キヴォトスの若鷲(エグロン) 作:シャーレフュージリア連隊員
switch2と6PVやデカグラマトン新章どちらが先になるんですかね?
創設から約3か月、先生はシャーレを名乗り連邦に独立戦争を……じゃない!アニメじゃなくて……。
宣言と約束通り彼は砂漠で都市であちこちで大暴れしました。
前に言ったアビドス砂漠の問題。環境破壊と難民流出と経済悪化からのスラム化に対し砂漠化の停止以外はブレーキを決め、応急処置を決めました。アビドス校舎の様にボロボロでありますが0にはしました。
治安安定化プロセスとカイザーの”歴史的なまでに”大惨敗が流石に効いたらしく、アビドス砂漠は現在のところ新市街は安定しています。
まあ郊外はヘルメット団や不良がカイザーと揉めてますが……。
「5年ぐらい前から手を入れてればもう少しましだったんだよ。ったく」
「でも借金ぐらいしか当時のアビドスも連邦生徒会も策が」
「良いか?赤字だから増税だの国債を刷るだのはどんなガキでも言えるんだ。カイザーだろうがそれ以外だかの悪徳企業何社か潰して腐敗役人シめて財産接収したりして準備金を作るんだよ」
「簡単に言ってくれますねぇ……」
「その準備金を種金にしてからが本番なんだよ、種金なんだから収入源を得れるように育てないと駄目なんだよ。そして、この種金軍備に変えると碌なことにならんからな」
「付け加えるとそこまで財政が破綻してたのに中央政府は何をしてたんだ?」
「4年以上前は私に言われても」
「どこもかしこも引継ぎが出来てないのか?よく今までカイザー以外が侵食してこなかったな」
そしてユウカさんが持って来た、無名の司祭の遺産AL-1Sことアリスの近況報告とリオ会長の動向について目を滑らせます。
個人的にはこの子が一番怖いんです、何のために隔離してたと……。
顔面に封筒を当てる形にはなりましたが、同意していただいたときにサインは頂いて居たのでフルネームは知って居たのでそれも用いて隔壁封鎖していたのに。
「最近はよくヒマリ部長と会話されてるようですが、内容までは」
「喧嘩してるように見えて仲は良さそうだからな、あの二人」
「そんな物なんですかねぇ、あっ本題ですけど試算出ましたよ!アリウス復興に関するシャーレ案」
「通りそうか?」
「でも、この予算何処から出してるんです?まさか横領じゃあ?」
「アリウスの大人からの善意の募金だよ」
「あんな連中がそんな事……自分達の罪も全部押し付けて被害者面して逃げようとしてた連中が?」
「俺が心を込めて説得したら聞いてくれたよ。貯金まで出してくれるそうだ」
アロナちゃんは木炭と釘での説得ロール何て見ても聞いてもいませんからね!
そんな思い切りよくあれこれしても……。
しかし、成果をもってもしても既存の法執行機関などが良い顔して居ません。
正確には警備局や各局のヴァルキューレ警察学校の昇格を目論む勢力が良く思いません、自分の権限や管轄侵害に声が上がるのは無理もないでしょうが……。
「鳥も熟すまでは近づかないわけですか、美味しくなってから近づきますると」
「うるせえぞスズ、これは熟成や発酵じゃなくて腐敗だ。放置のし過ぎだ!」
「そんな物の後始末させられる身からすれば皮肉や愚痴の一つも零したくなるもんですよ」
かなり生々しい皮肉ですが良く言いますねアイツ、馬鹿じゃないんですか……。
しかし随分賑やかになりましたね、持て余したので派遣武官と言う名目で左遷されてきた、パテルの頭目に多分手綱も兼ねたつもりで派遣参謀として議員を送り逆に引っ張られたり。
これで3大校そろい踏みで、そこに不履行防止など色々意味を兼ねてアリウスの姫様なども抱え込んだ大組織に。
またSRTのように官僚的争いを起こして瞬く間に自浄作用の欠いた組織になるのでしょうか?
