悪の組織の幹部だけど、魔法少女のオタクやってます【本編完結】   作:高々鷹々

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アンケートを見た感じ、設定が欲しいという声が一番多かったので早速書きました。あと思ったよりも白騎士勢力いますね???


本編を読み切ったのが前提の設定開示です。マジで出来る限りの情報を詰め込みました。
なのでメッチャ長くなりました。
また、自分のメモから起こしてるので、けっこう口語調が多いです。苦手な方はご遠慮ください。


設定
キャラクター設定とか裏話とか


ー主人公ー

 

・黒騎士

身長:179cm 年齢:30代中盤(地球人換算だともう少し下)

好きな食べ物:魔法少女カレー(製造元:塚井沢グループ)

嫌いな食べ物:ナマコ、タコ、きくらげ、うに、ホヤ

 

詳細

 『アークス』に所属する戦士。無性。

 切れ長の瞳に端正な顔立ち。髪の毛は黒で、メチャメチャ長い。普段はそれをストレートにしているが、鎧を着込むと邪魔になるため斬りたいのが本音だが、過去に「そのままにして」と言われたのでずっと長いままにしている。

 本名で呼ばれることはほぼ無い。周りからは黒騎士としか呼ばれないため、本人も若干忘れかけている。

 口数が少なくミステリアスな雰囲気を纏っており、組織内でも話しかけにくい相手として知られていた。

 会議や議論の場においても発言することは少なく、結論が出るにせよ出ないにせよ早々に退室する。

 反面、武力は折り紙付きであり、最盛期には母星の武力介入が必要な事案の七割を黒騎士が対処していた。

 

地球に来てから

 マギアカリーナとの戦いが始まって割と直ぐに体調を崩した。暇だったので研究のために見始めた魔法少女アニメにドハマりし、一週間で深刻な魔法少女オタクに染まった。また、当時彼はただの風邪だと思っていたが罹っていたのはインフルエンザだったりする。

 オタクとして度が過ぎる余りマギアカリーナたちと戦いながらも彼女たちに協力したり、追加戦士を仕立て上げたり、強化合宿を開いたりとやりたい放題した。圧倒的ダブルスタンダード。

 現在は地球にて志由とファタルと一緒に暮らしている。『アークス』が敗北し戦いが終わったため、別の悪の組織『デスグラシア』へと客将として参入。新たな魔法少女たちの活躍を全力でエンジョイしようとしている。

 今の就職先については志由にもファタルにも言ってないし、バレないと思っている。後に説教されるのは確定。

 

裏話

 第一話時点では男女どちらにするか迷っていたため、性別を曖昧にしていた。しかし、『お兄さん』呼びも『お姉様』呼びも捨てがたくなったために無性になった。

 本名についても完結した今も設定していない。地球では「黒木(クロキ)志郎(シロウ)」と名乗っているとかなんとか。*1

 最初はここまで最強な設定では無かったが、オタク描写をするために動体視力や聴力も盛っていき、それに伴って戦闘力も上げたら何故か作中最強格になっていた。

 ここまでぶっ飛んだ魔法少女スキーになってしまったのは、感情を失っていた状態で強い感情を抱いてしまったため、精神が振り切れてしまったため。もし黒騎士が感情を失っていないまま魔法少女を知っていたら、もっと良識のあるオタクになっていただろう。

 プロット段階だと最終決戦の時に母星の救済のために死亡、あるいは肉体を失って妖精化、などと碌な結末を用意していなかったが、暴走しすぎて今の形に落ち着いた。作者が一番どうしてこうなったのかわからない。

 

 

ー魔法少女・マギアカリーナー

 

真仲(まなか) 桜桃(ゆすら)/マギアマゼンタ/マギアマゼンタ・シンティア

身長:153cm 年齢:15歳(早生まれ)

好きな食べ物:ハンバーグ、カレー、オムライス、ラーメン、フライドポテト

嫌いな食べ物:なし!

