旅する狼達よ、鋼鉄の城にて吠えろ(シャングリラ・フロンティア×ソードアート・オンライン)   作:しらすの番人

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ボス戦じゃおらああ!!
書いてて思うけど自分って結構型月に影響されてるんだなって


てかほんとにあの妖精王は何をしてるんでしょうね、自分の時は百連くらいかかったのに弟の時は呼符十連で出てくるなんて。
しかも自分が弟のアカウントで引いて出しちゃったから弟だけが得をしてるっていう。運吸われた気分ですクソったれ



──別に、耐えきってしまっても構わないんだろう?

 

〜アインクラッド第六層 迷宮区〜

 

「うわぁ、こりゃとんでもないねぇ・・・・・・」

 

「バラバラになってます・・・・・・」

 

キリトら四人を含めた俺達十二人は、第五エリアのムルツキの村を超え、三十分程移動し六層の迷宮区にちょうど今着いた。それで迷宮区の扉を開けたのだが、入って右側にある石壁に巨大な穴が空いて崩壊している。それも雑に割れたりして崩れているとかじゃなく、丁寧にブロック一つずつになって崩れているのだ。

 

「・・・・・・セアーノが黄金キューブで壁を崩した・・・・・・んだろうな」

 

「でもキリト君、普通に扉から行けば良くない?こっちの方が近道だったりするの?」

 

「・・・・・・まぁ近道っちゃ近道か。本当はここにあるパズルを解いて進まなくちゃいけないんだけど、セアーノさんはそれを省略するためにこうしたんじゃないかな」

 

「ますますそのキューブが何なのか気になって来たよ」

 

「何にせよ追いかけるしかないってことだろ?急ごうぜ」

 

「そうだな」

 

それから俺達は迷宮区内のモンスター達を倒しながら進んだ、迷宮内には蛇の頭をして剣を持った半人間、いわゆる蛇人間がメインモンスターとして存在していたが、流石に十二人もいて苦戦するはずもなくサクサクと進んでいった。だがそのセアーノさんという人に追いつく気配が一切しない。一人の進行速度と十二人の進行速度が釣り合っているなどという馬鹿な話はあるのだろうか?もしかしたら俺達十二人と釣り合うくらい強い可能性もあるが、そんなのレムザードクラスしか存在しないだろう。

 

 

「・・・・・・待って、何か聞こえる」

 

「え・・・・・・?」

 

アスナが人差し指を口に当て、静かにという合図を俺達に送る。全員が静まり、聴力を頼りにする────確かに、小さいがどこかから剣と剣がぶつかる音と大量の声が聞こえて来ているな

 

「ふむ、これは下からだナ。やっとディアベル達が追いついてきたカ」

 

「・・・・・・それでも、この音はまだ全然遠い。ARKが追いつくのに後十分くらいはかかりそう」

 

「よしじゃ行くか」

 

「早くないかサンラク!?」

 

「何言ってんだよキリト、セアーノさんに追いつくのが目的なんだろ?早く行くに越したことはないと思うぜ、それにディアベルだったらしれっと追いついてくるぞ、キモいくらいに」

 

「・・・・・・キモい?」

 

ストーカーっぽいって言った方がいいのか?まじで派手に登場する時もあればお化けみたいに後ろについてることもあるからな、それに鉛玉ぶつけた時の焦りようは面白いけど

 

 

「・・・・・・さっきからモンスターが出なくなったね」

 

「確かに、てことは?」

 

「俺達と五分の距離にセアーノがいるってことか」

 

「そうみたいだナ、そしたらもう後は走ろうゼ!警戒は怠らずに、だけどナ」

 

キリト曰く、この迷宮区にいる蛇人間は一度倒すと、その場所にリポップするまで五分かかるらしい。つまり五分の間はモンスターがいないということなので、今みたいに蛇人間が出なくなったら蛇人間を五分以内に倒したやつがいるということだ。

 

俺達は迷宮区八階から九階の奥まで、全員がついていけるスピードで駆け抜けた。

 

そしてボス部屋がある十階に繋がる階段───

 

