ヘイロー・リコイル   作:ライダーGX

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第6話

千束とたきなはリコリコから来た依頼でウォールナットを護り、護衛する任務を受けた。

特急で依頼人の所に向かう際に千束が駅弁を食べていた。

 

その後電車を乗り換え、目的の地へと到着した、その際千束が…。

 

「ねえたきな、そのウォールナットって言う人と会ってどうするの?」

 

「…本当に何も聞いてないんですね」

 

しかも彼女はたきなの話しを聞いていなかった。たきなは千束の能天気さには呆れかえっていた…。

 

「あははは…ごめんって、たきな様~!」

 

「…店長が車を用意していると聞いています。そこで羽田まで行くとの事です」

 

それを聞いた千束が思わず食いつく。

 

「え?車!!はいはいはーい!私が運転します!!」

 

「私がします」

 

千束がそれを言った時にたきながそれを拒否して、自分が運転すると言い出したのだ。

当然の如く、千束はそれに愚痴った。

 

「ええ~?たきな運転出来んのかよ~?」

 

「出来なかったらリコリスにはなれないでしょう」

 

たきなは千束の様子を見て呆れかえっていた。そして目的地の駐車場にいて、ある車が見つける。

それは赤い車のスーパーカーだった。

 

「おお~!スーパーカーじゃん!!」

 

「…目立ちますね。あれでは護衛には向きません」

 

「何言ってるのたきな?でもあれだと桐山君のスーパーカーの方がまだいいな~?」

 

千束が言った言葉にたきなが振り向く。

 

「え?桐山さんの車? 持ってるのですか彼?」

 

「うん、この前買い物の時ばったり出会ってね? その際乗せて貰ったんだ~」

 

「…いきなり便乗するのはどうかと思いますよ?千束さん…」

 

「ぶ~!!先生と同じ事を言う!」

 

そう言っていると、エキゾーストが聞こえて来て、それに千束が振り向いた瞬間、1台の軽自動車が千束達の前に現れて、その場で止まって運転席にいるリスの着ぐるみ姿の者が言う。

 

『ウォール!!』

 

「ナット!!」

 

『よし!早くしろ!!追手が来るぞ!!』

 

「え?何その台詞? ってそれで逃げるの!? 流石に駄目じゃないの!?」

 

「千束さん!!」

 

たきなに怒鳴られながらも千束は渋々と乗車し、ウォールナットが運転する車で逃げ始めた。

その中で千束が愚痴っていた。

 

「なんで護衛対象が運転してるの? 普通逆でしょう?」

 

『予定と違ってすまない。ウォールナットだ』

 

「はいはい、私は千束。こっちはたきな」

 

一応挨拶をする千束とたきな、そして話しをしている内に千束が言う。

 

「それよりも何で犬の着ぐるみなの?」

 

「熊ですよ千束さん」

 

『リスだ。JKの殺し屋よりはよっぽどマシだよリコリス』

 

「そちらの着ぐるみよりはよっぽど合理的です」

 

っとそんな風に訂正をするウォールナット中、たきながその事を言う。

 

『どういった所が合理的なんだ?』

 

「つまり…街中で一番警戒されにくい姿って事ですよ」

 

『都会の中で有効な迷彩服何だな、そうだ…言うのを忘れていた』

 

するとそんな中でウォールナットがある事を言う。

 

『実はこの事は君達の上に話して、まだ君達に話してない事があるんだ』

 

「話してない事?」

 

「何です?」

 

『実は君達の他に、もう1人護衛してくれる者が居る』

 

その一言に千束とたきなは驚きの表情をするのであった。

 

 

 

───────────────────────────────────────────

 

 

 

「真司、護衛対象が移動したわ」

 

その事俺はマングースに乗りながら街中を走って、護衛対象に向かっていた。既に護衛対象が移動したとの報告をコルタナから聞いた。

移動したって…一体どうやって?

