ぼたん「どうもー佐々木ぼたんですー。『ししろんのガンダム列伝』第9弾、前回の続きとなっております。今回はM-MSVより、前回登場したMSの強化型を紹介していきます。先生は引き続きこの方です、よろしくお願いします」
兎鞠「はーい!こんばんはでございますー講師役の兎鞠まりです。前回のガンダムMk-Ⅲの解説はまだ見てない人は、そちらを見てから見てねー」
前回のガンダムMk-Ⅲ解説からの続きです。そちらを見てからの方が楽しめるかも?
ぼたん「はーい宣伝ありがとうございますー・・・それでですね、今回紹介する機体…兎鞠さんと言えばあれですね?」
兎鞠「うん。今回紹介するのは、M-MSVより『フルアーマーガンダムMk-Ⅲ』を紹介するよ」
FA-007GⅢ フルアーマーガンダムMk-Ⅲ
ぼたん「出たよフルアーマーガンダムMk-Ⅲ。兎鞠さんが大好きな機体って公言してるし、立体化処か拡張パーツとしても売られないからアーマーをスクラッチして再現した事で有名だし」
兎鞠「だって正しい意味で強化形態だし、Mk-Ⅲ自体カッコよいしもっと評価されて良いし出ても良い機体なのに出ないのが悔しい程だもん。何なら、兎鞠的にも凄い癖が刺さった機体だからね」
ぼたん「フルアーマーMk-ⅡよりもMk-Ⅲの方が好きな感じ?」
兎鞠「好き」
ぼたん「成程ね・・・じゃあその好きを存分に解説してもらいたいと思います」
フルアーマーは弱くなる事があるが果たして?
ぼたん「さて兎鞠さん。フルアーマーガンダムMk-Ⅲの魅力はなんでしょうか?」
兎鞠「もう一言で言えばね、サイコミュ兵装を搭載してない事以外はパワーアップしててさらに強くなったのが魅力って感じ」
ぼたん「さらに強くなったと・・・具体的には?」
兎鞠「まず装甲面の強化。胴体部や脚部に最低限のものを装備させる事で重過ぎない程度に防御力が強化されてるし、追加装甲にもスラスターが新たに設けられたから機動力もアップ。さらにプロペラントタンクを背面に装備することで稼働時間の延長にも繋がっているから、フルアーマー形態でよくある『重装甲化に伴って機動力が下がった』という弱点を回避し、『痒い所に手が届く程度の防御力強化し、長所である運動性と機動力の強化に成功』というのがこの機体の魅力だね」
ぼたん「短所をある程度補いつつ、長所を伸ばしたと・・・因みに武装の方は?」
兎鞠「武装に関してはビームライフル、ビーム・キャノン、ビームサーベル、クレイバズーカ、シールドに加えて、両肩部に追加されたシールドバインダーに装備されるビーム砲『シールド・キャノン』、脚部に1問ずつ追加されたビーム砲『ハイパー・ビーム・キャノン』、腕部に追加された『グレネードランチャー』が追加されてるね」
ぼたん「バックパックからビーム・キャノンを引き抜くと使える大型ビーム・サーベルは使えるの?」
兎鞠「wikiとかでは書かれてないけど、多分使える筈」
資料で確認されてないが、恐らく使用可能?
ぼたん「武装はシンプル・・・けどそれが良いって訳だね」
兎鞠「そう。機動力に傾倒し過ぎず、火力を高め過ぎず、第二世代MSの良さを現した良い機体だよ。惜しむなら百式改と同じく、時代に泣かされたって感じだねぇ・・・」
ぼたん「グリプス戦役や第一次ネオジオン抗争の頃は大火力や高機動に傾倒してたからねぇ・・・その後位から第二世代MSが見直されたけど、この頃となれば型落ち扱いだろうし・・・」
兎鞠「使えない訳じゃないけど、出すとなればそれこそ近代化改修したり、内部のOSとか色々と最新のものにしないとだろうからねぇ・・・まぁだからこそ良いんだけど」
ぼたん「時期的にはZ-MSVの掲載されてたし、ワンチャン登場もあり得たけど・・・それも結局出ずだったしね。出てたら評価が違っただろうけど、この辺どう思う?」
兎鞠「いやーそれは無いと思うよ。Z-MSV自体が『Zガンダムの放送が終了し、ガンダムシリーズが中断したときのためにつなぎの商品企画として考案された』という物だからZZガンダムの放送が遅かったらワンチャン出てたとは思う。けど・・・」
ぼたん「Mk-Ⅱ等が続投したのもスポンサーからの要望があったからとか?」
兎鞠「その可能性はあると思うよ。ZZの時系列的に出せない訳じゃない・・・けど、スポンサーからの要望や製作スタッフから『Zに登場した機体を続投させよう』って事になったんじゃないかと兎鞠は思ってるかな」
ぼたん「それに商品化されてないし、下手に新商品出すよりかは既存のキットを再販した方が安定するだろうからねぇ・・・」
兎鞠「そういう事情はあると思う。新訳ZガンダムもZZに繋がるとは考えにくいし、いっそZZのDefineが出ない事には出ないと思うし・・・まぁそうでなくとも、『仮に出せた所で、ガンダムチームでそれを活かせる人がいるのか?』という問題もあるからどの道出なかったとは思う」