「母さま!!」

「セアーノさん!!」

 

「ミィア、キリトさん・・・・・・」

 

先頭を走っていたミィアとキリトが、階段を一人で登ろうとしている女性に声をかけ駆け寄る。「セアーノ」と呼ばれた左手に女性は振り向き、結ばれた金髪をたなびかせミィアを右腕抱きしめる。

 

「まさか追いつかれるとはね・・・・・・強くなったわね、ミィア。」

 

「母さま・・・・・・!」

 

 

「・・・・・・セアーノさん、俺達にあなたが何をしようとしてるのかは分からない。でも、一人で進むのを止めて、一旦話をしてくれないか?」

 

キリトがそう言うと、セアーノは俺達の方を向き、少し考えるような顔をしてから言った。

 

「・・・・・・これは私の役目なんです。このキューブがある限りスタキオンから呪いのパズルは消えないし、後継者争いは続く。サイロンが死んだ今、呪いを抑えられる人もいない・・・・・・これは、破壊されなくてはならないのよ」

 

「「「「「「「「・・・・・・?」」」」」」」」」

 

状況をまったく知らない俺達がはてなマークを顔に浮かべる。そりゃセアーノさんはキリト側のNPCなんだから俺達が知るわけないよな。

 

「どうやって・・・・・・!?それをどうするつもりなんだ!?」

 

「この状態じゃ、キューブは壊せない。・・・・・・本来あった場所に戻せば、キューブを守る力も消えるはず」

 

「本来あった場所・・・・・・それがボス部屋、守護獣の部屋なの?」

 

「少し違うわアスナさん、戻すべき場所は守護獣そのものよ」

 

「え・・・・・・」

 

「このキューブは元々守護獣の体の一部だったのよ。ずっと昔に、パイサーグルス様の手で取り外され、当時はまだ小さな村だったスタキオンに運ばれた。立派な街になったのはキューブの力のおかげだったけど、これは人間が持つようなものじゃなかったのよ」

 

もうなんかさっきのサイロンもそうだが、パイサーグルスって誰?新キャラ出てきすぎじゃない?何ボスの一部って、パイサーグルスはそれをどうやって取ったんだよ

 

「セアーノサンよ、オイラはキリトとアスナの連れのアルゴってもんだケド、そのキューブを守護獣の体に戻したら、一体何が起きるんダ?もし、無茶苦茶に強くなったりでもしたら、アンタでも倒せなくなるんじゃないカ?」

 

アルゴはセアーノに向けてそう言う。至極当然なことだと思うし、俺達がここまで来た理由の一つでもある。NPCにフロアボスを倒されてもちゃんと七層への道は開くのか、そもそもそのNPCは迷宮区もしくはボスに何をし何が起きるのかが不安要素だったからな。

 

「あなた達は守護獣を倒し次の層へ向かうんですものね・・・・・・キューブを戻せば守護獣が動き出し、攻撃してくるのは間違いありません。ですがそれはあなた達にとっても厭うべきことではないはず、なぜならこのキューブが外されている状態では、守護獣はこのキューブと同じ力に守られ、傷一つすらつけられないのですから」

 

「「ンナァー!?」」

「はぁ!?」

「そんなのアリ!?」

 

仲間達は全員驚く、そりゃそうだな、これないとそもそも攻撃効きません!!wwwとか馬鹿げてるにも程があんだろ。何?クエスト攻略必須ってこと?今までそんなの無かったのに?ちょっと流石に酷すぎないかそれは

 

「でも、それってつまりキューブを戻して動き始めた守護獣は攻撃出来るし、倒せばキューブも破壊されるってことですよね?」

 

「そうね」

 

 

「・・・・・・なら、母さま!私も一緒に戦う!守護獣が凄く強いのは分かる・・・・・・けど!母さまが一人で守護獣の部屋に入って戻ってこなかったら、あたしは生きていけないよ!!」

 

「ミィア・・・・・・解ったわ。あなたは、強くなった。私の想像を遥かに超えて。・・・・・・・・・・・・ありがとうミィア、あなたの力を貸してちょうだい」

 

「うん!」

 

