ウォールナットを捉えていた筈の映像が途切れた事に焦りを感じているロボ太は大慌てキーボードを打つ。
「おいおいどうなってんだよ!!! 何でいきなり消えたりするんだよ!!!」
それもその筈だ、何しろコルタナがその映像を妨害し、更には映像を切断させているからな。それに復旧させたとしても、どんな映像も映像が荒い状態になるから見るのが困難。
まあ奴がもう一基ドローンを飛ばしてくるなら別だがな。
そして俺は少しばかり根幹今回の依頼に衝撃的な事実を知った。
錦木達がリコリスである事に驚きを隠せない俺は、一応ウォールナットを安全な所、国外逃亡を手助けする事に。
正直未だに納得出来ない所がある、なんせ錦木達がDAの…しかも暗殺を専門とするリコリスだなんて…。世の中は不思議な事だらけだ。
そんな中で俺は敵の様子を見るべく、こっそり覗くと、武装集団の手にはアサルトライフルのAK47と、ショットガンのM870を持っていた。
いくら自動小銃や散弾銃とは言え、アサルトライフルとショットガンを同時に貰い続ければ俺のシールドはもたない。銃撃はなるべく避ける事にしよう。
「それじゃあ行きましょう」
錦木が先頭に出て、ウォールナット、井ノ上の順に進んでいく。俺もその後を追いかけようとした時だった。
「いたぞ!!」
「撃て!!」
武装集団の数名が俺達を見つけ、それにAKとM870を撃つ。
咄嗟に俺は井ノ上を押して、同時にスーツケースを蹴り飛ばす。同時に俺はすぐに柱の陰に隠れ、銃撃を避ける。
するとウォールナットが慌てた様子で俺に叫ぶ。
『おいお前!!今蹴り飛ばしたろう!! 大事に扱え!ボクの命より大事なものだ!!!』
「…行け」
ウォールナットが文句を言う中で俺はそれを無視してM7Sを構えて撃つ。
M7Sの弾幕に武装集団は一度物陰に隠れた際、錦木が棚に上って武装集団に向けて拳銃を2発撃つ。
すると武装集団に当たった瞬間、赤い粉末上の粉が飛び散り、それに俺はコルタナに問う。
「コルタナ、今のは?」
「あれはフランジブル弾ね。標的への被害を最小限に抑える為の、でも見た所あれはプラスチックの粉末と金属粉末を混合した物ね。あれだと相当な軽さになっちゃうから、射程が短くなるわ」
コルタナの説明を聞いた俺は思わず錦木の方を向く。
錦木がそれを使っている…どうしてだ? 君はDAの暗殺の実働部隊なんだろう?それなら実弾を使っても何の問題もない筈…。訳があるのか?
でもまあそれは俺が知る由もないか。俺は今錦木が撃った弾で相手が怯んだ所をつかさず撃つ。
M7Sの弾幕に相手はハチの巣となり、倒れる。それに錦木が大慌てになる。
「ちょいちょいちょい!!!何してるの!相手を殺しちゃ……って、あれ?死んでない?」
相手が気絶したのを見て、俺は錦木に言う。
「衝撃弾だ。死者を出さない様にしている」
「…あなたも?」
「嘘!じゃあ私と同じ戦い方をするって事!! うわ~意外!外見がド派手な人が不殺をしてるなんて!!」
錦木は大喜びをしながら飛び跳ね、それを見た井ノ上は何とも言えない表情をしていた。
それは俺も同じだが、錦木はどうやら殺しを嫌っているようだな、相当に…。人は見かけによらないって本当なんだな…。
俺はウォールナットを連れて脱出ルートに向かう、その後ろに井ノ上は付いていく形で向かうと、俺が向かう通路の先に武装集団が居て、AKをウォールナットの方に向けてきた。
それに俺はすぐさまウォールナットを庇う。
奴等のAKの弾が俺に向かってきて、俺に直撃するとエネルギーシールドが何層も防いでくれて、ウォールナットの直撃は避けられた。
「なっ!!」
「何だあれは!?」
武装集団は俺のエネルギーシールドを見て驚き、俺はすぐに立ち上がって、M7Sを武装集団に向けて撃つ。
何十発の銃弾が武装集団の身体に直撃して、武装集団は倒れて気絶してしまう。
その際俺が撃って、倒す武装集団の様子を井ノ上は見て唖然としていた。
そこに錦木が駆け寄る。
「どうしたの?」
「何ですかあれ…。身体に見えないシールドで覆われていました…」
「え?」
錦木がそれを見て来て、俺は2人を見る。意外そうな感じに見ているようだ。それもそうだ…このアーマーは遠い未来からのアーマーで、更にコヴナントの技術も使われている奴だ。
こんなのを見たら普通ありえないだろうな。でも今はそんな事はいい…今はウォールナットを…って!
