先生と陸八魔が変なモノを食べる話 作:ゲヘナ野食部
「さて、今日も今日とて河川敷だね」
先生は日射し避けの帽子を被り、前回お世話になった河川敷に来ていた。
「先生、今日は何にするの?」
アルもまた先生から麦わら帽子を渡され、隣にちょこんと佇んでいる。
驚いた事に前回のクローバー採取の翌日、それも朝からである。
「そうだね…今日はしっかりと栄養があってお腹に溜まるものが良いかな」
お金が無くともお腹は減る…貧乏が1日やそこらで解決するわけはなく、今日も今日とて二人は河川敷に分け入るのである。
「栄養があってお腹に…そうよ!魚はどう先生!
川だし何か居るんじゃないかしら!」
「残念だったね陸八魔、この河は工業地帯が上流にあるから私ですら水棲のものを食べる勇気が持てない死の河だよ」
「私達そんなところで食材を探してたの!?」
アルが大層ショックを受け、今にも崩れ落ちそうにふらつく。
「ほら…ご覧陸八魔、あそこに極彩色に光る魚が居るよ……
マジで何なんだろうねアレ」
先生はふらつくアルの肩を抱き留めながら河の中程を指差す。
其処には、かぐや姫の竹よろしくピカピカと毒々しく輝く魚っぽいナニカが泳いでいた。
「まぁ…!綺麗ね先生」
「ふふふ、確かに綺麗だけど…陸八魔の方がもっと綺麗さ」
「へへへへへ」「ふふふふふふ」
お互いに河の方を見ながら笑い合う。
しかし、残念ながら目は笑っていなかった。
「ねぇ先生…この河川敷にあるものもこの河の水で育ってるのよね?
やめましょう!食中毒が死因だなんてアウトローらしくないわ!!」
「なら死因が餓死なのも同じだよ
諦めるんだ陸八魔、昨日クローバーを食べたんだしもう手遅れだよ」
アルの涙ながらの訴えに先生は真摯に向き合い首を振る。
がっくりと膝を折るアルの背中を先生は暫くの間撫で続けるのだった。
───────
「あっ、これってヨモギよね?」
数分後、お腹が鳴ったので食材探しを再開した二人はできるだけ河の方を見なかった事にして土手付近を探索していた。
「おっと…確かこれはカラシナか」
順調に野草を採取していく二人、既にビニール袋は大きく膨らんでいた。
「カラシ…?カラシってあのおでんとかのかしら?」
「そうそう、このカラシナの種…だったかな?をすり潰したのがカラシだった筈だよ」
「へぇ…それでこのカラシナも食べられるの?」
「もちろん!なんだったら地方によっては野菜として栽培されてるくらいだよ」
「そうなの!?」
カラシナ、又はからし菜は千葉の一部や沖縄等においては野菜として非常にポピュラーであり専門の農家が居る程にメジャーな食材であったりする。
「カラシという名前の割に、火を通すと辛味が抜けるから辛味を活かしたいならサラダとかが良いかな…もちろん葉をおひたしや汁物の具材にしても良いし、私のオススメは漬物だね」
「お漬物…?それって、ぬか床とかの……??」
「いや、そっちじゃなくて一夜漬け…きゅうりの浅漬けとかそういうのだよ」
「へぇ…!ご飯が進みそうね!!」
「アブラナ…菜の花の親戚みたいなものだから苦味も結構あるけど、それが好きな人にはたまらない食材だよ
…………………まぁ、辛味成分は毒だからあんまり食べ過ぎは良くないけどね」
「また毒!!????」
アルが白目を剥きながら叫ぶ。
ちなみに、カラシナの持つ『グルコシノレート』という成分が人間にとって毒性である…が、長期的に且つ大量に摂取しない限りは然程問題ないので安心してほしい。
……………なお、カラシナはファイトレメディエーションにも用いられる土壌浄化植物の一種であり重金属や放射線等を土壌から吸収する事が確認されているので諸兄は決して工業地帯等に生えているアブラナ科の野草は採取しないよう心掛けよう。
「おっ、コレは……ほら、ご覧陸八魔」
「何…?珍しいものでもあったの??」
先生がちょいちょいと手招きするとアルはなんの疑いもなくちょこちょこと寄ってくる。
「あら!綺麗な花…先生、コレはなんの花なの?」
「ふふふ…これはね陸八魔、ダイコンの花だよ」
「へぇ、ダイコン………ダイコン!?」
綺麗な二度見をかましたアルの前には白や少し紫がかった小さな花が群生していた。
「まぁ、大根と言ってもスーパーでよく見る青首大根じゃなくて浜大根だけどね」
「ハマ……横浜生まれの大根?」
「そっちのハマじゃなくて砂浜とかの浜だよ
たしか、砂浜に生えやすいから浜大根って言うんだったかな…?」
「へぇ……まぁ、なんでもいいわ!コレが大根なんでしょう?
