第4自衛隊 作:クリフ
2016年、中東の国家XXXで特別指定国際テロ組織である中東独立戦線以下IMFの捕虜となっていたアメリカ陸軍アレン二等兵への聴取のレポートである。
捕虜であった当時の状況の説明
彼は2016年の6月14日にIMFが占拠するXXXの首都YYYYのZZZ病院に立て篭もっていたIMF上級司令官サラディンの逮捕の任務に参加した。任務中に敵の自爆ジャケットによる攻撃を受けた際に意識を失いその後IMFの構成員により捕縛されたことで捕虜となった。以下の証言は彼が捕虜となった際に行われた尋問の内容である。
展開する米陸軍の総司令官の名前、今回の作戦に参加した兵士の数、自分の所属する部隊の名前などを聞かれた。捕虜は私以外に四人いてそのうちの一人はアジア人だった。話す英語の訛り方からおそらくは日本人だと思った。過去の演習で私があった日本人と話し方や発音が似ていて認識は間違っていないはずだ。私やそれ以外の捕虜は結束バンドのようなもので手首をパイプ椅子に固定されていた。
私は少しでも気分を紛らわせために他の捕虜と会話を試みた。四人のうち三人は私と同じでアメリカ人だった。彼らも別の作戦に参加して捕虜になったようだ。また、アジア人捕虜は私の予想通り日本人だった、彼はマエダと名乗っていた。どうやら日本の出版社の記者のようで集落で取材をしていた際スパイと疑われたことでIMFに拘束されたらしい。彼はここに連れてこられてから二日ほど経過していると私に説明してくれた。どうやら他の捕虜も同じようだった。
アメリカ人のうちの一人は現地の言葉がわかるらしく。IMFの会話を訳してくれた。それで分かったのは我々は二日後に処刑されるということだった。それを知った時に私は生きた心地がしなかった。背中から汗が湧き出るのをとても強く感じたし、心臓の音しか聞こえなくなった。死というものが目の前に立っているようにさえ見えた。しばらくの間、私たちは沈黙した。そんな中で一人が友軍がきっと助けにきてくれると言った。私たちもきっと助けが来ると信じることにした。きっと生きて本国に帰れると信じることにした。その後、私たちは本国に帰ったら何をするかとか、恋人はいるかとかの話をした。その会話が永遠に続けばいいとさえ私は思った。そんなふうに過ごしていたら二日経っていた。
IMFの構成員は我々を別の部屋に連れて言った。そこにはカメラが建てられており、司令官らしき人間も見えた。ここで殺される。首を切り落とされてその映像が世界に公開されるのだ。過去にIMFは拘束したジャーリストの首を切り落として殺害する動画をSNSで公開したことを私は知っていた。だから、私は今からここで殺されるのだと分かった。どうにかして助からないかと神に祈ったんだ。
その時、私の前に立つIMFの構成員の頭が弾け飛んだんだ。一瞬の出来事で理解ができなかった。だけど、そんなん出来事が何回も起きたんだ。数秒後に我々がいた部屋にフラッシュバンが投げ込まれた、とても強い光が目に入ったのを覚えている。数秒の間に数発だけサプレッサーに籠った銃声が聞こえたんだ。目が見えるようになった時には頭だけを撃ち抜かれたIMFの構成員の死体が部屋に散乱していて、その代わりにナイトビジョンをつけた兵士が立っていたんだ。彼らは5、6人くらいだった。武器はおそらくHK416でアーマーやチェストリグは最新のものを装備していた。彼らを見た時に雰囲気だけで分かったんだ。くぐり抜けてきた死線の数が違うってことを。けど不気味なのはここからだ。彼らがどこの部隊かわからなかった。装備からみておそらく西側なんだろうけど、米国のネイビーシールズやデルタフォース、英国のSASとも違う気がしたんだ。私はとっさに聞いたんだ。君たちは何者なんだって、そうしたら彼らはこう言ったんだよ。
「
彼らはそのままどこへ消えていったんだ。その後に米軍の救出チームが来たんだよ。