貴方の類まれなる決断力、己の意志と理想の為に進める意志力をもってして解決できるんでしょうか。
今までとは違う方向です、只倒せばいいだけではありません。
それでもあなたは歪まず挫折せず進めますか?
【
エデン条約で決定的になったのは「シャーレに手を出すな」だった。ある意味では先生と古聖堂は
素材はクラフトチェンバーによる事実上の先生以外が立ち入れない
入居者はアリウスの教官と呼ばれた大人やそれに匹敵する犯罪者、シャーレにあるやんちゃな問題児の反省室とは物が違います。
事実上ヴァルキューレ警察学校の生活安全局に続いて公安局がシャーレと手を組むことを同意した、これにより利権と収賄でだんまりの対犯罪作戦は急激な進出がなされた。
シャーレは予算的にはフリーでは無かったが、作戦活動の柔軟性と円滑さと、なにより洗練された戦闘指揮官であり政治判断のスムーズさには誰も追いつけない先生は、犯罪者にとっては狂犬よりたちが悪かった。
カンナには首輪があり主人が居たが、先生には首輪も無く主人は自分だけで、脅迫と収賄に対してまるで怯まず、収賄側に対する返答は「M1HA戦車も買えない値段で俺を買えると考えてる。俺は戦車より怖くないと思われているらしい」と出演したラジオで語る有様。
遂に犯罪者の中で闘争と逃走本能が動き出した、スズやユウカ、幕僚数名に対する収賄も跳ねのけられた。
黒亀組は1線を超えた。
シャーレの隊員2名を事故に遭わせ”次はこれで済まさない”とメッセージを添えたのだろうが、相手が悪かった。
直ちに先生はオペレーション・テミスを発動した、シャーレは都合よく分かりやすい敵に対して躊躇しなかった。
多分先生もちょうどいい見せしめが欲しかったんでしょうね。会計担当者が数名差し押さえられたり、”奇妙なガス爆発”だかで店舗が吹き飛んで、”都合よく待機していた部隊が展開”したりして、”違法火器類が偶然発見”されたんですから。
何人かの幹部は隠遁する事で逃げようとしたが、自動車が何故か爆発する事件が起こるなどした。
報復により会計台帳やら、管理人が焼失したり散逸したり逮捕されたせいで、黒亀組は事実上その規模を縮小していきました。
かくして報復作戦で倍返し、というには些か……なんかもう滅ぼしてやれというか。
棺桶から片手だけ出てるみたいな、瀕死に追い込んで「これで今は忘れてやるよ」は惨いというか。
「潰さないんですね」
「ああ、惨めに過去を後悔するプロセスが終わるまではな。」
「エッ」
「……黒亀組で内部対立抗争が激烈化してるらしい。勝手に共食いしてるなら、見物すればいいさ」
もう殺してやれと言うのも優しさなんですね、私はそう思いました。
相手もカイザーのパクリだったんでしょうが、あれ自体かなり周到な計画や前準備が必要な訳です。
カイザーの最悪な所は最後に顔を立てるように汚職役人を売りつけた事ですし。
「何とは言わんが1:10のレートでやるからな」と言ってましたが……、先生もやることがえげつない。
斯くして犯罪勢力に対する事実上の宣戦布告は完了した、しかし事態はちょっと複雑でした。
拘束された役人に連邦調停室次官級もいたのです。
『就任以来、この問題はあまりに重要かつ脅威的であり、皆さんと直接話し合う機会を必要とすると感じたのはこれが初めてです。
腐敗、汚職が私達の生活と信頼を揺るがしています、法執行官や矯正局、司法制度は限界へ近づき、社会へのコストは増大しています。
そうです、腐敗と汚職が我々の力を蝕む悪性腫瘍なのです。』
室外では一部役員がざわついた声をあげている。
『誰に責任があるのでしょうか。
はっきり言いましょう、汚職役人、腐敗した企業、そして見て見ぬふりをする全ての人です。
本日、シャーレは新しく、対犯罪戦略方針を公表します。
各自治区、組織、企業、ヴァルキューレの法執行官などの専門家との話し合い、ドロップアウトした生徒たちとも話し合いました。
