ヘイロー・リコイル   作:ライダーGX

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時系列では1話の2話の間です。

それと前回の部屋の3LDKから5LDKに変更しました。
ちょっと3LDKは狭いかなって感じて…。


第2話

赤い制服の少女が俺が持っているスマホを見て叫び、それに俺は見る。

 

このピンク色のスマホカバー…彼女のか。なら返さないとな。

 

「このスマホ、君の?」

 

「うん!そうだよ」

 

その少女は俺の方に駆け寄り、スマホを渡すと喜びながら受け取る。

 

「良かった~!私のスマホが見つかって! ポケットをいくら探しても見つからなかったの」

 

「随分とドジな一面もあるんですね、千束さんは…」

 

「ちょっとたきなさ~ん…、随分とはないでしょう、随分とは…」

 

「でもそうじゃないですか、道端でスマホを落とすとか、普通ありえませんよ?」

 

その言葉にその少女は何やら頬を膨らませながら、黒髪の少女の言った言葉に不満を持っている様子だ。

う~ん…、何やら凄い感じの2人だな。

 

「ま、まあ…とにかくスマホが無事で良かったよ、俺はこれで…」

 

「あ!ちょっと待って!」

 

するとさっきの白髪の少女が俺の腕を掴み、それに俺は振り向く。

 

「え?どうしたの?」

 

「折角だから、今から私がバイトしてるお店に来ない? スマホを拾ってくれたお礼に?」

 

「…良いのか? 丁度腹が減っていたから良かったよ」

 

「本当に!? よーし!!ならとっておきのデザートをご馳走させてあげまーす!」

 

っとそう言う少女、なんて自信満々の顔、いったいどこから溢れ出てくるんだろうな?まあいいか。

 

お陰で胃が満たされるな、ここはお言葉に甘えよう。

 

「じゃあ行くとしますか」

 

「おお~!ノリがいい! それじゃあ付いて来たまえ~!」

 

彼女はそう言って先頭に立って進み、黒髪の少女もその後を追う事に、俺もその2人の少女に付いていく。

 

あっ、肝心の事を聞くのと言うのを忘れてた。

 

「そう言えばまだ名前がまだだったな、俺は桐山真司」

 

「おお~そうでした。私は錦木千束、よろしく!」

 

「井ノ上たきなです」

 

お互い自己紹介して、錦木の向かうバイト先に向かうのだった。

 

 

 

 

───────────────────────────────────────────

 

 

 

 

そして錦木達がバイトしている場所に付く、そこは小さな喫茶店で、【喫茶リコリコ】と書いてある…。

いかにも人気がなさそうな感じの所だけど、意外と好む人もいるから、そこはあえて触れない様にしよっと…。

 

俺がそう思っている中で錦木が俺の方を向く。

 

「ここが私とたきながバイトしている喫茶店だよ!」

 

「どうぞ…」

 

そう言って2人は俺を案内し、俺は店の中に入っていく。

すると突然俺の中に何かしらの異様な気配を感じ取り、それにある方を向くと、1人の女性が俺の方にやって来た。

 

「男おおおおおおおおおお!!! しかも若い奴!!!これはチャァァァァァァァァァァァンス!!!」

 

そう言ってその女性は俺に目掛けて飛びこみ、それには避けようとした、すると俺の足が異様な程素早く動き、入り口からすぐにカウンター席の所に移動して、その女性のタックルを躱した。

それにより女性は「ぐへぇ!?」と息が出てしまうような感じに床に落ちてしまい、それに錦木と井ノ上が見る。

 

「ちょいちょい…、【ミズキ】何やってんの…」

 

「いつも男性の方を見ると飛び込むのはどうしてです?」

 

「あんた等お子ちゃまには分かんないわよ!! さあ!そこのアンタ…!大人しくアタシの“所有物”になりな!!」

 

「おいおい…否定する暇も無しかよ!」

 

