旅する狼達よ、鋼鉄の城にて吠えろ(シャングリラ・フロンティア×ソードアート・オンライン)   作:しらすの番人

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あ、ちょっと私情で今週末から来週にかけて更新頻度低くなると思われます


開拓者の力

 

 

 

「クエストと思われるものを見つけました!!」

 

おぉ秋津茜、お前は俺の救世主だよ。後でなんか奢って上げるいや、奢らせて下さい

 

「ありがとう秋津茜ぇぇぇぇ!!」

 

「・・・?どうしたんですか?」

 

「まぁじぃ?」

 

「ほんとにあったんだ」

 

「ほぉーら言ったろ外道共ぉ!!おい京極何残念そうな顔してんだよ!!喜べ!クエストが見つかったぞ!!」

 

「「「お前が見つけたわけじゃないだろ」」」

 

息ピッタリだなお前ら、ケッ。

 

それはそれとして秋津茜にはほんと感謝しかない。リアルラック様々、茜ラック様々だ。

 

「でもどこで見つけたんだ?別に俺らも手抜いて探してたわけじゃなかったよな?」

 

「それはもちろんだよ、茜ちゃん、どこで見つけたとかちょっと詳しく話して貰ってもいいかな?」

 

「はい!あ、でもおかみさん待たせてるので歩きながら話します!!」

 

そして俺たちは秋津茜に案内されながら説明を聞くのだった

 

〜遡ること20分ほど前〜

 

◆秋津茜

 

「うーん、なかなかクエストが見つかりませんね」

 

私は皆と別れてから2軒ほど家を回って話を聞いてみた。けど話してくれるのは村のことばかりで、「何か困っているなどありませんか?」と聞いてはみたが「特に困っていることはないよ」とのことだった。どちらの家も親切で優しい人が話してくれたが結局クエストのことについては分からずじまいだった。

 

「もうそろそろ戻る時間が近づいてきましたね・・・・・・あれ、あそこは?」

 

私は村の中心から少し離れた小さめの1階建ての家を見つけた。家に着いている煙突からは煙が出ていて人がいることを示していた。

 

「まだ皆さんも行ってなさそうですし・・・・・・少し行ってみましょう!!」

 

そうして私はその家の前に歩いていった。

 

「ごめんくださーい!」

 

そう言ってドアを少しノックしてみる。すると中から「はーい」と40代くらいの女の人の声が聞こえた。

 

「どうしました?」

 

「初めまして!私は秋津茜と言います!!少しお話が聞きたくて」

 

「あらそう?まぁ少し上がっていってくださいな」

 

「いいんですか?お邪魔します!!」

 

女の人に言われ私は家の中に上がらせて貰う、その女の人はまさしくおかみさんと言えるような人だった

 

「ごめんなさいねぇ、今出せるものがなくて・・・・・・お水くらいしか出せないけど」

 

そう言っておかみさんはお水を入れたコップを出そうとしてくる、ここで断るのも失礼だと思い有難く受け取ることにする。

 

「いいんですか?いただきます!!」

 

そう感謝の言葉を述べ私はお水を飲む。始まりの街を出てからは森で少しの水と携行食を食べたのみだったので新鮮な水で喉が潤い、元気がみなぎってくる。

 

「ぷはぁ!美味しかったです!ありがとうございました!!」

 

「そう?それなら良かった」

 

私は飲み干して空になったコップを台所に持っていく。おかみさんは鍋に入ったシチューみたいなものをコトコトと煮ている。

 

「おかみさん、何か最近ここら辺で起きたり、奇妙なものを見たりとかしませんでしたか?」

 

私はRPGなどでのクエストのお決まりのものを聞いてみる。

 

「うーん、あまりそう言ったものは見てないねぇ」

 

「そうですか・・・」

 

ここもだめだった...もしかしたら他の誰かの場所でクエストが起きてるのかな。

 

「あぁ、でも最近一人の男の子が来てねぇ、久しぶりのお客さんだったから覚えているよ。」

 

「そうなんですか?」

 

「えーと名前がなんだったかしら、うーん、確か、k「ごほっ、ごほっ、えほっ、えほっっ」・・・・・・」

 

今のは・・・・・・子供の咳?

