アリウス分派ティーパーティーはTS娘   作:蒼嶺

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切りどころ見つからなくて長くなってもうた。スマソ


大掃除!

「さあ、早くその服を脱いでください♡」

「い、いえ、私は」

「遠慮しないでください♡」

た、助けて...

 

 

遂に...

遂に始まる...!

夏合宿...!!!

エデン条約編はここからが本番と言っても過言では無い...!

波乱...!大波乱の幕開けである...!

 

おっと、エセカ◯ジごっこはほどほどにして、お仕事もせねば。

「今日から此処で寝泊まりしていただきます。地図はこちらをご覧下さい。施設は基本自由に使って頂いて構いません。その他、不明点などありましたら私か先生にお願いします。」

「思ったよりもしっかりしてるんですね」

「そうですね。可愛いベッドもありますし、全員乗っても大丈夫そうですし♡」

「な、なんで全員で乗る必要があるのよ!」

「そうだ、罠が仕掛けられていた時危険だ」

「あはは...みなさん、これから一緒に過ごすので仲良くしてくださいね?」

 

「ああ、ところで此処は使われてこそいないですが、電気や水道、各施設は利用可能です。()()()()()()シャワーも浴びれますよ。」

「!!!」

「あらあら...♡」

途端に2人食いついてくる。おもろ。

「もしかしてヨゾラさんも一緒に浴びたいんですか?それならそうと言ってくださればよかったのに♡」

「!?」

やべぇ!こっちに飛んでくるの考えてなかった!

女子高生達と一緒にお風呂なんて捕まっちまうよ!

「エッチなのはダメ!死刑!」

「...との事ですので、遠慮させていただきますね。」

危ねぇ、ナイスだコハル!

「あら、残念です」

 

「あはは...では、そろそろ荷物を片付けてお勉強しましょうか?」

「あら、でもその前にスることがあると思いませんか?」

「侵入者対策のトラップを仕掛けるのか?」

「いえ、そうではなく...お掃除、ですよ♡」

「お、お掃除ですか?」

「確かに、最低限の管理しかしていないので埃などはたまっているかもしれませんね。」

「お勉強中に気が散ってもよくないでしょう?お掃除から始めて気持ち良くお勉強をするというのはいかがでしょう?」

「なるほど、確かにそうですね。体調を崩してしまってはお勉強できなくなってしまいますし...」

「衛生環境は兵士の士気にも関わる」

「まあ、普通のお掃除なら...」

「はい、やる気が空回りしてしまっても困りますし...私たちがするのは一夜漬けではないので、長距離走のようにペース配分も考えなければなりません。」

「分かりました。それでは、大掃除から始めることとしましょう。」

「はい、それではみなさん汚れてもいい服に着替えてきてください!」

 

 

「お待たせしました。」

"おお、体操服だ。可愛いね"

「先生はこう言うのが好みなのですか?」

"エッいやそう言うわけでは..."

ふぅん...体操服フェチの疑いアリ、と...いや、何でも好きそうだな。

 

「先生お待たせしました!と、ヨゾラ様早いですね」

「速さには自信がありますので。」

「...それで、私は何をすればいいの?」

「お待たせ」

「あ、コハルちゃんと...アズサちゃん、どうして銃を...?」

「いつ戦闘が起こるかは分からない。常在戦場の精神が大切だ。」

「た、確かにそうかもしれませんが...」

さて、あとはハナコ1人だが...

 

「お待たせしました、皆さん早かったですね?」

アウトーーーーーー!!!

デッッッッッ...じゃなくて、ハナコはなぜか水着を着ている。

「なんで掃除するのに水着なの!?バカなの!?バカなんでしょ!バーカ!」

あまりにもストレートな罵倒、惚れ惚れするね。

「ですが、動きやすいですしナニかで汚されても洗いやすいですよ?」

「そういう問題じゃないでしょ⁉︎水着はプールで着るものなの!っていうか、だっ、誰かに見られたらどうするの!?」

「誰かも何も、ここには私たち以外いませんよ?」

いるんだよなぁ!(元)男と足舐め(推定)が!

「ハナコさん、風紀的観点からも其れは遠慮して頂けると...」

「あんたはもう水着禁止!」

「あら、それはそれで、まあ...」

 

その後、ハナコの着替えを待ってから掃除を開始した。

 

 

「それではまず、建物周辺の雑草から抜いていきましょう!」

「今日は日差しが強いので水分、塩分の補給は忘れずにして下さい。少しでも気分が悪いと思った時は日陰に入って下さいね。それとずっと屈んでいると良くないので定期的に立って体を伸ばすなどして下さい。」

「は〜い♪」

"(お母さんみたいだ...)"

「草をぬく...ま、まあ別に...」

「なるほど、拠点の視界を良くするのは大切だ」

"じゃあ、始めようか"

 

そうして俺たちは大掃除を始めた。

 

 

・草むしり

 

アッツ!おひさまポカポカで草ぁ!

"みんな暑さは大丈夫?追加の飲み物買ってきたよ"

「有難う御座いま...ついさっきまでそこで草むしりしてませんでしたか?」

「いつのまに...」

 

 

・廊下掃除

 

トリニティは合宿所もとにかく広いので雑巾掛けどころかモップ一往復だけでもかなり大変である。

「ふぅ、こんな物でしょうか。」

「ヨゾラ、もう終わったのか」

「えっ、早くない?」

「速さには自信があるので。」

ふふん。

 

 

・ロビー(コハル)

 

「ゴホッ、本当に埃が多いわね...」

"喉痛めないようにね。お水いる?"

「ひゃぁっ!いきなり後ろに来ないで!」

"問題はなさそう?"