衣装モチーフ:セーラー服、アイドル衣装(強化形態)

ネーミング:()法使い、真ん中、仲間、ピンク関連(桜、桃)

 

詳細

 淡い茶髪をボブに揃えてワンサイドアップにした、快活な印象を与える少女。

 素直で騙されやすく、でも人を信じることを止めないタイプ。コレと決めたら譲らない頑固者でもある。そのせいか、他者を頼るのが苦手な面があった。

 戦いを終えた今はそういった側面を克服し、幼さを残しながらも甘え上手な美少女に成長しつつある。

 かなりの健啖家で、美味しいものであればあるほどいっぱい食べる。子供舌ではあるが野菜も美味しいと思うタイプなので、けっこうな量を食べる。

 また、お出かけやイベント事の発起人は大体彼女。明るいだけでなく物怖じしないタイプ。

 

マギアカリーナとして

 一番最初の魔法少女にして、マギアカリーナの実質的なリーダー。魔法の系統としては炎が得意だが、そのほか様々な魔法を満遍なく使える。万能型と言うべきか、器用貧乏と言うべきか。

 それもあって、三人が揃ってからは前衛と後衛の間で遊撃兵として戦う事が多い。シアン、イエローの手が届かない部分を補えるためである。

 更に、一番視野が広いために指揮官の役割も担うことが多い。

 無論人一倍(ひといちばい)疲れる役回りだが、性格が性格なのでまるで気にしていなかった。恐ろしい()

 

黒騎士に対して

 最初こそ『黒木さん』として異性(に見える)大人な上に、趣味も同じということもあってトキメキも感じていた。しかし、彼に黒騎士の疑いをかけてしまったり、戦いが激化したりでそれどころじゃ無くなった。

 だが彼が黒騎士であったこと、新たな仲間であるマギアネーロから事情を聞いた事で、彼の故郷を助けたいと思うようになる。

 そのことが原因で最終決戦でも直前まで戦いたがらなかったが、周りの吹っ切れた態度や志由が相変わらずなのを見て堪忍袋の緒が切れ、半ばヤケクソな精神で戦いに挑んだ。

 現在は近所の趣味の合うお兄さん、くらいの距離感。

 

裏話

 最初は本当に彼女をヒロインとして物語を展開していくつもりだった。ミステリアス(ガワだけ)な黒騎士&黒木と、彼に心を揺らされた魔法少女三人のお話。でもそうすると黒騎士がとんでもないクズになるのでボツになった(今もややクズだけど)。

 そのため彼女は正統派なヒーローガールの立ち位置に。悪い大人(オタク)に引っかかる魔法少女も書きたくはあったけど、そうならなくて良かったと思う。

 裏表の無い性格と削られた恋愛要素のせいでキャラが薄くなった事だけが後悔。

 

 

宝木原(ほうきばら) (あおい)/マギアシアン/マギアシアン・ブリリア

身長:157cm 年齢:16歳

好きな食べ物:麺類全般

嫌いな食べ物:辛いもの、苦いもの、食感が変なもの、見た目が変なもの

衣装モチーフ:スクール水着、競泳水着(強化形態)

ネーミング:魔()使い、ホウキ、青

 

詳細

 長い黒髪に、つり目が特徴的な少女。髪の毛は基本縛らないが、運動するときはポニーテールに纏める。

 負けず嫌いで諦めが悪い。よく強がる。三人の中で一番誕生日が早いのと一人っ子なのもあってお姉さんぶる事が多々あるが、本人の精神性はやや幼かったりする。

 しかし、戦いを通じて確かに強敵に打ち勝っていった事で自信を身に着け、最近は強がる必要も無くなってきた。ただ、桜桃や黄美、志由と居る時は気を抜いている事が多い。

 自分に自信を持ちすぎるタイプで、お出かけでよく迷子になるのも「自分なら大丈夫」という根拠のない自信のせい。

 加えてかなりの偏食家で、気に入らないモノはとことん食べない。無理して食べた日には、アレルギーも無いのに体調を崩すほど。食わず嫌いも多い。

 そのくせ運動神経は非常に高く、それは魔法少女としての戦いにも活かされている。

 

マギアカリーナとして

 二番目の魔法少女にして近接戦担当。刃や剣の魔法(魔力の固形化)が得意で、逆に遠距離攻撃は苦手。非常に極端な尖り方をしている。

 基本的に前衛であり、コワガーレ相手には防御はほどほどに回避と連続攻撃で戦う。ヒットアンドヒットアンドアウェイ。

 敵との距離が離れていれば走って近寄り、空を飛んでいれば建物(足場)を使って空へ駆ける。その最中に攻撃されようが斬り払う、というスーパー脳筋戦法をある程度は成り立たせてしまえる才女。

 弱点はどう頑張っても勝てない強敵。

 

黒騎士に対して

 いつか打ち倒す敵、として見定めていた。というのも、まるで勝てる未来が見えなかったので『いつか倒す』という考え方をすることで恐怖心を遠ざけようとしていた。やたら黒騎士への反応が強めなのもそのせい。