「後ろだ!」
俺が叫んだ際、錦木は後ろを振り返った瞬間、武装集団の1人がAKを構えていた。
そしてAKが火を噴き、7.62㎜が錦木に向かっていく。しかし錦木はそれを見て、堂々とした様子で歩き、しかもそれを躱していくのだ。
同時に彼女の持っている銃が武装集団の1人に向けて撃ち、それに奴は倒れてしまう。
それを見た事に井ノ上は勿論、俺もそれを見て目を見開いた。
「…何だと」
「あら?彼女ったら弾を簡単に捉える事が出来るのね、それに動体視力が恐ろしい程高いわ。これは“才能”って奴ね」
「才能だと…」
才能…あれが錦木の能力だって言うのかよ、動体視力が以上な奴は少なくはないけど、あれ程高い視力を持つ奴はそうそういない。
錦木…お前一体どんな視力をしているって言うんだよ。
俺がそう思っていると、1人の武装集団が怪我をしていて、錦木がそれを治療し始めた。
それを見て井ノ上は言う。
「何してるんですか千束さん!」
「何って治療してるの」
「囲まれますよ…!」
「死んじゃうでしょ?!」
錦木と井ノ上が少々口論となりながらも、俺はその様子を見ていて、ウォールナットに向かって言う。
「先に行け、俺達は後から向かう」
『分かった』
「あ!ちょっと!!」
ウォールナットが先に向かい、井ノ上がウォールナットの後を追いかける。
そして俺は今武装集団の1人を治療をしている錦木を見る。
「何?私を見て?」
「…何故君は敵を殺さない。理由でもあるのか?」
「ああ~これ? 特にない、単純に人を殺すのは気分が悪いだけ」
そう答える錦木、相当錦木は人を殺すのを嫌っている、理由があるがそれは答えてくれないだろうな。このアーマーを着ている俺である限りは。
まあいい…、俺は怪我している武装集団の1人に近づき、【バイオフォーム】を取り出して、それを当てて注射する。
「ぎゃあああああああああああああ!!!」
「ええ!?ちょっと!!!」
「これは痛みは来るが傷はすぐに治る。安心しろ…」
そう言うと傷はすぐに治り、男は傷を見て驚き、俺は男を見る。
「これに懲りたらもう傭兵はやめろ、真っ当な仕事をすることを進める」
そう言って俺は井ノ上の後を追いかける、それに錦木は男に挨拶をしたのち、俺を追いかけていった。
そして錦木は俺の前に立ち、問いかける。
「ちょっと、少し聞いていい?」
「何だ?」
「何で…あの人を救うの? それに殺しをしない理由はあるの?」
錦木はそれを聞いて来て、それに俺は少し考える。俺が殺しをしない理由か…まあ単純にあのビル事件以降、俺は殺しをしないって決めている。人を殺すのはなんて言うか罰当たりな感じがしただけだ。
それに相手を殺すのはコヴナントかガーディアン、そしてバニッシュトのエイリアン連中だ。
しかしそれはあいつ等が居たらの話しだ。
「…俺は一度過ちを犯した。その過ちを犯さないため、俺は殺しをしない事に決めた」
「過ち?何か間違いをしたの?」
「ああ…、前回のビル事件…俺は相手を無力化する為に攻撃をしたが、攻撃が強すぎた為…相手を殺してしまった。だから俺は殺しはもうしない。そう決めた」
俺がそう言って井ノ上達を追い、錦木はそれを聞いて少しだけ考え、そしてある事を思いついて再び俺の前に出る。
それに俺は錦木を見る。
「どうした?」
「…もし苦しい事があったら、私たちリコリコに頼ると良いよ。貴方はとても良い人みたいだし、力になれると思う!」
錦木は俺にリコリコの明細を渡してくる。それに俺は受け取り、少々困っていた。
おいおい…錦木、これ貰っても俺は知っているんだぞ?貰ってどうするよ?
「真司、貰っておきなさいよ。別に貴方の財布とらやに入れておく訳無いでしょう?」
コルタナの言葉に俺は少しばかり考えるが、まあいいか。確かに財布に入れて置く訳じゃないし、家に置くぐらいにしておくか。
「考えて置こう…」
「そっか!じゃあ今後頼ってくれることを祈るよ、じゃあ行こう!」
っとそう言って錦木は井ノ上の後を追いかける。その様子を見て俺は若干唖然とする。
「錦木…少しは疑うって事を知らないかな?」
「まあいいじゃない。さあ真司、あとをおいかけて…って!不味いわ!!」
「どうした!?」
コルタナが驚いた事を言って、それに俺は問うとコルタナの言葉に俺は目を見開く。
「脱出ルートの出口の近くに武装集団の数名が隠れているわ!!早くしないと殺される!!」
「くっ!」
その言葉を聞いて、俺はすぐにウォールナットが向かっている場所に急ぎ、錦木を追い抜く、それに錦木が慌てて追いかける。
同時にウォールナットが出口を出た瞬間、俺が叫ぶ。
「止まれ!!!」
俺が叫んだ瞬間だった…。
バァーーーン!!
銃声が鳴り響き、弾がタブレットを貫いてウォールナットの胸の中心部に直撃し、赤い血を流す。
同時に無数の弾がウォールナットの身体に浴びせられた。
ウォールナットはそのまま倒れ、俺達はそれを見て驚く。
「っ!」
「護衛対象が死亡! すぐに次の指示を!」
っと井ノ上が上司に伝え始め、俺はコルタナに指示を問う。
「コルタナ…!」
「真司!貴方もすぐにここから離れて! マングースを遠隔操作してこっちに来させるわ! 残念だけど任務は失敗よ!」
「了解した…」
俺はそれを承諾し、錦木達の方に向く。
「俺はすぐにここから離れる。すまないがここでお別れだ」
「え?ちょっと…」
井ノ上が言おうとしたが、俺はやって来たマングースに乗り、光学迷彩を起動させてその場から撤退した。
…悔しいが任務は失敗だ。さて…報酬はどうするか…。
マスターチーフは殺しに躊躇はない、でも真司だから躊躇はある。
そう言うものです。真司ですからwww
真司と対等するオリキャラを出そうと思います。しかもアーマーを奪い戦います。しかもかなり強いです、どうでしょうか?
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是非出して戦ってください。
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無しですね。