早速掘りましょうよ先生!これだけ有ればしばらくは大根に困らないわ!!」
アルはにぱーっと天真爛漫な笑みと共に小さなスコップを振り上げる。
「陸八魔…残念だけど、花が咲いた浜大根の根は食べられないよ
いやまぁ、食べられないは言い過ぎかな…?食べられるけど美味しくないし味も無いよが正しいかもね」
「そっ、そんな…!大根パーティーの予定が…」
あからさまにショックを受けるアルの肩を抱き留めながら、でも…と先生は続ける。
「この実や花は食べられるし、とっても美味しいよ…実なんかは鞘ごと食べられるし味も大根そっくりだし
まぁ、青首大根が野生化したのが浜大根だって言うぐらいだから味が似てるのは当然なんだけどね」
言いながら先生は小さなさやえんどうのような見た目の鞘を摘み取り、口に放り込んだ。
「うん、瑞々しくて美味しい!…ちょっと辛いけど」
「また生で……」
「コレは生でも大丈夫なんだよ」
言いながらアルの方へ摘み取って鞘を渡す。
「ほら、陸八魔もどう?」
「……じゃ、じゃあ…一つだけ……」
恐る恐る、という感じにアルは鞘を口へ運ぶ。
「あら…?何ていうか…その、凄く……大根ね!
大根おろしの大きな塊を食べてる感じ…かしら??」
目をぎゅっと瞑りながら咀嚼していたアルはふっと目を開けると驚いたようにぱちぱちと瞬きをしてそう言った。
「あっ…!でも結構辛いわね…」
「辛味は青首大根と同じで加熱すれば抜けるよ」
先生の言葉に安心したのかアルは一心不乱に浜大根の実を収穫していく。
ちなみに、浜大根はその見た目と食味から青首大根の野生化個体だと長年思われていたがDNA鑑定の結果全くの別種である事が判明していたりする。
「うん、これぐらいあれば昼食には十分かな?
よし、帰るよ陸八魔」
仮にも生徒相手に帰ると言って一緒に歩いていく先生。
「はーい!もうお腹ぺこぺこよ」
そしてそれに何の疑問も持たずにちょこちょこと後ろを歩くアル。
恐ろしかろう、このツッコミ不在の空間が。
───────
「全く…緊急事態だと言うから飛んでくれば、先生が生徒とふ…不純異性交友などと」
「などとじゃありません!生徒の規範となるべき教育者が事もあろうにその生徒となんて…断じて赦される事ではありません!!」
シャーレの廊下を歩く二人の少女。
片方は公安局局長にして『狂犬』の異名を持つクールビューティー、尾刃カンナ。
そしてもう一人はミレニアムが誇る『セミナー』の会計、健康的な太ももを持つ算術使い早瀬ユウカ。
「そもそも、別に不純と決まった訳でもないだろう…
先生の個人的な交友関係にまで口を出すのは私の仕事ではない」
「いいえ不純です!!昨日なんかで、電話越しに情事の報告をされたんですよ!?