 しかし、共に戦うマゼンタやイエローが本気なのを見て、弱腰じゃダメだと奮起し自身も全力で立ち向かうようになっていった──これだけで一話書けるな?*2

 同時に、黒騎士の強さと正面から向き合えるようになった。もし戦いが長期化していたら本気で黒騎士に弟子入りしていたかもしれない。黒騎士を倒すために。

 が、黒騎士の内面が色々とアレだったので「敵だけど、それはそれ」という接し方になっていった。

 

裏話

 早い話が「くっ殺!」な女騎士をマイルドにした感じです。本当にありがとうございました。

 もし黒騎士がオタク化せずに本気で戦っていたら、涙ながらに命乞いをするシアンが居たかもしれない。*3

 本編で志由と仲良くなっていたのは戦法が似ている事と、少しでも黒騎士の情報を引き出そうとした結果。けど志由があまりにポンコツだったので毒気を抜かれ、他の面々と同じように姉のような接し方をしていた。

 ネーロとの戦い方の差別化も頭を抱える事になった。素直に水タイプにしておけば・・・・・・!

 

 

塚井沢(つかいざわ) 黄美(きみ)/マギアイエロー/マギアイエロー・ルーチカ

身長:148cm 年齢:16歳

好きな食べ物:肉料理全般、特に焼き肉

嫌いな食べ物:生卵、納豆など匂いのキツいもの

衣装モチーフ:クラシカルメイド、ハウスキーパー(強化形態)

ネーミング:魔法使()()、黄色、なんとなく軽井沢

 

詳細

 栗色のボブヘアに垂れ目の少女。一番小柄でありながら、一番大人びいた精神性をしている。

 基本的に桜桃の親友として彼女の事を支えるために手を尽くしており、最初は魔法少女もその一環、そのつもりだった。しかし、コワガーレの破壊活動を見て我慢できなくなり、戦いに身が入るようになっていった。

 塚井沢は資産家の家系で、かなりのお金持ち。桜桃たちの暮らしている街にもかなりの額を出資しているので、その街を壊すコワガーレは黄美にとってとても許せない対象となった。

 基本的に温厚であり、怒る事は滅多にない。また、桜桃にかなりの信頼を置いており、彼女ならば間違った選択をしないだろう、という打算めいた考えも持っている。

 よく桜桃のことを心配こそするものの、彼女ならばなんとかしてしまえるという甘えが根底にあり、ポーズだけの心配になってしまうこともあった。

 しかし現在は戦いを通して桜桃もまた一人の女の子であり、自分を頼るくらいには普通なんだと理解し、以前以上に距離が近くなった。

 

マギアカリーナとして

 三人目の魔法少女にして支援役。幼少期から桜桃と一緒に居り、彼女の後をついて回る事が多かったためか、支援系の魔法が得意。逆に相手を直接攻撃するような魔法は苦手。

 そのため役割としては後衛から防御、攪乱などを行う。唯一、回復魔法を使える存在でもあるため、自然と敵から離れた位置がポジションになった。

 実は防御魔法はそんなに得意ではなかったが、戦っているうちに慣れて上手く扱えるようになった。

 そもそもスタンスとして孤立させられると非常に厳しくなるため、以前にセニオによって三人が分断された際には、無理に勝とうとせずマゼンタがやってくるまで耐え凌いでいた。

 もしマゼンタが目の前で負けたり心を折られたりすれば、イエローもまた戦闘不能になる可能性が高かったりする。

 

黒騎士に対して

 最初の黒木への印象が「桜桃ちゃんに近寄る悪い虫」だっただけに警戒していたが、敵対する意思が無いとわかったので緩めた。

 それはそれとして、志由との距離感の近いやり取りには毎度困らされている。ある意味で一番年相応かもしれない。

 ちなみに、実は黒騎士を家に呼ぶ時は毎回緊張しているし、志由とのイチャイチャを見て少し安心もしている。広さの関係上、仕方が無いとは言え敵の幹部を自宅に呼ぶのも心臓に悪いから。

 基本的に世話焼き気質なため、一人である程度こなせる黒騎士とはあまり噛み合いが良くないのか、好印象を抱いているもののそれ以上は無かったりする。

 

裏話

 本編では詳しく描写できなかったが、黄美は真仲桜桃ガチ恋勢である。桜桃に求められたら割となんでもしかねないし、桜桃が女子とも恋愛できるとわかった瞬間に告白に踏み切るであろうガチ勢である。なんなら海外に行って同性婚することまで視野に入れていたりする。

