ラブライブ! 鉄道ファンとスクールアイドルとなかまたち since 2024 作:松浦南北
僕「えー、本日のゲストは青山由美さんと丸山せりなさんでございます。よろしくお願いします」
由美・せりな「お願いします」
僕「えー、鳳来寺の部屋ということでね。えー、バスは福岡空港の方に向かってまいります。ここで最終決戦です。東京戻りたいか!!」
由美・せりな「おー!!」
せりな「比奈に会うためなら」
由美「俺だってここまで乗り越えたから」
僕「情熱は残っております。豪華ボストンツアーまで、あと1人。ここからなのです。もう1つ、蹴落とし合いをしていただきます。最後は、サドンデスマッチとなります。まず、福岡空港到着後、謎解きの紙をこちらから渡し、目的地に到達していただきます。そこで腹ごしらえを行い、最後の早押しクイズを行います」
由美「昼食べた?山浦PAで」
せりな「焼き芋だけ」
由美「俺も飲み物しか飲めてねぇ……」
僕「それなら今回の昼食チャンスとなります」
せりな「そうだね」
僕「さて、早押しクイズのルールは追々説明いたしますが、残念ながらここで負けてしまった方は、帰りの羽田行きの飛行機に乗ることができません。現金を渡すので、成田やセントレア行きの飛行機に乗るか、博多駅まで地下鉄で戻って新幹線あたりで帰ってください。東京行く資格なしと」
せりな「いやいや帰り新幹線だと私東京駅通っちゃうけど」
僕「品川駅や新横浜駅あたりで下車しちゃってください。あくまでも、東京駅にたどり着くことができるのは1人だけです」
これで心の準備は全員できた。
僕「それでは、そろそろバスが福岡空港に到着いたします。最終決戦、始めていきましょう」
由美・せりな「おー!!」
バス下車後、直ちに謎解きの紙をそれぞれに渡す。
僕「紙に謎解きの問題を書きました。まずはその答えの場所に向かってください。到着が早いほうに、ボーナスで3点を与えます。この3点は、早押しクイズに影響します」
由美・せりな「わかりました」
とりあえず僕もそこに向かっていこう。バスは去っていった。2日間ありがとうございました。
【由美 side】
渡された謎解きの紙の中身をみてみよう。
確定。あのラーメン滑走路内の一風堂で今年の1月1日、ビンとラーメンを食べたんだよな。行こう。
そしてただひたすらにその一風堂に向かうことにしよう。オーソドックスなエスカレーターで車椅子やベビーカーにも迷惑しないほうがいいね、
【由美 side out】
【せりな side】
渡された謎解きの紙の中身を見ると……
城?でも風って言っているから……博多と言われればラーメンだし……。一風堂?
私「そうだ、案内所で聞いてみよう」
そう呟き、案内所に向かう。
私「あのー、すみません」
案内人「はい!?」
私「一風堂は何階にございますでしょうか?」
案内人「エレベーターで3階に上がっていただけると到着いたします」
私「ありがとうございます」
よし、それじゃあエレベーターで向かっていこう。
〜※〜
そしてエレベーターで一風堂に向かう私。一番乗りだった。その後、由美が数十秒くらい遅れてきた。
由美「遅かった……」
私「やったぁ!!」
そしてシオンもさらに十数分くらい遅れてきた。
【せりな side out】
せりな「遅いよシオン」
僕「ごめんごめんお手洗い行ってたら遅れちゃった」
由美「もしもーし……」
こうして全員揃ったので3人でラーメンを食べよう。一風堂の博多豚骨は外しがないよね〜。
ごちそうさまでした。さて、早押しクイズの会場であるスカイデッキに向かおう。
僕「それでは、最終決戦の早押しクイズです。現在、丸山さんは、謎解き試練のボーナスで3点、青山さんは0点。この早押しクイズは、1問正解につき、1点。8点先取りで勝利となります」
ピンポン
僕「青山さん、あっ違う違う」
気を取り直して行こう。
僕「塔のへつりがある都道府県の名前を……」
ピンポン
僕「青山さん」
由美「福島県」
ピンポンピンポンピンポン
僕「福島県正解です」
次の問題。
僕「ラピッドKLのアンパン線、スリ・プタリン線、クラナ・ジャヤ線のうち鉄輪式リニアで……」
ピンポン
僕「はい青山さん」
由美「クラナ・ジャヤ線」
ピンポンピンポンピンポン
僕「正解ですクラナ・ジャヤ線」
次の問題。
僕「札幌とミュンヘン、より北に位置しているのは……」
ピンポン
僕「丸山さん」
せりな「札幌!!」
ブー
由美「やった!!」
次も見ていこう。
僕「台湾のナイアガラとも呼ばれる滝の名前を……」
ピンポン
僕「はい丸山さん」
せりな「十分瀑布」
ピンポンピンポンピンポン
僕「十分瀑布正解です」
といった感じでやっているが、どちらかと言うと由美のほうが優勢で、謎解きに遅れて到着したペナルティをも物ともしない。
僕「現在、青山さんが7点でリーチ、丸山さんが6点。シビれる接戦でございます」
次の問題に移ろう。
僕「武豊線において、電化される直前に使用されていた2エンジンの気動車の形式名を……」
ピンポン
僕「丸山さん」
せりな「キハ75」
ピンポンピンポンピンポン
僕「正解ですキハ75。電化される直前に使用されていた2エンジンの気動車の形式名を答えなさい、キハ75で正解ですおめでとうございます」
せりな「やったぁ!!」
僕「では、泣いても笑っても、次が最終問題です。この問題は、不正解の場合問題こそ続きますが、不正解者は解答権を失います」
これまでは不正解で相手に点数が入るシステムだったが、最終問題だから派手に行こう。果たして勝つのはどっちだ……?