そしてセアーノは俺達の方を見て言った。

 

「キリトさん、アスナさん、アルゴさん、そして見知りませんが強く勇敢な冒険者さん達、ここまで娘を守ってくれたことに感謝します、そしてお願いが。・・・・・・どうか、あなた達のお力も、貸してはいただけませんか」

 

「「もちろん」」

「もちろんです!」

「まぁここまで来て断るわけないよね」

「微力ですが、お力になります・・・・・・!」

 

 

「良い雰囲気のとこ悪いけど、俺達もその話、乗らせて貰おうか」

 

「あ、ディアベル」

 

「あなた達は・・・・・・」

 

俺達の後ろからぞろぞろとARKの連中が出てくる。どうやらエギル達は一緒ではないらしい。が、ボス戦には間に合ったようだな。三十分も休憩しなかったらもっと早く着いてただろうが

 

「そこのサンラク達と同じ、ただの冒険者ですよ。ボスと戦うんでしょう?俺達も参加させて下さい」

 

「・・・・・・助かります、どうかお願いします」

 

 

 

「なんや、あのNPCはジブンらの関係者やったんか」

 

「正確にはキリトの、だけどな」

 

俺達はボス戦前の休憩も兼ねてボス攻略会議を開いていた、参加者はまずARKの今ここにいるやつら四十二人、そして俺達旅狼八人とセアーノさん含めたキリト達五人。合計参加人数は五十五人と、一レイドの最大人数である八パーティ分、四十八人を超えてしまったので、ARKとその他の二レイド構成でボスに挑むことになった。

 

「サンラク、あいつらはいなさそうだね」

 

「そうだな」

 

カッツォがいってるあいつらとは間違いなくモルテとかジョー辺りのやつだろう。どっちもARKには所属しているはずだが姿がないとはこれ一体。それともバレないくらいにARKが大人数になったとかなのだろうか、メンバーは随時募集中らしいし。

 

「まぁ流石に今回は何もしてこないだろ」

 

「ボス戦やるってのも今さっき決まったことだしねー」

 

「皆!そろそろ突入準備を!!」

 

「ディアベルもあぁ言ってるし俺達も行こうぜ」

 

 

こうして全ての準備を終えた五十五人は、大扉に整列し、ボス部屋に突入、第六層フロアボス戦が始まった。

 

 

 

「こちらの準備は出来た!セアーノさん!いつでも始めてどうぞ!!」

 

セアーノから説明を聞いたディアベルは、ARKのメンバーをフロア真ん中にある一辺六十センチ程の立方体を取り囲むように配置し、セアーノに合図を出した。

 

「では・・・・・・始めます」

 

セアーノは、黄金のキューブを立方体に開けられている一辺二十センチ程の穴へ近づけていく。やがてキューブは穴に完全にハマり───

 

ガゴン!

 

「何だ!?」

 

黄金キューブをはめられた立方体は空中三メートル程まで上昇、黒かったはずの立方体は、黄金の光を出しながら横回転し始めた。

 

「さて、何が起きる・・・・・・?」

 

ゴゴゴン!!!

 

空気が震え、どこに隠れていたのか、空中に幾つもの金色の立方体が出現、その立方体もクルクル回りながらデカい立方体に吸収され───

 

やがて、一辺三メートル程のデカい黄金キューブになった。

 

 

「・・・・・・これは何だキリト!!」

 

黄金キューブは、小さな立方体が縦横三個ずつ不完全に隙間を残して造られている。言わば超巨大なルービックキューブだ。

 

「βの時と同じだ!武器で端っこを叩くと回転するから──」

「いやキリトさん!違う!!もう最初から色が金色で統一されてる!!」

「な──」

 

突然、二十六個のキューブ達は回転し始めた。それが止まると九マス×六面=54個の正方形に青白く輝く模様が──

 

「数字?ッ───全員回避!!」

 

俺はレイドリーダーでもなんでもないが声を張り上げ、全員に回避指示。ボスの角の頂点の三つから、俺達に向かって赤いラインが走り、その直後真紅のレーザーが俺達を襲った。

 