過去の連邦の犯罪対策に関してもです。成功した事、そして何が上手く行かなかったかということも。』
先生の目がぎらついたものへ変わる。
『あまりにも頻繁な失敗は、連邦と各学園が生産や密輸や需要に対する戦いの中で、縄張り争いした事に原因があります。
しかし、それでは戦いには勝てません。
チームワーク、それこそが長引く犯罪との闘いへの最高の手段です。
包括的な対犯罪作戦計画はまず第一に、法執行機関への増額です。
財務室長との会議の結果、緊急援助としての20億5千万は有効に活用され、5か年の段階的増強計画を推進します。』
静かだが響くように、先生は演説台を叩いた。
『我々は全ての犯罪者に警告する。
ゲームのルールは変更されたのだと。
支援を求める自治区に適切な支援を。要請があれば我々は適切な資源を提供し、陸海空で取り締まりの増強を行う。
資金の追求。資金の洗浄を断固として許さず、ヒラだろうがキングピンだろうが関係無しで叩き潰す。
そして最後に、私たちは諸君の、あなたの助けを必要としているという事を知っていてほしい』
静かに諭す様な声だ。
『もしもあなたの友人、家族、クラスメイトが助けを必要としてるなら、善きサマリア人として、目を背けず、皆さんの助力が必要です。
根気と努力と長い時間がかかります。勝利と言う先は長く険しい道だけが続きます。しかし知っていて欲しい。
勝利が勝利を生むのです、我々は小さな勝利を積み重ねてきました。
”団結すれば勝つ”。
地域で、ブロックで、一人一人が勝つことが大事なのです。
困難な努力ですが、団結してこれを撥ね退けられれば、小さな1歩を踏み出せば我々は勝利する。』
先生は談話でそう告げた。時代の潮流が変わり始めました。*1
【良く訓練された猟犬】
しかし、まぁ、重武装化してしまったと思いますよ。
アビドスに演習場まで作って本当に大丈夫なんでしょうか?アビドス一同との契約書では「基本的に借りているだけである」と書いてますが、これだって「基地を攻撃されたらアビドスが自動参戦するってコトですよね」とアヤネちゃんにバレてましたし。
先生は笑顔で「正解!」と返してましたが。でも土地借用の代金は出しているのでアビドス側にも利益があるんですよね。
アリウススクワッドを完全に自分の指揮下においちゃったし、言葉遊びで色々誤魔化してますが、仮想敵皆「辺境勢力が中央へ圧力強めてる!」と顔青くしてますし。
別にここまでできると思っていなくて少し悔しいとか思ってるわけではありませんよ。
復員省に炊き出し、暴徒に厳しいからその辺にも厳しいのかと思いましたが、「犯罪って最大の理由は暇だかららしいぞ」と返されて納得しました。
誰から聞いたんですと聞いたんですけど、すごい嫌そうに「昔の部下」と言われて、ああと納得です。
この先生がすっごい嫌そうな顔をするって何したんでしょうね。そんな人私も部下に欲しくないです!
リンちゃんも大変そうだなぁ。
まあ日和見官僚の一部は現実の変化に目を背けてますし、本局の人間に「頼むから何もしないでくれ」と言われる側ですから仕方ないですけど。
SRTの一部がデモ?
こういう時はイチゴミルクでも飲みながらリラックスです。
ヴァルキューレの警備局や公安局戦闘不能のようですが流石はSRTですね、そうしろと誰が命じたんですか、えーっ!。
「制圧まで15分34秒、もう少し詰めたかったが俺の問題だな」
「A分隊編入最初の正式出動です、十分では?」
「カイザーやミメシスを甘く見るな、詰めれる限り詰めんと完全排除されるのは我々になる」
瞬殺ですが先生はもう少し詰めたいようです、まあ指揮部隊の慣れもあるでしょう。
クソつよ指揮官がクソつよAIの補佐でクソつよコマンド部隊率いればこんなもんです!
しかしこの人偶に地図確認なしで位置を把握してますが、電脳化でもしてるんでしょうか?
