ヘイロー・リコイル   作:ライダーGX

9 / 15
7月からかなり遠回しになって申し訳ありません。

更新です。


第8話

ウォールナットが死亡し、任務は失敗終わってしまった…。現在俺は光学迷彩状態でマングースに乗り、隠れ家に戻っている中、俺は今回の事を考えていた。

 

錦木と井ノ上が機密治安維持組織のDAの人間である事…。そして今回2人はちょっとばかし息が合わない事から、まだ会って間もないと見るな。

これは今後しっかりと見届ける必要がある…。

 

それと今回の事でどうも気がかりがある…。

 

そして俺は隠れ家に戻り、アーマー格納庫でアーマーを脱ぎ、元の状態へと戻る。

 

「ふぅ…コルタナ。少しばかり聞いていいか?」

 

「なに真司、私に話せる事なら何でも…」

 

「今回の依頼…どうもきな臭い所があるんだけど…、何か隠してないか?」

 

俺の言葉にコルタナは黙り込む、今回の依頼…どう考えても裏を感じる。今回の死に様は明らかに疑問が残る。

 

どうもあの時ウォールナットは殺されに行くような感じで出て行った感じに見えるし、あれってどう考えても“狙ってた”感じなんだよな…。

 

そう考えてると、コルタナが笑みを浮かばせながら俺の方を見る。

 

「流石ね真司。まさかそこまで見抜くなんて、思いも寄らなかったわ」

 

「じゃあ分かってたんだな。今回の事も全て…」

 

「ええ、実はこの依頼には少しばかり偽装工作をする必要があったらしいのよ」

 

コルタナの話しを俺は黙って聞いていた。

 

どうも偽装工作をする事になったのはウォールナットの提案だと言う事らしい。ウォールナットからの話しによると、どんなに逃げても殺し屋たちは地の果てまで追いかけ続ける為、追跡を逃れるには死んだことにするのが一番だとの事。

そうすればそれ以上は追跡される事はないそうだ。ほう~そう言う事だったのか、死んだことにすれば追跡されないから安心ね…。

 

でもどの組織だって普通に怪しまれると思うんだけどな~…、例え死んだとしてもそれを調べられたら終わりだ。

 

「…他の組織は黙ってないと思うぞ?」

 

「勿論それは分かってるわ。それを匿う所が今回のDAの支部が担当する事になったのよ」

 

「ええ?」

 

コルタナの話しを聞いて俺は思わず耳を疑った、錦木と井ノ上の所がそれを受け持った…?

でもあの様子じゃ、錦木も井ノ上もそれを知っている様には見えなかった。

 

まさかあいつ等は聞かされてないって事か…?

 

「…まさか店長さんたちが関わってるんじゃ…」

 

「そのまさかよ、あの人達が裏で手を回してるの」

 

うわ~…マジかよ、あの人も凄い事するな~。

下手に敵を作らない方がいいかもな、特に錦木達には…。

 

 

 

───────────────────────────────────────────

 

 

 

そして俺は今回の事を考えつつ、気分転換にフェラーリで喫茶リコリコへと向かっていた。

 

もう錦木達は帰っていて、店にいる筈だ。

 

俺がフェラーリを止めて、中に入ろうとした時だった。

 

『私達リコリスは殺人が許可されています! 敵の心配なんて…』

 

「ん?」

 

井ノ上の声が外まで聞こえていて、俺はドアの前で思わず止まる。どうやら中では井ノ上が納得いかない事に揉めているようだな?

 

『あの人達は今回は敵だっただけ。誰も死ななかったのは良かった良かった』

 

『そう言う話し無いと思います…』

 

『ほらほら皆もうやめろ。私達も騙すような作戦を立てて悪かった』

 

『あ~、先生甘い物で買収するつもり~?』

 

話している感じだと…井ノ上は今までは機械の様な生活をしていたのかな?

そう俺が思う中で、ドアノブに手を伸ばして開ける。

 

すると中に居た錦木達が一斉にこっちを向く。

 

「あっ!桐山くん!!」

 

「やあ桐山君、こんばんわ。今日はどうしたんだい?」

 

「こんばんわ。アイスカフェラテを飲みに来たんです」

 

「分かった、ちょっと待っててね」

 

そう言って店長さんは準備する為、厨房の奥に入っていく。

その間俺は周りを見ると、何故かミズキさんがPCの所でビールを飲んでいた…。おいおい、営業中じゃあ…?

