かつてなごやウハウハ隊の河村隊長は、河村一族に所属し、親が原因でリコリスに飛ばされた。が、過酷な任務の末、千束たちの協力もあり、河村一族に帰ってくることができた。しかし、敵対していたゲリラから放たれた寄生虫により一族は壊滅してしまった。が、この逆境をバネにし、困っている人を救う目的で生き残った組長、そして、名古屋にやって来た千束、たきなと共に『なごやウハウハ隊』を結成し、今に至った。そして、カズキたちは浸食が進む見滝原へと進んでいくのであった
第三話 漆黒の見滝原
本編1:任務内容
ガタンゴトンガタン、ガタンゴトンガタン
トンネルの中、電車が高速で走り去った。そして、その電車は奇怪な空間の中に消えていった
「時速180キロ最高~!!」
「ボコブリン。そんなはしゃがない」
「は~い」
そこに、車内スピーカーから河村貫希隊長からの指令が流れた
「みんなー聞こえてるね」
「うん」
「ということで、今回の作戦について話しておくね。まず、この事件の元凶となった黒い侵食物質のこと。以前、カムラの里という異世界で青ボコブリン、千束、たきなが見つけたもので、私よりこの3人なら分かると思うけど、侵食された生物は凶暴性や攻撃性が格段に上昇し、その状態で成長すると、侵食の『核』を持つようになる。まあ、そこは後で青ボコブリンたちに説明してもらうとして、内容と被害状況だね。今回の侵食は、見滝原市ほぼ全域に広がっている。逃げ遅れた人たちは、侵食に飲み込まれ街の脅威となっている状況なんだ…」
「思ってたよりも深刻ですね…」
「任務その一、侵食の核をすべて破壊し、町を元通りにする。任務その二、侵食された人たちを救出する。大雑把だけど、今後このようなことが起こったらこの事件のノウハウでできるから…ね」
「まあ、頑張りましょう!」
「うん!あと、青ボコブリンたち頼んだよ」
「オッケー!」
指令が完了した。そして、青ボコブリンたちから侵食物質について語られた
「さっきの説明にあった通り、カムラの里近辺で発見された物質で、侵食され、凶暴性が上がった個体『侵食個体』。そして、侵食に順応して、『侵食核』を持った個体を『侵食適応個体』。そして、その核が大きく成長し、体の外に放たれた個体、『侵食母体個体』。これになると、一人では手に負えないほど凶悪な状態になる。普通のボコブリンでさえ脅威度が10に達するほど。侵食母体個体に関しては、現状、この状態になったのは千束だけだから情報が限りなく少ないんだ…」
「っていうか千束が母体個体になったってどういう状況だよ?」
「以前にもらったペンダントの宝石が侵食核だったらしく。そのペンダントにゲリラの文様があったんだ」
「…ってことは、この侵食も主犯格はゲリラの可能性が高いな…」
「そういうことだな…とにかく、侵食母体個体は一人で戦いを挑まないで仲間を呼んで対応しよう」
「ああ」
青ボコブリンが千束たちの方に話しかけた
「いつもはもっとハツラツとしてるのにどうしたんだ?」
「あのペンダントでこうなったのかなって…」
「けど、起きてしまったことはしょうがないから…頑張ろう!」
「そうですよ。千束らしくない」
「敵も強くなってるかもしれないけど…今回は以前のように三人じゃない…!」
「…そうだね…!ありがとう…!」
その時、爆発が起きた
「何だ何だ?」
「まだ侵食域には入っていないぞ!?」
「ボコロイド!」
本編2:戦慄の電車内
ボコロイドが状況をまとめた
「上に今までにない反応が…恐らく侵食個体です」
そこに、ディスパッチャーテンタクルが生えてきた
「うわー!この野郎ッ!」
ボコブリンがノヴァブラスターで倒したがそこから見たことのない敵が出現した
その敵にボコブリンたちが驚愕した
「コイツ…ガーディアン!?」
「この感じ…寄生されてる」
「しかも、コイツおそらく侵食個体だ」
「オラ!」
黒ボコブリンが寄生ガーディアンの侵食個体の目玉部分にラインマーカーを投げつけた
「今だ!」
「ウルトラチャクチ!」
「サメライド!」
ボコブリンと青ボコブリンが一斉に技を叩き込みガーディアンを倒した
が、ディスパッチャーテンタクルが再び生えてきた
「また!?」
「まさか…!」
カズキが電車の窓を蹴破り、ショクワンダーを駆使し、電車の上に上がった
「やっぱり電車の上か!ステージ2…!」
カズキがウルトラショットを構えた
「今使いたくなかったけど、しょうがない…マギア・
【ウルトラショット×サメライド】
カズキの攻撃でディスパッチャーを撃破した
が、電車内では両端にウォームが生えてきた
「千束、たきな…後ろは任せた」
「はい!」
と二人が答えた
そして、青ボコブリンが
「下がってて…マギア・
100倍の攻撃力で寄生虫を一掃した
後ろも千束たちが制圧してこの事態は収束した
そこに、ボコロイドが衝撃の事実を告げた
「なんでか分かりませんが、ここ一帯、寄生フェーズが7です」
「寄生フェーズ7!?」
そこに、違う号車に乗ってた見滝原の魔法少女6人が来た
「あの先見てよ」
「何だよあれ…街が死んでるみたいだ」
窓の外を見た
「これが…侵食域」
「まさか…この絶望の絵面を再び見ることになるなんてな…」
そこに、源男からアナウンスが入った
「もうすぐ着くから準備しとけよ」
「あたしたちが故郷…絶対取り戻すんだから…!」
「魔法少女として、みんなを守るわ!」
「そうだね!行こう…!」