完全な生身のはずですけど。
【ぐだぐだの特殊部隊】
ロジハラも鋭利な刃物になるんですね、ボコボコにしちゃってまぁまぁ……。
真実は時として砲弾より強力な凶器足りうるんですよ!
泣いちゃってるのに「言いたいことは他にあるのかね?」とかもう。
正直”こんな認識のままのを抱えていた”という事に背筋が凍る訳ですが……。
組織や体制の言う正義とは「正しい」ではなく「強い」からなのです。否定しようがない現実です。強くない正義に誰も従わないのはゲヘナ見れば分かるでしょう。
そういう点では黒服は正論を言いました。問題は彼の前に居たのがより強かった訳です。そうして見ると中々変な感じですね。
防衛室長、お疲れ様です、お元気してますか?
貴女がカイザーに情報流したせいでアビドスでコンボイが襲われ、ツケがいまそこに居ますが謝る方が楽ですよ。
まぁやり口聞いたら許してくれる人とは思えないのは納得です。大概の大人に対して言うのが「慈悲深く選択肢を二つやる。降伏か破滅か」は正義の味方の台詞じゃないですね。
この前ゲヘナとやった要人護衛演習で縮み上がってるのでしょうか?
恐怖と衝撃が強すぎてダイナマイト漁になって居ますよね。殻にこもるのも分かりますがね。この大人今度は底引き網始めますよ。
防衛室とのあれこれは気づいてるようですが、「直轄の調査室が欲しいが露骨に過ぎる」と言って始めたのが民間不正規グループで、調査研究班を隠れ蓑にするのはどうなんでしょうか。
一回子ウサギ公園に様子を見に行って、アツコさんと出前寿司食べてましたがなんたる非道。
その後日、拳銃を向けられかけましたが見事ブロック、見事な膝蹴り。
流石に教育隊員課程じゃ無理ですよ……。
ドラム缶を欲しがっていたので下準備を始めましたが、疑問があります。
「誰が彼女たちを唆したんでしょうね」
「アホの防衛室長、それにSRTや防衛室内部の既得権益で美味しくぬくぬくしてる奴らだろ?SRTが清廉な組織じゃないんだから」
腐敗が進むのは早いですね……、上が腐ってりゃそうもなる気がしますが。*2
まあラビット小隊ですら軍需品横流しのバカが居たんだから無理ないです、
よりにもよってカイザーになんか売りやがってアイツ……。取り締まる側の装備流せばゴールド会員にもなれますよ。
「1年生が持ち出すには不自然な弾薬量、軍需将校があの面子に居ない以上どこかが仕込んでる」
「よく分かりますね、経歴書を見る限りそうですけど」
小隊長のミヤコは前衛強襲隊員課程、人が居ないからSAW担いでいるサキは法務将校課程、狙撃手のミユは偵察隊員課程で、横流しのモエは
かなりの武器弾薬でした、大半はM60タレットや訓練用の四連M2ブローニングタレットとかだとしても。
……大概がSRTの訓練設備、特にまだシャーレが回収してない施設から回収できるものです。
誰かが裏を引いてると思えるのは、FASCAMや対人障害システムです。
どうして彼女たちはメイドインアリウスや、百花繚乱の遺産を有しているのか?
誰かが彼女らを唆していた、誰かが。
「兵站管理の能力があるやつが居たらこんな食料欠乏にはならんし弾薬もコンテナから出して野ざらしにはせんだろう?飯も持たずに弾薬だけで籠城は普通におかしい」
「誰だと思います」
「モエ曰く一部は格安で売られたと言う。武器バイヤーと防衛室長、それにカイザーかな。SRTの面目完全失墜だ。中々良い手だが目立ち過ぎだな」
先生はそう言うと、情報操作で完璧な書式にまとめ上げた。
犯人には殆どふれず、最初の強制執行部隊の公然作戦は大成功した点を重視したのだ。
皮肉にもそれは仮想敵に良く刺さった、真実を知る者はデモンストレーションの戦果発表と誤認したのだ。
【高級牛肉】
先生を攫うのに成功した最初の奴が胡散臭いヒッピーのボスとはこれ如何に?
