咲いた花に止まれぬ蝶々   作:DAISAKU

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初めまして、DAISAKUと申します。
pixivで二次小説を書いていましたが、ハーメルンの方では学園アイドルマスターの二次小説を書いていきます。
ちなみに最初、アルファポリスで書いていたのですが、アルファポリスが二次創作は基本的に禁止という事でこちらに移動しました。

初めに僕の小説の特徴について説明します。
主人公が◯◯という名前になってるのは、読み手が自由に名前を決めて読める様にという意味でもこうしています。
原作のキャラ以外は◯◯や☆☆と言った名前にしていますのでその辺りはご了承下さい。




「はぁ、俺って何してんだろうな」

 

俺は◯◯。

何処にでもいる様な平凡な会社員だ。

朝から仕事をし、夜には一人寂しくアパートに帰る。

そんな人間だ。

そんな俺は今、一人行きつけの飲み屋で閉店ギリギリまで酒を呑んでいた。

 

「◯◯さん、飲み過ぎじゃないかい?」

 

「大将、俺だって色々あるんだよ。呑まなきゃやってられない事だってある。それに良いだろ?客なんてほぼ来ないんだから」

 

「随分な言い方しやがるな。そうは言っても、あんた強いから全然酔えてねぇじゃねぇか。つーか今のシラフで言ったのか?悪い事は言わねぇ、身体にも悪いし今日はこれぐらいにしときな」

 

「はぁ、分かったよ」

 

溜め息をつきながら席を立とうとすると、居酒屋に置いてあるテレビから聞き覚えのある名前が聞こえてきた。

 

『さぁ、今回インタビューする方は、若くして数々のアイドル達をプロデュースして来た凄腕のプロデューサー、花海佑芽さんにお越しいただきました!花海佑芽さん、今日はよろしくお願いします』

 

『よ、よろしくお願いします!』

 

『そんなに緊張しなくていいですよ。それでは質問させていただきます。花海さんは初星学園ではアイドル科にいたそうですが、どうしてプロデューサーの道に進んだのですか?』

 

『は、はい。私は姉に憧れて同じアイドルの道に進んだのですが、姉には最後まで勝つ事が出来ませんでした。だからその後はプロデューサー科のある専門大学に行き、プロデューサーの道に進みました。学園にいた頃に、憧れていたプロデューサーがいて、その人みたいになりたかったので・・・』

 

『なる程。それでプロデューサーの道に進まれたのですね。そのプロデューサーの方ってどなたか教えていただけませんか?花海さんが尊敬されていた方なら、今は有名なプロデューサーさんになられているに違いありませんから!』

 

『い、いえ、それだけは勘弁してください!』

 

俺は過去に専門大学に行き、初星学園でとある人物のプロデューサーをしていた。

花海佑芽、彼女の事も当然よく知っていた。

彼女は自分がプロデュースしていたアイドルの一番のライバルだったからだ。

それに、彼女は俺がプロデュースしていたアイドルの・・・

 

「いやぁ、大したもんだな。俺はアイドルには詳しくねぇが、若くしてこんな立派な人間になってるなんて大したもんだ」

 

「ああ、彼女はアイドルとしても優秀だったよ」

 

「そういやあんた、元々プロデューサーだったって言ってたな。俺はよく知らねぇが、あんた今は会社員って事はプロデューサーの道を諦めたって事だよな?何で辞めたんだ?」

 

「ああ・・・それは・・・」

 

その時、ガタンッ!!と大きな音が鳴った。

自分は気付いていなかったが、自分以外に他に客がいたようだ。

 

「なんだよ大将、他に客がいたのか」

 

「ああ、忘れてた。あの子も最近この飲み屋によく来る子でな。住んでる場所も近くだからってあんたみたいに閉店ギリギリまで呑んでるんだよ。あの子も飲み過ぎだな。おーいお嬢さん、あんたも身体に悪いからその辺にしときな。こんな所で寝たら風邪引くぞ」

 

「うるさいわね、呑まなきゃやってられないのよ!何よ会社の連中は!!わたしがやるって言ってるのに他の人に任せるって!?あれだからあの会社は駄目なのよ!!」

 

声を聞く感じ、どうやら若い女性のようだ。

だけど、この声何処かで聞いた事があるような・・・

 

「はいはい、分かったからとりあえず今日はもう帰りな」

 

「何よ!?大将もあいつらと同じ考えなの!?わたしは初星学園の入学試験で首席だったのよ!!そんな私がやるって言ってるんだから素直に任せればいいじゃない!!」

 

初星学園の入学試験で首席?ま、まさか!!

 

「お前、まさか・・・咲季なのか?」

 

「・・・えっ?プ、プロデューサー?どうして?」

 

「何だ?あんたら知り合いだったのか?」

 

俺がプロデューサー時代にプロデュースしていたアイドル。

そんな彼女と俺は行きつけの飲み屋で再会した。

彼女の名前は花海咲季。

彼女との再会で、俺の平凡な人生は大きく動き出す事になった。

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