フリーレン界の『五条悟』、真っ二つになんてなりたくない   作:狐大総統

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感想来てたり、評価付けて頂けたり、書くモチベになるのでとても嬉しいです。
今後も頑張って書きます。

今回は前話の続きです。

あと、察している方もいるとは思いますが、前話までを含め、ブルグが『最強』と言われるようになった事件まで過去編を進めていく予定です。
よろしくお願いします。



『ハイになってる』

side ブルグ

 

『影なる戦士』との戦いに決着がつき、俺の内心は大荒れだった。

 

 

 

 

 

 

やっば!今回ばかりはマジで死ぬかと思った!

『影なる戦士』、強すぎんだろ!どうなってんだ!

あんの金髪ロリババァ、クソみたいな任務押し付けやがって…!

ぜってぇ、報復してやる…!

 

俺を甘く見てんじゃねーぞ?

真正面からぶっ飛ばしになんて行くわけねぇ!

 

卑劣に、狡猾に頭を使った攻撃をしてやる!

なぜなら、俺がぶっ飛ばされるだろうからな!

 

だからこそ、俺がとる手段は…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

    

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『なでなで!』あーんど『ぎゅーっ!』だ!

 嫌がる顔が目に浮かぶぜ!

 早く帰りてぇなあ!ウヒヒヒヒヒヒ!*1

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

数分、内心で高笑いを続けて気も晴れたので、俺は『影なる戦士』の遺体を確認しに行く。

 

大岩が邪魔だったので、再度ブラックホールを作ってどかすと、そこにはぺちゃんこになったことでミンチ状の遺体があった。

 

 

…うっわ、ガチ死体や。

 

 

いくらこっちの世界で見ることがあるとはいえ、さすがに遺体を見慣れることは無い。

嫌々ながら遺体を調べてみると、『封魔鉱』があることに加え、耳のカタチが変わっていない*2ので、影武者とかいうオチはまず無いだろう。

 

一応、『封魔鉱』が近くにあっても面倒なので、遠くに投げ捨てようと振りかぶる。

 

 

 

だが、リリースのタイミングで、俺は天才的な閃きをしてしまったため、リリースはせずにローブのポケットに入れておくことにした。

 

本来ならば危険なのだろうが、俺なら魔法無しであっても戦士として戦うことができるので、相手が『影なる戦士』や『大魔族』、『七崩賢』でない限り問題は無い。

 

それにしても、マジな話、さすがの俺でも『天逆鉾』もどきがこっちの世界で使われるとは思わなかった。

アレさえ無ければ、初っ端ブラックホールぶっぱorゼンゼの魔法ぶっぱで終わっただろうに。

 

俺は一瞬そう思うも、即座にそれを否定する考えが浮かんだ。

 

 

 

…いや、それで終わるような相手じゃなかったか。

無いなら無いで、そのための準備をしてきてただろう。自分に有利な状況を作って戦うようなところとか、マジで『伏黒甚爾』もどきと言って良い相手だった。

 

というか、今回思ったが、『封魔鉱』あったら、実質『天逆鉾』大量生産可能なのでは?

いくら加工不可とはいえ、存在してること自体まずいだろ。

 

──『生ける魔導書(笑)』、なんとかしろよ。

 

そう思った俺だったが、さすがに不可能であることに気づいた。

なぜなら、つるぺたボディがそのままなのだ。

『封魔鉱』を変化させるなんて、それ以上に難しそうだ。帰ったら慰めてやるとしよう。*3

 

 

 

改めて思うが、今回は護衛任務決定後に慌てて探して習得した『ブラックホールの魔法』と、幼少期に習得した『女神様の魔法』が無けりゃヤバかったな。

近接戦闘だけだと、俺もまだまだ甘いところあるし、絡め手かなんかでやられてた可能性だってあった*4

 

ちなみに『ブラックホールの魔法』についてだが、正式名称は知らん。

ゼーリエが以前、そこらに落ちている魔導書は勝手に読んでOKみたいなことを言っていたため、あの不器用金髪エルフが居ぬ間に読み漁っていたら見つかったのだ。

 

といっても、魔導書のタイトルは削れてしまっており、はじめはなんとなく読んでただけだった。だが、読み進めているうちに、「あれ?コレ、アニメでコピーレンが使ってたブラックホール魔法じゃね?」ということに気付いたため、運良く習得できた。

 

本来、一ヶ月弱で習得できるようなものでも無いっぽい魔術だったが、魔法はイメージの世界だ。あの天才、両面宿儺ユーベルほどのイメージ力や共感力が無かろうと、こちとら五条悟ブルグだ。

五条悟が『 蒼 』ブラックホールを扱えないなど、そっちの方がイメージできない。

 

結果として超短期間で『 蒼 』ブラックホールを習得し、今回の任務に臨んだってわけだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

…にしても、ハァ〜。『女神様の魔法』、使っちまったな。

マジで『女神様の魔法』に適性あって良かったとは思うんだ。

無かったら死んでましたしね、はい。

 

 

 

ただ、割と後悔はしている。

 

理由としては、『伏黒甚爾もどき』に言った理由もあるが、本当はもうひとつの理由、、、『吹っ飛ばす発散系の魔法』、つまり『術式反転 赫』を習得してからお披露目したかったのだ。

欲を言えば、『超砲撃系の魔法』、つまり『虚式 茈』を習得できているタイミングなら、尚のこと良かった。

 

とはいえ、完全な『五条悟』ムーブが、フリーレン世界でできるハズもない。潔く諦めよう。

 

あと、これまではたいして信仰せずとも高出力で使えてたから、ろくに教会とか行ってなかったけど、今後は行くようにしなければ。

 

いざというときに見限られでもしたら、目も当てられない。そもそも、いきなり使えなくなる魔法なのかは知らないが。

 

 

 

…あ、幼児体型スーパーロング*5のこと忘れてた。

*1
なお、客観的に見たら、幼児趣味のキモキモ性犯罪者っぽいことに気付かない主人公だった。

*2
一般的に、耳のカタチはそれぞれ独特であり、同じ人間は2人といない

*3
ちなみに、主人公のタイプは綺麗なお姉さん。

*4
そのくせ、『封魔鉱』を手元に持っていることはスルーする。主人公にとって、今回の件以上に重要なことであるためだ。

*5
ゼンゼ




この後、ブルグは無事ゼンゼと合流し、任務を達成できました。
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