フリーレン界の『五条悟』、真っ二つになんてなりたくない 作:狐大総統
メインで書いてる方を書く前に、ウォームアップとして書きました。
フリーレン界の五条悟
sideゼンゼ
大陸魔法協会には、多数の魔法使いが所属しており、そのなかでも一級魔法使いは最高峰といえる。
そんな一級魔法使いだが、現大陸魔法協会最強の魔法使い*1と聞かれたら、私含め、誰もがブルグと答えるだろう。
彼は一級魔法使いとなってから、一度も手傷を負ったことのないほどの防御魔法の使い手だ。
もともと、一級魔法使いとなるまでも卓越した防御魔法の使い手だったが、ゼーリエに与えられた魔法によって、その防御力は更に隙が無くなっている。
とはいえ、ここまでであれば防御魔法に特化した魔法使いというのみで終わっただろう。
彼が最強と謳われる理由はここからだ。
以前、無名の大魔族2体と将軍3体が連合を組み、とある国を襲撃し、その国が壊滅に追い込まれかけるような事件が発生した。
本来、無名の大魔族が一体でも表に出てくることすら有り得ないというのに*2、それが2体も現れ将軍三体と連合を組んでいるのだから、何かしらの大きな狙いでもあったのだろう。
だが、そこに居合わせたブルグ一級魔法使いにより、無名の大魔族一体は取り逃したものの、他四体を鏖殺。結果として最良の戦果を成し遂げた。
これにより、他国でもブルグの名は一躍有名となった。
後に判明したことだが、ブルグは魔法使いとしてのみではなく、戦士としての近接戦闘能力もかなりの実力者であり、女神様の魔法まで扱えるのだとか。
もし、彼が人類最強と謳われた南の勇者とともに魔王討伐へと向かっていたら、いったいどんな活躍をしたのだろうかとは、最近話題に挙がることのひとつだ。
勿論、所詮は空想ではあるが、こういった『もし』の物語に人は弱い。加えて、両者に『最強』という代名詞があるのだから尚更だろう。
私も一級魔法使いとして、ブルグのように更なる高みを目指さねばならないな。
◇◇◇
side???
唐突ではあるが、フリーレン界の『五条悟』を知っているだろうか。
名をブルグといい、一級魔法使いとなってから一度も手傷を負ったことのないほどの防御魔法の使い手である。
特に、彼が魔法で作り出す外套『不動の外套』は、あらゆる攻撃魔法も通さないほどの防御術式が組み込まれており、その性能は破格のものである。
…と、一見防御において最強とも思える彼だが、ある少女によって瞬殺されてしまい、漫画にしてたった数ページのみの登場となっている。
その少女こそが、フリーレン界の『両面宿儺』と称されているユーベルだ。
彼女は、『大体なんでも切る魔法』という、使い手が切れると思ったものは切ることが可能であり、切れないものは切れないという魔法を得意とする。
そんな彼女は、外套は布であり布であれば切れて当たり前=『不動の外套』だって切れるとイメージを完璧に構築し、ブルグの魔法をなんて事もなさげに打ち破ったのである。
なんなら、「切りすぎちゃった」と言い、外套のみではなくブルグまで真っ二つにしてしまうのだ。
ぶっちゃけ、怖すぎる。
個人的にではあるが、彼女の『両面宿儺』っぽいところは彼女特有の『共感』すれば、学ばずとも魔法が使えるところにもあると思ってる。
なぜなら、『両面宿儺』は見れば呪術スキルを盗むことができるためである。
一度見れば呪術スキルを習得できる『両面宿儺』と、共感すれば魔法を習得できる『ユーベル』。
なんとも似ているではないか。
そういえば、ブルグがフリーレン界の五条悟と称されている理由について言及していなかったが、簡単なことである。
なんてことはない。
五条悟も両面宿儺によって真っ二つにされているというだけである。
しかも、鉄壁の防御能力持ち。
そして、長々とこんな話をしていた理由も簡単なことである。
なんてことはない。
ブルグに自分がなっちゃったからというだけである。
…誰か助けて。
ブルグさんって、やっぱ五条悟と類似点多いですよね。
目隠し的なとこあるとことか、突っ立ってるだけで防御できるとことか。
あと、真っ二つにされてるとことか。