先生も思わず困惑しています。初めて見たタイプなのか悪人と言い切れない為、電話対応で漫才みたいなことをして発覚。飛び出して来たA分隊に蹴散らされましたが隊員一同困惑です。
なんなんでしょうねこの人たち、悪人なのかというとなんか違うのに善人とも言い切れない。
「ここにも普通の面白い人間が居るんだなぁ」
季節外れの凄い台風が起きて子ウサギ公園が半分水没しかけたみたいですが、こちらはアビドスの方に飛び回って大変でした。
タルヘの残骸が落ちてきた時は流石に全員退避しましたよ。燃料が残ってたら普通に危険でしたよ。
校舎はまぁええ、爆発しなかっただけましとしか。
その後子ウサギ公園でアリウスの皆さんが排水作業を手伝っていたので参加しました。
鼻水だの汚れるだのよく言いますけど雨や泥、戦闘での汚れは本当に気にしませんねこの大人。
「汚れる場所に行って汚れるのは当たり前だろ」とか言われましたが、昔の話を聞くと雨は心底嫌なんでしょうね。
しかしそりを用意してたり、小器用なことは良くしてますよ。
手掘りで勲章作ったり針と糸で円を描きますし。
帰った後お風呂で残った仕事をしようとしてユウカさんに怒られてましたが、「濡れないから良いだろ」「ワイン迄開けちゃって何してるんですか」とイロハさんまで呆れる始末。
顔を赤くしたミカさんの「仕事人間……」という言葉が一番適切かもしれません。
「心も体も温めながら今日のタスク終わらせるのが何が駄目なんだよ」は通用しないのでは?
その日は問答無用で早寝させられてました。「一日一時間以上眠れて疲れも取れてるから俺は健康だよ!」は言い訳になるとでも?
翌日交代前の会計さんが凄い顔で新聞を睨んでいて、内容を聞くと朝風呂とエスプレッソ飲んでご機嫌だった機嫌が一気に吹き飛びました。
カステラとか買ってくれる約束は……?事が済んだら?ですよねー、はぁぁ……少し憂鬱です。
許すまじ防衛室長とカイザーめ!
フィリバスター何て使われたら皆キレるだろうなぁ、私もこれされたらテーブル叩いてますよ。
この人は直轄の部下に持ちたくないなぁ……、リンちゃんファイトです!ここから応援してますよ!
最近「お前連邦生徒会の役員の人柄について詳しいな?」と聞かれオシントやシギントを一括処理してるのが誰ですか?情報は専門ですからと誤魔化しましたが、かなり良い言い訳でしたね。
丁度その時休暇になってた、アリウススクワッドの皆さんにお札束渡して「これで公園でバーベキューでもして来い。ウサギに見せびらかしてやれ」とか言ってサオリさん辺りは首を傾げてましたが、「リーダー、これで好きなもの一杯食べれるんですよね!」この一言で出発、1時間しない内に大騒ぎです。
ああ、写真まで撮っちゃった。
気象監視カメラからリンクして見ていたようですが、それとなくクロノスへ映像をリークさせています。
でも何とか子ウサギ公園がツキジのネギトロ工場みたいにならなくて済みました。
良い笑顔で工務部の部長さんに連絡とってますし、アビドスの方に20時から翌1時まで屋台の空きがあったぞ?とかなんか仕込み始めてますし。
デモの許可取り始めてるし……
「これから忙しくいい日になるよな!アロナさん」って言われてもヘケッっと返せばいいんですか?
このまま子ウサギ公園行くんですか!?
気の毒な被害者の保護のためって……、物は言いようだなぁ……?