「皆!大丈夫か!?」

 

「何とか!」

「大丈夫だよ!」

 

仲間から返答が来る。とりあえず俺達のレイドは一人もレーザーに被弾することなく回避に成功した。ディアベル達の方は分からないが、致命傷を負ったものはいないようだ。

 

 

「【The Irrational Cnbe】・・・・・・」

 

ザ・イレーショナルキューブ、もしくはジ・イレーショナルキューブか。とりあえず辞書キューブと呼ぶとしても、あのキューブのマスにはそれぞれ1から9までの数字がランダムに並んでいる。イレーショナルの意味は「理性がない」とか「不合理な」今回はマスに揃ってない数字があるから「不合理な」の方か

 

「あの数字を揃えろってことか!?」

 

「いや、数字は9まであるんだゾ!?六面じゃ絶対揃わない!!」

 

じゃあキリトが言ってたβのルービックキューブの数字版って説はないな。となると──何だ?やべぇこういう時に教養の差が出てきやがった!!

 

「皆さん!扉が閉まってます!!そして扉の表面に数字が!!」

 

「何だって?」

「それは本当か秋津茜!」

 

ボスの攻撃は一旦ARKの主連中とモルドに任せ、俺達は出口だったはずの大扉へ、秋津茜が言った通り、扉は閉まっていて開かないし表面にはランダムに数字が並んでいる。空白が所々にあり、そんなのが扉全面にズラっと描かれている。

 

「「ナンバープレイスパズル!?」」

 

「うわビックリした」

 

ナンバープレイスパズル、確かスタキオンの主街区の転移門前広場の地面に書かれてたアレだよな?・・・・・・・・・・・・いや、まさか

 

 

「・・・・・・これ、スタキオンのナンバープレイスパズルとリンクしてるってことなのか?」

 

「その可能性が高いな、本来ならスタキオンの方のパズルを解いてからこなきゃ行けなかったんだ・・・・・・」

 

嘘だろ?いやだってスタキオンで見た時には何百ものパズルがあるっていう結論だった。こっちも・・・・・・うわありそう。

 

「カッツォ、これ解ける?」

 

「無理言うなよこんな数!第一解いてる間に皆死ぬでしょこれ!!」

 

数で無理って言う辺り流石はカッツォだな・・・・・・

 

「キリト、このパズルは全部で何個あるんだ?」

 

「・・・・・・縦横二十七個ずつで合計七百二十九」

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

終わった。なにこれ流石にクソゲーだわ。えーと?俺達がこのボス戦から脱出するためにはこんな七百超えのパズルを解いてギミックを解除しなきゃ行けないのか。・・・・・・・・・・・・いや待てよ、脱出出来なくても普通に倒せば良くね?

 

「そうだよ、別にこのパズル解かなくてもボス倒せばいいじゃねぇの?」

 

「サンラク、あれ見て」

 

「あれ?いやARKとモルドが必死こいて戦っ・・・・・・」

 

確かにARKとタンクのモルドはボスの攻撃を受け、隙が出来たらキューブに攻撃している。

 

だが、減らない。そもそもあのキューブのHPバーは()()()()()()()()。そのHPが攻撃しても減らないということはつまり、あのキューブが完全にギミックボスだということを表している。そして恐らくそのギミックとやらが、絶賛無理ゲーと化しているナンバープレイスパズルなのだ。

 

「「「「「「「「・・・・・・・・・・・・」」」」」」」」

 

七百二十九個、もし仮にARKとモルドが今の状況を維持してくれたとして、もし俺達がパズルを解こうとしたら何分かかる?今この場にいるのはARKとモルドを除いた十四人、一つ解くのに十分かかるとして、729÷14=52とちょっと。52×10=520分で約九時間はかかる・・・・・・どないしろっちゅうねんこれ

 

「うあああ!」

「HPが減った者はポーションを!今は少しでも耐えるんだ!!」

「僕が・・・・・・守る!!」

 

こうしている間にも戦っている連中はボスの攻撃を受けて少しずつ消耗し始めている。早く何かを決断しないと手遅れになる可能性も──

 

