【三次創作】ししろんのガンダム列伝   作:お覇王

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第14弾。反応集でよく見かけるけど、皆さんはこの機体は良作だと思いますか? それとも駄作?


ジェガンが出る前に出たそれなりに使える良作の量産期!機動戦士Zガンダムよりハイザックを解説!

ぼたん「どうもー佐々木ぼたんですー。『ししろんのガンダム列伝』第14弾、今回はですね、ネットの反応集でもよく取り上げられてて色々と意見が分かれるであろう機体を紹介したいと思います。先生はこの方です、よろしくお願いします」

 

オリバー「どうも皆さんこんばんは。にじさんじ所属、アイドルプロフェッサー事オリバー・エバンスと申します。正直今回紹介する機体なんですが・・・『え、ジオン系の機体よりも連邦系が好きじゃなかったの?』と思われるような奴を紹介する予定です」

 

ぼたん「オリバーさんと言えばジム系やジェガン系、ガンダムで言えばリジェネレイトやデビルガンダム、ガラッゾとかが好きでジオン系ってあまり印象ないけど・・・どうなの?」

 

オリバー「ジオン系でも好きな機体はありますよ? 前にたまきさんのチャンネルでお邪魔した時に言ったのですけど、アクト・ザクやドム・バラッジ、ゼク・アインもお気に入りだったりします。でも、今回はそれ以外で結構お気に入りで興味深い機体があるんです。連邦とジオンのハイブリットの代表ともいえるあの機体が・・・」

 

ぼたん「連邦系で連邦とジオンのハイブリット・・・もうこれで察している人がいるかもしれませんけど、今回解説する機体はなんですか?」

 

オリバー「今回解説するのはこれ、機動戦士Zガンダムより『ハイザック』です」

 

 

RMS-106 ハイザック

 

 

ぼたん「ハイザック!あたしも個人的にハイザックも好きな量産機の一つだね、ザクにしては異色ではあるんだけど」

 

オリバー「まぁ確かにそうですよね。で、後で語る予定の『エネルギー伝達の問題でビーム兵器が両方使えないじゃん』とか『何でビーム兵器の有用性が証明され、戦後はビーム兵器全盛期なのに実弾や実体兵器使ってるん?』という事に対する自分なりの考え含めて語っていきたいと思います」

 

ぼたん「色々と気になるねぇ・・・それじゃあ、解説の方をよろしくお願いします」

 

 

連邦製のザク

 

 

オリバー「ぼたんさんは、そもそも何故ハイザックが開発されたか分かりますか?」

 

ぼたん「まず戦争で人的被害等が大きかったから軍縮をせざるを得なくなり、資金難で既存機のマイナーチェンジでお茶濁ししてたけどティターンズ結成を機に新規開発に着手。アナハイム社との共同開発でザクとジムのハイブリットを開発したんだよね? ザクⅡの意匠を色濃く引き継ぐ事でジオン残党への心理的効果を狙ったとか・・・」

 

オリバー「まぁ大体はそうですね、けど開発した動機の一つとして『旧ジオン系技術者達を食べさせる為』という内政的な事情もあるんです。ザクキャノンやガルバルディαを近代化改修させたり、ザクのF2型やゲルググMを鹵獲して運用しているのも資金難という事情もありますけど、その改修に携わせる事で技術者達を食べさせるというのもあるんですよね」

 

ぼたん「あの当時はアナハイムがジオン系の企業を吸収合併させたし、アナハイムに頼るしかなかったしねぇ・・・潰すわけにもいかないし、弱らせる訳にもいかないしね」

 

オリバー「ええ。そして既存のジム系では限界でしたし、連邦系の技術だけではいずれ限界を来る事を見越して技術の融合を図ったのがハイザックです。一応その前にガンダム開発計画がありましたけど、それでも1号機と3号機は連邦系の技術をメインに、2号機と4号機はジオン系の技術をメインにしたので本格的に融合させ、尚且つ量産機を作ったのはハイザックが恐らく初です」

 

ぼたん「ガンダム開発計画の時点で平均的な量産機を作らせようとしたけど、色々と技術を盛り込んで作ったガンダム開発になったからねぇ・・・けどハイザックがなければ、連邦とジオンの技術融合はなかったのかも」

 

オリバー「それはあり得ると思います。きっかけが無ければ・・・ですからね」

 

ぼたん「そんなハイザックの機体性能はどんな感じ?」

 

オリバー「性能としては操縦性が良く、劇中で登場したパイロットからは『悪くない仕上がり』、『MK-Ⅱより使い易い』等の高評価を得ています。さらにサラ・ザビアロフもマラサイからハイザックに乗り換えたり等から、ビーム兵器ドライブ用のエネルギー経路の問題でビーム兵器の両立が出来ないという欠点を考慮してもハイザックに対して高い評価を得ているのが特徴ですね」

 

ぼたん「性能で言えばマラサイが上位機種ではあるし、古い機体とはいえ両方使えるジムⅡにはない強みでもあるからね。頭部バルカン無い代わりに3連装ミサイル・ポッドやジムライフル、シールドも使えるというザク系にはない強みがあるしね。多分クラブも使えるとは思うし」

 

オリバー「さらにAOZの設定を採用するなら、トランスパックシステムも使えるのが特徴ですからね」

 

ぼたん「それを使う事で、ハイザック・キャノンになれるんだよね?」

 

オリバー「はい。中距離支援バックパックがまさにそれですね」

 

ぼたん「こうして聞くと技術の進化を感じるね」

 

 

それなりに売れた?

