クレタ島の雷光   作:ここあ(♂)

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お気に入りに入れてくださった皆さんありがとうございます。
今回はかなりの独自解釈と独自設定をねじ込んでいますので苦手な方は注意してください。


それでもかまわないという方はどうぞ


第三話

故郷クレタ島を旅立っていったアステリオス。

アステリオスは空から様々な風景を目にした。

生まれて初めて見下ろしたタロス、活気のある港町、そして地平線越しに見えるクレタ島。

人として扱われずども様々な思い出があった場所であった。

どんな仕打ちを受けようともクレタ島こそが確かに生まれ故郷であったのだ。

 

しかし、生まれてこの方クレタ島以外の島も知らなければギリシャもトラキアもそしてペルシャも知らないアステリオス。

 

向かう先は何処か、今いる場所がどこかさえもわからずにこの広い地中海を彷徨いながら飛ぶこと幾日も過ぎていく。クレタ島を旅立ってからというもの何も食べず、水も飲まず、体力も底を尽きかけてきていたのだ。

 

アステリオスは自分が島にいたとき島の人々が自分にした行為を真似てみた。

神に助けを乞うわけでもなく、自分自身の無事と自分を助けてくれたダイダロスの無事、そして自分に優しくしてくれた島の人々に向けて祈りを捧げていたのだ。

 

祈り続けていたその時、不思議なことが起こった。

自分の目の前に光のようなものが差し込んで、道を示してくれたのだ

その光の導き手の名は旅の神ヘルメス。

おお、なんという奇跡か!

アステリオスにヘルメスが力を貸したのだ!!

 

 

 

 

side:ヘルメス

クレタ島付近から当機への通信を確認

送信者:ダイダロス 受信者:当機

通信内容:アステリオスノ無事

通信内容を拒否

通信内容を削除

 

送信者:ミノス王 受信者:当機

通信内容:アステリオスノ逃亡ノ妨害マタハ殺害

通信内容を拒否

通信内容を削除

 

 

緊急通信

神からの受信を確認

送信者:ヘリオス 受信者:当機

通信内容:アステリオスヲ安全地帯マデ誘導セヨ

当機では判断が困難と判断

オリュンポス十二機神に審議を要求

オリュンポス十二機神へ太陽神ヘリオスの通信内容を送信

 

送信者:ゼウス 受信者:ほかのオリュンポス十二機神

通信内容:ヘリオスノ要求ヲ許可

 

送信者:ポセイドン 受信者:ほかのオリュンポス十二機神

通信内容:ヘリオスノ要求ヲ不許可

 

意見が対立したためネットワーク内での審議を開始します

審議内容:太陽神ヘリオスの要求

審議開始

 

審議中…

 

審議の結果

賛成:ゼウス、アテナ、デメテル、ヘスティア、アポロン、アルテミス

反対:ポセイドン、ヘラ、アレス

中立:ハデス、アフロディーテ、ヘファイストス

 

過半数で賛成

 

送信者:ゼウス 受信者:当機

通信内容:アステリオスヲ安全地帯マデ援護セヨ

ゼウスによる承認を確認

通信内容を受諾

 

送信者:ポセイドン 受信者:当機

通信内容:アステリオスヲ攻撃セヨ

通信内容を拒否

通信内容を削除

 

 

当機はヘリオスの要求を受諾

オリュンポス十二機神の決議の結果

これより当機の対象への介入を開始します

 

ヘルメス・クリロノミア起動

対象の現在地から対象が生き残る確率が高い場所をシュミレート

演算を開始します

 

アテナイ:死亡

スパルタ:死亡

テーバイ:死亡

コリントス:死亡

コーカサス:死亡

トラキア:死亡

カリュドン:死亡

 

迫害による死亡結果が多いため条件を変更

原生生物がおりかつ生き残る確率が高い島を検索

検索中…

 

 

検索完了

検索結果を目的地に設定

目的地設定完了

これより対象に電子体での介入及びナビゲートを開始します

 

 

 

 

 

 

目的地:アイアイエー島






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