「大切だったものが、急に失くなってしまうのって悲しいよね。ん?どうしたって顔してるね?実はさ職場の自販機がさ、職場って言ってもシャーレの近くにある自販機なんだけど。そこにさ私のお気に入りの飲み物があってね?コーン茶っていうマイナーな飲み物なんだけど。マイナーだからなのかな…。最近まったく入荷しなくなっててさぁ、ついに昨日、そう昨日よ。仕事の息抜きにそこの自販機よったら、コーン茶のあった場所が別の飲み物に代わってんのよ?しかもトマトジュース。飲まないとは言わないけどさぁ、縁がねぇよぉ。どう思う?」
「どうでもいいと思います」
「…冷たい。何でそんなに冷たいのカヤ?」
「それは…いきなり面会だって言われて、面会室に来たら面会に来た相手がそもそも会いたくない相手で、しかもその相手が私の座る間もなく、グチグチとどうでもいい自販機トークをし始めたからですかね」
「ただの世間話じゃん。会話のキャッチボールしようぜ?」
「貴方のやっていたのは、キャッチボールではなく、ドッジボールでしたよ?」
「カヤってキャッチボール誘っても誰からも断わられそうだよね」
「なんでいきなりデッドボール始めたんですか?それに私が頼めばいくらでも相手ぐらい見つかりますよ!」
「ファイナルアンサー?」
「ホント何しに来たんですか貴方!?」
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「改めて、お久しぶりですね先生。お忙しいはずの先生が、今日は何をしに、こんなところまで来たんですか?」
「そういえば最後に会ったのは、カヤが矯正局にぶち込まれた以来か?いや、様子を見にね?」
「そうですかそうですか。お忙しいと思っていましたがシャーレの業務も随分とお暇なんですね!?」
「え~めっちゃ機嫌悪いじゃん?なんかあった?」
「今!目の前に!機嫌悪くなる原因があるんですよ!?」
「え!?私!?何かした!?ただちょっとカヤの計画をボロボロのボッコボコにしただけだよ!?」
「そ れ!!よくも私の完璧な計画を邪魔してくれましたね!?」
「結構ずさんだったけど…」
「私の計画を邪魔したこともですけど、あの事も忘れてませんからね?」
「あの事ってどの事?」
「覚えてないんですか!?私が捕まった時のことですよ!?」
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『弾劾だ!』『弾劾だ!』
FOX小隊が敗れ、カイザーも役に立たず、Rabbit小隊が連邦生徒会に、突撃した後。
ハイネが不満を漏らし、弾劾だ!と叫んだあと、他の連邦生徒会の生徒も不満が溜まっていたのかはわからないが、ハイネと一緒になって叫びだした。
自分の執務室で完全にアウェイな状態だったがそんなのはどうでもいい。
生徒会長の椅子を手放すことは本ッッッ当に名残惜しいが、捕まるわけにはいかない。
今はここからどうにかしてでも逃げ出さないと!?
しかし、逃げ出そうとしたことが、気付かれたのかいつの間にか、MGを持ったSRTの生徒に後ろ手に拘束されてしまう。
「Rabbit2!容疑者を拘束!」
「よしRabbit2!吊るせ!!」
「了解!Rabbit2、容疑者を吊る……はぁ!?」
「何をやっているんですかRabbit2?先生の命令ですよ?」
「いやいや!?おかしいだろ!?だいたい吊るすってどこに…」
「……私、板材持ってるよ」
「良くやりましたRabbit3。では板材を組み合わせて磔にしましょう」
「ミユ…どこから板材なんて持ってきたんだ…?」
「よし、そしたら晒しく……縛り上げろ!」
「先生!?晒しく…のあとは『び』じゃありませんよね!?まさかとは思いますけど晒し首って言おうとしてませんよね!?」
「完全に縛り上げたら、容疑者を移送する準備に入る。Rabbit4トラックの準備!」
「了解~!だけどなんでトラックの準備なの?」
「奴をトラックのボンネットに貼り付けて移送してやる」
「くひひ…最高じゃん。楽しそう~!」
「なんですかそれ!?嫌です!許して!謝りますから!」
「うるさいですね。布でも噛ませておきましょう」
「Rabbit小隊、容疑者の移送開始!容疑者にデスロードを味合わせてやれ!」
「了解!」「りょうかい…」「了解!」「了解!」
「んーーー!?んんーーー!?」
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・
「あの日から何度も夢に見るんですよ…。トラックに縛り付けられ、道路を爆走する光景が…」
「あの後2日間ぐらい放心状態だったんだっけ?いやぁあの時は色々とテンションが上がっててさ、メンゴ☆」
「殴りてぇ…!!」
「(・ω<)☆」
「私が出所したら絶対刺しに行ってやりますからね」
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「そうだそうだ。様子を見に来たのもあるんだけど」
「まだあるんですか?私としてはもう帰ってほしいのですが?」
「実はね差し入れがあるんだった」
「はぁ差し入れですか」
「はいコレ」
「あまり期待はしませんが……はぁ!?その包装はブラックアイボリー!!??トップクラスな高級品じゃないですか!!?」
「うん、たしかカヤってコーヒー好きだったよな~って思って奮発しちゃった」
「先生…!」
「カヤ…」
「今まで鬼畜ド屑野郎だと思ってましたが、私先生のこと見誤っていました…」
「そんなこと思ってたんだ。別にいいけど」
「先生、ありがとうございます。このコーヒー大切に…『あのう…』」
「キミは面会の立ち合いヴァルキューレモブちゃん」
「あのう…すみません」
「どうしたのですかいきなり?」
「あのう…コーヒーなどの飲食物は、原則として差し入れ出来ません…」
「………」
「………」
「………」
「持って帰るね」
「ええ…!原則ですから…!仕方ありませんね…!」
「カヤ…食いしばり過ぎて血が…」
「はぁはぁ…何のことでしょうか…?ところで今回の面会はここまででいいでしょうか?」
「うん…またね…」
「はい、また」
「あ、カヤ」
「……何でしょうか?」
「……包装だけでも、いる?」
「いりません!!!」
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「ただいまカンナ」
「あぁおかえりなさい先生。どうでしたか彼女の様子は?」
「相変わらず元気だね。楽しかったよ」
「おおよそ面会後に出る感想ではありませんが…」
「政権交代があれだけ失敗しても、あんな元気ならこの先何があっても大丈夫そうだね」
「一応心配しての面会だったのですね。私としては反省して大人しくなってくれたほうが助かるのですが…」
「それはもうカヤじゃないでしょ?あの反骨精神を正しく使えればなんだってできるさ。今回はたまたま悪いように使ってしまっただけだよ。ただ…釈放はまだまだ先のようだね」
「ふふ、そうですね」
「ところでカンナ、このあと一緒にお茶しない?良いコーヒー豆が手に入ったんだ」
「ええ、先生がよろしければご一緒します。その前に一つご質問が…」
「なに?どうしたの?」
「先生、差し入れとして飲食物が禁止なこと、知っていましたよね?」
「………」
「………」
「このコーヒー、ブラックアイボリーっていうんだけど、実はね?象の…」
「いつか刺されますよ?」
「カヤにいつか刺すって宣言されちゃったしね」
「その場合当局は関与しませんからね?」
「(・ω<)☆」
ブルアカF作品外伝
今回は外伝ものとなってます
オトギ回をあげようと思ったのですが
ネタが出ない、書く時間がない、書く体力がない、ネタが出ない
と最近ややスランプ気味
ネタをくれー!オトギだけじゃなくてもいいから、ネタをくれーー!
見たいシチュやネタがあったら、どこでもいいんで書いて行ってくださいまし…