そうして、電車は侵食域の中に突入。やがて見滝原の駅のホームに到着した
そして、電車のドアが開いた
【カズキたち13人。見滝原市突入】
電車を降りて早々、、マミが
「気を付けて!近くに魔女がいる」
本編3:絶望の歓迎
「駅のホームに魔女がいるってこと?」
突然の状況にビックリしたカズキたち
そこに、杏子が
「結界の入り口見つけた」
「ここら辺敵の数多くないか?」
「千束とたきなは周りの警備しといて」
「わ、分かった」
中に入ったのはカズキ、ボコブリン、まどかたち魔法少女6人
魔女の結界内
「いきなり魔女が出てくると先が思いやられるな…」
「カズキ、この結界、黒くなってはいるけど…何か既視感が…」
「同感。この結界の魔女って…あっ!」
二人がさやかな方を振り向いた
「どうし…」
すると、突然
【Node】
「ノーーードーーー!?オーーノーー…!」
「何です?地面が赤く染まりだしたのです…!」
結界内が赤く染まり始めた
すると、結界内で雷鳴が十発ほど連続で響いた
その音の方から純粋種や適応種の侵食個体の寄生虫が30体ほど流れ込んできた
「や、ヤバい!」
「寄生虫は火が弱点だけど、未だかつてないほどの量だ…!」
更に、その奥から雷がなり、40体ほどの寄生虫が新たに出現した
「ティロ・フィナーレ!」
「ボコブリン進化!」
「マギア・
「マギア・
「ボスボコブリン!ホーンスパーク!」
【ウルトラショット×サメライド×バブルランチャー】
【×350】
総攻撃で寄生虫を一掃した
そして、その奥に広がっていた光景に絶句した
「カズキ…あれって…」
「以前ボコブリンと最初に行動し、文化小劇場で初めて交戦した魔女…」
「人魚の魔女だ…!!」
更に、オーケストラに異変が起こっていた
「あのオーケストラ…全員ベコンになってる…」
「ステージ1からステージ4まで…計100体ぐらいいるぞ…!」
「あの反応…あの魔女…侵食適応個体だ!」
「ボスボコブリン!ベコンを倒さないとこの空間が一瞬で寄生虫で溢れかえるぞ!」
その時、ベコンが300体程の寄生虫を召喚した
が、その時、寄生虫たちの動きが急に止まった
「なにがおきた?」
そこに、ほむらが
「私の固有魔法で時を止めたのよ」
「もっと早くやってよ…」
「そうなのです!」
「…けど、今がチャンスだ!」
カズキとボコブリンと青ボコブリンがベコンの大群に一斉に火炎放射をした加えて杏子が槍で斬りまくり、マミが大量のマスケット銃でベコンに攻撃した
そして、
カチャっと音がしてベコンに一斉に攻撃が当たり跡形もなく消滅した
「後はその魔女だけなのです…!」
「人魚の魔女は名前の通り人魚の様な姿をしている奴で…前戦った時は…さやかの魔女形態だった奴です…!」
「しかも、侵食適応個体ってことは、あの時から強化されてるはずです」
そこに、一人名乗りを上げた人がいた
「あたしがあいつを倒したい!」
それは、さやかだった
「あたしの魔女っていうのならあたしがう討つ…!」
「…分かったけど、危険だと判断したらこっちも攻撃するから」
「分かった…!」
そして、侵食適応人魚の魔女とさやかが向き合った
本編4:さやかVS.人魚の魔女
「行くよ!」
さやかが人魚の魔女に向かって走り出した
それに人魚の魔女が輪っかなどで迎撃をしようとしてきたが、さやかがその攻撃を切断しながら一気に攻撃をした
が、倒しきれず弾き飛ばされた。そのさなか人魚の魔女に右腕を切断さてしまった
「思いっきり腕斬られてるじゃないか!?」
「いや、さやかなら大丈夫よ」」
気づくと斬られていたはずの腕が元通りになっていた
「アイツは何たって再生能力がバカ高いからな」
「そうなんだ…」
そして、もう一度さやかが接近した
「侵食適応個体はそれぞれに特有の必殺攻撃があるから気を付けて」
人魚の魔女が数十本の輪っかを転がし上から数十本の剣を降らせた
「あの技名何にしようか…あの音から『攻音合奏』とかにしておくか…」
そして、その攻撃をほぼ完封し、さやかが人魚の魔女の上を捉えた
「あたしの魔女…これで終わりだー!!」
さやかが人魚の魔女を切り刻んだ
そして、人魚の魔女が消滅し、あたりの侵食が解消された
「解消はされたけど…範囲は狭いな…」
そこに、千束とたきなが合流した
「倒せた?」
「さやかが圧勝したのです!」
「圧勝はしてないけど…」
「取りあえず駅を出ましょう」
カズキたちは駅を出た
「とはいえ、ここからどうする?」
「仮拠点を構えたいな…近くを探索しよう」
「うわー!寄生エンダーマンです!」
が、
「倒したよ」
「杏子頼もし過ぎるだろ…」
その頃、ボコブリン博士・白銀ボコブリン・いろは・やちよ側
「…すっかり日が暮れてきたな…」
ヘリコプターで見滝原市に入ったところだった
「…病院の時よりも比べ物にならないほど大きいな…」
「この町で一体何があったのかしら?」
そして、ボコブリン博士がとある提案をした
「見滝原市から少し離れたところに仮拠点を構えて、2日目、3日目のメンバーが揃ったら見滝原市に入ろう」
「…確かにそれが安全ね」
そして、着陸しようとした時だった白銀ボコブリンが
「待って、あれ見てよ」
「何だ?あの鷹なような黒い敵は…」
「飛行型の魔女よ!」
そこ黒い魔女が接近してきた
「来るよ!」
「このヘリで撃ち落とす…!」
そして、ヘリと魔女の対決が始まる…!