 

俺が見ている事に気づいたミズキさんが、ビールを見せびらかす。

 

「なぁ~にぃ~? 君もこれが飲みたいのぉ~?」

 

「…なーに言ってんだか」

 

「あぁあん!?」

 

俺が言った言葉にミズキさんはガンを飛ばしてくる。そのガン飛ばしを俺はスルーし、横からお冷を持ってきた錦木が来る。

 

「ごめんね~?何かバタバタしてて?」

 

「別にいいよ、それより何かもめてた様な感じがしてたのは気のせいか? 入り口の所で何やら声が漏れてたから」

 

「「っ!!!」」

 

その事に錦木とミズキさんの表情が強張る。…俺が言うのも何だけど、もう少し誤魔化しをした方が良いともうぞ?

 

そう言ってると、店長さんがアイスカフェラテを持って来てくれた。

 

「はい、アイスカフェラテだよ」

 

「ありがとうございます」

 

「こんな時間に来るとは珍しい、何処か行ってたのかい?」

 

店長さんが俺が来たことに問いかけて来た。…まあ俺も任務に出ていたけど、ここはあえて誤魔化そう。

 

「ええ、実は渋谷と秋葉原に行ってまして」

 

「ええ~?秋葉原? 桐山君ってオタクなの~?」

 

「おいおい…何で秋葉原に行っただけでオタクって決めつけるんだよ? あっちには良い電化製品が沢山あるんだから」

 

そう言っておいて、俺は店長さんから出されたアイスカフェラテを飲む。

 

すると錦木が井ノ上にこう言った。

 

「たきな、座敷に差布団引いてて」

 

「はい」

 

「あらまあ切り替え速いわね~?」

 

井ノ上の切り替えにミズキさんがそう言う。それについては俺もそう思う…。

本当に井ノ上って機械みたいに切り替え速いし、何より何も動じない様な感じに見えるな…。

 

俺がそう思っていると…。

 

「何かいたよ~~~~!!!」

 

っとお座敷の方で錦木が叫んでいた。…ん?何だ…?

 

俺がアイスカフェラテを飲み干し、思わず立ち上がって、その場に行くと、なんと押し入れの所で錦木が押し入れ前に倒れていた。

しかも押し入れの中には少女が凄いPCデスクの様な椅子に座っていたんだ。

 

おいおい…凄いなこれ?

 

「しばらく居候するって。だからあんまり騒がないでよ~?」

 

っとミズキさんがそう言って、俺は思わず押し入れの方を見る。

ここで居候…? ここって喫茶店だよな…?なんでこんな所で暮らすのか…?

 

まあそう言う所は俺が思っても仕方ないよな。

 

俺は席に戻り、代金を払って帰ろうとした時だった。

 

入り口から別の男性がやって来て、俺が思わず止まって道を譲る。

 

「どうぞ」

 

「ああ、すまないね」

 

そう言って俺はそのまま帰り、ミズキさんが俺の方を言う。

 

「また遊びに来てね~」

 

 

 

───────────────────────────────────────────

 

 

 

そして俺がリコリコから帰って来て、俺はコルタナに問う。

 

「おいコルタナ、少し聞いていいか?」

 

「なに真司?」

 

「暫くはあまり動かない方が良いと思うか? これは俺の考えでだけど」

 

その言葉にコルタナは考える。

 

「うーん…そうね、今後の事を考えて少しは行動を控える方がいいわね。あのアーマーを欲しがる輩が居ると思うし…、暫くは休暇にしておきましょう」

 

「…ならコルタナ、ちょっとばかしデカい買い物をしていいか?俺は…!」

 

「そう言うと思って、貴方の欲しい物をリストアップして置いたわ」

 

すると俺の目の前にホログラムで映像を投影したリストが表示された。おお~!これは俺の欲しいものがあるぞ!

1つはサンドバックにボクシンググローブだ。あれが無かったからちょっと物足りなかったんだよな。

 

そして2つ目は車!! ちょっと遊び人として使ってみたい車があるんだよな~!

フェラーリも捨てがたいけど。

 

そう考えているとコルタナが俺に言ってくる。

 

「別に使っても良いけど、無駄使いはしないようにね? 投資も結構楽じゃないのよ」

 

「了解だ。さあ~て…楽しみだ!」

 

そう言って俺はリストアップしたリストをコルタナに言い、俺はそれを待つのであった。

 

 

ぐふふふ…!楽しみだ!

 

 

 

 

真司と対等するオリキャラを出そうと思います。しかもアーマーを奪い戦います。しかもかなり強いです、どうでしょうか?

  • 是非出して戦ってください。
  • 無しですね。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。