無自覚クソボケ野郎が迫られるまで   作:いもけんぴ。

2 / 2
『クソボケ』とおじさん

 

 

 

現在、俺こと如月サクヤは大変困っている。理由としては、最近俺の周りが変だからだ。こう……なんというか、変なのだ

 

何故だろうか……俺は何か彼女たちに嫌われる様なことをしたのだろうか。と不安になり、先生に相談した。最初はちゃんと相談に乗ってくれていたが……途中からはこちらを揶揄うばかりで真面目に考えてくれなかった。許せぬ

 

先生が言うには、もっと俺の行動を振り返れとの事らしいが……何度考えてもよく分からないため、とある知り合いに相談してみることにした

 

「というワケなんだが……どう思うよ、ホシノ」

 

「ん〜、そこでおじさんに相談されてもねぇ」

 

目の前に居るのは、自分の事を"おじさん"と自称する可憐な少女である。……本当になんで一人称がおじさんなんだ?

 

「ふむぅ……まあそうだねぇ。本当に心当たりはないんだよね?」

 

「あったら相談してねぇって」

 

「それもそっかぁ。うーん、まあ言ってしまえば、みんな恥ずかしいんだよ」

 

「恥ずかしい?」

 

ふむ……恥ずかしいとな。……いやなんで?

 

「それまたどうして?」

 

「親しい人間と改めて目を合わせながら話すのは、若い子はなんとなく気恥しいんだよ」

 

「そういうもんかぁ?」

 

「そういうもんだよ」

 

「へぇ〜……ホシノは恥ずかしくないのか?」

 

「おじさん?おじさんは別にー?あの子たちとは年季が違うからねぇ」

 

「同い年だろ」

 

ふむ……まあ言われてみればそんな気もする……か?でもそれだけであんなになるかぁ?

 

「ま、よく分かんないけどさ、サクヤだって他の子に悪いことをした訳じゃないんでしょ?」

 

「俺からすれば、まあそうだな」

 

「なら、そんなに深く考えなくても良いんじゃない?」

 

「そうか?」

 

「そうそう。サクヤは昔から深く考えすぎなんだよ。それで何回失敗したのさ」

 

「うぐっ……それは、そうなんだけどさぁ」

 

それを言われると、こちらとしてはなんとも言えない……けど、言われっぱなしもなんか癪だな

 

「けど、お前だって、人の事言えないだろ」

 

「んぇ?」

 

「一人で抱え込んで色々悩んで、挙句の果てに取った選択がまったく成長してなくて後輩に呆れられたくせに」

 

「なっ……いや、あれは違うじゃないですか!あの時はあれが最善だと……」

 

「おーおー。口調も戻っちゃってまあ」

 

「くっ……」

 

「ホシノちゃんが成長してなくて、私悲しいよぉ!」

 

「ユメ先輩の真似しないでください!大体、そんなこと言われてませんから!」

 

いやーすっきりすっきり。弄られっぱなしは趣味じゃないんだ

 

「はぁ……まあ兎に角、そんな深く考えるなってことですよ。あなたはもっと自分に自信を持った方が良いです」

 

「そっか……まあお前が言うならそうなのかもな。……よし、じゃ話題を切り替えよう。そうだなぁ……あ、この前見た映画なんだけどさ……」

 

「へぇ、面白そうじゃないですか。それで……」

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
点
※参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。


  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

読者層が似ている作品 総合 二次 オリ

アビドス・ピンクアーカイブ(作者:ウサギの化身)(原作:ブルーアーカイブ)

▼「好きなんすよ、みんな!」▼「ん、好き。だから襲うね」▼「私のものにしちゃいます♣︎」▼「べ、別に、好きなんかじゃないんだからね!」▼「好き、なの……」▼「うへぇ……。後輩たちがみんな怖いよぉ」▼「─────また、私とやり直そう」▼犬系男子がアビドスのみんなとがんばってく。そんな感じのお話かも。▼


総合評価:1622/評価:8.95/連載:5話/更新日時:2026年08月30日(日) 18:41 小説情報

お前のミスでした―――。(作者:とっとこ馬鹿野郎ッ!!)(原作:ブルーアーカイブ)

散々生徒と先生、ついでに私の脳を焼いたくせに、このままフェードアウト出来ると思ったんですか?このクソボケが。▼現在、原作最終章後のストーリーとそれ以前のストーリーの両方を更新しています。▼この小説においては最終章後が本編、最終章前が前日譚のようなものです。▼どちらから読み進めても大丈夫です。


総合評価:1788/評価:7.05/連載:18話/更新日時:2026年09月01日(火) 23:37 小説情報


小説検索で他の候補を表示>>