ラブライブ! 鉄道ファンとスクールアイドルとなかまたち since 2024 作:松浦南北
2025年4月10日のこと。
誠一「お姉ちゃんみつけたよ〜!!」
さあや「だから誠一は抱きつくなぁ!!」
早速部室に行ったらさあやが新入生の鈴木誠一くんに抱きつかれていた。
私「あなたが誠一くんかな?」
誠一「はい」
私「普通科1年、鉄研副部長の小川有佐です。初めまして」
誠一「音楽科中等部1年の鈴木誠一です。さあやお姉ちゃんの弟です。よろしくお願いします有佐先輩」
さあや「ちょっと待って有佐ちゃん、知ってるの?」
有佐「かすみちゃんから聞いた」
さあや「あのバカスカスめ……まあいいけど」
誠一「かすみ先輩もなんか強引な点あるよね」
さあや「うん。正直言ってここ最近の誠一よりひどい」
誠一「なんかごめんなさい。てかかすみ先輩のイタズラ僕よりひどいんだ!?」
さあや「そうだね。1年のときは普通科一般コースでクラス一緒だったけど、2年に上がって私だけ普通科特進コースに昇格になったから、この前のオリエンテーションあたりからちょっかいの出され方がひどくなってきた。有佐ちゃんも誠一もあの中須かすみちゃんのことは警戒しなきゃダメだよ?」
私「もちろん」
誠一「約束するよ」
まあ、かすみちゃんに聞かれていないといいね。噂によるとさあやに対してはヤンデレだから警戒しなきゃ。
しばらくすると次に入ってきたのはシオンともう1人。
シオン「あれ?こんにちは、その男の子は……」
誠一「鈴木誠一です。さあやお姉ちゃんの弟です」
シオン「普通科3年の鳳来寺シオンと言います」
誠一「もしかして元・鉄道系YouTuberの鳳来寺さんですか?」
シオン「そうだよー♪今は米沢ますきチャンネルに移行したけど」
誠一「僕いつも見てます。新チャンネル移行したときすごく心配しましたよ?」
シオン「いつも見ていてくれてありがとね」
誠一「えへへ」
私「それで、そっちの子は?」
ナギ「外苑東中学からこちらに来ました、普通科1年の鳳来寺ナギと言います。シオン姉ちゃんの弟です。この前YouTuber上石見としてデビューしました」
私「普通科1年の小川有佐です。よろしくね、ナギくん」
ナギ「有佐ちゃんよろしくね」
誠一くんは普通のスラックスタイプだけど、ナギくんはスカートタイプを着用している。
さあや「鈴木さあやです。普通科2年で、この鉄研の現部長です。よろしくね」
ナギ「よろしくお願いします、さあや先輩」
私「ところで、ナギくんは外苑東に通っていたって聞いたけど、どういう感じで入ったの?」
ナギ「まず姉ちゃんがYouTuberデビューしたとき、僕は都内の中学受験を父ちゃん母ちゃんから勧められたんだ。姉ちゃんもYouTuber活動優先で邪魔しなかったから、無事に合格。そしたら両親が海外転勤になった中で姉ちゃんも名古屋から東京に来たし、最初それと同時に共学化テスト生に応募したけど脱落。それならもう今回受けちゃえってことで受けたらあっさり合格したからこっち来たんだ。それに僕、ここのスカートタイプの制服とか着たかったし、姉ちゃんとお揃いなの、すごく嬉しいよ」
誠一「理解しました」
すると、今度は鈴乃、せりながもう1人入部希望者を連れてやってきた。
鈴乃「聞いちゃったわよシオン、弟さんがいて、しかも入部希望だなんて」
せりな「そうだよ。部員間での隠し事は厳禁だって約束だったよね?そういう私も人のこと言っていられないけど……」
シオン「ごめんなさい……それで、その子は?」
鈴乃「丸山まさとくん。せりなの弟だって」
まさと「初めまして、国際交流学科2年の丸山まさとです。ドイツから短期留学に来ました」
せりなの弟がドイツから短期留学……ってええっ!?
私「はい!?短期留学!?ねえせりな、どういうこと?」
せりな「シオンと比奈にしか教えていないんだけど、私の家族は、私の虹ヶ咲進学のときからずっとドイツのニュルンベルクに住んでるの。それで日本で私に会いたいってことで留学の形でこっちにまさとが来たってわけ」
鈴乃「私も嫉妬しちゃったわ。こんなにも可愛い弟をせりなが持っていたなんて……」
せりな「ごめんなさい」
せりなも虹ヶ咲に来た背景はシオンとある程度同じだったわけか。それが今だとチート級音楽家、ヤンデレ、コミュ力おばけ……本当に恐ろしい子になっちゃったね。まさとパイセンともなんか対照的だ。
すると他に2人、新入部員が現れた。ビンが連れてきてくれた。
??「鉄研部室はここかな?」
ビン「はい」
??「失礼します」
さあや「どぞー」
新入部員は女の子2人。2人ともこの前のオリエンテーションでやってきてくれた人。1人は東雲らなさん。
らな「有佐先輩お久しぶりです」
私「らなさんこんにちは」
らな「私、演劇部と迷ったんですけどやっぱりこっちに入部したいです……」
私「やったぁ!!ありがとうございます」
らなさんは普通科の中等部1年生。演劇部と迷った結果こっちにするつもりとのことだ。
さあや「あと、そのかちゃんかな?来てくれたんだね」
そのか「はい。さあや先輩こんにちは」
もう1人は山崎そのかさん。国際交流学科の1年生。スクールアイドル同好会とまだ迷っているらしい。
そのか「全く……ビンったら私の名前を忘れるなんてひどいわ!!」
ビン「ほんとごめんなさい!!」
そのか「むー……」
ビンは忘れちゃダメだよぉ……。
でも、今年の入部希望者も全員個性的だ。さあやの弟でイタズラ好きの鈴木誠一くん(中1・音楽科)、演劇部にも興味がある東雲らなさん(中1・普通科)、シオンの弟で女装している鳳来寺ナギくん(高1・普通科)、スクールアイドルにも憧れている山崎そのかさん(高1・国際交流学科)、せりなの弟でドイツからの留学生の丸山まさとパイセン(高2・国際交流学科)。
うーん……どの人も抜けない要素だね。
これ以降、しばらくしても誰も新たに押しかける既存部員や入部希望者はいなかった。今日は木曜だけど実質的に部会がお休みだし、何より今日来た子は見学済みか部員の弟たちだもんね。
さあや「そうだ!!」
シオン「どうしたのさあや?」
さあや「まさとくんもナギくんも、そのかさんも誠一もらなさんも、来週木曜日に入部式だけど来てくれるかな?」
5人「もちろん!!」
シオン「よかった。僕のナギが入ってくr……」
せりな「行き過ぎた浮気はダメだからね?」
シオン「……はい」
まさと「お姉ちゃんが変わっちゃった……」
ナギ「せりな先輩怖い……」
こうして5人とも入部式に来てくれることになったが、せりながまぁた大暴走しているのは何とかしたいね……。
次回は近鉄ネタ。それが終わったら入部式に入っていきます。ちなみに本年度の新歓は中止の見込み。