 

「キリトさん、これを解けばいいの?」

 

「「「「「「「は?」」」」」」」

 

今まで黙っていたミィアが前に出てパズルに手を伸ばす、空白のマスを指でなぞり一つだけ淡く発行したマスをタップ、浮き上がったウィンドウから「7」を選択。すると他のマスが消え、7の数字だけが表示される。

 

かかった時間、わずか十秒。

 

 

「出来ます!これなら私でも出来ます!!」

 

「「「「「「「「おおおおお!!!!」」」」」」」」

 

「・・・・・・ミィアは小さい頃から私とスタキオンでこのパズルを解いてましたからね、流石は私の子供です」

 

少し自慢げにセアーノが前に出て、ミィアの隣に立つ。

 

「もちろん私も解けますよ」

 

「・・・・・・一つ十秒なら、七百二十九個のパズルを解くのにかかる時間は七千二百九十秒、六十で割って百二十分と少し、二人なら約一時間・・・・・・」

 

キリトがブツブツ言い出す。意外に暗算速いなキリト。

 

「頼みます、セアーノさん、ミィア」

 

「「はい!」」

 

「・・・・・・つまり、俺達のやることは二人が解く間の時間稼ぎだな」

 

「そういうことだな」

 

ほぉう?一時間なら一気に行ける気がしてきたな。

 

「よっしゃペンシルゴン!アレ出せ!!」

 

「もちろん!!」

 

「ギルドフラッグ!!それがあったか!」

 

「そして全員瞑想!」

 

「え、今ここでですか?」

 

「多分耐久じゃめっちゃ有用だ、特に『回復速度上昇』の効果が!」

 

「なるほど!」

 

俺達は旗持ちのペンシルゴン含め座禅を組む、熟練度500の効果が出ているのかは分からないが、四十秒と少しで座禅をした人のアイコン「瞑想バフ」がHPバーの左下に表示された。

 

「じゃあペンシルゴンはとりあえず詠唱!俺達はその間ARKとモルドの援護だ!」

 

「「「「「「了解!」」」」」」

 

「詠唱なんてあったのか・・・・・・」

 

とりあえずボスに突撃してタンクに溜まったヘイトを分散させる!モルドがそろそろポーションを飲まないとHPが半分を切りそうだ。

 

 

『今、勇気を示すあなた達に祝福を与えん。私は願う、果てを目指す彼等に夢があることを。私は願う、果てへと続く道には愛があったと知ることを。私は願う者、私は見守る者。果てへ続く道は長く険しいでしょう。苦難・争い・喜び・悲しみ・出会い・別れ。いくつもの出来事を越え、あなた達は進むでしょう。終わりは此処に、始まりは其処に。始まりを越えたあなた達は強く、そして気高く進むでしょう。あなた達に祈りましょう、捧げましょう。私は祝福を、私は加護を。あなた達が進む道にどうか、幸福が多くあらんことを、あなた達にどうか、強き輝きを。』

 

 

「終わったかペンシルゴン!」

 

「なんか光っとるがな!?」

 

 

「よし詠唱終わり!折角詠唱あるんだったら、やっぱり技名言いたいよね!てことでペンシルゴン即興命名【祝福照らす勇気の祈り(ブレッシング・ブレイブ・マリトーヴァ)】!!」

 

よく分からんことを言いながらペンシルゴンが旗を地面に突き刺す。例の如くペンシルゴンの光も地面に吸い込まれ、地面に広がっていく。そして旅狼(ヴォルフガング)メンバーには六種類のバフがかかる。

 

 

「これで万全の状態だな!────ついて来れるか、カッツォ」

 

「────ついて来れるか、じゃないよサンラク」

 

「てめぇの方こそ、ついて来やがれ────!」

 

 

此処に、セアーノとミィアを除いた五十三人による、一時間耐久作戦が開始した。

 

 




時間かかったー、本当は昨日の内に投稿するはずだったんですね

てか現在進行系で書いてたので深夜テンションえぐいです。特に最後とか

ペンシルゴンの即興命名もその場のノリで考えました。楽しかったです
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