キヴォトスの若鷲(エグロン)   作:シャーレフュージリア連隊員

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これが投稿される頃、マルクト姉さまは健在なのか?
マルクト姉さまが良レイドボス過ぎてあんたの事嫌いになれないよ、どうしてくれるんだ!

それはそうとして6PVとストーリー見てるとお姉さま自販機AIに乗っ取られそう。


新聞記事

トリニティ・エコノミー

【連邦生徒会、大混乱!】

会長失踪後の臨時生徒会組閣失敗、首都機能喪失深刻化

 

突如として連邦生徒会長が失踪し、連邦生徒会は空前絶後の大混乱に陥っている。

連邦生徒会合同庁舎群(サンクトゥムタワー)の機能が指揮権認証不可能から大混乱と化し、治安システムどころかハイランダー及び地下鉄、都市ガス機能などは完全に瓦解した。

某学園の某生徒は「ゲヘナどころかウチやトリニティすらゴミ収集車が来ない」と呟き、各所でゴミ問題や銀行機能停止が混乱を呼んでいる。

カイザーPMSCは自社資産防衛として3万人近いオートマタを臨時遠征軍として自社銀行などに展開したが、各所でカイザーの現金輸送車などが襲撃されるケースも多く、ATMは機能を停止している。

これに対しカイザーのプレジデントは「政権の治安統治能力に甚だ不安と不快感を拭えん」と苦言を呈している。

 

株式市場は軒並み開場と同時に売りが続出、経済恐慌が起きているが、臨時で運営システムを再現したハイランダー及びネフティスは減便しつつ鉄道運転を再開した。

また、ミレニアムはクローズドネットワークから売電事業を使い損失を補填、セミナーは「落ち着いて、リオ会長からの指示を待つように」と発表。

最も影響が少ないトリニティは「いつでも現金化出来る資産を有して置くことが肝要」とティーパーティー代表某氏が不適切発言し、同じく代表某氏に仕置きされる一幕があった。

 

 

クロノス・デジタル新聞速報

【首都機能回復、治安回復】

先生着任、暴動粉砕

 

昨日午後、連邦捜査部シャーレの先生が着任された。

機密事項につき本名年齢の開示は拒否されたが、連邦捜査部は直ちに治安機関と合流、タスクフォースを編成し、各所で鎮圧行動を行った。

夜間の会見にて「中庸かつ、信頼にあたる勢力として、治安の回復の為の、やむを得ない行動に出たのです」と発言。

これに対しヴァルキューレは「横紙破りの権限の越境、悪しき専横である」と苦言を呈している。

現在までのところ、逮捕者2000、制圧800ないし1200と発表。

 

 

クロノス新聞記事

【連邦捜査部、SRTを統合か?】

空白の暴力装置

 

着任した先生は基幹人員はSRTから動員する事を宣言した。

現状、SRTは発令の権限を有しているのが先生しかいない為、空白の組織である。

しかしSRTの統合という事は、謎と不透明さで批判が大きいSRTの悪評も引き継ぐ事を意味する。

連邦捜査部は機動部隊60名、警備要員120名、整備及び法務要員500余名を基幹要員とし、その編成に際してはSRTの突入小隊編成ではなく、多様な作戦環境に適応した正面戦型編成を重点としている。

 

正面展開型と言いつつ装甲戦力及びエアカバーを欠いたシャーレの機動部隊は、これまでの連邦生徒会の無策を血で贖う為の自殺部隊(スーサイドスクアッド)なのでは無いか、と言うトリニティ筋の分析も出ています。

連邦防衛室はアビドスでの治安作戦に関して何らの声明を発していませんが、連邦生徒会役員会議は派遣賛成と反対双方の怒号が飛び交い、騒乱に近い状況である。

 

 

 

トリニティ・エコノミー

【連邦捜査部、大勝利】

砂漠に迅雷(デザートブリッツ)走る!

 

今朝の発表によると、連邦捜査部は派遣されたアビドス砂漠にて現地学園勢力支援作戦<サン・バースト>を発動。

連邦捜査部は同地域から不良学生勢力を一掃し、支援を行っていたカイザー一部社員らを拘束。

その後、現地学園へカイザーによる攻撃が同社曰く誤解から行われたが、それを反撃で粉砕した。

一部情報筋では動員されたのはクラスBの後方予備扱いの第33機械化歩兵大隊であるとされており、事実であるなら600名以上のPMSCを60数名で撃退したことになる。

詳しい被害は判明していないが、先生は公式SNSにて幾つかの画像と動画を配信した。

いまだカイザーからは何らの声明は出ていないが、慌ただしい動きは各所に見えている。

公式声明の直前、一部掲示板で情報がリークされた直後から株価が変動。

暴動以来右肩上がりのPMSC株は下落を見せ、急激ではないものの暴動以降の高騰は全て無意味になったようだ。

一部投資家筋からは「(連邦捜査部)アレは実に腹立たしい、俺の財産に響く、たかが砂漠の学園が何だというのか」と不満も出ている。

また幾つかのブラックマーケットでは、これに便乗して以前より黒い噂が絶えないカイザーの裏銀行の帳簿が盗まれたという噂から抗争が起きている模様。

 

