2日後
コポコポコポ
「うーん。やはり紅茶はおいしいね。」
夏油傑が紅茶を嗜んでいるとシャーレに来客が来た
カチャッ
「お仕事は順調ですか、先生。」
「やあ、七神さん、久しいね。」
「...それは会えて嬉しいという表情、ですよね?」
「もちろんさ、愛する生徒が私に会いに来てくれたからね。」
「...そんな話はさておき。」
「シャーレの地下にある【とある物】について、説明しに参りました。」
「シャーレの地下には連邦生徒会長が先生に残した、ある物が存在します。」
「物、と言いましょうか、正確には施設と呼んだ方が良いかもしれません。」
「【クラフトチェンバー】。」
「ざっくり言いますと、シッテムの箱の管理者だけが接続・操作できる、ありとあらゆる物質を生成する機械です。」
「大型の3Dプリンター...のようなもの、とでも言いましょうか?私も、原理や仕組みはよく分かっていないのですが。」
「今は先生だけが作動させられるオーパーツ、ということですね。」
「私たちはこういう、いつもの連邦生徒会長のおもちゃには興味ありませんので。」
「まあ、今は居ない人の話はともかく。」
「その説明をしに来ただけですので、私はこれで。」
「それでは、また後ほど。」
そういうと七神リンはシャーレを去った
「クラフトチェンバーねぇ...。」
「七神さんはもっと私のことを敬ってほしいもんだねぇ。」
「3Dプリンターやらなにやら、はあ、私は機械が苦手だということ覚えてるのかな。」
「まあ、いいか。これはまた後ほど使おう。」
「何かに使えるかもしれないしね。」
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2時間後
「さて、もう昼か。」
「お腹も空いて来たしコンビニでも行こうかな。」
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-エンジェル24-
夏油傑が店内に入ると金髪の少女が出迎える
「い、いらっしゃいませ、エンジェル24です!」
「え、大人のひと?も、もしかして、噂の先生ですか?」
「そうだよ。」
『こ、この人があの、女子生徒たちが頻繁に出入りしていると噂される怪しい建物の先生...!!』
『万が一この人に嫌われたら私、もしかして大変なことに...!?』
「わ、私はソラです。今日からこのコンビニ【エンジェル24】で、アルバイトをしています。よろしくお願いします!」
夏油傑はソラの方を見つめる
「なんか、他の生徒よりも幼くない?」
「あ、私、まだ中学生ですので。そのせいかもしれません。」
「中学生?中学生がアルバイトしていいの?」
「はい、別にそういった決まりはないので。」
『この世界に法律は存在しないのか...?』
「中学生を雇ってくれるところはあまり無いのですが、ちょっとお金が必要な事情がありまして。」
「雇ってもらえたのは良いのですがこのコンビニ、以前に襲撃されたり、戦車に突っ込まれたりしたことがあると聞いたので、初日からちょっと不安です。」
「それに先生以外、このお店に来る人もほとんどいないみたいですし。」
『自分で言ってて不安になってきた、このお店、大丈夫なのかな...?』
「...大丈夫かい?」
「...あぁ、も、もちろんお買い物はいつでも大歓迎ですよ!め、めんどくさいなんてこと決して思ってませんから!」
「エンジェル24は文字通り24時間ずっと開いてますので、必要な物がある時はいつでも来てください!」
「それじゃ、これからよろしく。」
夏油傑は買い物を済ませて事務室に戻った。
次回 対策委員会編 〜前日譚③〜