なんというか、最初にミヤコを駒として便利使いしようとしたのが誰かは知りませんが、駒を倒して再利用してますね。
【BLACK OPS & Rabbit Ops】
そのまま子ウサギ公園の現場確認に行っての帰り道。
稲荷寿司の歩き売りをしている方が居ましたが、スーパーAIと先生は騙せませんよ、貴女の着物の着こなしの裏に隠れているカスタムされたM45自動拳銃、インナーベルトの着方も分かります。
先生も役者と言うか、気づいた素振りを見せていません。
軽い談笑、商品を買いながら「家の会計も旨いっていってたよ」とか言っての帰り道。
自販機近くの交通用ミラー見ながら、缶コーヒーを開けて確信を得ていました。
私服なのに妙に動きが硬いのが居ますねえ。
「アロナ、堅気じゃないお友達が居るか?」
「カスタムM45拳銃です、特務好みですね」
「尻尾が見えたか」
急に怖いこと言うんだからこの大人……。
「毎回家ばっかり爆弾抱えて戦うのはあれだよな?」
「はぁ」
「偶には向こうに爆弾抱えて貰おうとか思うんだが」
曰く、防衛室の連中も一枚岩ではなく、そこにカイザーや警備局が絡んでややこしくなっている。
だから、相互不信の種は植えやすいと。
「だが、フラットで素直な意見も聞きたい。今はどうあっても教職だしな」*3
そう言って会計さんに意見を求めた。
ユウカさんは事実素直な意見を述べ、正しい道を示した。
ナイスブレーキです、この大人にトロッコ問題出しても伏線ドリフトで引き潰して運航会社潰しに行こうとか言うタイプですよ。
最近本当に色々楔などが増えて居なければ、何したもんだか……。
ヴァルキューレ本館を穴あきチーズにするつもりは無いそうで安心です。
無論作戦後の点から見ての考慮です、警察が無能力化して何していいか分からないとかもう見たくないんだよとか生々しい事言いますねあなた。*4
屋台でヒッピーと工務部の部長さんとラーメンを食べながら、雑談して準備完了。出陣です。
違法な武器使用寸前まで行くのは完全にやりすぎでしたね。明確にシャーレは武器を構えていませんでした。詰まる所火器使用の正当性は作戦の正当性と等しくなかったのですから。
「おーお、お偉いさんの見本市だぞ。暇なのかねぇ?」
暇ではないと思いますよ、一部以外は。
テレビ局まで呼んじゃってまぁ……、ここまでされたらまぁ謝るしかないですよね。
昨日の出撃とお昼からの小規模デモで疲労と消耗させて本命投入ですか。
「どうもどうも、皆様どうされました?」
捕食動物が獲物を見定める様な笑顔で言われても圧にしかなりませんよ。
後ろに連れてるミレニアムの書記さん達も苦笑いしてますし。
しかし、扇動と言うか、士気を上げるのは上手いんですよね。お昼ラビット小隊に対して。
「汚した部隊旗の栄誉は行動と成果で取り返すほかない。それは今ヴァルキューレの金庫の中だ。栄光を取り戻すか、それとも市民公園で
本当ああいうのは上手いんですから、ああ会議室は喧々囂々、話は進まず踊るどころでも無い。
途中から先生は防衛室の運用と指揮円滑の失敗の批判へ、ヴァルキューレ警察学校の官僚の眼が変わりましたね。
元々警備局や公安局の官僚や一部局員が重装化、指揮権統一、自前の特殊部隊や幅広い作戦の自由行動を要求。ようやく横紙破りと侮蔑してたSRT解体で万歳してたらより面倒なのが出た。
しかしそこの部署が捜査権等で上に立つのではなく、「危ない事案は受け持ってあげるから提携しないか?」と言われると彼女らの心は揺らぐわけです。
誰だって勝ち馬に乗りたいですよね。
しかも意見と取引の意思有と開陳して、防衛室の面目を更に潰せるわけです、なんて野郎ですかこの人!
ああ先生言いたい事言い終わった後も会議は続く物だから露骨にあくびしちゃって!私も眠たいんですよ!?