不潔です!爛れてます!!!」
騒ぎながら歩く二人は、遂に問題の部室の前まで辿り着く。
「ともかく!詳しい話は先生本人から聞けば済みます!」
「言っても聞かないか…仕方ない」
カンナが半ば諦めながらドアに手を掛けようとした、まさにその時だった。
『んん…どう先生…?私だって中々でしょ…』
『ふふふ…甘いね陸八魔…もっと絞らないと…』
ドアの向こうから、なにやら声が聞こえてきた。
二人は顔を見合わせると、開ける機を失ったドアを眺めながら耳をそばたてる。
『キャッ…顔に飛んできた…うぅ…青臭い……』
『こらこら…これから陸八魔のお腹を膨らませるモノに対してそんな風に言っちゃいけないな…』
『でも…凄い匂いよ…?』
『直にクセになるさ』
二人は目を見開きながら顔を見合わせる。
そして、何も言わず頷きあった。
コレはやってる、あからさまに黒…真っ黒だと。
カンナは鋭い目つきを更に鋭くするとドアに手を掛け、一気に開く。
「動くな!先生、貴方には黙秘権があり弁護士の立ち合いを求める権…利、が……???」
一気呵成に進入したカンナはもはや言い慣れた口上を口にしようとして…固まってしまう。
二人の眼の前には───
「おや?どうしたんだい二人とも」
「ゔぅ…タオル、先生…タオル取ってちょうだい」
エプロン姿でキッチンに立つ先生とアルの姿があった。
「ど、どういう事…?」
ユウカが頭上にハテナマークを大量に浮かべながら問い掛ける。
カンナに至っては眼の前の状況に理解が追い付かずフリーズしている。
「どういうも何も……陸八魔とお昼ご飯を作ってる最中だけど…?」
「うぅ…やっととれたわ…」
先生はアルの顔に飛んだカラシナの汁を濡らしたタオルで綺麗に拭きながら答える。
「お、お昼ご飯…?」
「なら、先程の会話は一体…?」
「先程の…?うーん……カラシナのお漬物を作るのに茹でたカラシナを水にとってから絞ってたんだけど、その時のかな?」
先生は言いながら手元のボウルを二人に見せる。
中には青々しいカラシナがギュッと縮んだ状態で収められていた。
「…………大変申し訳ありませんでした、私とした事が大した根拠も無く先生を疑うなど…」
カンナは頭痛をこらえるように眉間を抑え、深々と頭を下げる。
「うぅ…すみませんでした……でも!ややこしい言い方をする先生にも問題がありますからね!?」
ユウカも不承不承といった風に謝罪する。
しかし、アルと先生は首を傾げる。
ややこしいも何も、二人は未だに勘違いが起こっている事すら知らないのだから。
「よくわからないけど…良かったら二人も食べていくかい?
この時間だし、二人共昼はまだじゃないかな」
時刻は正午より数十分程前、昼時と形容される時間帯である。
二人は少し迷ってから…曖昧に頷くのだった。
───────
「お金が無いから野草を食べてる!?」
「しかも、二人揃って…ですか」
先生は料理の片手間に二人に昨日からの事情という名の恥を語っていた。
呆れたようにこちらを見る二人の目に、さしもの先生も若干以上に心を抉られている。
「うぅ…し、仕方ないじゃない!!今回の失敗は依頼人都合!私達便利屋はちゃんと依頼達成したのよ!?」
二人の視線にいたたまれなくなったアルが叫ぶが、もとより二人の呆れた視線のターゲットは眼の前でフライパンを振る先生である。
「ふふふ…後悔は無いよ、超合金シリーズの復刻と聞いて手を出さないなんて男の子として失格だからね」
当の先生はなんなら胸を張りながらフライパンを振る。
もちろん、胸は張っても心は痛い。
「その話はもういいじゃないか…とにかく、出来上がったからそっちに運ぶよ」
先生は強引に話を切り上げるとフライパンの中身を皿に移し、テーブルへ運ぶ。
もちろん、今日も今日とて紙皿&割り箸である。
「まず一皿目…『浜大根の豆サヤ味噌炒め』だよ」
皿の上には目に映えるばかりの青々しいさやえんどうのような何かが味噌に塗れている珍妙な一品だった。
「だ、大根…?野草という話では?」
「うん、だから野草だよ…コレは浜大根、味は保証するよ」
カンナが眉間にシワを寄せるも先生は毒見とばかりに取り皿に一つ取ると口へ運ぶ。
「うん、やっぱり大根だから味噌に良く合うね」
シャクシャクと小気味よい音と共に咀嚼すると、口元を緩めてそう言う。
「うん!昨日のクローバーよりずっと美味しいわ!