 

万魔殿新聞

【カイザーアビドス方面隊武装解除さる】

連邦捜査部、またしても

 

連邦捜査部がまたしても戦史に例がない勝利を遂げた。

数々の捜査からカイザーのアビドス方面での不穏な動きを掴んだ連邦捜査部は、カイザーからの攻撃を撃退し、返す刀で各地の現地戦力などを糾合。

マコト議長の内示から支援戦力として我がゲヘナからヒナ委員長が義勇兵として参加した、これは過日に起こったゲヘナ風紀委員会の越境作戦行動を連邦捜査部より"キツく"警告された事から、その踏み絵と禊として送られたと言う意見も出ている。

しかし、一部筋からはマコト議長に対してイブキ議員からの「助けてあげて」という声があったとの噂があり、双方が妥協したと言う話も聞こえる。

 

作戦の詳細に関しては先生により「まだ機密。」との事だが、本校などの支援勢力を有機的に運用し、複合部隊として運用した事による勝利だと先生は語る。

また、移送前に話を伺えたカイザー理事は「温い停滞の中で味わえなかったドーンと来てガシャーンとやられる感覚、そら(俺の全力じゃ)そう(追いつけん)よ」と答える一幕もあった。

カイザー本社は秘密裏に使者を送り、交渉をしていると言う噂があるが真実は不明である。

 

 

ミレニアム・トゥデイ

【WAR!】

最新テクノロジーと先生による戦技

 

連邦捜査部の大勝利、その陰にミレニアムからの援助機材があった事は本校一部生徒の耳には入っている。

連邦捜査部に対して幾つかの機材を格安で(ほぼ無償とすら言える)譲渡した事に関し、リオ会長は「投資は機を見て即座にやるものです。」と短くコメント。

本校がなぜそこまで連邦捜査部を支援しているのかについてはセミナーからあまり意見声明は出ていないが、ヴェリタス某部長曰く「この超(中略)みたいに目立つ人がいると、リオは隠れるの楽ですよね」と述べている。

連邦捜査部の戦技は浅学な本誌編集・製作一同ではあまりにも理解が出来ないが、その一端が見えた。

要するに先生の戦技とは素早く、果敢に、なのである。

 

こうした戦技を支えるには高度なC4Iが必須であり、我が校のセミナー保安要員のランドウォーリアーシステム以外に実現できているケースは少ない。

ゲヘナとトリニティは規模が大きすぎており、百鬼夜行は予算計画が破綻している。

連邦捜査部がどのように実現しているか、それについては「ノーコメント」と返されたが、恐らくこの真実はカイザーも知らないだろう。

恐るべき事に、我々のビッグシスターですら知らないかも知れない。

未知を既知に変える事はできるか?

 

 

ブラックマーケットのゴロ新聞

【エデン条約に連邦捜査部参加?】

2度と来るな

 

またしても悪政と暴虐の先生率いる連邦捜査部は舐めた事を始めた。

各所で行く先々のブラックマーケットを襲撃するどころか、公安局の狂犬と連んで悪さを続けているが、連邦捜査部がエデン条約に参加すると発表が出た。

これまでも突然の襲撃、脅迫に近いまでの監視、謂れの無い別件逮捕の推奨、48時間の拘束権限の悪用と散々に我々の事を苦しめてきた。

その連邦捜査部がついに三大校の政治に口を挟むという事は、即ち親の言い分すら聞かないと言う事である。

この様な勢力を自由にさせる連邦生徒会はもはや支配統治体制の形骸化著しく、一体どの面をして統治機構の賢明さを証明するのか、どうして我々を規制するのか、全くもって理解できない。

この様な惨劇をなくすためにも、ともかく政権交代だ。

まずは、選挙を始めさせよう。

 

 

トリニティ・エコノミー

【百合園代表、何処に?】

いまだ各代表の言葉はなし。

 

ティーパーティーは知っての通り三頭政治で行われている。

しかし、本紙新聞編集部は過去数週間にわたり、百合園代表を確認出来ていない。

以前より百合園代表との親交のある本紙経済担当記者の定例取材も「諸事情」から分派の者より中止、とだけ説明されたのみである。

独自に調査を進めた所、百合園氏の生活する屋敷には僅かに使用人が数名残るばかりで、百合園氏のスポーツカーを目撃した者も居らず、取材陣は全く痕跡を掴めなかった。

残る二つの分派の代表らに取材を申し込んだが、返答は冷たく「reject」だった。

一部生徒から「最近、挙動が不審な生徒を数名見た」という声もあり、更にある生徒は「数週間前から度々、夜間に妙に規則正しい足音が聞こえる、正義実現委員会の巡回に確認を取ったがそこに居ないと言われた」と供述する。

本紙新聞記者は取材中、屋敷の付近の河川敷に最近燃やされたワンボックスを発見したが、これは何らかの陰謀なのだろうか?

