ぼたん「どうもー佐々木ぼたんですー。『ししろんのガンダム列伝』第22弾、今回はですね・・・なんと、ガンダリウムランカーの方を先生としてお招きしての解説です!今回紹介する機体も人気ある機体なので皆さんのご期待に応えれるかもしれません。では先生、よろしくお願いします」
ムーナ「よろしく。ホロライブID一期生『AREA 15』のムーナ・ホシノヴァよ」
ぼたん「ムーナ!という事は今回紹介する機体はひょっとしてアレかな?」
ムーナ「そうね。まぁ思い入れがある・・・という程じゃないけれど、よく使う機体としてこの機体・・・グフカスタムを紹介するわ」
MS-07B-3 グフカスタム
ぼたん「グフカスタム!ケンプファーと並んで人気機体の上位に来るけど難しい機体だよね、大体がノリスやランス・ガーフィールドのお陰だけど」
ムーナ「後はガンダムバトローグでマハラ・ケンタロウがグフクリムゾンカスタムを使い、最近ではラストホライズンでシャアが乗ってた事でも有名ね。そんな活躍したり、しなかったりと乗り手によってまちまちな理由と『どういう所がカスタマイズされているのか』という所を解説していくわ」
ぼたん「分かりました。それじゃあ先生、解説のほどをよろしくお願いします」
ムーナ「よろしくお願いします」
怯えろ!竦め!
ムーナ「まずスペック比較を見ていくわ、グフとの比較ね」
| グフ | グフカスタム | |
|---|---|---|
| ジェネレーター出力 | 1034kW | 1034kW |
| スラスター総推力 | 40,700kg | 40,700kg |
ぼたん「確かグフの重量が75.4tに対し、グフカスタムは77.6tと重くなっているんだよね?」
ムーナ「ええ。名前の通りグフカスタムはその名の通り、グフの問題点を改善した発展型だから大きくは変わってないのよね。改良点としてヒート・ロッドもロッド形式からアンカー形式に変更し、パイロットダメージ重視から電装の無効化に変更。フィンガーバルカンから3連装35mmガトリング砲にして腕部も従来型に変更。ヒートソードも『Type-βIV』から『Type-DIII』に変更して継戦能力強化。そしてガトリング・シールドを追加ね」
ぼたん「後は本体の改良し、各種センサーの精度や空中戦に対応したデバイスの搭載や軽量高出力ジェネレーターなどを備える事でより地上戦に対応した感じになっているだね。脚部は多少跳躍高度が改善された程度で足腰はこれで地上型として完成した感じって訳か」
ムーナ「ええ。『地上の重力下でも満足に動けるかどうか』というのが大事だし、その辺りはグフや出来た時点で概ね検証出来たから少しの手入れで良かったのかもしれないわね」
ぼたん「まぁグフの問題点を改善した発展型だし、それ以上の手入れは難しいとも言えるしね。より本格的な地上に対応した機体を作るとなればドムの完成を待たなきゃいけない訳だし・・・」
ムーナ「ドム系はドム系で、対MS戦能力が高いとも言い難い部分もあるし、グフだけじゃ物足りない部分があったのかもしれなかったわ。10月辺りにはイフリートの設計や開発してたし、現場からは『白兵戦特化のMSが欲しい』という声が多かったから、グフの改良型が開発されたのかもしれないわね」
ぼたん「あー・・・あり得る。現場からはグフの評判がとても良かったし、それで味を占めて・・・とか?」
ムーナ「可能性はあるわね。ただ、対ビーム対策が施されてないから、相変わらずメンチ切って殴りに行くと弱いというアレがあるけれど」
ぼたん「それは・・・ダメだよね」
ムーナ「まぁ敢えてフォローするとなれば・・・見積もりが甘かったとも言えるわ」
この辺りは連邦の開発スピードの速さを見誤った可能性が高い。初期生産型ジムですらビームサーベルやビームスプレーガンは運用出来る上、ガンダムの設計を引き継いでいる為ザクやジム相手でも十分対抗出来た。
グフの場合は対MS戦を意識した設計になっている故、それが仇となったとも受け取れる。