何ていうか…ちゃんと料理を食べてるって感じ!!」
先生の様子を見て直ぐに食べ出したアルはニッコリと笑う。
そんは二人の様子にカンナとユウカもおずおずと箸を伸ばす。
「む、これは…」
「い、意外と…」
「美味しいですね」「お、美味しい…」
茹でて直ぐに冷水にとったお陰でシャクシャクとした食感を残した豆サヤが酒と少量の砂糖、出汁の素で伸ばされた味噌を纏い口の中でほぐれていく。
野草特有の青臭さもほとんど感じられず、どころか大根特有の清涼感すら感じられる一皿…言われなければそこら辺の河川敷で採ってきたとは夢にも謂わないだろう。
「よしよし、中々好評だね…次は二皿目『カラシナと浜大根のお味噌汁』だよ」
湯気の立つ椀の中には白と黄色の花が浮かんでいる。
一皿目に出されれば手が伸びなかったであろうその椀は、しかして警戒心を緩めた生徒達を前にしてすぐさま手に取られる。
「んんっ!お出汁とお味噌の他に感じるこのちょっとした苦味がカラシナか大根の味かしら…?」
「うーん…言われなければ、いえ…この場合見なければ違和感無く飲めてしまいますね」
「見た目はかなり奇抜ですけど…味は素朴で優しいですね」
若い花や葉だけを選んで投じられた味噌汁は丁寧な灰汁取りとしっかり効かせた出汁のお陰か、野草特有の青臭さや苦味を味噌の塩味と旨味でカバーし調和をもたらしていた。
そも、料理にとって苦味とは必ずしも忌避すべきものではない。
苦味とは時として深みとなり、料理に奥行きを与えるものなのだから。
「じゃあ次はだね、三皿目は『ヨモギと葛の新芽の天ぷら』さ」
まるでアスパラガスのように真っ直ぐな棒状の天ぷらと、美しい緑が映える2種の天ぷらの盛り合わせ。
塩を振りかけられたものと、そうでないものが盛られているが…脇に添えられた天つゆと少し黒っぽい大根おろしがその答えだと言わんばかりに主張している。
先の二皿と比べ、比較的手に取りやすい見た目のそれに3人は何も言わず箸をつける。
「へぇ!この葛?の天ぷら…サクサクしてて面白いわね!」
「ヨモギ…聞いたことはありましたが、このような味なのですね…美味しいです」
「この大根おろし、普通のものよりずっと辛いですね…ただ、それがとても美味しい…」
「浜大根の大根おろしさ、辛味が強いから普通は生で食べないんだけど…少ししか採れなかったし折角ならと思ってね」
あえて灰汁抜きをせず、皮を剥くのみに留めた葛の天ぷらはザクザクとしたダイナミックな歯応えと共に僅かな苦味が振りかけられた塩と得も言われぬ調和をなしていた。
更に同じく盛られたヨモギ。
さっくりと揚げられたそれを口に放り込めば、ハーブの女王とも称される上品な香気が鼻を抜け春の訪れを告げる。
味は野草特有の苦味を持つが…天つゆの出汁の風味と豊かな旨味から来る甘さが穏やかに包み込んでくれる。
麺つゆを割っただけの簡易な天つゆが、この場合に限っては丁度良く…簡易さが寛容さとなり野草のクセを受け止めてくれていた。
また、麺つゆ特有のたるさとも言える過剰な甘みを浜大根のツンとくる鮮烈な辛味が中和してくれている。
「しかし…野草と聞いて身構えましたが、良い経験をさせて貰いました」
「ええ、これで理由が真っ当ならもっと良かったんですが」
「あはは…」
二人からの寸評に苦笑いで応える先生。
「まぁまぁ…それより先生、ご飯はいつ出てくるの?