そのミズキって人が俺を捕まえようと追いかけるが、俺は先ほどから素早い動きでその人から回避し、その人は息切れになりながらも俺を追いかけ続けていた。

おいおい…頼むからそろそろ止めて? 俺マジで腹減ってんだけど…。

 

そう思っていると、カウンターの方から黒人男性の1人がやって来た。

 

「ミズキ、その位にしろ。お客様にかなり失礼だ」

 

「チッ!」

 

そう言ってミズキって人はその場から去って行き、俺は少々唖然としながら棒立ちしてしまう。

すると先ほどの黒人男性が俺の方を向いて謝ってきた。

 

「すまなかったね。ミズキが迷惑をかけた」

 

「あ、いえいえ…」

 

「先ほどのお詫びとして何かしらサービスをするよ。私はミカ、この喫茶店の店長だ」

 

「え?…じゃ、じゃあコーヒーと何があるかな…」

 

俺はメニュー表を見て、欲しい物を頼む。丁度腹が減ってるから、糖分を結構取るが、パフェを貰うとするか。

 

「じゃあパフェを1つ、コーヒーと一緒に」

 

「分かった。ミズキ」

 

「はいよ~」

 

っと先ほどの女性が元気なさそうな感じをしながらも、注文をしたパフェを厨房で作っていた。

そして俺が頼んだコーヒーが先に出てくる。

 

「はい、これは私自慢のコーヒーだ、皆から評判と言われている程だよ」

 

「ありがとうございます」

 

「いやいや」

 

「いや~ごめんね? ミズキが暴走しちゃってさ」

 

っと錦木達が着物姿をした制服を着て、こっちにやって来て、俺は思わず見る。

赤の着物を着た錦木、蒼の着物を着てツインテールにしている井ノ上。おお~…なかなか似合ってる。

 

俺がそう思っていると、先ほど頼んだパフェがやって来て、俺の前に置く。

 

「はい、どうぞ…」

 

「あ、ありがとうございます」

 

「それにしても君はこの地区では見かけないね?」

 

っと店長さんがそう俺に聞いてきて、俺はそれに顔を上げる。

 

う~ん…ここは素直に言うのが一番だと思うけど、俺の秘密は絶対言えないよな。言っても信じない上にドン引きする可能性が大だ。

ここは合えて誤魔化そう…。

 

「ええ、つい最近この街に来たんです」

 

「へえーそうなんだ! じゃあこの近くに住んでるの?」

 

「ん?ああ…そうだよ」

 

その言葉に錦木は納得した表情をしている中で、先ほどのミズキって人が落ち着いた状態で俺に問いかけた。

 

「ねえ君、歳はいくつ?」

 

「あ、18歳です」

 

「くっそ!!!!年下かよ!!!顔は良いのにもう少し年上だったよかったのに!!!」

 

「…何言ってんだこの人?」

 

っと俺が思わずつぶやき、それに店長が冷や汗を流しつつもミズキに言う。

 

「ミズキ、お前はもう厨房に戻って洗い物でもしてろ」

 

「はいはい…」

 

そう言ってその人はその場から去り、俺は呆れつつもパフェを完食、コーヒーを飲む。

 

「…ぷはぁ、ご馳走様」

 

「おほほ~!見事な完食! もし暇が出来たら此処に来てね?いつでも大歓迎だよ!それに此処の常連さんになれば、閉店後にボトゲ大会って言う親睦会があるの、ぜひ参加すると良いよ!」

 

「へぇーそんなのがあるんだ、じゃあ今後そうするよ」

 

そう言って俺はちょっとした代金をカウンター席に置き、その場から出ていく。

 

それを見た店長が止める。

 

「あ!君…! 別にお釣りは…」

 

だが既に俺は出て行った後だった為、店長は少し困り果てた様子になる。

それを錦木が言う。

 

「まあ先生、代金貰ったのならしょうがないじゃん」

 

「…そうだな」

 

 

 

───────────────────────────────────────────

 

 

 

喫茶から出た俺はパフェを食べた後に少しばかり自分の手を見る。

 

先ほどミズキって人から逃げる際…、俺の体が思った以上に動ける事に気が付いたんだ。

 

