旅する狼達よ、鋼鉄の城にて吠えろ(シャングリラ・フロンティア×ソードアート・オンライン) 作:しらすの番人
てことで原作タグ、変更しました。それ以外だと今まで「...」を使ってたのを「・・・」に変えました。後ソードスキルだったり、重要そうな言葉には【】を使っていこうと思うのでよろしくお願いします。
日常回(?)です。
こっから色々ノンストップなので息抜きみたいなものですかね。でも今回短いです。
「・・・やぁレイ氏、今日は良い天気なようで」
「・・・ハローペンシルゴン?気分はどう?」
「・・・楽郎君」
「・・・ねぇカッツォ君」
ヤバい、逃げろ、逃げろぉぉぉおお!?
「「失礼致しましたぁああああ!!」」
「逃がしません」「逃がすハズないよねぇ!」
うん、知ってた。
逃げようとした俺達の腕を掴み、イエローにならないくらいの威力で投げ飛ばされた俺達はドバッシャアアンと音を立てながら水に落っこちた。
「あ、遅かった・・・」
「コレはあいつらが悪いだろ、モルドは忠告してやってたンだから」
「てか女性陣、いたんすね・・・・・・てことは」
「あ、ガリウス!ルイド!昨日ぶりですね?」
「やっぱりいたっすね・・・・・・」
「あン?その変な服はなンだよミーア」
「レイさんに作って貰ったんです、可愛らしいでしょう?・・・・・・あら」
「「ぶはっ!!死ぬかと思った!」」
「反省しましたか?」「反省した?」
「「はい」」
俺とカッツォは何とか浮き上がり呼吸をする。泳ぐのは違和感あんのに鼻に水入った時の感触はリアルとほぼ変わらないってどうなってんだよSAO。そこにリアルさ求めなくていいだろうが。
「・・・・・・まぁこれくらいで許してあげるよ、まさか浴槽で泳ぐなんて小学生みたいなことをするやつがいることを予想していなかった私の落ち度もあるし」
「「(それ予想出来なくない・・・・・・?)」」
「・・・・・・ふふっ、少し驚きましたけど、楽郎君にも子供っぽい所があると知れて、良かったです」
「・・・・・・レイちゃん?ちょっとのぼせてない?」
「・・・・・・あ」
ドプン、あ、玲さんが沈んでいった。プクプクプク・・・・・・
「「「「「「「ちょっと!?」」」」」」」
ぽちゃっ、プカプカ・・・・・・
「玲さんが死んだ!!」
「この人でなし!!」
「・・・・・・まだ生きてます」
良かった、生きてたわ。命令されてないのに自害するやつなんて居るわけないもんな!!
「はぁ・・・・・・なんかもういいや。・・・・・・で、君達はなんでここにいるの?」
「なんでって言われてもなぁ、俺達はただ風呂入り来ただけだぜ?」
「いやまぁそうだろうけど、男子風呂とか無かったの?」
「分からん。俺達はガリウスとルイドに連れられて来ただけだし」
「あン?この城には風呂場なんてここ以外ねぇぞ?」
「「「「「「「「ん?」」」」」」」」
「・・・・・・え?男女別とかじゃ無くて?」
「・・・・・・?男女一緒じゃ何かダメなことでもあるんすか?」
「・・・・・・ほら、性的にって言うか・・・」
「そこら辺は別にどうでもいいだろ?ただ風呂入るだけなンだからよ。お前らはどうなのかは知らンが、オレ達は別に男女別に入ることは無いし、入る時も基本全裸だ」
「「「「「「「「はぁあああ!!??」」」」」」」」
バカじゃないの??男女混浴基本全裸とかそういう方向でヤバいやつがいたら全裸待機で風呂ずっといると思うよ??なんでエルフは風呂関係だけ少し価値観ねじ曲がってるんだよ、それともこういうのが開発者の茅場の趣味なのか?これが小学生もいるSAOでやっていいことなのでしょうかね??
「・・・・・・てかオレらもそろそろ入らねェか?湯気が凄いせいで風呂入ってないのに濡れてて気持ち悪いンだが」
「そうっすね、とっとと入りましょう」
こうして、意図せずとも旅狼による混浴が始まってしまった。
いや別に女性陣は水着着てるし水着なら昨日砂浜でもう見てるけどさ?混浴はもう次元超えてるじゃん、今までろくに女子と関わり持ったことない男子高校生にはハードモード過ぎませんかね?流石にピザ留学でも混浴イベントなんて無かったぞ?
とは言っても水に浸かってればあんまり気にすることもなく、ただの雑談の延長の雰囲気で進んでいった。俺とカッツォはさっきの件でイジられたり、ガリウス達と俺達との認識の違いを比べたり、普段なら俺はパパッと風呂は済ませるタイプなのだが、そんなの関係ないくらいに時間は流れていった。
「あ、玲さん」
「はい?どうしたんでしゅか楽郎くん」
結構な時間がたち、少しずつ風呂から上がる人が出てきた頃、俺はあることを提案しに玲さんに話しかけた
「あー⋯⋯その、さっきは本当にごめん」
「気にしないで大丈夫ですよ〜、悪気はないのは分かってますから」
「そう?」
「それに見てください、この光景を見たら誰でも落ち着きますし」
玲さんは外を見ながら言う。この2階の浴場から見える光景は、山岳地帯を超え左側にある村も見える程上から下を見下ろせる絶景だ。昼の今も明るくキレイだが、夜になると明かりなどがついて更に綺麗になるだろう。
その光景を見ながら風呂を入れるので、それはそれは心が澄んで行く。
「それでさ⋯⋯提案っていうかなんて言うか、この層のエルフ関連のクエストか終わったらさ、一緒に出かけない?」
「⋯⋯ふぇ?」
「昨日も玲さんに色々やらかしちゃったし、罪滅ぼしじゃないけど玲さんが欲しいものとか買ってあげられたらなって思ったんだけど⋯⋯」
「⋯⋯それは私と楽郎君が二人で出かけるってことですよね?」
「うん、あ別に玲さんが嫌ならそれで⋯⋯」
「行きます」
「ん?」
「行かせていただきましゅ、寧ろ行かせてください」
「そう?良かった」
何とか玲さんに約束を取り付けることが出来て良かった。てか玲さんが好きなものってなんだ?まぁそれはおいおい考えるとするか。
その後俺はのぼせかけてた玲さんを支えて浴場を後にした。SAOでは装備フィギュアを操作し一瞬で着替えることが出来るので何もやましいことはなかった。いや別にさっきのも望んでやっていた訳では無かったけどね?
おや⋯?サンラクの様子が⋯⋯?
そこ、