ショッピングモールで買い物を終え、軽い食事を済んだ後、俺とたきなは千束の案内である場所に向かった。
そこは水族館、魚が多く集まる場所だった。
「千束が来たかった所は此処か?」
「そうそう、私好きなの此処~♪」
「よく来るんですか?」
たきながそう千束に言うと、千束はある年間パスカードを見せる。
「年パス~♪ 気に入ったらたきなも真司君もどうぞ~?」
「俺はいいよ、ここは余り来る事ないから…」
俺はその申し出をパスして、たきなに進めた。あんまり此処に来ても…前世の思い出を思い出したくはない。
あの頃俺は、両親に連れて来て貰った際、あまり水族館の印象を良く思っていなかった。
水族館って魚ばかり泳いで飼育している場所だろう? そんな所に来て一体何があるのかって言うのが本音。
だから俺は水族館はあまりいい印象はない…。
そう思っている中で千束とたきなと共に館内を見て回ると、タツノオトシゴとチンアナゴのケース内を見ていた。
たきながチンアナゴの情報を調べていると、千束がチンアナゴの真似をしていて、それに俺は問う。
「…もしかしてチンアナゴの?」
「そうそう!真司君もたきなもやって見る?」
「いや、いい…」
「私もです。第一あまり目立つ事は避けた方が良いんじゃ…」
「ぶぶ~~!」
そう言って頬を膨らます千束…、全くこの子は行動を抑えるってのを知らないのかな? まあそれは俺が言っても無駄だろうし、言えないよな…。
アーマーを着た時の俺がしか印象が無いし、下手に正体を明かすわけにもいかないしな…。
もうしばらくは黙っておいた方が良いか。
そう思っていると、千束の首の方にある物をが見える。
それはフクロウのチャームであり、銅のネックレスだった。
「千束…それは?」
「ああ~これ? 小さいころに貰った物なの」
「(それは…確か“アラン機関”の)」
俺はそのネックレスを見て、コルタナから聞いた話しを思い出すのだった。
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それは遡る事2週間前、俺はこの世界をもっと知ろうとネットで全ての情報を集めていた時だった。
あるネットの記事にスポーツ選手が優勝トロフィーを手に取って、大きく報じられた内容だった、それを見て俺はその選手の様子を見て見ると。その選手の首にはフクロウのチャームがぶら下げており、それに俺は見る。
「…何だこれ?」
『あら真司、この記事に興味あるの?』
コルタナがその記事を見て問いかけて来て、俺はそれに若干頷く。
「ああ、コルタナ…このフクロウのチャームが気になるんだけど、知ってる?」
「ああ~このネックレスね。これは世界的有名な医療機関の【アラン機関】よ。医療に関しては凄く優秀で、障害の子供達に無料の治療を与えるとの事で有名よ。しかもその障害の子供たちには“特別な才能”が有るらしいの。それが私もそうなのかは知らないわ。これでも謎の多い機関らしくて、この私でさえも情報を掴ませないのよ」
嘘だろう…、コルタナでさえも掴めることが出来ないって、アラン機関って情報の一欠けらさえも掴ませないのか…。厄介だな。
「でも安心して、どんなに情報を隠そうと、この私が必ず掴んで見せるから!」
そう言うコルタナ、まあそこは彼女に任せるとするか…。アラン機関…全国の障害を持つ子供たちへの無料の治療…。そして才能…これって関係あるのかな?
そう思う俺であった。
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そして俺はコルタナの言葉を思い出し、千束のネックレスを見て言う。
「なあ千束、千束って何処か悪かった所があったのか?」
「え?」
俺の質問に千束は思わずキュトンとなり、たきなが俺の方を見て問う。
「どうしたんですか急に?」
「いや、そのフクロウは確かアラン機関の支援を受けた者達がよく持っている物…【アラン・チルドレン】が持っているのと一緒なんだよ。だから千束は以前アランに治療を受けて貰った事があって、その時に才能があるのかなって」
「え~?私が? そんなのあり得ないっしょ。私そんな才能がある筈がないって~♪」
「そうですよね、千束は単に弾───」
「たきな!!!」
っとまたしてもたきながカミングアウトしようとして、千束に口元を塞がれてしまう。
たきなって絶対に天然だよなきっと、お真面目じゃないよ。
そして千束はたきなに小声で言う。
「(もう!!真司君にバレちゃうでしょ!!)」
「(すいません…、どうしても言葉が滑って…)」
ははは…、たきなは仕方ない。
それにしても千束自身は才能がない…か、そんな筈はない。そうじゃなかったらアランのチャームを身に着けている筈がない。
あっ…、もしかしたら弾避け? そんな筈…いや、この間の任務の時に弾を軽く躱している…。
それだとしたら千束の納得がいく、コルタナもそう言ってたしな。
そう俺が1人で考えていると、千束とたきなが話しをしていて、すると千束がある動きをした。
「チンアナゴ~!!!」
突然の事に俺は思わず振り向き、それに唖然としてしまう。お…おいおい、千束…お前何やってるんだ?