 

「・・・・・・はぁ」

 

そう言うおかみさんの顔はとても悲しい表情を浮かべている。そこでおかみさんの頭の上にハテナマークが表示される。もしかして・・・・・・クエストフラグ?

 

「あの、さっきの咳・・・・・・なにかあったんですか?

 

「実は・・・・・・私の子供が病気にかかって寝込んでしまったのだけど、あるものがなくて、薬を作れず、病気が治せないままなの。」

 

「大変!何が足らないんですか!?私が取ってきます!!」

 

「本当かい・・・?材料を取ってきてくれるのかい?」

 

「もちろんです!!」

 

「そう・・・じゃあ頼もうかしらね」

 

 

クエスト「病の子供を治すために」を開始しますか?

 

「あっ!おかみさん、私には仲間がいて、その人達とも協力したいんですけどいいですか!?」

 

「そうかい?じゃあ私はここで待ってるよ。」

 

おかみさんの頭の上にハテナマークが表示されたままになる。

 

「すぐ戻ってきます!!」

 

そう言い残し、私は皆と合流するために村の入口へと急いだ。

 

 

 

「以上が事の顛末になります!!」

 

全員ポカーンと呆けていた。え、何そのクエスト出現条件、意味不明なんですけど

 

「んーと、じゃあ茜ちゃんはこのイミフなクエストを初見で発生させたってこと??」

 

「リアルラック以上に実力も伴ってる・・・」

 

んーでもなんか引っかかるというか見落としてるというか・・・・・・

 

「あ・・・・・・なるほど」

 

「何か分かったんですか?サンラク君」

 

「多分このクエスト、()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()のがヒントなんじゃないかな、だってその発言からのその行動はあまりにも矛盾している。ここから家には「食事を食べさせなきゃいけない人物がいる」とプレイヤーに予想させるようにしてるんじゃないかな」

 

「なるほど・・・・・・確かに出現条件は難しいですがそれなら「一層最強の武器が獲得できる」ことにも納得できます」

 

「多分だがクエストの発生条件が難しかったようにクエスト自体の難易度も高いのかもしれない。気を引き締めた方がいいかも」

 

「はいっ」

 

「あ、皆さん、あれです!」

 

レイ氏と話していると秋津茜が村から少し離れたところにある小さな家を指さしている。確かにこれはいかにもクエストが発生しそうな場所だ。そのまま家に向かい、家に上がらせてもらう。

 

「おかみさん!皆さんを連れて来ました!!」

 

見ると40代くらいの顔つきをした優しそうな女の人の頭上にハテナマークが浮かんでいる。これがクエストを受けられるNPCの特徴なのだろうか。

 

「お帰りなさい。またずいぶん大所帯なことで・・・・・・皆さん全員手伝ってくださるということでよろしいのですか?」

 

 

クエスト「病の子供を治すために」を開始しますか?

 

「ええ、もちろん」

 

俺達は全員迷わずOKボタンを押す。そうするとおかみさんがポツリ、ポツリと話始めてくれた。

 

「実は私の娘は重い病気にかかっているのです。少しでも良くなるためにとそこの鍋で薬草を煎じて飲ませていたのですが・・・・・・村のお医者様が言うには、娘の病気を治すためには西の森に生息している捕食植物の胚珠から作れる薬を飲ませるしかない、ということなのです。当然、その植物はとても危険な上に、花を咲かせている個体はめったにいないらしく、自分ではどうすることもできない状態でした・・・・・・お願いいたします、旅の方達。どうか、娘のために胚珠を取ってきては貰えぬでしょうか。もしも胚珠を取ってきてもらえたのならば・・・・・・お礼に先祖から代々受け継げれてきた武器達の中から一つ、差し上げます。」

 

「もちろんです!!娘さんのために絶対取ってきてみせます!!!」

 

「任せて下さい、必ず取ってきますから」

 

「ありがとうございます、旅の方達・・・・・・」

 

元気いっぱいに秋津茜が答える。俺達もあとに続き、取ってくる旨をおかみさんに伝える。

話に出てきた花付きの捕食植物というのは、確実にリトル・ネペントのレア版だろうと考える。

 

