-シャーレ・執務室-
「おはようございます、先生!」
朝、アロナが元気よくシッテムの箱から挨拶する
「やあ、おはよう。」
「ここ数日間、シャーレに関する噂もたくさん広まってるみたいですし、他の生徒達から助けを求める手紙も届いています。」
「良い兆候です!私たちの活躍が始まるということですから!」
「ですがその中に、ちょっと不穏な、こんな手紙がありまして。」
「これは先生に一度読んでもらった方が良いかなと。」
「うん、それじゃ手紙を拝見させてもらうよ。」
夏油傑は手紙を読む
連邦捜査部の先生へ
こんにちは。私はアビドス高等学校の奥空アヤネと申します。
今回どうしても先生にお願いしたいことがありまして、
こうしてお手紙を書きました。
単刀直入に言いますと、今、私たちの学校は追い詰められています。
それも、地域の暴力組織によってです。
「...なるほど。」
夏油傑は紙をめくり2枚目に移る
ペラッ
こうなってしまった事情は、かなり複雑ですが...。
どうやら、私たちの学校の校舎が狙われているようです。
今はどうにか食い止めていますが、
そろそろ弾薬などの補給が底を突いてしまいます。
このままでは、暴力組織に学校を占領されてしまいそうな状況です。
「...。」
夏油傑が紙をめくり3枚目に移る
それで、今回先生にお願いできればと思いました。
先生、どうか私たちの力になっていただけませんか?
「うーん、アビドス高等学校ですか...。」
アロナが開口一番アビドスについて語り出す
「昔はとても大きな自治区でしたけど、気候の変化で街が厳しい状況になっていると聞きました。」
「どれほど大きいかというと、街のど真ん中で道に迷って遭難する人がいるぐらいだそうです!」
「あはは、まさか、そんなことがあるんでしょうか?いくらなんでも街のど真ん中で遭難だなんて。」
「さすがにちょっとした誇張だと思いますが。」
「それより学校が暴力組織に攻撃されているなんて、ただ事ではなさそうですが。」
「何があったんでしょうか?」
アロナがひと通り語り終えると夏油傑が椅子から立ち上がる
「よし!アビドスに行ってみよう!」
「え!すぐに出発ですか!?さすが、大人の行動力!」
「かしこまりました!すぐに出発しましょう!」
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「とりあえずシャーレの外に出たのはいいけど、どうやってアビドスまで行こうか。」
「電車は...猿が群れてるから嫌だな。」
「はあ...あまり目立ちたくないけど仕方がない。」
夏油傑は手からエイの呪霊を取り出す
「よし、進めっ!」
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夏油傑がアビドスに到着する
「うーんアビドスの自治区に着いたものの、なかなか道が複雑で迷ってしまったなあ。」
「呪霊を使えばすぐ分かりそうだけど、流石にこの狭い道で使いたくないし...。」
「困ったなあ。」
次回第10回 アビドス高等学校 廃校対策委員会②
対策委員会編開幕です。対策委員会編は夏油の戦闘が見れちゃうかも!?ブンショウガツタナイノハユルシテネ。