MY NAME IS KAISEN... JUJUTSU KAISEN!!! 作:ごごてぃー
「宿儺ぁぁぁぁぁぁ!!」
みんなコイツに殺された
本当なら勝っていたはずなんだ
俺が居たから、俺が
───────────
「五条先生、早く学校に来てください。もう二日も探し回っているんですよ」
「えー、恵の探し方が悪いだけじゃない~?」
この馬鹿は事の重大さを理解しているのだろうか?
「もうそれでいいから早く来てください」
「しょうがないなーじゃあちょっと待っててね」
伏黒恵はまったく、と思う。
呪力からして例の呪物は確実にこの学校内にある。
しかし、その呪物が見つからないのだ。
いくら、自分が呪術師として未熟とはいえ学校内という限られた範囲の中で二日もあれば例の呪物見つけられるのが自然だろう。
だが、事実として呪物は見つかっていない。
それはつまり、
それなのに、あの馬鹿は…
「いやぁ~めんごめんご」
「……遅いですよ、五条先生」
「ちょうどスイーツタイムだったんだ。ごめんちゃい」
この馬鹿は、本っっ当に遅い。後で殴ろう
「いいから早くなんとかしてください」
今やってるよ……なんて言い訳をしながら五条先生は周囲を見回した。
二日走り回っても見つからないものをすぐ見つけられるのだからあの眼はやっぱり反則だ。
「…確かに恵には少し重いかもね」
この馬鹿は本当に馬鹿だが役に立つ。
早速何かをつかんだみたいだ。
「出てきなよ」
なんだ、この禍々しい呪力は…
その呪力の持ち主は一人の少年だった。
薄茶色でツーブロックの短髪頭、パーカーを着ているのでよく見えないが体格はかなりよさそうだ。
「君、何者?」
「MY NAME IS KAISEN... JUJUTSU KAISEN!!!」
───────────
「じゃあ、お前はこの学校の生徒で俺たちに敵意を持っているわけじゃないんだな?」
「ソカモナ!」
「どっちだよ」
「すみません、集英社…」
さっきからコイツとのコミュニケーションがうまくいかない。まるで宇宙人と話しているようだ。
これが相手では怒るのも無駄だろう。
「まーいいんじゃない?敵意がないのは確かみたいだし、協力してもらえば?」
確かに五条先生の言うとおりだ
コイツなら呪物について何か知っているかもしれない
会話はできなくても身振り手振りぐらいはできるだろう
出来なかったら知らん
全部馬鹿に押し付ける
「おいお前、ここら辺に、」
近づいた瞬間、
瞬時に距離を取り、掌印を結ぶ
「恵ー、なにやってんの?」
この馬鹿は気づいてて伝えなかった…!
KAISENに宿儺が受肉している!!
「五条先生、気づいていますよね?ならなんで…」
「大丈夫だって」
「MY NAME IS JUJUTSU KAISEN」
「ほらね?」
「KAISENは千年生まれてこなかった逸材、宿儺の器だ」
「…多分」