僕「最終問題。バンクーバー・スカイトレイン、トロントのスカボロー線、デトロイト・ピープルムーバー……」
ピンポン
僕「青山さん」
由美「UTDC社のICTS Mark I車両の走行経験がある」
ブー!!
僕「不正解。この問題には続きがありますが、青山さんにはもう解答権はありません」
由美「そんなぁ!!」
僕「バンクーバー・スカイトレイン、トロントのスカボロー線、デトロイト・ピープルムーバー、この3つの路線はいずれも、鉄輪式リニアのUTDC社のICTS Mark I車両を使用しているという共通点がありますが、1つだけ既に廃止された路線です。それはどれか、答えなさい」
ピンポン
僕「丸山さん」
せりな「スカボロー線!!」
僕「………スカボロー線正解です!!」
ピンポンピンポンピンポン!!
せりな「やったぁ優勝だぁ!!」
僕「丸山さんおめでとうございます!!西九州周遊バスツアー、東京駅に帰着できるのは、丸山せりなさんです!!おめでとうございます!!」
僕「一番緊張していたのは実は僕。問題どれ行こうって考えてたからね」
由美「あー……」
僕「あと青山さんめちゃくちゃ惜しかった。由美なら答えられる問題にもしたけど、まさかせりながあっさり答えてくるとはね……」
由美「真面目にありゃ能ある鷹は爪を隠すだよ……」
僕「ホントその通りだよ」
せりな「音楽に限らず、鉄道知識もピカイチ目指さなきゃ、私的には埒が明かないんだよね〜♪」
しまった。せりな、今回のさくらより危険だった。
僕「まあ、一喜一憂しているところ申し訳ありませんが、帰りの飛行機のチケットと、青山さんには現金4万円を、丸山さんには豪華ボストンツアーの入ったこの袋をお渡しいたします」
実はお手洗いに行くと同時に、チケットも取っていたのだ。もちろん由美には行きの杏奈くんと同様に使用済みのダミーチケットを現金とともに渡す。
そして僕とせりなはゲートを通り、由美は通行止めとなって解散となる。
由美「今回はお疲れ様!!」
せりな「じゃあねー!!」
僕「お疲れ様でした〜!!」
なんか、別れ方がこれまでの6人とは違う感じになったね。
そして帰りの飛行機は16時45分発のJAL322便となったが……
帰りの飛行機ではせりなから長崎観光の件でむちゃくちゃ尋問されました。まあ、2人きりになったからね、しょうがないね。
ちなみに由美は僕らを見送ってから新幹線で名古屋に帰ったそうです。
18時35分の到着後、東京駅には19時20分に到着した。ここからはネット解禁だ。とりあえずLINEやパラレルを見ると……
僕「杏奈くん、家族についてシンガポールに行くことと、僕らとの絶縁検討はやめたって」
せりな「どうして?」
僕「日本でやり残したことが多いかららしい。311系もそろそろ引退だから分かるかも」
せりな「なんか複雑……」
僕「わかる」
せりな「じゃあ、ボストンツアーで比奈を取り返せるようにしようね!!」
僕「もちろん!!」
そして、そろそろ締めよう。
せりな「でも今回のツアー、これまで書かれた旅行企画の中でも相当過酷だったね……」
僕「うん。これで僕ら転学処分になったら危険だなって思うけど……」
せりな「あー……」
僕「でもこれほとんど米沢ますきチャンネルだね。僕とせりなしかいない時点で」
せりな「うん」
僕「結局せりなが知識を持ってたと」
せりな「そうだね」
僕「そして今回、2つのバス会社さんを含む多大な方々の協力のもと、今回の2日間のツアーが実施できたということで、こちらからメールをお送りしたいと思います」
せりな「それがいいと思う。私も、途中で脱落した杏奈くん、西谷さん、可可ちゃん、さくらちゃん、万里、ビン、そして由美にはLINEやパラレル、Discordで感謝のメッセージを送るよ」
僕「そうだね。それじゃあ今回は解散にしましょう」
2人「お疲れ様でした〜!!」
こうして今回はお開きとなったのだが……
まあ、今年度もみんな忙しくなるかもね。ボストンツアーの準備も始めていこう。
せりなちゃん優勝おめでとう!!
次は実体験ベースの養老鉄道ネタとします。
【追記】
由美の裏側ストーリーを以下に書いてみた。第三者目線です。
転記元(自作品): https://novelcake.net/works/novelcake/?mode=NovelJump&USER=NCUN2539PN&NO=272
由美「なんで8時半とかに呼ばれるんだよ……」
そう言いながら2025年4月3日朝6時20分の名古屋駅新幹線ホームに現れた由美。6時37分ののぞみ268号に乗り込み、そのまま発車した。
由美「とりあえずサンドイッチとカニカマと野菜ジュースと……」
車内では前日に買ってあった朝食を軽く取ったが、その後胃もたれに苦しんだという。
東京到着後、珍しく元気のないせりなと合流し、シオンのいる場所に向かっていった。
由美は福岡空港で最終決戦でせりなと争い、あと一歩のところで敗北。それでも今回の由美に悔いはない。
16:45になりシオンとせりなの乗った飛行機JAL322便が出発する。
由美「最後は悔しかったけど……楽しい2日間だったよ」
そう言って由美は2人の乗った飛行機の離陸を見届けていった。
由美「さ、帰りに駅弁買って名古屋まで帰ろ」
そして由美は博多駅まで戻り、17時36分の博多始発ののぞみ56号で、1人で買った黒豚めんたい弁当を食べ、晩酌もしながら名古屋の自宅まで帰っていくのであった。
由美「まあ、東京まで戻ってたら俺不利だったかもね。あと、GWの飛行機での松山行きも決め打ちだ!!」