ぼたん「それなら作中からしても、『性能的にも丁度良いMk-Ⅱの方が都合よいよね』って事か」
兎鞠「多分そうだと思う」
実際の所は分かりません
ぼたん「機体に関してはこんな所として、後何か語る事ってありますか?」
兎鞠「そうだね・・・此処からはガンダムMk-Ⅳに関する憶測交じりの事を語りたいけど、この辺りは出して大丈夫そう?」
ぼたん「本筋から外れてなければ大丈夫」
兎鞠「OK。じゃあ何故アナハイムがティターンズ相手に裏取引として、Mk-Ⅲのデータを渡したのか・・・って事だけど、ぼたんちゃん的にはどう思う?」
ぼたん「何故渡したか・・・だよね?」
兎鞠「そう」
ぼたん「まぁアナハイムは色々と言われているけど、やっぱり反地球連邦組織と繋がっている訳だからリスク回避の為・・・という側面はあると思う。そもそもエゥーゴに協力しているのも『ガンダリウムγの提供』と『ティターンズが開発する次世代のガンダムタイプを奪取して提供する』という条件でMS開発の援助した訳だし・・・」
兎鞠「まぁそれ以前に企業であるし、ティターンズ・・・正確には地球至上主義の官僚や議員に対して思う所があるのと、GP計画がパァにされた挙句に開発から追い出されたから恨みを抱いてそうな所はありそうだしね」
ぼたん「そんな恨み抱いてるんじゃないかと思われる相手に対して、何故裏取引を応じたのか・・・この辺りはやっぱり、開発に関するデータを求めたとか?」
兎鞠「可能性はあると思う。ティターンズもTR計画の事もあるとはいえ、それとは別に新しいMS・・・特に次世代のガンダムタイプの開発に頭を悩ませてただろうし、Mk-Ⅱも地球連邦の技術だけじゃ限界がある訳だし、となれば曲げてでもジオン系の技術を手に入れたいと思ってるだろうからね」
ぼたん「それで母体であるMk-Ⅲのデータを渡す条件として、インコム等の準サイコミュ技術のデータを共有する事を求めたとか?」
兎鞠「その説じゃないかなぁ~と兎鞠は思ってる。Mk-Ⅲもアレで完成したとはいえ、第二世代をベースにより火力を高めたいというのはありそうだからね。それに技術者同士はそこまで仲悪くなかったかもしれないし、『頭を下げてでもジオン系の技術を手に入れるべきだ』という声もあったと思う」
ぼたん「それでそこからベースとなる機体を手に入れて、インコムの技術を試験的に投入して出来たのかMk-Ⅳと?」
兎鞠「そんな感じだと思う。で、サイコガンダムMk-Ⅱの小型化し、Mk-Ⅳで得たインコムの技術を取り入れたのがMk-Vじゃないのかなと」
ぼたん「直接流れている訳じゃないし、関わっているかどうかは何ともだけど・・・Mk-Vの開発においてそのデータはあるんじゃないか?って事?」
兎鞠「多分ね。系譜としては違うけど、血は混じってる気がする」
ぼたん「取引したのも『ティターンズは嫌いだけど、技術発展という意味で言えば協力は必要』という側面があると・・・まぁ後々の事を考えると、政治的にも関わっておかないとね」
兎鞠「マフティー動乱までは、何だかんだで庇ってくれてた部分もあるしね・・・一年戦争か、戦後のどこかで、地球至上主義の官僚や議員の最終目標である『ジオニズムの根絶』を掲げてたし、その為にはアナハイムの協力は必要だと感じてただろうからね」
ぼたん「そう考えると単純な利益目的だけじゃない・・・という訳だし、今までの動きも納得いくしね」
兎鞠「ジョニーライデンの帰還でもその辺り否定してたからね。利益だけで言えば民需の方が遥かに儲けだしているし、軍用MS作ってるのも『権力者達や政府組織と対等以上の関係を築くための道具でしかない』的な事を言ってるからね。『重要だけど大した利益は生み出さない』とも言ってたし」
ぼたん「じゃないと赤字覚悟で新型機を開発しないし、リスクを承知の上で世間的にはテロリストであるジオン残党と裏取引しないよねぇ」
兎鞠「そういう事。実際の軍需産業の事情に合わせて、こういう設定になった訳だしね。C.E.で言えばアズラエルだって地球連合での発言力を高めて好き勝手やっているのも、金儲けじゃなく『ナチュラル根絶』を最終目標にしている訳だし」
ぼたん「この辺りが面白い所だからね。じゃあ、そろそろ締めに入るけど良いかな?」
兎鞠「うん、良いよー」
ぼたん「分かりました、それじゃあ締めに入らせていただきます。M-MSVよりフルアーマーガンダムMk-Ⅲ、この機体は・・・『外伝向けのフルアーマー形態』!兎鞠さん、ありがとうございました」
兎鞠「ありがとうございましたー」
外伝作品や二次創作にもっと出てほしい
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