一体どう言う事だ…?俺はいつの間にあんな動きが。…まあ考えたところで何も始まらない。

とりあえず隠れ家に帰ってコルタナに相談だ。

 

そして俺は隠れ家に戻り、コルタナが俺の前に姿を現す。

 

「あら、随分と遅かったのね?」

 

「ああ、面白い喫茶店に行ってな? そこで俺はパフェを食って来たんだよ」

 

「あらそう、そこは何処の?」

 

「確か…喫茶リコリコだった」

 

っと俺が言った途端、コルタナの表情が一瞬驚く表情をし、それに頭を抑える。

 

「はぁ…まさかいきなりそっち方面に出向くなんて、貴方も随分と大胆ね」

 

「え?どういう事?」

 

俺はコルタナの言っている意味が理解出来なかった。まるで行ったら駄目の様な言い方だ、そう思っているとコルタナが言う。

 

「いい真司? 貴方が行ったその喫茶店はDAの関係を持つDA支部なの。つまり貴方は知らずにその組織の片足を踏み込んでるの」

 

「…ええっ!? あの喫茶店がか?!そんな風には見えないぞ!?」

 

「それもそうよ。あそこはカムフラージュしている為に喫茶店をしているの、まあ…喫茶店に行くぐらいなら別に構わないけど」

 

コルタナの言葉に俺は驚きを隠せないでいた。まさかあの喫茶店がそんな所だったなんて、でも見た感じじゃそんな風には思えない。

錦木達も怪しい感じはなかった。でもコルタナの言っている事は嘘じゃないと思うから、本当にDA関係者なのか…。

 

でもまあそれは後からまた深く考えるとするか、俺はちょっと気になる事をコルタナに問う。

 

「コルタナ。俺の動き何だが、少し変な感じがする」

 

「変な?どんな感じに?」

 

「喫茶店で女性店員が俺を捕まえようとして、逃げようとした際に俺の動きが素早く動いたんだ。これって一体?」

 

「ああ~、貴方は神様からのボーナス得点でスパルタンⅡ以上の運動能力を獲得しているの。それと改造もね?」

 

っとその言葉を聞いた俺は思わず目を見開いた。

 

「はっ!?スパルタンⅡ以上の改造と能力!? でも見た感じは普通の身長だぞ!?」

 

そう、俺の身長は約178㎝、スパルタンだったら2m以上は軽くある。それなのに改造が施されているのか!?

 

「あはは、そう驚くのも無理ないわね。貴方の場合は特別、アーマーを着用する際にインナースーツを着るときに特殊なカプセルに入るの。そのカプセルでインナースーツを着た際に自動的に貴方の身長は218㎝くらいに伸びる様にしているの。まあこの身長…チーフと同じ身長ね」

 

コルタナの言葉に俺は言葉がもう出なかった、まさかそんなボーナス得点を神様が用意していたなんて、凄い…凄すぎる。

これは改造手術を行わなくても大丈夫って事だな。もし必要だったらスパルタンⅢの薬物投与で強化するのかなって思っていた。

 

「あ、そう言えばそうだ。コルタナ。お金が今後どうするんだよ、もし金が尽きたらこの隠れ家の維持費とかはどうするんだ?」

 

「心配しなくてもいいわ。私がいくつか投資で稼いでいるから、資金面の方は心配しなくてもいいわよ。ほら、とりあえず貴方はこの階層の29階から26階までの階層を調べてきたら? 後の方はまだ調べてないんでしょう?」

 

「え?あ、ああ…」

 

コルタナの言葉に俺は素直にエレベーターに乗って、下の階層に向かうのであった。

 

って言うかコルタナ、投資で稼いでいるってマジかよ…。

 

 

 

 




まだ戦闘とアーマー着用はもうしばらくかかります。申し訳ございません。

真司と対等するオリキャラを出そうと思います。しかもアーマーを奪い戦います。しかもかなり強いです、どうでしょうか?

  • 是非出して戦ってください。
  • 無しですね。
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