 

 

オリバー「さて、作中では好評なのが目立ちますが・・・ネットの反応を見ると意見が分かれたりしますよね?」

 

ぼたん「ハイザックは特にね。ビーム兵器が片方しか使えないという点で『悪くは無いけど中途半端』、『ビーム全盛期なのに何で実弾?』という意見はよく聞く。ドライブ問題はカスタムで改善されるし、劇中では装備されてなかったけど同じくヒートホークや三連装ミサイルポッド、ビームライフルを装備できるから使い勝手は良い筈なんだけど・・・多分アレで頭打ちだよね。あたしはそこが気になる」

 

オリバー「まぁカスタムで頭打ちなのは確かにそう。でも総合的に見たらどう思います?」

 

ぼたん「まぁ良い機体だとは思うよ。操縦性は良好だし、ザク譲りの整備性や維持費もあるだろうから運用コストも安いとは思うし。それにビーム兵器だってライフルも場面によっては使うのが棄権だったりするし、実弾の方が良い場合もあるし」

 

オリバー「そこですよ、個人的に難点が気にならない点が・・・」

 

ぼたん「ビームサーベル持つと、ライフルが使えないという点が?」

 

オリバー「はい。ビームライフルは威力や射速からして戦後において必須の武器ではありますけど、同時に難点も多くあります。その一つが『場所によって向き、不向きがある』という事ですね」

 

ぼたん「地上では威力減衰するし、水中でも偏向型ビームライフルでなければ同じく減衰すると。後補給とか?」

 

オリバー「後洞窟などの狭い空間では反射し、自分達に被弾するリスクがあるという事です。Zでもその描写がありますし、その辺りを考えるとビーム兵器に傾倒するのもちょっと怖いなと個人的に思ったりします」

 

ぼたん「使い分けるのが理想でもあるからね。実弾だと威力減衰はそこまでじゃないし、補給でもコストは多分どっこいで維持しやすく場所をそこまで選ばないのもメリットではあるし」

 

オリバー「そういう部分も考慮すると、『デメリットではあるんだけど言うほどデメリットではない』と思うんですよね。個人的な意見ですが」

 

ぼたん「戦後も実弾や実体兵器が廃れなかったのもそういう理由はありそうだし、技術衰退期の中で実弾や実体兵器がメインに戻ってた事を考えるとねぇ・・・それに威力や性能が折り紙付きでも、『維持費が高くて維持が難しい』じゃ話にならないし」

 

オリバー「そういった事を考ると、ハイザックに対する見方も変わってくるんじゃないかなって思います。対抗意識で作られたザクⅢも良い機体ではあるんだけど、トータルで見たら『良くも悪くも第二世代機としてリファインしたザクⅡじゃん』って事や、コストを考えると『あれ、ハイザックカスタムの方が良くない?』とか『アクト・ザクをリバースエンジニアリングしたザク・マシーナリーが劣ってるとは思わない』と思えるようになるんですよね」

 

ぼたん「性能を活かすにしても、生産費用や維持費等のコスト問題は避けて通らないからね・・・」

 

オリバー「それでいて、作る側からしたら赤字にならないという点も良い所なんですよね」

 

ぼたん「あー・・・マラサイは初期生産分は無償で提供したから赤字だし、ネモもエゥーゴ相手に格安で提供しているから赤字というのは聞いた事があるし、もっと言うとアナハイムが大ヒットした量産機と言えばジェガンだけど、それ以前で安定して売れたというと・・・精々ハイザック位だったり? というのも聞いた事があるね」

 

オリバー「実際あの当時で安定して売れたのも多分ハイザックと改良型のカスタム位でしょうからね・・・ティターンズ壊滅後は発注が打ち切られただろうし、共和国に渡っているのも恐らく大半は連邦から押し付けられたお古で、補修パーツしか発注できなかったとかありそうですが」

 

ぼたん「もう大半はジオン残党に渡ったりしてるからね、ティターンズ残党と共に」

 

オリバー「マラサイとは別の意味で運命の悪戯に翻弄された機体ではありますけど、総合的に見たら良作の量産機ではあると思います。私からは以上です」

 

ぼたん「分かりました。では締めに入らせていただきます……機動戦士Zガンダムよりハイザック・・・この機体は、『グリプス戦役におけるベストセラー』!!オリバーさん、ありがとうございました」

 

オリバー「ありがとうございました」

 

 

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