 幼い頃から一緒に過ごし、倫理的な判断基準さえも桜桃の影響を多分に受けまくっている黄美は、文字通り桜桃なしには生きていけない可能性すらある。

 また、『きぃちゃん』という呼び方も桜桃専用のものであるため、悪ふざけで呼んだクラスメイトの一人は翌日から一週間ほど虚ろな目で謝罪を繰り返すだけのマシーンになっていた。

 その愛情はあり得ない重量の上に粘着質な愛情であるため、当然本編では片鱗くらいしか描写できなかった。当たり前です。

 なので、性別を気にせずにイチャイチャしている志由にはシンパシーを感じながらも僅かに嫉妬していたりする。最近そこにふぁーたん(ファタル)も増えたので、黄美は無意識に桜桃に抱きつく機会が増えた。

 終盤、鎖の魔法を多用するようになったのは桜桃への執着じみた愛情が表面化したため。おっかない。

 

 

黒木(くろき) 志由(しゆ)/シュヴァルツ/マギアネーロ/マギアネーロ・ブライド

身長:164cm*4 年齢:20歳(地球人換算ではもう少し下)

好きな食べ物:お姉様と一緒に食べる料理

嫌いな食べ物:にんじん、ピーマン、ナス、ゴーヤ、トマト

衣装モチーフ:ウェディングドレス/お色直し(強化形態)

ネーミング:By お姉様

 

詳細

 濡れ羽色の長髪を一つ結びにした少女。『アークス』の所属だったが、戦いの中でマギアカリーナへと変身し、寝返った。

 助けを求める人を放っておけないお人好しであり、それが出来るだけの実力者。なのだが、『黒騎士LOVE』という大きすぎる感情によってその側面が見える事は少ない。

 第一艦隊の艦にて黒騎士と対面し、その美しさに()()()()()彼女は、愛に突き進む暴走特急となってしまったのだ。無論、ブレーキをかけられるのは黒騎士のみである。

 しかし、そんな状態でも母星を救いたいと考えており、そのためにマギアカリーナとなった。

 

マギアカリーナとして

 四人目の魔法少女。追加戦士枠であり、単独での戦闘を得意とする。

 他の三人との協力も可能ではあるが、本領はシュヴァルツ時代から得意とする単騎での継続的な戦闘。

 バカみたいな体力とバカみたいな精神力とバカみたいな戦闘力によって延々と戦い続ける、黒騎士のいつものスタイルである。つまりはゴリ押しなのだが、そこに魔法という多彩かつ手数の多い攻撃方法が加わることで、脅威度は跳ね上がる。

 ただ、コワガーレを相手にそこまでの戦力が必要となる事は少なく、となれば他に相対するのは八割方(はちわりがた)黒騎士であり、ネーロの活躍の頻度はけっこう削られていたりする。本人はウッキウキで戦っているが。

 

黒騎士について

 ──心から、お慕いしております。

 

過去

 過去に母星での内乱が起きた際に両親を喪い、自身も命の危機だったところを黒騎士に助けられ、以来ずっと彼に憧れ、彼を目指して『アークス』の教育施設にて学び、晴れて『アークス』所属となった。

 本来、身寄りのなくなった彼女が『アークス』の教育を受けるのは難しかったのだが、匿名の人物による寄付金があり、一定以上の実力がある者の学費を免除する制度が出来上がったタイミングだったのだ。そして彼女は見事その椅子を勝ち取り、更には主席で卒業、直ぐに『アークス』への配属が決まった。

 しかし、その直後に感情エネルギーの暴走事故が発生し、彼女もまた感情の大半を失ってしまう。

 彼女にとって『黒騎士』とは命の恩人であり心の支えでもあり、憧れる対象でもあった。だがその感情も大半が奪われ、本人を前にしても心が動かなかったはずが──彼の素顔を見たその瞬間に、彼女の感情に火が灯ったのだ。

 故に、彼女は(こじ)れた。感情を失っていたところにクソデカ感情が芽生えてしまったのだ、拗れて当然だろう。偶然か必然か、魔法少女への感情で拗れた黒騎士と同じ事例である。

 

裏話

 プロットにはそもそも存在していなかった。

 光堕ちを描くに当たって新しく作ったキャラクターであり、そしてこの作品の方向性を(勝手に)決めたキャラクター。自力でメインヒロインになったキャラ。

 当初の予定ではあくまで黒騎士が光堕ちをさせて楽しむのが主軸であったはずが、何故か恋愛フラグが乱立し、魔法少女衣装すらもナイトドレスからウェディングドレスになり、黒騎士の家に住む事になった。一種の恐怖体験だった。