「胚珠はどれくらい必要なんですか?」

 

「そうですね・・・・・・念の為、一人一つずつ、お願いいたします。」

 

「承知しました。」

 

こういうのはプレイヤーによって持ってくる数が変わったりしない。なので一人で受けようとしても、一個取ってきてくれと頼まれるのだろう。

 

「あまり遅すぎると暗くなっちゃうし、もう出発した方がいいんじゃない?」

 

モルドのその言葉で俺達は時間を確認する。時間は14時13分を指している。クエストなのでいつ持ってきても進行に影響はないと思われるが、花を持つ個体がどれくらいの確率で出てくるのか分からない以上、早めに出発した方がいいだろう。

 

「おかみさん!!早速出発してきます!!すぐ持ってくるので待ってて下さいね!!」

 

「ありがとうございます。私はここで待っていますので持ってきたら声をかけて下さい。」

 

そうしてクエストログが更新される。「胚珠を確保せよ」と書かれている。なんかずいぶんサッパリしてるんだな。

一旦家から出て俺達は話し合う。

 

「花つきの個体ってのはおそらくだがリトル・ネペントのレア版だと思うんだが。」

 

「・・・・・・私もそう思う。それに、この村に来る途中の東側の森にもネペントはいるのに、わざわざ「西側の森」と言った。もしかしたら西の森にしかレア個体は湧かないのかも」

 

ルストが鋭い考えを出す。確かにその可能性が高い。もしも最後まで話を聞かずに東側でネペントを狩っていたら、一生花つきが出ない可能性があったのだ。やるじゃないかルスト。

 

「多分ルストの言う通りだろう。そしたら西側の森でネペントを狩って、花つきを倒して胚珠をゲットしよう。」

 

「「「「「「「はーい」」」」」」」

 

そうして俺達は胚珠を合計8つ入手するために西側の森へ向かうのだった。

 

 ―ホルンカ村西側の森―

 

「いたねぇ、ネペント達。」

 

ペンシルゴンがそう言う目線の先には、群れを形成した五体のネペントがいる。通常の個体には頭の上に葉っぱが付いていることを確認した俺達は、エリア内の通常ネペントを倒し、リポップで花つきのレアネペントが湧くのを待つことにした。

 

「御用じゃおらあぁぁぁぁ!」

 

「言っても意味伝わんないでしょそれ!!」

 

俺達に気づいたネペント達は戦闘態勢に入る。ネペント達の攻撃パターンは体に生えているムチを使った払いと突きの攻撃と予備動作から繰り出す口からの毒液の噴射だ。噴射攻撃は、初めてされた時は当たりこそしなかったものの、酸性をまとっていることが確認できたので、プレイヤーに毒属性と装備などに腐食状態を付与される可能性があるのであまり喰らいたくない攻撃だ。

 

「うおおおお!」「とりゃああああ!」「はあああああ!」

 

各々が【スラント】【リニアー】【サイドバイド】【ブラスト】などの各種ソードスキルを放つ。旅狼のメンバーは最低でも全員レベル4にはなっているため、弱点である胴と足の接続部分にさえ当たればワンパンで倒すことができる。

 

弱点にソードスキルをもろに喰らったネペント達はポリゴンと化し爆散していった。

 

「これを繰り返す形になるかな」

 

「そうだなぇ、まぁでもワンパンで倒せるし楽っちゃ楽かな」

 

そうカッツォと言いながら次へのネペント達へと向かっていく

 

―30分後―

 

「嘘だろ・・・・・・ここまで出ないものなのか?」

 

俺たちはあの後猛烈な勢いでネペント達を倒しまくり、合計で60は倒した。第一層最強武器達を手に入れるためにはそこまでの苦労をしなければならないということだろう。

 

「あ!あれがそうじゃないです?」

 

見てみると確かに赤い花が付いているネペントがいた。・・・・・・よし

 

「総員あいつをぶっ潰せぇええええ!」

 

「ギ・・・?ギュオオアァァァ!!」

 

レアモンスターはすぐ狩るべし、気づいた瞬間には斬られたり叩かれたりしたレアネペントくんに感謝しながらドロップを確認する

 

「あ、私が取ってました!!」

 

「私はなーい」

 

