旅する狼達よ、鋼鉄の城にて吠えろ(シャングリラ・フロンティア×ソードアート・オンライン)   作:しらすの番人

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どうも、ゴリオン二枚引きしたものです
最近ガチャ運高くて嬉しみ

予定だと次話で六層終了の予定でしたがボス戦を二話に分けると思われます


湖も陸も一直線

 

「湖です!」

 

「キレイ・・・・・・だけど浸ってる暇はあまりないね」

 

エミル城を出発してから一時間弱、俺達は湖に向け真っ直ぐ進み、途中モンスターや沼などの障害を超えながら遂に第六層真ん中に位置する「タルファ湖」にたどり着いた。

 

「これ俺達が最初来た時は何もないと思ってたけど、まさかショトカのために使うとは思ってなかったわ」

 

「あの時ヴィルリの雫があれば一気に最終エリアまで行けたのかもね」

 

カッツォと京ティメットが言っているのは俺達が第一エリアにいた時のことだろう。思えばあの時はまだ森エルフ達が第三エリアにいるって知らなかったんだよな、もし知ってたら第二エリアでガレ城によってキリトと情報共有することも無かったのだろうが。

 

「そんなこと言っても後の祭り、ですよ!今は先を急ぎましょう!!」

 

「それもそうだね」

 

 

 

俺達は「ヴィルリの雫」を靴に一滴ずつ垂らし水上をゆっくり移動する。レムザードから瓶を渡された時はまだ半分以上あったのが今では後一回ずつ全員で使えるかどうかというくらいまで減ってしまった。それもこれも道中で道を塞ぐ沼がたくさんあったからだけどな、ほんとここのエリアを考えたやつは良い性格してる。

 

「おりゃりゃりゃりゃ」

 

「サンラクさん?何してるんですか?」

 

「忍法『水上走り』」

 

「わぁかっこいいです!私もやります!!」

 

「ただ小刻みに足動かしてるだけでしょ、秋津茜、真似しなくていーよ」

 

いや意外と早い気がすんだってこれ!実際歩いてるカッツォ達よりかは早く移動できてるし。忍法とか大層な名前をつけるまではいかないとは思うが

 

そうこうしている内に湖の終わり、迷宮区がある最終エリアの砂漠みたなものが見えてきた。ほんとこの層はバラエティに富んでるな。

 

 

 

「とうちゃーく!!」

 

「ヴィルリの雫様々」

 

「これ、今は入手方法が困難だけど確実に入手出来る方法が確立されたら飛んでもなさそうだね・・・・・・」

 

「エルフの隣人がなんちゃらって言ってたしそんなポンポン入手出来るようになるのかは謎だけどな」

 

・・・・・・さて、第五エリアに着いたはいいがこっからどうするかだな。もし仮に俺達が件の女NPCよりも早く迷宮区に行けたとして、流石に俺達だけでフロアボスに挑むわけには行かないし

 

「アルゴにメッセ送ってみるか・・・・・・」

 

『とりあえず第五エリアの砂漠地帯に着いた。このまま迷宮区目指していいのか?』・・・・・・と。よし、送信完了。

 

すると一分くらいで返信が来る

 

『もう着いたのか?速いな、ARKもオイラも第五エリア真ん中付近にあるムルツキの村を目指してる。合流出来るなら合流しようぜ、その村からの道を通って迷宮区も行けるしな』

 

俺はすぐ『了解、俺達もその村を目指す』とだけ返信。

 

「ARKもアルゴも真ん中にある村を目指してるそうだ。迷宮区もその村から行けるみたいだし、俺達もとりあえずその村を目指さないか?」

 

「そうなんだ、まぁ俺達だけで迷宮区行ったところだしねぇ。ARKもいるならすぐボス戦に突入することになってもなんとかなるんじゃない?俺はその村目指すのでいいと思うよ」

 

「私もーというかその村で一旦休憩取らない?流石にお腹空いてきたよ」

 

「あ、僕も。砂漠だし何があるんだろうね、サボテンの果肉とか?」

 

「あってもそれは誰が食べるの・・・・・・?」

 

そんなわけで俺達は真っ直ぐ「ムルツキ」という名の村に行くことで決定した。いや砂漠地帯ってすげぇわ、だって沼無いんだもんな。結局第四エリアは湖で移動してる途中に少し見えたくらいだが、岩山地帯で少しゴツゴツしていた。それでも沼に比べればましだな、ていうか一番の外れエリア絶対沼エリアじゃん。森エルフはどんなとこに城建ててんだよ

 

 

 

「ムスリムに到着です!」

 

「・・・・・・秋津茜元気だね」

 

「あつーい、なんか日本とは違くてほんとにただあつーい」

 

「湿度による変化もちゃんと表すことが出来るんだからホント凄いよなSAO・・・・・・」

 

砂漠には大なり小なり丘みたいなのが出来ててそれを越えるのに体力を使った・・・・・・いやSAOだと体力っていう概念はないんだが精神的にな・・・・・・

 

「お腹も減ったー、あそこに屋台出てるし何か食べようよ」

 

「そうしよう、私的には何か歯ごたえのあるものだとなお良い」

 

ペンシルゴンの場合歯ごたえっていうよりカロリーでは?SAOに来てからも明らかにカロリー高そうなものばっか食ってるし「カロリーと美味しさは比例するのだよ」とかお前モデルかよ案件の考え提唱してくるし

 

「Hey店主さん、この「ドネルケバブ」と「スパイシーケバブ」四つずつと、後この「スパクル・スカッシュ」一つお願い〜」

 