 なお、これでも頑張って抑えた方で、ネーロに変身後は黒騎士相手には語尾に「♡」を付けようとしていたし、なんなら最終決戦のトドメをキスでしようとしていた。作者は志由がこわい。

 でもメチャメチャ愛着もあるしとても愉快なキャラになってくれて嬉しいです(親並感)。

 

 

・ふぁーたん/ファタル/マギアクォーラ

身長:25cm/145cm*5 年齢:20歳(肉体年齢は既に止まっている)

好きな食べ物:クロキと一緒に食べるごはん

嫌いな食べ物:独りで食べるごはん

衣装モチーフ:ネコミミ少女

ネーミング:妖精、ファム・ファタール、心(クォーラ)

 

詳細

 白い猫型の妖精の正体は、眠たげな碧眼をたたえる小柄な白髪少女。これまでは妖精としてマギアカリーナたちに力を貸しており、変身の他にも新しい魔法を教えたりしていたらしい。

 長らく記憶を失っており、ようやく最近思い出せたとのこと。

 性格はやや面倒くさがりでちょっと自己中。相手に何かを求めることが多く、その要求についていけないと途端に不機嫌になる。幼さを多分に残したワガママガール。

 肉体を失っていたが、感情を取り戻したレインが復興のついでに義体を作ってくれたため今は生前とほぼ変わらない生活を送れている。

 

マギアカリーナとして

 他のメンバーとは異なり、変身アイテムなどは使わずに変身する。これはファタル自身が魔力(エネルギー)に極めて近い状態だからであり、彼女が既に生物でなくなってしまった証左でもある。

 魔法少女としてはあくまでサポーター、というよりバッファーであり、マゼンタ、シアン、イエローの強化フォームを解放すると共に、制限を解除し『青い魔法』の使用を可能にする。

 本人の戦闘能力はほぼ無いが、物理攻撃は全て無効化できるため撃破も難しい、敵に回したくない存在となる。

 なお、本人は身に着けているワンピースについて、とある性別の無い輩から感想を貰っていないことを非常に不満に思っている。

 

黒騎士について

 一回しか言わない。──とっても、大事な人。

 

過去

 元々は『アークス』の研究者であり、感情エネルギーの開発者。しかし、感情エネルギーが普及し始めた直後に暴走し、装置を止めようとした彼女は肉体を失う事態になった。

 そうしてファタルは一度死亡し、エネルギーとなって『アークス』の第一艦隊基地の中で眠っていた。

 しかし、彼らが地球を発見し、恐怖の感情を用いた『コワガーレ』を作り出した事で覚醒、事態の全てを理解は出来なかったものの「止めなければならない」という使命感に駆られて『マギアカリーナ』のシステムを構築し、コワガーレを前に正義の心を燃え上がらせていた桜桃に接触。マギアカリーナの力を与える。

 そして戦いの中で黒騎士と再会し──ミラー・コワガーレとの戦いの際に──それをキッカケに少しずつ記憶を取り戻していくことになる。

 

裏話

 プロットにはそもそも存在していなかった。パートツー。

 妖精キャラを描くに当たって新しく作ったキャラクターであり、途中から急に主張をし始めたキャラクター。自力でメインヒロインになったキャラその2。

 当初の予定ではあくまで妖精に問い詰める黒騎士がメインであったはずが、いつからか黒騎士との息が合うようになり、過去編を作りだし、果ては変身までした。夏と冬に二回来たよ恐怖体験。

 ふぁーたんの正体として『ファタル』という名前と設定は途中から考え始めていたものの、ここまでの存在感を放ってくるとは思わなかった。予定では黒騎士を看取るくらいの役割しか無かったのに。*6

 結果的に、ファタルを生き残らせるには黒騎士の生存が必要になり、連鎖的にネーロvs黒騎士の対決の尺が削られた。*7

 ちなみに黒騎士たちの母星では重婚が認められている。

*1
(わたくし)と八割名前が一緒ですね、お姉様!」

*2
本筋から逸れるためお蔵入りしました

*3
黒騎士「ガタッ」

*4
「ご存じですか、お姉様! キスをするのに最適な身長差は15cmだそうですよ!」

*5
妖精の姿/人型の姿

*6
「なんてことさせるの」

*7
諸説あり




あり得ないくらい長くなったので、残りは次回に回します。
ボスをはじめとした『アークス』の面々+アルファになりそうです。

書き忘れとかあったら随時書き足す予定。
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