 

「コルタナ、護衛対象を護衛しているのは一体誰なんだ?」

 

「情報によれば、護衛対象…【ウォールナット】を護衛しているのは、この日本を秘密裏に守っている組織。DA…その支部の者達よ。どうもその支部は組織から少しばかり離れて、人々の為に働いているそうよ」

 

「へぇ…そうなんだ」

 

DAって暗殺して日本を守ってるんだろう? そんな所が人助けをしているなんて、意外だな…。

 

でもまあ…それはそれで今度考えればいい。

今はそのウォールナットを護衛に行かないとな…、もし敵と遭遇してしまったら大変だ。

 

そうそう…敵の数を聞いておかないと。

 

「コルタナ、敵の数は?」

 

「約13人。全員自動小銃と散弾銃を持っているわ」

 

「13人か…護衛している数は?」

 

「2人よ、でもかなり優秀な人物で、相当な実力者っと言えるわ、でもそれはもう貴方も同じよ真司。貴方もこの2週間…訓練所でかなりの経験を得て、もう身も心も見違えたわ、もうマスターチーフと呼べる位にね」

 

コルタナは俺の事を言いながらほめる。

 

そう…この2週間、俺はずっと訓練をし、経験値アップのおかげでもう完全に見違えた。

もうあの時のゲロも出さない、へこたれないさ…。

 

とにかく、今はその護衛の下に行こう…。

 

 

そしてその事、千束とたきなはウォールナットに聞かされた事に驚きを隠せないでいた。

 

「ちょっとちょっと!それ聞いてないんですけど!」

 

『ああ、言っていないからな』

 

「何故他の者に護衛の依頼を?私たちで十分なのでは?」

 

『護衛は強い者が多い方がいいと思ってな、すまなかったな』

 

「全くですよ~」

 

千束はそれに呟く中、車は目的の高速に入らずに進む。

 

「あれ?」

 

「高速に入るはずでは…?」

 

千束とたきながそれを聞くと、ウォールナットはハンドルから手を放すと、車が勝手に動いていたのだ。

 

『…車を乗っ取られたか』

 

「ええーー!!ちょっとちょっと!」

 

車を乗っ取られた事に驚く中、車は加速していき、海に向かっていく。

するとモニター画面にロボマークが現れる。

 

それにウォールナットが気づく。

 

『ロボ太か、ハッキングの腕を上げたな…』

 

「何処に向かってるの…!?」

 

『加速している、このまま海に突っ込むつもりだ、その前に回線を物理的に切断して制御を戻す以外方法はない、だがそれをロボ太が何処かで見ている筈だ』

 

「何処かって…」

 

「千束さん、あれ」

 

たきなが何かを見つけた様で、千束はたきなの目線を見ると、バックミラーにある物が映っていた。

 

それはウォールナットが運転する車を追跡しているドローンであった。

 

そのドローンから察するに、ロボ太が監視をしている物であった。

 

「ああ~…あいつか」

 

「今落とせば逃げ切る事が出来ますよ」

 

たきながそう言った時、ウォールナットはある方向を向く。

 

『…来たか』

 

「え?何が」

 

ウォールナットが言う事に千束が問いかけた時、別方向から謎のバギーに乗って現れた、全身装甲の人物だった。

それに千束とたきなは振り向く。

 

「え!?何あれ!?」

 

「分かりません!? もしかしたら新たな敵かも知れません! 早急に───」

 

『心配ない、あれは味方だ』

 

「「え?」」

 

ウォールナットの言葉に千束とたきなは振り向く。

 

 

 

無事ウォールナットの場所にやって来た俺、今暴走敷いているあの軽自動車の中にウォールナットが居る。

でもその前にだ、あの飛んでいるドローン…なんだか妙な感じがする。

 

「コルタナ、あのドローンから何か電波が感じるか?」

 

「あのドローンからハッキングの送信電波が出てる。どうやらあのドローンが中継器替わりとしているみたいね、でも心配はない、私からすればあんなの朝飯前よ」

 

っとコルタナがあのドローンに向けてハッキングし、別の場所で遠隔操作しているロボ太って言う奴の所は大慌てとなっている。

なんせいきなり制御が効かず、しかも画像が砂嵐の映像となって、見れなくなったからだ。

 

「おい!!どうなってんだよ!!?」

 

まあそんなことは置いておいて、俺はすぐ目の間に海が迫っているのを見て、コルタナに言う。

 

「コルタナ!あの車を止めろ!!」

 

「了解!!」

 

すぐにコルタナはあの軽自動車のハッキングし、ブレーキを作動させる。

しかしブレーキが間に合わず、あのままでは海に落ちてしまう。仕方ない…ここは一か八かだ!

