「そうだ、勉強会しよう」
「明久。”そうだ、京都行こう”みたいに言われてもなぁ」
そんな訳で。僕、明久は勉強会の企画を練っていた。
「やる日は三日後の日曜日だとして、参加メンバーは僕の希望だと霧島夫妻「殴るぞ」…土屋夫妻「………」…木下姉妹「待つのじゃ。ワシはおとk」あと!久保くん辺りかな?」
何か横槍が入ってくる。何でだろう?僕は事実を言っただけなのに。
「はぁ、何でそういう所は変わらないんだろうな…」
「右に同じじゃ」
「俺も同意見」
彼らの言葉をBGMにして、計画を練る僕。気づいたら雄二たちは雄二たちで計画を練っていた。
「で、どうする」
「僕は三日後の日曜日に集まりたいと思うんだけれど」
「何処でだ?」
「霧島さーん!」
「…何?」
「日曜日に勉強会をしたくて。霧島さんの家に集合して勉強したいんだけど、良いかな?」
「構わない。でも、それなら土曜日に集まって泊まりがけにしたら?」
「え、良いの?」
「大丈夫。家族が外出するから」
これは思わぬ収穫。
「ありがとう。じゃあ参加メンバーに声でもかけてくる」
「みんなオッケーだってさ」
「そうか。じゃあ俺たちで何か飲み物とか食べ物とか買ってくか」
「そうじゃの」
「さて、もうすぐ授業始まるし、また後で」
僕たちはお互いに席に戻った。
そして土曜日。
「あれ?もう土曜日か」
僕は何か早い気がする時間に驚く。…ま、良いか。僕は着替えて荷物を持ち、霧島さんの家へ向かった。場所?二年生の時に知ってますけど何か?
「吉井、入って。みんな揃ってる」
僕は最後なのか。
「お邪魔しまーす」
「邪魔するなら帰ったらどうだ明久」
「何?」
振り返るとそこには雄二が居た。
「何でそこに?」
「離れに監禁されてた」
「何かゴメン。嫌なことを聞いたね」
僕は速攻で謝った。謝らないといけない気がした。
「それじゃ、今は11時だから、四時まで勉強するぞ。飲み物はそこを曲がったところにある部屋に置いてあるから、好きな時に飲んでくれ」
雄二がみんなに声をかける。席は隣が優子さんと秀吉の姉妹だ。
「ぬ?また誰かに女扱いを受けたような?」
秀吉…君は可愛い女の子じゃないか!
「ねぇ、明久君。ここってどうやるんだっけ?」
「あ、ここはね…」
そういえば、優子さんとは最近あまり話す機会が無かったかな。なんせ教室が広いから会いに行くのも一苦労だし。
そんなこんなで勉強会は進んで行く。
「さて、そろそろ終わるか!」
全員がふぅ、とため息をつく。疲れた〜。
「さて、飯だが…誰が作る?」
『明久(吉井)』
「僕⁉︎」
「まぁ、サポートはするぞ」
「ま、明久の料理はプロ級じゃからな」
「…前に食べた時は絶品だった!」
あの康太がにやけてる。そんなに美味しいかな?」
「まぁ、作るからには美味しい物を作るから期待しててよ!」
『おぉ!』
「出来たよ!」
僕が作ったのは得意なパエリアに、どうせなら魚介類繋がりということで魚の餡掛けだ。因みに雄二たちがサラダも作ってくれた。
「吉井。今度料理を教えて欲しい」
「いや、霧島さんの料理も美味しいと思うよ?」
前来た時には雄二と一緒に霧島さんの料理を食べさせてもらった。正直すごく美味しかった。
「でも、凄いわよコレ。私にも料理教えて欲しいな」
「じゃあ、今度教えようか?優子さん」
「え、いいの⁉︎」
…すっごく目をキラキラさせてる。これは…!
