第6回 対策委員会編 〜前日譚①〜
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「はあぁぁぁ...。」
「なんで私が書類作業しないといけないんだよ。」
夏油傑がキヴォトスに来てから3日が経った
各自治区の電光掲示板やニュース速報、SNSなどは夏油傑の就任、連邦生徒会長の失踪などで持ちきりだった
「ま、弱音を吐いても仕方ないか。」
再び夏油傑が仕事に戻ると3日前の七神リンとアロナの言葉を思い出す
『つまり、何でも先生がやりたいことをやって良い...ということですね。』
『今のキヴォトスは、先生の支配下にあるも同然です!』
「...くくっ、そうだった、別にこんな作業しなくてもいいじゃないか。」
ピピッ
「だめですよ先生!ちゃんと仕事しないと!」
シッテムの箱からアロナが忠告する
「でもねアロナ、私がキヴォトスに来る前書類作業なんてしたこともないんだよ。おかしいと思わないかい?大した説明もなく初見でやれと、無理難題にも程があるよ。」
「先生は大人なんですからやらなきゃならないときがあるんです!」
「頑張ってください!先生!」
「うーん。」
『キヴォトスを支配するにはアロナが邪魔だな。』
「わかったよ。先生として大いなる目的のために頑張るとするよ。」
「その調子です!先生!」
プツン
シッテムの箱の電源が切れた
「この世界での生き方は決めた。」
「私がキヴォトスの王となり猿どもの時代に幕を下ろす。」
「まずはこの世界での生存戦略を見直そうか。」
「3日前のシャーレ占領事件について振り返ろう。」
そういうと夏油傑は3日前の事件の報告書を取り出し事件について振り返る
『あの時生徒を指揮したけど、呪霊に指示しているみたいでそれなりに楽しかったな。』
『そしてあの狐の少女、かなりの身体能力だった、あれはまるで禅院甚爾の天与呪縛...まさに超人級だね。』
「ほんと、笑っちゃうよ」
夏油傑は高専時代、禅院甚爾に敗北した記憶を思い出す
『それと、シッテムの箱のアロナ。頼りないところもあるけど私のサポートをしてくれるいい秘書だよ。』
『しかし、私がこのキヴォトスを支配し王になるためにはアロナも邪魔な存在になる。』
『悲しいものだけどある程度の犠牲が必要だ。親密者だけ特別とはいかないからね。いつかシッテムの箱を破壊する時がくるかもしれない。』
「そうなるとやはりこの世界の住民はほとんど皆殺.........。」
ここで夏油傑がある男の言葉を思い出す
『傑...。』
『⬜︎⬜︎⬜︎⬜︎⬜︎⬜︎⬜︎⬜︎。』
「はぁ、また君か、悟。」
夏油傑の脳内に親友である五条悟の呪いの言葉が浮かぶ
「もうわからないよ。非術師を猿と蔑み憎む自分と、先生として生徒を正しい道へ導く自分。」
「もうなにが正しい大義かわからない。」
「教えてくれよ、悟。」
夏油傑は精神が疲労しておりある一種の二重人格のようになっていた。
次回第7回 対策委員会編 〜前日譚②〜
ようやくテスト期間が終わりました。これからどんどん投稿できるようにがんばります。
それにしてもオリジナルの話書くの難しすぎる...!