さっき作ったカラシナのお漬け物も出て来てないわ」
自身も耳が痛いアルが強引に話題を変えるが、二人も同意したのか先生の方へ視線を向ける。
「おやおや、おかしな事を聞くね陸八魔…
それはそれは澄んだ瞳だった。
「ええぇ!?ど、どうして…?」
「お金が無いのにお米があるわけないじゃないか」
なにせ昔はアレがお金みたいなものだったんだから、などと教育者ぶって歴史の話をするも…残念ながらその程度で回復できるマイナスではなかった。
「はぁ…仕方ありません
タダ飯喰らいも気が引けますし、今回限りですが公安局の詰所から備蓄品を取ってきます」
先生の言葉にカンナは眉間を抑えながら、溜め息をこらえてそう提案する。
「い、いいの!?」
アルが一も二もなく食い付く、その様子にカンナは少しだけ目尻を下げて可能な限り柔らかく言葉を選ぶ。
「ああ、元々備蓄品の交換時期も近くなっていたからな
美味しい料理へ私なりのお返し、という事で」
そう言うと腰を上げる。
カンナの足ならば、それ程待たずに持って来てくれるだろう。
「カンナ」
先生は今にも駆け出そうとするカンナの肩をぽんぽんと叩く。
「はい?」
「ありがとう、助かったよ」
耳元でそう囁くと、優しく感が頭を撫でる。
驚いたようにケモミミが跳ねるが、何回か撫でられると弛緩したように左右へぺたりと倒れる。
「い、いえ……何度も言いますが、料理への正当な報酬としてです
決して先生を贔屓している訳では…」
「それでも、カンナのお陰で助かったからね…ありがとう」
しばらく頬を染めながら撫でられていたカンナは、ユウカの咳払いで我を取り戻し慌てて駆け出して行った。
こうして、どうにか炭水化物を手に入れた先生とアルはなんとかこの日はお腹いっぱいになれたのであった。
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〜今回の食材〜
食材名:カラシナ(セイヨウカラシナ)
入手難度:非常に容易(全国に分布)
食味:生食では特徴的な辛味があり、サラダ等に適用するが野草特有の苦味もある
調理の手間:簡単
歩留まり:ほぼ100%(花や茎、葉も食せる)
栄養:βカロテン、カルシウム、葉酸、カリウム等を含む(しかし、毒素も含む為多食は避ける事)
総合評価:野菜としても扱われるだけに美味
食材名:ハマダイコン
入手難度:非常に容易(全国に分布)
食味:生食では鮮烈な辛味があり加熱推奨、加熱すればほのかな甘みも感じられる
調理の手間:簡単
歩留まり:ほぼ100%(花や茎、葉も食せる)
栄養:鉄分、カルシウム、ビタミンA、ビタミンC等を含む
総合評価:食味に優れ、特に豆サヤは食感も併せて楽しめる
食材名:ヨモギ
入手難度:容易(本州から九州にかけて分布)
食味:香気は良いがクセが強く調理方は限られる
調理の手間:普通(灰汁抜きは必要)
歩留まり:悪い(新芽と茎の柔らかい部分が主)
栄養:ビタミンB₁、B₂、ビタミンK等非常に多くの栄養素を含む
総合評価:ハーブの女王の名に相応しい香りがある、ヨモギ団子等で気軽に味わえる為食べてみるハードルは低い
食材名:葛(クズ)
入手難度:容易(北海道から九州にかけて分布)
食味:新芽は豆類に似た風味と僅かな苦味がある
調理の手間:少し手間(短い毛が口に残る為、皮を剥く必要がある)
歩留まり:普通(花や新芽、根からは葛粉などが採れる)
栄養:炭水化物、イソフラボン、サポニン等を含む
総合評価:有名な漢方『葛根湯』の原料だけあり栄養豊富、新芽は味というより食感を楽しむ