「俺もー」

 

結局胚珠を取れてたのは秋津茜1人のみ。これは・・・パーティを組んでても1人にしかドロップしないのか?なかなかの長期戦になりそうだ・・・・・・

 

そうして俺たちは先程のネペント狩りを継続する。結局片手剣と短剣のどちらを極めるか決めきれず、初期のスキルスロットを片手剣と短剣で埋めた俺は熟練度上げのために短剣を装備してネペント狩りをするのだった。

 

「お、2体目出たよー」

 

「「「「「「「うぉりゃあぁぁぁあ!!」」」」」」

 

「お、僕のところにあった」

 

先程から10分ほどで湧き、ボコボコにされたレアネペントの胚珠はモルドのところにあったのが確認できた。

 

「ん?あれもレアネペントじゃない?」

 

京ティメットがそう言いながら突っ込んでく。1人で行くのは危ないぞー。つっても京ティメットならワンパンで仕留められる───

 

「ん?なんか変じゃねあいつ」

 

「え?あーん?本当だ、なんかこう花ってよりは──」

 

カッツォが言い終える前に京ティメットが刀ソードスキル「絶空」でその変なネペントを斬る。その変なネペントには花ではなくなんかの実?っぽいのが付いていた。京極の一撃は弱点を切りながらも実にも当たっていて───

 

パァン

 

変なネペントが消滅する寸前、ネペントに付いていた実が破裂する。そして──

 

「うわなにこれクッッサ!!!」

 

「おえええええ」

 

実からは臭い嫌な匂いを纏った煙が勢いよく放出される。ネペントの最後っ屁かよ!!と思いながらも──ヤバい

 

「おい京ティメット!!早くこっちに来い!!」

 

「え──」

 

見ると煙が立ち込め少し晴れるのを確認するのも束の間───ネペント達の大群が迫ってきていた。

 

「なんなんでしょうこれは!?」

 

「これは──この煙だ!!この煙は、()()()()()()()()()()()()()()()だ!!」

 

そう言いながら周りを確認する、正面からだけではなく、360度、俺たちを包囲するようにネペント達が群がっているのが確認できる。

 

「・・・・・・ごめん、僕がよく確認しないで突っ込んじゃったから──」

 

「弱音を吐くなよ、京ティメット、あれを見てみろ」

 

前を向いても見えるのはネペント達の大群。だがその中に──花付きも混ざっていた。

 

「花付き!?この煙は通常個体だけじゃなくてレア個体も呼び寄せるってことか!・・・ふふふ」

 

ペンシルゴンがそう笑いながら言う

 

「そういうこと、これはピンチであると同時に・・・・・・チャンスでもあるんだよなぁ?」

 

「あー、ちょっと緊張した俺がバカみたい」

 

「とりあえずあのネペント達も全員倒せばいいんですよね!」

「・・・・・・もうツっこまない」

 

「ほんと、めちゃくちゃなこと言うなぁ、けどそれがサンラクらしいね」

 

「(やっぱり・・・・・・楽郎君はどこでも、楽郎君のままだ)」

 

「・・・そうだね、ごめん、少し取り乱した・・・・・・サンラク、ありがとう。・・・ふふ、ちょっとあいつらボコボコにしてやりたくなってきちゃった」

 

 

◆三人称

 

普通ならば、ソロ殺しであるこの包囲は、ソロでなくとも、パーティ全体を崩壊させる、メンタルを折るものとして十分な絶望を与える。ならば何故、彼らは折れないのか、むしろ更に楽しむことが出来るのか。なぜなら彼等は普通ではないから。

彼等「旅狼」はそれぞれが「シャングリラ・フロンティア」で「7つの最強種」である「ユニークモンスター」と対峙して、体がすくむほどの「威圧」を感じている。それは、ゲームであっても本物の絶望・恐怖と錯覚させる程のものである。

故に、彼等は一撃で倒せることが出来るモンスターに大量に包囲された如きで進むのを止めない。それどころか更に進むための「原動力」としてしまうのである。

 

 

 

「さぁぁぁて「旅狼(ヴォルフガング)」ゥ!!楽しい楽しい無双ゲーのお時間だ!!ここで勝って、第一層最強装備を手に入れようぜ!!!」

 