【見滝原侵食開放率:0.2%】
ボコブリン隊の敵モンスター紹介&次回予告
③寄生されたガーディアン
ボコロイド「ハイラル地方で起こる厄災への対抗策として掘り起こされた古代兵器が寄生された姿だよ。寄生されたことで、血液でできた剣を使ってきたりして、かなり厄介な存在ともいえる」
ボコブリン「昔戦ったことがあるけど、コイツ材質がとにかく硬くてほとんどダメージが通らなかったような思い出が…」
青ボコブリン「けど、今回の件で俺たちはあいつに勝てるってわかったんだ」
ボコブリン「そうだね!頑張るぞ!」
④ディスパッチャーステージ2
ボコロイド「ネクサス種というベコンと同じ系統の固定型の寄生虫で、壁などで隔たれていてもこちらを感知して、ディスパッチャーテンタクルという敵やシーザーという引っ張ってくる寄生虫を召喚し、妨害してくるんだ。地中にいたら探し出すのも一苦労するレベルだよ」
黒ボコブリン「コイツはステージ3になるとセントリーとかいうずっとカニタンクをぶっ放している様な攻撃をする寄生虫を何体も召喚するのがエグイんだよな…」
ボコブリン博士「アイツらマイクラだと、防具の耐久値を割合で減らしてくるからすぐ防具壊れるんだよ
う・ざ・い・!」
ボコブリン「♪とにかく、うざすぎ、ディスパッチャー!とにかく、うざすぎ、ディスパッチャー!とにかく、うざすぎ、ディスパッチャー!」
カズキ「しかのこのこのここしたんたんじゃないんだよ!一応2024年の年始という設定だからな!?」
⑤侵食適応人魚の魔女
ボコロイド「前シリーズで紹介したい奴の侵食適応個体だよ。侵食適応個体特有の必殺技は、武装を組み合わせ逃げ場を徹底的につぶし確実に仕留める『攻音合奏(ハントオーケストラ)』だ」
カズキ「実のところコイツの紹介は前シリーズの三話でこのシリーズも三話で登場と、なんか三話によく出てくんだ。そこでさやかが『ちょっと。私の魔女に何言ってるのよ!?』なんて言ってたが、まさか自分が倒すとは思ってもみな勝手と思う」
さやか「前の黒歴史引っ張ってくるなー!」
????「結局、倒せたからよかったって訳よ!」
貫希隊長「あれ?その人誰?」
カズキ「おい!あなた思いっきり当事者だっただろ!」
貫希隊長「元河村隊長の河村貫希です。」
カズキ「今更自己紹介?」
貫希隊長「やあみんな!俺だ!今????という人は明日、8月1日投稿のボコブリンの対怪物戦争記2023:エピソード10.5~とある蘇生少女の異世界旅行記(パラレルパスポート)~のメインキャラである学園都市出身のフレンダ=セイヴェルン。俺はこのシリーズの裏で恋人ができた女の子!それじゃあ!」
カズキ「はい。この作品は前作・ボコブリンの対怪物戦争記2023の十話と十一話の間に当たる話で、十一話冒頭のニュースで報じられた中日ビル爆破事件の裏で起こったゲリラの抗争に巻き込まれたカズキたちの話です。フレンダの活躍をぜひ見届けてください」
フレンダ「明日を楽しみにさせるって訳よ!」
カズキ「長くなったけど、ここからはバトンタッチ!」
ボコブリン博士「次回は僕たち神浜シリーズ組の回です。仮拠点候補地に現れた鷹のような漆黒の魔女に兵器で立ち向かいます。その魔女の正体にいろはが絶句します…果たしてその理由とは!?」
白銀ボコブリン「次回第四話 空戦の果てに」
カズキ「ボコブリンシリーズ第4作目の第四話。明日の長編もお楽しみに!」