ぼたん「だからそうした反省点もあり、ドム系は移動を考慮しているのもあるけれど・・・現状の技術力を考えたら、『高機動しつつ射撃戦をし、格闘は自分から振らずに自衛に留める』というのがベストという事でああなったとも考えられると?」
ムーナ「可能性はあるわね。ツィマッドの強みを活かすとなればそうなっただろうし、この辺りはグフの反省点を活かしたとも考えられるわ。そこがグフカスタムが活躍したり、しなかったりと乗り手によってまちまちという大きな理由の一つだと思うわ」
ぼたん「エースなら地の利を活かして立ち回り、正面から殴りにいかず搦め手を使ってくるから活躍できたけど、一般のパイロットはそれが活かせずにやられてたケースが多かったと」
ムーナ「そんな気がするわ」
色々と酷い
ムーナ「まぁ色々と問題点はあるんだけれども、グフカスタムはグフの強みを押し出しつつ、問題点を一部改善出来た点で言えば中々な物だとは思うわ。カスタムという名を関しているから多分だけれど・・・パーツ面でも大半がグフのパーツを流用できるし、一部ザクのパーツも使える筈だから、ちゃんと補給は考えられていると思うのよね」
ぼたん「まぁそうじゃないと採用されないだろうからね。映像媒体の面であまり恵まれてないけれど、数の面で言えばそれなりには作られてた筈だよね?」
ムーナ「ええ。そうじゃなければ『何でイフリートは8機で打ち止めされたのに、グフカスタムは普通に採用されてんだよ』という事に対して説明できないわ。なのでカスタムが採用された大きな理由としては複数あると私は見ているわ」
ぼたん「現場サイドから『グフみたいな白兵性特化の機体を作ってくれ』という要望が多かったから作ったのが一つで、『イフリートと違って補給や整備性が考慮されてて現場や生産ラインにそこまで負担が掛からない』というのがもう一つの理由であると?」
ムーナ「そんな感じね。グフの問題点の改善、使用するパーツはグフやザクのパーツを流用できるから補給に負担がそこまでかからない、それに加えて『コックピット周りがグフの物と共通だから、グフからグフカスタムに移行する場合、機種転換訓練が不要』というメリットがあったんじゃないかなって思うわ。そうした諸々のメリットを見た上で、『希望者にのみ配備する事を条件に、生産を認める』という形に落とし込んだんじゃないかなって私は思っているわ。イフリート絡みに関して言えば、ドムの生産を急いでほしかった気持ちもあるだろうし」
ぼたん「リソース問題は深刻だからねぇ・・・取っ散らかってた上に整理できなかった事もあり、補給なりなんなりで頭を抱える事になったし。でもグフカスタムの場合、その辺りをクリア出来たから条件付きで採用されたと」
ムーナ「だと思うわ。戦後、残党軍が使用しているケースが現状見られない事を考えると・・・元々の配備数がそんなに多くなかったのもありそうね」
哀しき生産事情
ムーナ「結構厳しい事を言ってきたけど、私自身はグフカスタムの事は良い機体だとは思っているわ。だからガンプラウォーズでもよく使ってたりはするし、グフカスタムを使ってジムやガンダムを分からせてきたりもしているわ。そうして活躍できたとなれば、ファンの中で根強い支持を得ている気持ちが分かっちゃったりするし」
ぼたん「『難しいし、別にそれで無くても良いじゃん』というのは分かるんだけど・・・浪漫を求めちゃうよね。それに場所によっては十二分に真価を発揮したりするし、強いっちゃ強い。だから今でも愛されていると」
ムーナ「ええ。ノリスの人気のお陰でもあるし、『実用性よりもロマンが大事」という人にすごく刺さるのも分かる気もするわ。カッコ良いというのも、時には大事だからね」
ぼたん「だねぇ・・・取り敢えずこれで以上かな?」
ムーナ「ええ、私からは以上よ」
ぼたん「分かりました。では締めに入らせていただきましょう……機動戦士ガンダム 第08小隊よりグフカスタム、この機体は……『男の子の浪漫』!ムーナ、ありがとうございました」
ムーナ「ありがとうございました」
カッコ良いからだ
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