「「「「「「「応!!!」」」」」」」

 

「行くぞおらああああ!!」

 

 

◆三人称

 

 

【スラント】【ホリゾンタル】【バーチカル】【リニアー】【オブリーク】【ストリーク】【サイドバイト】【アーマーピアース】【フェイタル・スラスト】【スマッシュ・インパクト】【絶空】【白絶】【ブラスト】【サイクロン】【パワーストライク】【クェイリ・スウィング】

彼等は持てる全てのソードスキルを使い、使い続け、1時間を超える激闘の末に全てのネペントを倒し切った。

あるものは勝ち誇り、あるものは笑い、あるものは座り、あるものは報酬の確認をし、彼等は互いに互いを賞賛しあった。

 

 

 

―ホルンカ村―

 

「はい!胚珠が8個!言われた通り持ってきました!!」

 

最初にクエストを発生させた秋津茜に胚珠を託し、おかみさんに渡して貰う。

 

「ありがとねぇ、ほんとに・・・・・・ありがとう」

 

時刻は既に5時を回っている。だが、おかみさんは俺たちの帰りをずっと待ち続けてくれていたのだ。

 

「これで、お医者様に渡せば・・・薬を作って貰って、娘の病気を治して貰うことが出来る・・・・・・ほんとにありがとねぇ」

 

おかみさんは涙を流しながら言う、俺は、シャンフロのNPCと同じような反応に、少し驚きながらも・・・・・・笑っていた。

 

「この中から好きなのを選んでねぇ、心配しなくても、まだあるから被りとかは気にしないで大丈夫だよ」

 

他のメンバーはそれぞれ自分が使っている武器種を選んで、受け取っていた。そんな中で俺は

 

「片手剣と短剣どっちにしよう・・・・・・」

 

片手剣と短剣のスキルスロットを開けてしまったせいで、どっちでも使えるのだ。それが更に迷いを加速させている。

 

「うーむ、だが今回は片手剣にしよう」

 

そうして片手剣の「アニールブレード」を選択し、受け取る

 

―クエスト「病の子供を治すために」をクリアしました―

 

同時にこんなシステムメッセージが表示され、クエストが無事クリアされたことが告げられる

 

「てかレベルめっちゃ上がってんな...」

 

あの時、他のメンバーも含め、全身全霊で戦っていたのでレベルが上がっていることなど気にも出来てなかった

 

「俺もー、なんかもう9レベになってんだけど」

 

「俺もカッツォと同じ9レベだよ」

 

「私も9レベになりました!!」

 

「僕もー」

 

「私もー」

 

どうやら旅狼全員がレベル9に到達したらしい、雑魚モンスターでもラストアタックボーナスは入るので、そこで調整された感じだろう

 

「いやー、まぁとにかく疲れたねぇ、早く宿行って休みたーい」

 

「私も・・・・・・です、久しぶりにあんなに動きました。」

 

「私も、あんなに夢中になったのは龍災以来」

 

「みんな精神的に消耗してるねぇ、肉体面もだけど」

 

「なぁ、カッツォ」

「なんだよ、サンラク」

 

みんながおつかれムードで宿に向かっている中、俺はカッツォを呼び止め、話しかける

 

「偶然あのネペント達の大群に襲われたとは言え、ちょっと面白いことを思いついちまった」

 

「えぇ、まさか・・・・・・嘘でしょ?」

「嘘じゃないぜ、お前も気づいただろ?1時間であのレベルの上がりと熟練度の上がりは異常だ・・・・・・つまり」

 

「「リトルネペントはレベル上げと熟練度上げに使える」だろ?」

 

「やっぱお見通しか」

 

「そりゃあニコニコした顔で言われたら気づくよ」

 

「まぁでも、場所とか色々考えてやったら行けそうな感じはするねぇ」

 

そうニヤニヤしながらカッツォは言う

 

つまるところ・・・・・・

 

 

シャンフロでいう水晶蠍達(親友)、再来

 




書きたいこと書いてたら7000字超えてたんですけど・・・もうちょっとまとめる能力高めないとですね。
次からどうしようか考え中なので一旦SAO外のほう書こうと思います
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