サタンからの挑戦状   作:由兎

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女主人公が相棒のカーバンクルと一緒に出発します。


アルル、冒険に出発

とある晴れた日。ボクは郵便ポストの中に入っていた手紙を開けた。

「カレー大会を開催をする。優勝者になったものに褒美を与える 主催者サタンさま」

「!?最初から主催者の名前が書いてあるよ、カーくん!」

「ぐー!」

肩に乗っている耳の長い黄色い生き物は返事をするかのように答える。

「どうせ罠だろうけど、行ってみる?」

「ぐっぐー!」

「褒美はいいからカレーが食べたいって?」

「ぐ!」

「カーくんらしいね!さっそく行ってみようか!」

すると遠くの方からドン!と何かを打ち上げた音が聞こえた。まるでサーカスがきた時みたいだった。ボクは手紙に載っている場所を確認をする。

この旗が描いてある場所が会場らしい。

ボクはこの旗のところを目指していくことにした。

 

別れ道のところに背の高い。水晶の色をしたウェーブの長髪。露出が高い白いドレスを着たお姉さんのルルーとその従者。背はルルーより数十センチある筋肉質な牛の頭をしたミノタウロスがいた。

「アルルじゃない!やはり、サタンさまを狙っているのね!」

ルルーは持っているふわふわの扇子でボクを指を指した。

「サタンなんていらないよーだ!」

「ぐー!」

「嘘おっしゃい!褒美はわたくしがもらうわね!ああ、サタンさま♡」

「ルルーさまぁ…」

ルルーは「サタンさまモード」に入ってしまったみたいだ。ルルーは妄想の世界に入ってしまって、これに入ると暫くは夢から醒めない状態になってしまう。

「さて、今のうちに逃げよっと」

ミノタウロスは何も言うことはなく、ルルーを見守っているみたいだ。

 

ボクは別れ道を右に行った。すると赤いチャイナドレスを着た。ドラゴンのしっぽ、キバ、翼、しっぽを持つ半獣人。ドラコケンタウロスがいた。どうやら、格闘技の練習をしているのか、パンチやキックをしていた。

「ドラコ!」

「なによ」

「キミも大会に出場するの?」

「大会って、美少女コンテスト⁉」

「え?」

「ふふん、あたしの美しさに勝つと思って?こうしちゃいられないわ!優勝をするのはあたしよ!」

「ちょっと待って!」

ドラコは飛んで行ってしまった。ルルーといい、人の話を聞かないんだから。

「美少女コンテストとは言っていないんだけど」

「ぐー!」

「いつも通りだって?そだね」

 

暫く歩いていくと、畑に着いた。すると、意外な人物がいた。ボクより数歳年上。黒髪の異性はマントはつけていなく、「魔導幼稚園」と書かれたエプロンをしている。

「あれ?カミュ先輩じゃない」

「やあ、アルル」

「こんなところにナス畑なんて作っていたんだね」

「今年から魔導幼稚園で園児たちに野菜を収穫をする体験をやることになってな…それで」

「カミュせんぱいぃぃ♡」

「…!!」

どこからともかく、赤い大きなリボンをつけた金髪のポニーテールをした赤い服の女の子。ラーラが登場。カミュ先輩の天敵みたいな存在だ。

「アルル!話はまた今度だ!」

「せんぱいぃぃ!」

まるで2人は通り雨のように立ち去って、ナス畑には誰もいなくなった。と思ったら、大きな紫の丸い物体がいた。

「おたんこナース!!」

ナス畑にナスの魔物がいた。ナスグレイブだ。

「キミ、ナスを食べちゃダメだよ」

「ナスを食べるのは共食いに入るんだナス!ボケナース!」

くるくる回りながら、空を飛んでいってしまった。

「なんだったのは今のは…」

 

目的地を目指すと、泉だ。

「お、いらっしゃい」

そこには赤い大きな体をした魚。すけとうだらがいる。地図を確認をしたところ、たらシーに乗らなくていいみたいだった。

「今日はやめておくよ。それに以前、乗った時にぬるぬるしてたしね」

ボクは以前、ルルーと冒険をした時に近道だからという理由で川をくだって「すけとうだらの歌」を聴きながら、乗ったことがあったんだけど、ルルーじゃなくてもあまりいいものじゃなかった。

