ブルアカT   作:あまいろ+

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ブルアカT7作目
リンとのお仕事風景を頭を空にして見てください
拙き作品ですがよろしくお願いいたします


たのしいおしごと

 

 

「楽しいわけねーだろバカヤロー」

 

「…いきなりどうしたんですか先生」

 

連邦生徒会の根城サンクトゥムタワーの執務室。

 

現在良い子はもう寝ている時間の午前2時。

 

そんな丑三つ時に、シャーレの先生と連邦生徒会行政官の七神リンは、文字通り山のような書類を二人でさばいていた。

 

ちなみに両者とも3徹である。

 

「まさか晄輪大祭の後処理がこんなにあるとはね…」

 

「ギヴォトス中の学校が参加していますからね。運営は持ち回りで各学校がしてくれますが、残った後処理などは、主導である連邦生徒会が行っています」

 

「書類を片づけても一向に減る気配がないんだけど…。むしろ増えてる?」

 

「気のせいです先生。どんどん追加されてるだけですよ」

 

「それを増えてるっていうんじゃないの?疲れてるリンちゃん?」

 

「疲れてませんよ。あとリンちゃん呼びはやめてください」

 

「こう…室内で仕事してると外に出たくなるよね…」

 

「出てきてもいいですよ?ただし20分で戻って来てください」

 

「小学生の中休みじゃん…」

 

「小学生と言えば…」

 

「え?その話題に食いつく?」

 

「先生って小学生の時は冬でも半袖短パンそうですよね」

 

「そんなやんちゃボーイだと思われてたの私?」

 

「違ったんですか?」

 

「……どうだったっけぇ?」

 

「覚えてないんですか?」

 

「覚えてないというか、今頭が回ってない…」

 

「そうですか。思い出したら教えてくださいね」

 

「そんな気になる?私の子供時代」

 

「先生がどんなやんちゃボーイだったのか気になります」

 

「なんでリンちゃんの想像の中の私、やんちゃで確定してるの…?」

 

 

「あー、リンちゃん。この書類なんだけどさ」

 

「どれですか?あとリンちゃんはやめてくださいって言ったじゃないですか」

 

「でも急に呼び方変えるのって恥ずかしいじゃん…」

 

「付き合って3ヶ月目のカップルですか。難しいことじゃないでしょう、ほら言い直してください」

 

「ちゃん、この書類なんだけどさ」

 

「誰がそっちを残せって言ったんですかバカ」

 

「バカって言われた…」

 

「この際ちゃん付けでなければなんでもいいですよ」

 

「H3PO4。ってこれじゃリンさんじゃなくてリン酸か!!」

 

「あら、お上手ですね先生」

 

「はっはっはっはっは」

 

「フフフフフ」

 

「はっはっはっはっは」

 

「フフフフフ」パッシーン!

 

「めっちゃ痛い!?笑顔でビンタしてこないでリンちゃん!!」

 

「すみません凄く、とても凄くイラついたので」

 

「叩かれた場所がとても凄くヒリヒリする…」

 

「…………ところで先生」

 

「なに?」

 

「今先生をビンタした感触がとても気持ちよかったので、これから定期的に叩かせてもらえませんか?」

 

「やっぱり疲れてるねリンちゃん!!!」

 

「私は先生を叩くことで気持ちよくなる。先生は叩かれることで私が気持ちよくなる。良いアイディアだと思いませんか?」

 

「あれれ?おかしいぞ?私のメリットが見当たらないぞ?自分探しの旅に出かけてるのかな?」

 

「普段から生徒の役に立ちたいと言ってるじゃないですか、サンドバッ……先生」

 

「サンドバッグって言おうとしたね今?」

 

「ちがいます。サンドパンって言おうとしました」

 

「どっちにしてもなんでそこでポケモンが出てくるの?」

 

「将来の夢はポケモンマスターなので」

 

「リンちゃん起きて。まだ夢の世界にダイブするのは早いよ」

 

 

「お腹がすきましたね…」

 

「あぁ確かに小腹がすいたかも」

 

「もう時計も3時を回っていますからね」

 

「なにかコンビニで適当に買ってこようか?」

 

「ご心配には及びません。こんな時のために備蓄品を用意してあります。先生もいかがですか?」

 

「いいの?じゃぁ一つ貰おうかな」

 

「では今お出ししますね。…はい、どのカップ麺にしますか?」

 

「……夜中のカップ麺は健康に悪いよ」

 

「こんな夜中まで起きているのに、今更健康なんか気にしてられませんよ」

 

「若いなぁ…。先生こんな遅くにカップ麺なんか食べたらセリナに殺されちゃう…」

 

「…骨は拾ってあげます」

 

「あ、助けてくれるわけじゃないんだ。…悲しいからカップ麺食べちゃお」

 

「はい、こちら先生の分です」

 

「ありがとう。でもこれがカップ焼きそばじゃなければもっと嬉しかった」

 

「何でですか、美味しいですよ?」

 

「なんで数ある中で一番カロリーが高いの寄こすの?あるじゃんもっと別のが」

 

「私の麵創りは渡しませんよ」

 

「しかもちゃっかり自分はノンフライ麵のやつ選んでるし…」

 

「でも先生のやつはマヨビームついてるやつですよ。お得じゃないですか。今なら私がマヨビームしてあげますよ」

 

「リンちゃんがマヨビームって言ってるとなんかウケるな。…そんなお得ならリンちゃんのやつにマヨ入れてあげるよ」

 

「そんなカロリーの元みたいなの夜中に食べれるわけないじゃないですか!!」

 

「よーし!喧嘩だ!子供だろうが容赦しないぞ!!」

 

「いいでしょう…。敗北を教えてあげますよ」

 

 

「なんでギヴォトス人に腕相撲で勝負を仕掛けてくるんですか先生……」

 

「くそぉ~負けた~…」

 

「ほら、敗者はお湯を入れてきてください」

 

「わかったよ…、次は勝つからな……!」

 

「フフ、お待ちしてますね…」

 

 

「ただいま~」

 

「おかえりなさい先生」

 

「はいリンちゃんの分」

 

「ありがとうございます先生。…もうソースは入れられました?」

 

「ん?いやこれから。お湯は捨ててきたけど」

 

「だったらマヨビームさせてくださいよ」

 

「…いいけど、そんなに好きなのマヨネーズ?」

 

「マヨネーズが好きなわけではないんです。ただ他人のカップ焼きそばにマヨビームをするのが好きなだけで」

 

「歪んでるなぁ…」

 

「ではいきます」

 

「どうぞ…。リンちゃんがマヨを楽しんでいる間、ご飯を食べれるように机を片づけるか…。ん?なんだこのピンクの付箋?さっきまでなかった気が…」

 

「どうかなされました?」

 

「いや、覚えのない付箋が…………………………」

 

「先生?なぜ固まって…………………………」

 

『お仕事お疲れ様です!大事なお仕事だとわかっていますが、無理をしてお体を壊さないようにしてください。陰ながら見守っています!あなたの鷲見セリナ』

『P.S お食事のことで後でお話があります。先生のお仕事が終わり次第シャーレに伺いますので』

 

「…リンちゃん、私の分のカップ焼きそばも食べる?」

 

「…遠慮しておきます」

 

 

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