旅する狼達よ、鋼鉄の城にて吠えろ(シャングリラ・フロンティア×ソードアート・オンライン)   作:しらすの番人

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せーの、模試のクソッタレええええ!!

てことで遅くなりました。昨日は普通に用事あって書けませんでした。


第五層
束の間の休息


 

 

12月23日。俺達は昨日、第四層のフロアボス「ウィスゲー・ザ・ヒッポカンプ」をガリウス達の協力もあり討伐することに成功した。ディアベル達ARKを始め、キリト達など最前線を進むプレイヤー達はそのまま第五層の主街区を解放するべく先に進んでいったのだが、俺達はというとボスを倒したことを城主様に報告すべくラティエル城へと戻ったのだ。

 

城主への報告もすみ、第四層のエルフクエストをクリア俺達は、そのまま城主の好意に甘えて一日ラティエル城で休んだ後第五層へと向かうことにした。ガリウス達は第五層の拠点で俺達のことを待つと言い、その場で別れた。

 

そして俺達はラティエル城で一晩過ごし現在に至るわけだ。とは言っても今日は完全に休みで仲間達は朝から風呂に入りにいったり二度寝を楽しんだりと様々だ。俺は俺でやることがあるんだがな。

 

まず一つ目があるアイテムの確認である。昨日カイサラを倒した時に入手したことはメッセージで確認していたのだが、あの時は時間が無かったので後回しになってしまっていたのだ。

 

「えーと、【ルインドパーソンの水晶瓶】?」

 

何々効果は・・・・・・《この瓶には、スキルスロットに設定中の各スキルの熟練度を保存することが出来ます》。・・・・・・ふむ、ふむ?

 

「・・・・・・はぁあああああ!!??」

 

いや強すぎだろなんだこのぶっ壊れアイテム!?現状俺が持っているアイテム達の中でも一番価値が高いアイテムなのではないだろうか。SAOでは一度スキルスロットからスキルを外してしまうと熟練度がリセットされてしまうため、それを保存出来るというのはとても価値がある。

 

俺は解放されたスキルを片っ端から試してみたかったが、その熟練度がリセットされるシステムを知ったのであまりスロットにスキルを入れてなかったのだ。そのスキルの熟練度を上げるためにかけた時間が無駄になるからだ。

 

だがこの水晶瓶があればスキルが自分に合わなくとも一回は保存することが出来る。また有用なスキルを場面に合わせて取っ替え引っ替えする、というムーブも可能なのでやはりこのアイテムはとても価値があるものだ。

 

「実質スキルスロット数が六になるのか」

 

現時点の俺のレベルは23で使えるスキルスロット数は五。その内三つが【片手直剣用直剣】【片手用短剣】【体術】で埋まっているので、水晶瓶を含めればあと三つはスキルを埋めることが出来る。まぁ一つは未知なるスキルの獲得条件を満たした時のために取っておくけどな。

 

俺はスキルの獲得したり確認したりすることの出来るメニューを開く、現時点だと【索敵】【隠蔽】【暗視】【投剣】【疾走】【武器防御】【革装備】【軽金属装備】が獲得出来る。【片手用細剣】や【盾】だったりの初期から獲得出来るスキルは含んでいない。そもそも武器系統は片手剣と短剣で十分だしな。

 

俺は体術以外にクエストクリアで獲得可能になるスキルなんて知らないので全部何かしらの行動によって獲得可能になったのだろう。この中だと索敵や暗視、武器防御や革装備が無難に強そうなのではないだろうか。

 

「うーむ・・・・・・」

 

ここから層が上がるにつれ金属装備も増えていくだろうし、先に軽金属装備を取っておいた方が良いのか?だが今使えないんじゃなぁ・・・・・・

 

「よし、決めたぞ」

 

俺は現時点でもそこそこ有用そうな【武器防御】と【疾走】スキルを取ることにした。もし本当にこれから今のスキル達より優秀そうなスキルが出てきたらどれかを水晶瓶に保存してそのスキルの熟練度を上げよう。

 

「あ、modの方も確認しないと」

 

スキルmod。modは「モディファイ」の略で各スキルの熟練度が50上昇する毎に選択形式で獲得可能なものだ。いわばそのスキルを大元にしたミニスキルだったりパッシブスキルと言った感じのもの。例えば俺は現時点で100を超えてる片手剣と短剣は、それぞれ《スキルクールタイム減少》と《クイックチェンジ》、まだ熟練度が70くらいの体術は《スキルクールタイム減少》を選んでいる。クイックチェンジがショートカットアイコンを押すだけで武器が装備出来て中々便利なスキルである。

 

で、第四層を攻略した時点で短剣の熟練度が150に達したので新しいmodを獲得するべく俺はmod習得画面を開いた。

 

「うわ、これ強いな」

 

俺が見たのは《ソードスキル後の硬直時間減少》である。他にも《攻撃時クリティカル率上昇》や《短剣武器の耐久減少値減少》 など魅力的なmodがあったがやはりソードスキル関連のmodを先に獲得するべきだろう。俺は迷うことなくOKボタンを押した。

 

「とりあえずはこんくらいだな・・・・・・」

 

とにかくアイテムとスキル、modの確認は第五層攻略に入る前に確認すべき事柄だった。これからどうしようか、まだ寝ているであろうカッツォやモルドを起こして朝ご飯を食べに行くのもいいし、女性陣と鉢合わせないことだけ祈りながら朝風呂に入りにいくのも、ここで惰眠を貪るのもいい。

 

キリトが言うには第五層は遺跡がテーマとなってる層らしいので探索に時間がかかり体力も消耗するだろう。まぁどちらにせよ今日は休んで明日に備えなければならない。

 

 

明日はレイ氏と二人で出かけることになっているのだから。

 

 

レイ氏は和食が好きそうな感じはあるが生憎ここはSAO。雰囲気的に和食は無さそうなのでレストランとかの洋食で満足してくれればいいんだが。

 




なお公式によると

斎賀玲 好きなもの:楽郎(サンラク)



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