「キミはカレー大会に出場するの?」

「んなもん、来てたな!俺はダンスをするのに忙しいぜ!レッツダンシング!」

すけとうだらは泉からジャンプをして、陸に這い上がってダンスを始めた。すると、泉から青色の髪の人物。もとい、下半身が魚のうろこさかなびと。セリリが顔を出した。

「すけとうだらさん、今なんて」

「!!セリリちゃん」

「わたし、カレー大会のことなんて知らなかったんですけど、しくしく。すけとうだらさんまでわたしをいじめるのね!ヒドイわ。すけとうだらさんとはもう絶交よ!」

「絶交!?」

すけとうだらは石になっている。

セリリは泉に深く潜ってしまったみたいだった。

「ありゃりゃ、ボク知らないっと」

「おい、待て」

ボクはすけとうだらの言葉を無視をして通り過ぎようとした。

かつ

「無視をするんじゃねぇ!お前のせいだ」

いつの間にかぷよぷよが空から降ってきて、勝負をすることになっていた。

「もう!こんなことをしている場合じゃないのに」

ボクは即座に4連鎖を組む!

「ダイヤキュート!」

「ローリング!」

すけとうだらも同じ4連鎖だ。相殺をして太陽ぷよが4個降ってきた。

「アイスストーム!」

3連鎖!一緒に太陽ぷよを消した。

予告ぷよに岩ぷよが2匹。おじゃまぷよが2匹表示された。そして、おじゃまぷよがすけとうだらのフィールドを半分埋めた。

「ぎょお!」

「えいっ!」

1連鎖だ。残り岩ぷよ1匹が降ってくる。フィールドはすべて埋まって、すけとうだらはばたんきゅ~だ!

「ギョボギョボ」

「やった!」

「ぐぐー!」

勝負あったり!カーくんはそう言ってる。

「今日は踏んだり蹴ったりだぜ!セリリちゅわん 」

すけとうだらは泉の中に飛び込んでいった。

 

ボクは再び、旗のところを目指していった。

すると、会場らしき場所が見えてきた。

ピンク色をしたまるで藁をまとめたかのような二つの髪。後ろに一つに束ねた三つ編みと羽の付いた帽子。オレンジ色をした巫女装束。但し、袴は履いていない少女が出入り口のところにいる。

「会場に着いたよ、カーくん!」

「ぐぐぅ!」

「こんにちは」

「チコ!キミの大会に出場するの?」

「いいえ、わたしは占いの商売に来ているんです」

「うらない?」

「今日の運勢を占います。お代はぷよ勝負で勝利をしたら、無料です」

「ぐー!」

肩に乗っていたカーくんが、勝負!などと言っている。

上空からぷよぷよが降ってきた。

「え?」

「ぐっぐー!」

あっという間にカーくんは2連鎖を組む。

予告ぷよに岩石ぷよが2匹。チコはぷよを落下した途端にフィールドの半分がおじゃまぷよで埋まった!

「邪魔しないで!」

「ぐ!」

トドメだ!と言うばかりにカーくんはぷよを消した。チコがぷよを落下をさせた途端。残りの予告したぷよがすべてフィールドに落下した!チコはばたんきゅ~だ。

「そんなあ!」

「ぐっぐー!」

そう。カーくんは所謂、チートなのだ。

気まぐれにしか戦わないけど、おそらくは最強のぷよマスターだ。以前、ボクも家で対戦をしたんだけど、同じような結果だった…。

「まさか、アルルさんじゃなくてカーバンクルさんとぷよ勝負をするなんて」

「ぐ!」

「負けたからには占います!占いの結果は凶です。キノコに注意!」

「キノコ?」

「ぐ?」

「占いは占いですから」

チコをあとにして。こうして、ボクとカーくんは大会の場所に到着した。




太陽ぷよが降りますが、SUNみたく太陽が大きいという設定ではありません。ぽけぷよよ~んにも降りますから。
カーバンクルの強さはBOXという設定です。
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