こんな人目の付く所でそんなポーズをするなんて!?
「ほらほらたきなも一緒に!」
「っ~~~!!! さ!さかな!!!!」
っとたきながそれに釣られるかのようにポーズを決めて来た…。おいおい…マジかよ? これはもう俺は知らん。
そう思いながら俺はこっそりと逃げ出そうとした時だった。
ガシッ!!
「おっと真司君。何逃げようとしてるのかな~?」
千束が俺の腕を掴んで、満面の笑みをしながら俺を見る。
おいおい千束…、お前まさか…。
「さあ真司君!!君も一緒にやろうではないか~!」
「いいいいいいいいいやあああああああああああああだあああああああああああああああああああああ!!!!!!!!」
俺はこの時何故か力が入らなかったのか、この時自分でも分からなかった。
そして俺は千束の踊りに付き合わされる事になってしまった…。トホホ…。
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その後俺達は水族館を出て、俺が千束達の方を向く。
「それじゃあ俺は車を取りに行ってくるよ、千束とたきなはここで待っていてくれ」
「うん」
「ありがとうございます」
そう言って俺はGT-Rを取りに行こうと、立体駐車場に向かった。
だがその際に俺は辺りの雰囲気の違和感に気づいた。
ベージュの制服を来た女子高校…、この国のアサシンとも言えるDAのリコリス。それが少しばかり多く感じた…。
「(なんだか多いな、何かあったのか? でも俺が行っても仕方ない。今は千束達と一緒にここを離れるか)」
そう感じた俺は立体駐車場について、GT-Rに乗り込み、千束達の下に向かって、そのまま一緒に帰るのであった。
その後千束達の待ち合わせの駅で事故があったのは言うまでもないが…。
そして翌日、俺は久々にフェラーリでリコリコに向かい、アイスカフェオレを飲むために来た。
「こんにちは」
「やあ桐山君。いらっしゃい」
ミカさんが微笑みながら俺を出迎えてくれた。
「アイスカフェオレを下さい」
「はい了解。それよりも昨日千束達の買い物に付き合ってくれたんだってね?」
「はい、その後千束に妙な踊りに付き合わされたのがかなり心に響きましたが…」
俺は少しばかり薄暗い感じになってしまう、人前であんな踊りをしてしまったんだ…。今後一切千束とは買い物に付き合うもんか!
………………多分。
「あ、あははは…、それは済まなかったね。それに付いては私からも少しばかりきつく言っておくよ。これはサービスだよ」
っと俺にアイスコーヒーを出してくれた。おっとミカさん…太っ腹♪
『キャアアアアアアアアアア!!ハレンチイイイイイイイイイイイイ!!!』
「っ!!?」
ミズキさんの突如の叫び声に俺は思わず驚いてしまった。なんだ?!
『うわっ!!!違う違う違う違う違う!!!!』
『あんた!!男の所に泊って来たな!? その下着が何よりも証拠だ!!!」
『聞けよ~~~~!!! っ!!たきなの!たきなのだってば!!』
『あんっ!?……………可愛いじゃねか』
…お、おいおい…一体あっちで何が起きているんだ?
『いやだからそれを昨日買いに行って、え、あ、ちょいちょいちょい何処へ』
すると業務用扉からミズキさんが出て来て、ホールに居る俺達に向かって言う。
「皆さーん!この店に裏切り者と嘘つき野郎が居ますわよーーー!」
「うわあああああ!!!やめろやめろやめろおおおおおお!!!」
「はいお披露目~!」
大慌てで出て来た千束がミズキさんを止めようとしたが、逆に抑えられてしまい、スカートの中を見せられてしまう。
ええ~~~……千束よ、お前ちょっとどんくさいぞ?
とまあ後は千束がクルミ寄って扇風機でスカートを煽られる形でもてあそばれるのは言うまでもなかったな。
そして…。
「フフフ…、プハハハハハ!」
たきながその様子を見て笑って、微笑みながらそれを見ていたのは、とても強い印象であり、とても可愛かったな…。
若干真司はたきなの表情を見て、そっちに流れている感じかな?
真司と対等するオリキャラを出そうと思います。しかもアーマーを奪い戦います。しかもかなり強いです、どうでしょうか?
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是非出して戦ってください。
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無しですね。