ある友達から聞いた不思議なお話。
私は今年の4月に結婚し、一軒家が欲しくなりました。ちょうど子供ができても住みやすそうな広い家を見つけたので買うことにしました。その家は窓が多くて風通しもよい、家族で住むのに適した家でした。家を買ってから一週間たった頃、不思議な夢を見ました。うすぐらい空間の先に人がたってるいるように見えたのです。それは自分の視点よりひくく見えました。そして自分の姿勢が這いつくばっていることに気がつきました。ここはどこなのだろう。次の日、友達が家にやってきました。楽しく家で遊んだあと、帰っていきました。帰っているとき友達はどこか元気が無さそうでした。その日も夢を見ました。何か聞こえる。物音の先へ行くとそこに立っていたのは今日遊びにきた友達でした。
「つぎはおまえだ」
そう聞こえました。その時、ある言葉が頭にうかびました。この家は、『いわくつき』の家。
ここ最近、家族の元気がないのはなぜなのか?
帰る時の友達の元気がなかったのはなぜなのか?
この家を買ったときのなんともない会話
「ものすごく高い天井ですね。」
「もともとはこんなに高くなかったんですよ。この家の2階は一度壊されているんです。」
「なぜですか?」
「それはこの家で起こった事件のせいですよ。」
「そういえば1階の天井は低い気がする。」
「そうです。もとの2階の床自体は壊されていないんです。例えば壊される前の家を1階も2階も1とするなら今の2階は1.3です。しかし2階だけ違う高さだとバランスが悪くなる。1階も2階も1.3の高さにした。しかし以前までの2階の床または1階の天井は残してある。なぜなんでしょうね。強度などの問題でしょうか。」
、、、つまり、、、 、 、嫌な予感がする、、、走ってある場所にむかう。意図的に作られた謎の0.3の空間、這いつくばれるくらいの空間、夢で見た光景。階段の1階と2階の境目そういえばここの壁は薄いような気がする。壁紙を剥がしてみた。そこには引き戸があった。そしてなまぐさいような腐ったなまもののような悪臭が漂う。開けてみる。そこには大量の死体。一ヶ月住んでいても気づかなかった。いや無意識のうちに気づいていたのかもしれない。だから夢で警告してくれた。その日は友達の家に泊まった。そしてすぐに引っ越した。その家はすぐに買う人いた。
という話です。実はこの話直接会って話した訳ではないんです。メールで送られてきたんです。この話はすこし分かりやすくまとめたものです。本当のメールはもっと支離滅裂でした。しかし嘘は言ってません。大量の死体を見たのに警察に通報しなかったことやっぱりおかしいですよね。この話をしてきた友達にメールで聞いても反応がない。そこで私は警察の友達に相談し、警察数人と私でその家に確かめに行きました。今は誰も住んでいない。階段の壁紙は引っ越す時に直されたらしい。もう一度剥がしてみる。そうすると確かにあった。話にあった引き戸が。そしてものすごい悪臭だ。開けてみる。やっぱりあった。大量の死体だ。あの話は事実だったのだ。これはまずいと警察は言い、明日本格的に捜査をするから。君はもう帰りなさいと言われ帰らされた。数週間後警察は捜査を完了し、死体は全て処理されたらしい。その事件は大ニュースになった。「なぜ住んだ人は気づかなかった」とか「犯人はだれなのか」だとかネット上でも盛り上がっていた。みんなは知らないからしかたないが注目するところが違うはずだ。事件に最も関わっている人として私は警察から色々な話を聞いた。その中で重要なことだけ言って終わろう。
友達の家族と泊まりにきたとされる友達の死体"は"見つかった。
解説
・まず登場人物の整理
家を買った人 Aさん
警察を連れて調査した人(最初の一文の人) Bさん
Aさんの家に遊びに来た人 Cさん
とします。
この中で生きてる可能性が高いのはBさんのみです。
まずAさんの家族とCさんは最後の文から死体が見つかっていることがわかるため死亡しています。そしてAさんは引っ越しても警察に通報しなかったり、メールも支離滅裂だったりで、もし生きていたら普通ではない行動をしています。でもAさんの死体は見つかっていない。つまり犯人に誘拐された。もしくはBさんの行動を知り、拠点を移したということになります。すると犯人は何がしたいのか?もしAさんが生きていないのならなぜメールを送ってきたのか?なぜ拠点を移してまで殺人に執着するのか?
まあ次のターゲットはBさんでしょう、
第二話にご期待ください