「…可愛い」
「え⁉︎」
「あ!声に出てた⁉︎」
「か、可愛いって…」
「チクショォォォ‼︎」
恥ずかしい!超恥ずかしい‼︎
「明久」
「何?雄二」
「今の全部録音済み「ギャァァァァ‼︎消せ!今すぐ!」はっはっは!嘘だよ!」
「そんなに都合よく録音してるわけないじゃろ…」
「(ギクッ)」
「康太。今なんで体を震わせたの?」
「い、いや…」
「なんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんで‼︎」
「う、うわっ、ちょっ、明久⁉︎」
「け、消す!消すから許してくれ!」
「なぁんだ、ならいいんだよ」
てか、こんなことしてる間に料理が冷めちゃうよ。
「そ、それじゃあ…」
『いただきます!』
「さて、今は6時半か。何する?」
「何するって、決まってるだろ」
雄二は僕と康太と秀吉を集めて耳打ちする。
「それじゃあ…」
「お‼︎」
「う‼︎」
「さ‼︎」
「ま‼︎」
『ゲェェェム‼︎』
上から僕、雄二、康太、秀吉、そして四人全員だ。
「王様ゲーム?」
「おう!明久、ルール説明を頼む!」
「オーケー」
省略。(原作と同じである)
「道具はここにある。それじゃやるか!」
「せーの」
『王様だーれだ!』
「…良しっ‼︎」
雄二が立ち上がる。ちなみに番号は8番まである。
「そうだな、命令は…5番と6番は…」
僕は…5番か。反応を見るに6番は康太か。
「…7番と8番の頬にキスだ」
僕は7番に?誰?
「……………」
「ゆ、優子さん?何番なの?」
優子さんが紙を見せてくる。
「7番…」
ということは僕の相手って…?
「なんという役得‼︎」
「ほ、ほら、早く済ませてよ!」
因みに隣では康太が鼻血の池に沈んでる。相手は…工藤さんか。ご愁傷様です。
「ほ、本当に良いの?」
「ええ、いいから早く!」
と言っても、優子さんの頬は真っ赤だ。
「も、もしかして…!」
「え?」
「怒ってる?「どうしてそうなったの?」だって、顔真っ赤だよ?もしかして熱でもあるの?」
「…………」
なんでみんなして蔑んだ目を向けるの?
「…………」
優子さんまで…。
「先は長い。頑張れよ木下姉」
「…………」
雄二は何を励ましてるんだ?とりあえず。
「ゴメンなさい!」
僕は頬に触れる程度のキスをした。
「あ…」
まずい、優子さんの頬が真っ赤だ‼︎。
「ほ、本当に嫌じゃなかったかな?」
「え、ええ」
「さて!続きだな!」
雄二が流れを変える。雄二ナイス!
「せーの」
『王様だーれだ!』
「あ、ボクだね」
工藤さんが立ち上がる。
「じゃあね…2番は月曜日にボクにパンを奢ること!」
「な、何…⁉︎」
また康太か。
「よろしくね〜」
「くっ…」
「康太。ドンマイ。それじゃあ次だね。せーの」
『王様だーれだ!』
「わ、私…?」
王様は優子さんみたいだ。
「じゃあ、1番は王様に好きな人を教える‼︎」
「な、何ぃ⁉︎」
雄二が1番らしい。
「くそっ、(ゴニョゴニョ)」
「ふんふん。やっはりそうなのね。分かったわ」
雄二の好きな人って霧島さんだよね?周知の事実じゃないか。
「そいじゃラスト!せーの」
『王様だーれだ!』
「僕だ!」
ついに、ついに僕の時代がキター‼︎
「それじゃ1番から7番の人全員は…明日勉強をきちんとやること」
「は?それだけか?」
「うん。大切なことだよ?」
「…なんか拍子抜けだが、とりあえず」
『解散‼︎』
王様ゲームは終わりを告げた。
後書きのコーナー、ゲストは出番の少ない久保くん!
「よろしくお願いします」
今回、久保くんのセリフありましたっけ?
「作者なんですし、分からないんですか?」
正直わかりません。
「それは…」
ま、良いでしょう!多分大丈夫ですよきっと!
「は、はぁ。そうですか」
さて、次回は?
「えーと、霧島家での出来事ですね。お風呂、就寝、2日目の勉強などです」
ありがとうございます。では、次回もまたよろしくお願いします!では!
「また見てください」