「え、んだそれ。おっちゃん、俺にも「スパークル・スカッシュ」追加で!」

 

「あ、僕も僕も」

 

まぁ結局全員腹は減ってるので全員屋台で食い物は買うんですけどね。このおっちゃんが店主の屋台はケバブ、つまり肉を使った料理が主なメニューだった。俺達は八人いるのでメインメニューのケバブを四つずつ購入、更に俺とペンシルゴンと京ティメットは明らかに炭酸な名前をしているドリンクも注文した。

 

 

 

「あ、このお肉美味しいです!」

 

「スパイシーも中々美味い」

 

「ほんとですか?じゃあルストさん、少し交換しましょうよ!!」

 

「ん、秋津茜のも貰う」

 

「カァー!このスパイスの聞いたお肉と強炭酸のレモンスカッシュもいいねぇ!!後はアルコールも入ってれば完璧かな!」

 

「ペンシルゴンが社畜OLみたいなこと言い出した・・・・・・」

 

「寧ろモデルだと色々ヤバいからOLの方がまだ良いのでは?」

 

おぉ・・・・・・このスカッシュ、久しぶりの炭酸だ・・・・・・生き返る、脳が活性化する音が聞こえるッ!!弾けるような爽快感!!透き通るレモンの酸味!!マーベラス!マーベラスだよスパークル・スカッシュ!!!

 

「キー坊、見ろよ、ヤバい奴らがいるゾ」

 

「サンラク達じゃん・・・・・・」

 

「・・・・・・モデルって言ってなかったかしら今」

 

「・・・・・・キリトさん達のお知り合いですか?」

 

「あ、アルゴ達だ」

 

俺達が店の横でワーワー言いながら食べてると、同じくそこには別の店で買ったのだろうケバブを持ったアルゴ・キリト・アスナの三人が・・・・・・ってあれ、そこのマジモン少女は誰?え?小学生以下じゃないのこの子。

 

「誰だその子?・・・・・・もしかしてキリト」

 

「違う!誤解だ!俺は何もしてないぞ!」

 

「私はミィアです。わけ合ってキリトさん達と一緒に居させて貰っています。よろしくお願いします」

 

「わぁ礼儀正しい・・・・・・って、え?」

 

「・・・・・・まじ?」

 

皆ミィアの違和感に気づいたのだろう、通常、プレイヤーの頭上には緑のカーソルが浮かんでいる。それがプレイヤーを示す証だからだ、犯罪を犯すとオレンジになるけどな。それでミィアは別にオレンジというわけではない、黄色なのだ。SAOでの黄色のカーソルはそれすなわちNPCということに違いはない。

 

「・・・・・・?どうかされたのですか?」

 

「いや、何でもないよミィアちゃん。よろしくね、私はペンシルゴンだよ」

 

「秋津茜です!」

 

「京極だよー」

 

仲間達は平静を装って挨拶をする。ミィアは扱い的にはガリウス達と同じく、言わば人間のように話せるNPCなのだろう。でなければこんなにも自然に会話は出来ない。

 

「キリト、深くは聞かないがお前の関係者なんだな?」

 

「ああ、てかサンラクも聞いたろ?ムカデボスを倒して迷宮区を目指してる女の人の話」

 

「聞いたな、けどそれとこれは何か関係あるのか?」

 

「この子はな、今迷宮区に向かってるその女の人、「セアーノ」て人の娘なんだ」

 

「ほーん・・・・・・で?そのセアーノさんは何処へ?」

 

「おいおいサー坊、セアーノサンはオイラ達よりも早く進んだんだゾ?で、そのオイラ達がここにいるってことハ?」

 

「・・・・・・俺達はそのセアーノさんより遅いってこと?」

 

「その通りダ!三十分前にはもうこの街を通ったって街のNPCが言ってたからもう余裕で置いてかれてるナ!」

 

「いやそんなに元気そうに言われてもだな」

 

ニャハハ、と鼠は笑いながら言う。三十分前か・・・・・・その人が速歩きで移動してるとしたならまだ走って追いつける可能性はある・・・・・・って俺まだ肝心なこと聞いてないな

 

「そのセアーノさんは結局迷宮区或いはボス部屋を目指して何がしたいんだ?」

 

「サンラク君、私達もセアーノさんの目的は分かってないの・・・・・・」

 

「あ、だけどなサー坊、さっきメッセで金色の箱がどうたらって送ったロ?セアーノさんは多分その箱、キューブを使って、かくかくしかじかで岩や木をバラバラに分解出来るっぽいんダ。で、オイラ達はそのキューブを使って何かしたいんじゃないかと推測してル」

 

「マジか・・・・・・」

 

岩や木をバラバラって・・・・・・それは是非とも六層だけじゃなくて他の層でも使いたい代物だな。ことによるとギルドフラッグよりも重要そうだ。

 

「なんで、出るなら早めにこの村を出てセアーノさんを追いかけないと行けないんだナ」

 

「もちろんそれは俺達もついていくよ。それで?ディアベル達はどうしたんだ?さっきから姿が見えないけど」

 

「あァ、ARKならボスを突破したダンジョンで休んでから来るって言ってたゾ。多分オイラより三十分くらいは遅れてるナ」

 

「何してんのあいつら」

 

結局、ARKは待たないで、俺達八人とキリト達四人の合わせて十二人で迷宮区に向かうことになった。なんかARKって肝心な時に役に立たないな。

 

 




あ、そもそもボスまでたどり着きませんでした

多分後二話は文字数多くなると思われ。

ちょっと明日に実用なんちゃらがあるのでそのために今日は投稿をお休みします。
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