マフィアの世界で生きるもの   作:メルディア

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皆さまお久しぶりです……。
光と闇の間です。

申し訳ありませんでした!!
シルバーウィーク中に間に合わず……。
結果的に今日全部書いて投稿することに………ホントにごめんなさい。

これが中学三年生になって初の投稿となりますね。
今まで何をしてきたのか……。
相変わらずの駄文を書き続けるのが趣味なんですかね私は。
作風変わってても気にしないでください。

それでは、本編へGO!なのです


標的23 授業参観(前編)

side琴里

 

 

今日の教室の雰囲気はすごく重い。

けれど仕方のないことだと思います。

今のこの時間は生徒達が突き刺さるような視線の圧力に耐えしのぎながら授業を受ける、授業参観の時間なのですから。

 

 

「えー、今日は授業参観ということでみんな緊張しているだろうが、肩の力を抜いて、いつも通りの姿で授業を受けてくれればいい。先生もいつも通りミスするからな」

 

 

先生の慣れたしゃべりで生徒と親御さんたちから笑い声が上がる。

さすがだなぁと思いつつ、私は先ほどからずっとそわそわしている沢田さんに目を向ける。

奈々さんが来ないか不安に思ってるみたいですね。落ち着きのなさが目立ちます。

しかしその直後、教室のドアから「ツっ君~」と嬉しそうに呼ぶ声が聞こえたのでおそらく奈々さんがきたのでしょう。沢田さんの顔が青ざめています。

 

 

「じゃあこの問題、今日はあえて数学が苦手な生徒から当てていこうかな」

 

 

先生の声を聞いて驚いたように黒板の方を向く沢田さんにつられて私も見てみると、ニヤニヤと笑っている先生。これは当てられるだろうな、と瞬時に悟りました。

 

 

「んー………そうだなぁ……じゃあ、まずは山本! いってみるか?」

 

「ちぇ、いきなりかよー……」

 

「いつもの汚名返上といってくれ」

 

 

当てられた山本さんは嫌そうな顔をしたものの、すぐになんでもないような顔をしてうーん、とか、そーだなー、と呟いたあと、じゃあ二分の一あたりで。と口にした。

………いやいや、じゃあってなんです。もう少し真面目に考えましょうよ。

そして私はさりげなく頭の中で問題を解いてみて気づく。…………合ってた。

………一種の才能なんですかねコレは。

 

 

「いーぞー武!! 今夜は大トロだ!!!」

 

「ったく親父は~~!」

 

 

ひときわ大きな声で叫ぶ親父さんとそれに照れくさそうに反応して笑う山本さん。

仲がいいのは前から知っていたのでなんとも言いませんが、当てずっぽうで答えた感満載だったところをスルーしてしまうのはいかがなものかと……。

一人で山本親子をどうしたものかと悩んでいると、窓際の席から不機嫌そうな声が聞こえた。

 

 

「ったく、くっだらねー。」

 

 

獄寺さんだ。

両脚を机に乗せて腕を頭の後ろで組んで堂々としている。

いつものことではあるのだが授業参観でもそのような行動を起こされるとさすがに厄介だと思ったのか、普段放置している彼に顔を引きつらせながら先生が注意した。

が、獄寺さんはそれを当然の如く無視。そっぽを向いてけっと悪態をつく。しだいに後ろの親御さんたちからヒソヒソと話す声が聞こえ始めた。

その状況を見て先生は黙らせようと思ったのか難しい問題を獄寺さんに問う。

 

 

「じゃあ獄寺、この問いを………」

 

「7パイcm2」

 

「………そーだな。あっとる」

 

 

即答だった。先生は諦めたように脱力した。

態度が悪いが頭の良い生徒を持つと大変だろうなーと他人事のように思いました。

そして気を取り直して先生が次の生徒を指名。

指名されたくなかったであろうその人物は、わかりやすくオロオロしだしました。

当てられて答えることに必死になる彼は窓際から答えを指で示す友人が見えてない。なんだかお互いがかわいそうなことになってます。

 

 

「えーっと………きゅ、9!?」

 

 

当てられた沢田さんはおそらく当てずっぽうで答えを口にしました。

そしてその直後、私の横を物凄いスピードで何かが通り過ぎ、スパァン! と音をたてて沢田さんの後頭部にクリティカルヒット。何が起きたのかわからずその場のほぼ全員が何事かとざわめく中、私と沢田さんは状況を把握し絶句した。

……私の場合、嫌というほどわかってしまうのです。後ろから放たれる鋭い殺気が誰のものであるか。見なくとも伝わってくる殺気に後ろをどうしても振り向けません。

 

 

「………相変わらず容赦の無いご指導ですね。………リボーンさん」

 

 

ぼそっと呟いた私の言葉を聞き取ったのか、視線がこちらに向く。

それはまるで『お前もだからな』とでもいうようなものだったため背筋がゾッとしました。

しかし、他のみなさんはそんなことは知るよしもないのでただざわめくだけ。

先生も沢田さんに、もう一度答えを教えてくれと言っている。けれど沢田さんはなかなか答えを口にしません。当然です。下手に間違った答えを口走った瞬間、自分の頭に風穴が空くのですから。

そんなどうしようもない空気が満たされる教室。居づらいことこの上ない。

 

 

「はーい!! ランボさん分かるよー!」

 

 

………………ん? ランボさん??

突如聞こえた子どもの声と聞いたことのある名前。嫌な予感しかしない私と沢田さんは同時に声が聞こえた方を向く。そこには

 

 

「100兆万です!!」

 

 

教卓の上に座り、イーピンに止められながらも綺麗に手を上げ自信満々で答えを口にするランボさんの姿がありました。

 

 

「「 ……………………。」」

 

「何? あの子?」

 

「どこの子かしら?」

 

 

周囲がざわめく中、私と沢田さんは同時に言いました。

 

 

「「なんでここにいるんだ(のですか)………! ランボ(さん)……!!」」

 

 

ちょこんと座る子牛のような子どもはただ、ぽけーっとこちらを見ていました。




みなさまいかがでしたか?

いや、本当に久々でした!!
文を考えるのもこのサイト見るのも!!
……あ、それと本当にごめんなさいっ!!!
シルバーウィーク中に出すとわざわざ活動報告で言っておきながら結局書かず今日書いて今日投稿してしまいました……。

それになんか文めっちゃ短いですし……。
前編、とか書いてるし……。
ここでいったん区切らないと今日投稿絶対できないなコレ。と思いましたので急きょ変更させていただきました。
ただでさえ話進んでないのに区切っていいのかな……大丈夫かな……!

こんな相変わらずの駄文を書く私ではありますが、また投稿するチャンスがあればしようと思うので、お付き合いいただければ幸いです。


それでは次回『標的24 授業参観(後編)』でお会いしましょう。
ちゃおちゃお!

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