そんな中で無線封鎖が解除され、突然向こうに動揺が入り、防衛室長の秘書が耳打ちをしています。
その後、向こうの役員の方々も動揺が見えます。
そして議長をやってるアオイちゃんが報告を受けた時、目を見開きせき込んだ後に水を飲み一息入れて、休憩提案が出される。
「えー。事態に進展が見込めない為、一時休憩とします。再開は15分後」
このタイミングで小休憩が提案されたと言う事は予想できることは一つ。
”HUNT”
あちゃー!やっぱり。
兎はあくまで生餌で相手がどう出るか?と垂らしてたら食いついちゃった……、見事FOX小隊が金庫のドアストッパーを外してうさちゃんを閉じ込めちゃいました。
先生は起きたものはしゃーないと言わんばかりに「おや?何かトラブルでも?防衛室長の指揮能力にお任せしますよ、越権ですからな」とか言い出した。
正直なところウサギに対する試金石なのでしょう、独自性と機転を利かせ、彼女らは戦闘をせずに逃げ切りました。
彼女らは血を流さない解決で逃げ切った訳です、実のところ戦闘は組織間ではあまり良い手段ではないのです。
戦うなら完封勝ち出来るまで勝ち切れると言いきれないなら、指揮が出来てもするべきではありません。
まして確たる責任と義務の言語化も無い者がしても意味がありません。
「正義を行うと世界の半分を怒らせる、っていうがな、怒る奴全員のせると気持ちが良いぞ」
「……誰もが貴方がそうであるように、なれやしませんよ」
「なりたい自分を手放すと人生辛いぞ、心の中の9歳児は大事にしな。」
心なしか公安局長の耳がより萎びた気がします。
いや、貴方本当に見切りを付けたら、氷より冷たい無関心叩きつけるタイプって予想が付きますけど普通はあれでも心ボコボコですよ。
後で白河の姉とコノカから少し話があるから会いに行ってやれ、最後に先生はそう告げました。
「何の話なんです?」
「自分を整理するって事さ、それは俺が出来る事じゃない。
カンナの場合はあいつ、俺が言うと逆効果になる、今じゃなくてもう少し後だよ。」
私達は局長の微かな嗚咽するような声は聞かない事にしました。
「……不器用なりに頑張る奴は好きなんだがなぁ、俺が言うと嫌みにしかならねえんだよ。アイツに寄り添う部下はいる、だから俺は新しい隣人に挨拶するよ」
そう言うと、ニヤッと笑い、公衆電話を先生が手に取る。
さり気なく合流したミサキが、ラビット小隊を連れて帰るノアさんと入れ違うように来た。
ミレニアムの変声機を起動し、回線を繋ぐ。
「自分が大物だとでも考えたか?コンストラクションの
相手は……カイザーのジェネラル⁈
中央役員会の直属特殊作戦執行部のボスじゃないですか!
個人回線の特定は確かにされてましたが……。
『貴様……』
「休暇に際しての趣味は南洋でマティーニ呑みながらヨットで、最近はクルーザーのカタログを見てるらしいな」
『お前が始めた戦争だろうが、和解の面目まで潰して挙げ句俺を脅迫するのか!?』
「金で信念まで買えると思わねえ事だ、いつかは分からないが、必ずツケは取り立ててやるからな」
ガチャンと音を立て、先生は電話を切った。
ミサキさんが「あーあやっちゃったよ……」と顔を覆っている。
先生はにこやかな顔で、のど飴を口に含んだ。
「権威と権力それと金が通じない連中は大体中道で世渡りが下手とあるが。芯が通った奴は面倒くさいんだよなあ」
「……あの小隊原隊戻らずでいいの?」
「昔の俺なら強制退去なりさせてるんだがなぁ、それにまあ、連中内心気付いてんだよ」
「何に?」
「正義は看板じゃないって事さ、連中は要するに一番都合よくすり合わせてSRT復活と言ってるが、正義は内実なのさ」
そんなもんなの?とミサキは、迎えのキャスパーMRAPへ乗り込んだ。
「それにまあ。ここまで堂々と俺に喧嘩を挑んできてんだ、張り合いがあっていい」
わっけわかないんだから、この大人。
やっぱり人選ミスったような……、今回の事件で優秀なのは認めますよ。
もう少し可愛げのある欠点があっても私をよしよししてくれる人が欲しいです。
もう一枚手紙ないかなぁ……?
甘いもの以外の癒しが欲しいです。
感想評価お待ちしてます。
毎度誤字脱字などの報告本当に助かっております、この場を借りて心の底からお礼申し上げます。
また、来週お会いしましょう!