 

俺はマングースから飛び降り、軽自動車の後ろを掴んで何とか踏ん張りながら止める。当然滑りながらも車は前方半部は海に出てしまった。

 

でも一応車は止まり、俺は一呼吸する。

 

「(ふぅ…)」

 

「え?止まった…?」

 

「みたい…ですね」

 

「(っ!?)」

 

聞き覚えのある声に俺は思わず顔を上げると、後ろの席にはなんと錦木と井ノ上がいたのだ!何でこんな所に!?

 

っ!…まさか護衛って。

 

「そうよ真司。彼女達がリコリスで、ウォールナットの護衛よ」

 

コルタナの一言を聞いて俺は驚きを隠せなかった。

マジかよ…!錦木と井ノ上がリコリス! しかもDA関係者だって言うのかよ!?

 

これは俺も驚きを隠せねぇよ…。でも驚いてる時じゃない、何とかして護衛のウォールナットの安否を確認しないと、音声変換器はきちんと作動しているな?よし…。

 

俺は一応車を引っ張り、半分を海から引きずり戻し、そのまま錦木達を外に出して、俺はウォールナットの方を向く。

 

「大丈夫か?」

 

『あ、ああ…何とかな。来てくれたか』

 

「離れてください!!!」

 

っと井ノ上が俺に向けて銃を向けてきた。っておいおい井ノ上!俺に銃を向けんじゃねぇよ!

それを見た途端、横にいた錦木が止める。

 

「ちょいちょいちょい!待ってたきな!」

 

「何でですか!あからさまに怪しいでしょう!?」

 

「そんなことないって!! どう見ても私たちを助けてくれたじゃん!」

 

「それはそうですが…!」

 

2人が言い合いをしている中、コルタナが報告してきた。

 

「チーフ!橋の上に武装集団が見える!」

 

その言葉に俺は上を向くと、ワンボックスカー2台に武装集団が居て、俺が見たと同時に車に乗り込む姿が見える。

すぐに俺は皆に言う。

 

「すぐにここを離れる。追手が来る」

 

『分かった』

 

「え!ちょ待って!!」

 

錦木達が慌てて俺とウォールナットの後を追いかけ、近くに廃墟となった業務用スーパーに逃げ込むのだった。

 

 

 

 

───────────────────────────────────────────

 

 

 

 

俺達が業務用スーパーに逃げ込んだ際、ウォールナットが俺の方を見る。

 

『よく来てくれた。お前が例の奴だな?』

 

「そうだ。お前が俺達に依頼をしてきた奴か?」

 

『ああ、ウォールナットだ。此処からの護衛…彼女達と共に頼む』

 

ウォールナットの言葉に俺は錦木達の方を見る、錦木は俺の方を頷き、井ノ上は少しばかり警戒した状態で俺を見る。

まあそうだよな、俺の今の恰好見たら…。

 

でも今はそんな事はどうでもいい。

 

「時間がない。奴らはすぐに来る、戦闘準備だ」

 

「はいはい了解で~す、たきなもいいよね?」

 

「…分かりました」

 

っと渋々納得する井ノ上、こりゃあ前途多難だな…。

 

 

 




たきなの真面目な性格だったら、警戒するのが妥当だと思いますねwww

感想と誤字が気になる方はどうぞ。

真司と対等するオリキャラを出そうと思います。しかもアーマーを奪い戦います。しかもかなり強いです、どうでしょうか?

  • 是非出して戦ってください。
  • 無しですね。
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