「わ、私は正義実現委員会のエリートなんだから心配はいらないわ!」

"なら良かった。何かあったら言ってね。何でもするから"

「えっちなのはダメ!」

"何で!?"

 

 

・寝室(ハナコ)

 

「〜♪」

"新しいマット持ってきたよ"

「あら、先生ありがとうございます」

"手慣れてるね"

「はい、ベッドの扱いは心得てますから♡」

"私はあまり家事が出来ないからなぁ"

「そうなんですか?意外ですね」

"ご飯も良く買った物で済ましちゃうし..."

「ふふ、先生にも不得意なことはあるんですね?」

"私だって人間だからね"

 

 

・教室(ヨゾラ)

 

「ん〜っ...」

棚に向かってジャンプするが、埃はたきを含めても全く届かない。そこ、チビって言うな。

"どうしたの?"

「いえ、棚の上に手が届かなくて...」

"手伝おうか?"

「すみません、宜しくお願いします。」

俺がそう言うと、先生は俺を持ち上げた。

「どう、届く?」

「いや、まあ、はい...あの、少し恥ずかしいのですが。」

"掃除のためだから"

先生がやってくれればいいのでは?⁇

 

 

・食堂(ヒフミ・アズサ)

 

「流石に食べ物が残されてたりはしなくて良かったです」

「食中毒は精鋭だろうと、一度に多数戦闘不能になり得るからな」

"あれは本当につらい..."

「なったことがあるんですか?」

"買った弁当を忘れて一ヶ月放置してて..."

「...食べたんですか?」

"...よし、掃除しよっか!"

「先生⁉︎」

「先生、確かに食糧は大事だが、ダメになった食糧は切り捨てる覚悟が必要だ」

"はい..."

 

 

・体育館

 

「広くて戦闘向きだし、トラップが仕掛けやすそうだ。うん、籠城するならここにすべきだ」

「その機会が無いことを願います...」

「道具なども揃ってますね。マットも十分使えそうですね♡」

「何に使うつもりなのよ!」

"合宿用の体育館まであるんだ"

「私も最初は驚きました。段々感覚が麻痺してきますけどね。」

 

 

 

"こんなところかな...?"

「いいんじゃない?ずいぶん綺麗になった気がする。うん、気持ちいい」

「...うん、悪くない」

「ええ、これなら気兼ねなく勉強できるでしょう。」

「そうですね、お疲れ様でした!」

 

「あ、まだ一か所だけ残ってますよ?」

「あれ、そうでしたっけ?」

ああ、そういえば忘れてた。この後重要なイベントがあったな。

「最後の場所...屋外プールが♡」

 

 

・プール

 

「これは...」

「だいぶ大きいな...というか、補習授業部に水泳の科目は無いはずだけど?」

「試験に関係無いなら、掃除する必要ある?」

「いえいえ、よく考えてみてください。

キラキラと輝く水で満たされたプール、楽しい合宿、はしゃぎ回る生徒たち...」

 

「...楽しくなってきませんか?」

 

「え、何⁉︎分かんない、何か私に分からない高度な話してる⁉︎」

「ですが、確かにこうして放置されてしまっているのは何だか寂しいですね」

「もしかしたら、昔は賑やかな声が響き渡っていたのかも知れない。」

「『vanitas vanitatum(全ては虚しい)』...全て、何れは消え去る物です。」

諸行無常、空即是色。違う世界に来ても、結局の所本質は変わらないのだろう。

「...」

「...ヨゾラさん、アズサちゃん、ヒフミちゃん、コハルちゃん!」

 

「今から遊びましょう!」

「え、えぇ!?」

「今から掃除して、プールに水を入れて、みんなで飛び込んだりしましょう!」

「い、いいんですか!?」

「...明日からは、勉強漬けになるでしょう。ただでさえ落第の危機で、それではモチベーションが上がりません。ここで気晴らしをしておく方が、効率的でしょう。」

「ほら、ヨゾラさんもこう言っていることですし、早く濡れてもいい服に着替えましょう!プール掃除を始めますよ!」

「うん、たとえ全てが虚しくても、手放す理由にはならない。ちゃんと水着も持ってきてる、待ってて。」

「ここだけ掃除しなくても気になっちゃいそうですし...私も着替えてきます!」

「えぇっ⁉︎補習授業部と関係無いじゃん...うぅ、何で...」

「ふふっ、コハルちゃん♡」

「わ、わかったから!無言で近づかないで!」

 

「ふふっ、皆さん楽しそうですね。」

「ええ、ではヨゾラさんも...」

「...?」

「...?」

...えっ?

 

「まさかヨゾラさん、ここまできて自分は参加しないつもりで...?」

「い、いえ、私は監督役ですので...。」

「先生も居るのですから、もっと気を楽にしても良いのではないですか?」

"うん、遊んでおいで"

「先生まで...!」

「それとも、水着が無いのですか?それなら、替えの服などでも良いのですよ?」

「水着は有りますけど...。」

「なら、着替えましょう♪さあ、早くその服を脱いでください♡」

「い、いえ、私は」

「遠慮しないでください♡」

「ピェ...」

「それとも...脱がしあいっこしますか?♡」

「じ、自分で着替えますので!行ってきます!」

"速っ..."

「戻りました!」

"はやっ⁉︎"

「あらあら、残念です。一緒にお着替えしたかったのに...」

うぐっ、そんな顔しないでくれよ...女子高生と着替えるなんて出来ねぇよ...

「では、私も着替えてきますので、少々お待ちください♡」

 

「...。」

うぅ、先生が見てきてる気がする...

女物の水着を着るの、いまだに慣れないし、2人きり気まずい...

"水着姿も可愛いね!"

「せ、セクハラです!訴えますよ!」

"えぇっ⁉︎ご、ごめん!"

皆、早く帰ってきてくれ〜...!

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