほうを配布いたします」
そして全員にアイマスクを配布し参加者一同は装着する。
僕「あっ、野生のちんすこうが!!」
由美「え、どこどこ!?」
僕「はい騙されたー♪」
由美「おい!!」
バスはサンセット通りを南下し、国道34号に入っていく。
さくら「ちょっと今カーブ曲がったかな」
進「そんな気がするね」
そんなこんなでバスは左折。
僕「そろそろバスは置き去り地点に、皆さんをご案内できる予定でございます」
可可「おっ!!やってやりマス!!」
到着後のこと。
僕「それでは皆様、目隠しを取ってください!!」
さくら「明るい……」
万里「俺が母ちゃんのお腹から出てきたときみたいな明るさだ」
せりな「てかどこ!?」
進「周り田んぼしかないぞ」
ビン「ホントだ!!」
由美「てかここ駐車禁止じゃないんですか?」
僕「問題のないところに停めてあります」
そして全員がバスを下車したところで僕だけ残った上でドアを閉め、バスを発車してもらった。
僕「さて、皆さんを放置した場所ですが、長崎県大村市でございます。その中でも大村線の岩松駅から、徒歩5分のところに放置させていただきました。まあ、位置が位置なだけに長崎県だということは分かると思いますが、この岩松駅付近、近くにバス停があるというのと、それを除いても諫早駅までで大村線と西九州新幹線があることと、諫早駅から長崎駅までも市布ルート、長与ルート、新幹線ルートが存在します。これらを組み合わせてどのルートが一番適切なのかと、新幹線を使うのか否か、このあたりがポイントになってくると思います。それでは解説も疲れたのでおやすみなさ~い」
まあ、目隠しをして長崎駅までお昼寝でもしよう。
【さくら side】
よく車を見てみたら、長崎ナンバーばかり。これは当たり前。まあ、このあたりまで来て山の方に駅とかなさそうだから反対方向に歩いていこう。
……ってあれ?バス停がある。現時刻は14:24だから……
私「しばらく待ってたら来るね」
14:28のバスに乗り込むことにした。長崎空港行きだけど、おそらく近くの駅まで連れてってくれると思う。
ビン「ってさくら先輩はそっちですかね?」
気がついたらビンくんと万里くんが対岸のバス停に立っていた。
私「そうだよ。たとえビンくんや万里くんでも、ノックアウトしちゃうんだからね?」
万里「俺だってさくらには負けないよ?」
ビン「醜い争いが始まっちゃった……」
【さくら side out】
【由美 side】
俺「とりあえずこの広い道行けば案内板出るっしょ」
そう言って俺は歩き進める。しかし……
俺「いや出ないじゃないか……」
案内板は出ない。そしたら公園が見えてきた。そして……
俺「なんか開けてる。こっち行くか」
行き止まりの交差点見つけていたほうが早いかもと思い、こちらに流れる。そして分かれ道だが……
あの高架橋は遠いから、逆行こう。変なことになりそう。そして歩き進めると……
俺「おっ、あったあった」
緑色の岩松駅の看板が。とりあえず用を足してから向かっていこう。すると……
進「あれ?青山さんもいるんだ」
俺「西谷さんもそのルートか」
進「そうだよー」
西谷さんがいた。そして……
可可「見つけたデス」
せりな「私もだよ」
4人が揃ってしまった。
俺「うーん……俺は先来たやつ乗るよ」
可可「可可は進サンの方についていきます」
進「まあ、俺も諫早方面だ」
せりな「私は無難に諫早方面行くよ」
しばらくするとやってきたのは諫早行YC1系。
進「よし乗るぞ」
こうして俺たち4人は諫早方面に向かっていくのだった。
【由美 side out】
【万里 side】
バスは7分遅れで到着し、そのまま乗り込んでいく。大村駅前には14:47に到着したが……
万里「あの佐世保行き乗るぞ」
ビン「I do, too」
佐世保方面のシーサイドライナーに乗り込んだ。これ乗ったら新大村方面に行けそうだ。
新大村下車後、15時09分発の長崎行き新幹線に乗り換える。これで俺とビンは安泰だ。
【万里 side out】
【さくら side】
私はただ1人バスに揺られ諫早駅まで向かう。到着は14時49分と9分遅れになった。
一番早く乗れるのは14時58分の普通列車だけど、まあ9分あるからお手洗いと飲み物補充だけでもしよう。その間に……
私「行っちゃった……」
なんと、長崎方面の列車は去っていた。バスがないか確認しなきゃ。
あっ、15時13分の高速バスがあった。これ乗ろう。あとは安泰だね〜。
【さくら side out】
【進 side】
青山さん、米沢さんと解散になったあと、俺と可可様は揃ってシーサイドライナーを待つことにした。
可可「15時38分だと負ける可能性大デスネ……」
俺「その場合は可可様を優先させたいな……」
可可「ありがとうございマス」
そして15時38分のシーサイドライナー長崎行きに乗り込み、あとは安泰としよう。
【進 side out】
【由美 side】
俺とせりなは、西谷さんたちと解散後直ちに西九州新幹線に乗り込む。
せりな「15時16分。本当にあの2人バカだねーw」
俺「おいおい蹴落とす気満々だろ……」
せりな「比奈に会うためなら何だって容赦しないよ?ボストンツアーは絶対そのあたり配慮してくれてるもん」
俺「うーん……」
そして、乗り込んだ新幹線には……
万里「どうやって来たの?」
俺「岩松駅まで歩いた」
ビン「それか。俺たちは大村駅までバス乗ったからなー」
せりな「理解」
万里とビンがいた。そして4人で長崎駅に向かい……
シオン「よく頑張りました」
シオンはすでに先着していた。この時点で15時30分だった。
30分後、さくらが現れた。
シオン「ということは西谷さんか可可ちゃん、あるいは両方がドボンですね」
俺「うわ……ひどいと一気に2人削られるんだ……」
シオン「はい」
2人置き去りがアリだとは……。
【由美 side out】
【可可 side】
とりあえず到着は16時07分。すると……
進「なんでや!!」
可可「終わったデス……」
他の5人とシオンサンがすでに着いていマシタ。というかさくら、笑いすぎデス。
【可可 side out】
全員が揃ったため、脱落者を発表しよう。
僕「さて、この長崎駅到着クイズ、脱落者は……羽沢さんと可可さんです」
僕「とりあえず、お金は渡すのでこれで帰ってきてください」
可可「わかりマシタ……」
こうして2人に現金7万円ずつを手渡して、2人以外はバスに乗り込み、長崎駅を後にした。
万里「お疲れ様でしたー」
ビン「また今度〜」
こうして合計3人を削ったバスツアー。次は誰が脱落するのだろうか……?
次回に続きます。