少なくとも本紙記者としては、百合園代表の無事を望んでいる。

 

[上層部の命令で記事掲載をキャンセル]

 

 

ミレニアム・トゥデイ

【ミレニアム・プライス】

特別賞ゲーム開発部、第一位は特異現象捜査部が獲得

 

昨日開催されたミレニアム・プライスであるが、見事に成功をおさめた。

本日ミレニアム市街中心のドームで行われたプライス会場では、シャーレ音楽分隊による記念演奏と、連邦捜査部からの出席を招き敢行。

また、今回では特別賞を設けた事に関し、久方ぶりにリオ会長本人が出席、今後もミレニアムの活動を刺激していく作品が出ることを望むと挨拶を行った。

そんな特別賞を受賞したのはゲーム開発部、ミレニアム生徒ならば一度は噂は聞いたあの部活動である。

最近巷で噂の某新人部員をスカウトしたことを皮切りに、古典RPGで新進気鋭を競うミレニアム・プライスへ参戦というアバンギャルドな行為を見事敢行すると言う度胸の大きさは流石に特別賞受賞の気風。

制作されたテイルズ・サーガ・クロニクル2は、一見単純なRPGのようであるが、危機に応じて団結出来ない諸国家を勇者が駆けずり回って一つへ纏めていくと言う王道のストーリーで、それまでの功績によってラスボス戦が変わると言う大胆な試み。

制作の監修に先生を呼ぶと言う奇想天外さは他の追随を全く許さない。

 

第一位を飾ったのは特異現象捜査部のVRフルサイズで見れるビナーくん、なんと脅威の1:1スケールと言う度し難いもの。

これまでの観測記録映像をもとに制作された流石の全知と言うべき臨場感は、体験コーナーの観衆の度肝を抜いた。

今回もやはりいきなり登場するリオ会長に、やはり痴話喧嘩を始めるヒマリ部長の終幕後の光景も目撃され、イベントは賑やかに終了した。

 

 

クロノス新聞記事

【合同警備本部始動】

シャーレ、要人警護部隊新設

 

連邦生徒会防衛室は会見でシャーレによる合同警備本部新設を宣言、統合化された合同組織による双方の歩み寄りを期待するとカヤ室長は語った。

カヤ室長は「あくまでもエデン条約に向けた合同組織を作るまでの、前身組織の仲介に過ぎない」として連邦捜査部を弁護しつつも、本紙記者らによる「なんら掣肘と制御不可能ではないか」と言う質問には答えず会見を打ち切った。

一部筋によると連邦捜査部は要人警護部隊を新設、戦闘時における要人防衛と指揮統制の維持を図るとしている。

充当される人員としてSRT生徒が選抜されたと言う話も流れており、先生は「大丈夫です、心配しなくても式典当日に全部見れます」と取材に笑顔で返答した。

こうした連邦捜査部の独断専行的拡大は、シビリアンコントロールの強い逸脱ではないのだろうか?

無論、シビリアンが活動している場合のみこれを言うのだが……。

 

[連邦生徒会から検閲が入った、反連邦表現を削れとの事]

メモ:機能してるって言うんならテメェで式典やれと書かないだけ感謝して欲しいのだけど

 

 

トリニティ・エコノミー

【戒厳令】

深夜に発令された謎の戒厳令

 

昨晩発生した謎の戒厳令は今朝終了し、各部隊は帰営を開始した。

一体誰が、どの様に、どうしてこの様な事を始めたのか、今のところなんらの発表もない。

治安と秩序の維持のためとして連邦捜査部からの部隊が展開したと言う情報も出ており、一部SNSではブラックホークの目撃情報も上がっている。

知っての通りUH-60ブラックホークは連邦組織が好む輸送ヘリコプターであり、私的に保有しているのはS-70やZ-20などを有するカイザーPMSCほどで、カイザーはトリニティにあまり食い込めていないのが現状である以上出動すると思えない。

また、深夜に先生が移動しているのを見たと言う声と、裏門での爆発が起こった事、トリニティではないトラックの残骸が回収されて行ったことが観測されている。

シャーレはこの件に関し、「対テロ作戦による協力を行ったに過ぎない、我々はなんら関与をしていない」と正式に表明、真実であるならそれで良いのだが、不安が残る。

 

 

クロノス新聞記事

【戦争だ!】

式典会場に巡航ミサイル攻撃、「断固として、躊躇せず膺懲あるのみ!」と宣言

 

昨日午前、エデン条約式典に対し数発の巡航ミサイル攻撃が行われた。

これまでのシャーレの発表によると、半径400ないし600mの建物が倒壊または破損し、多数の損害が出た模様。

また、一部反連邦勢力は敵性勢力を浸透させ地上戦が展開された。

この攻撃の影響で一時通信網は麻痺し、連邦捜査部の緊急ラジオ放送のみが情報源となった。

これまでに判明している所では、現在連邦捜査部は反転攻勢に移り、敵性勢力を鎮圧に移っているが、今回この様な反連邦的行動に出たのはシャーレが以前から捜査対象としていた反社会的テロ組織ゲマトリアと呼ばれるテログループであると確認されている。

このテログループはアリウスと言うトリニティ分派地域を占拠し、都合の良い様に洗脳して反連邦勢力に仕立て上げようとした本物の屑であり、今回もどのみち拉致と誘拐が好きなテロ組織の仕業だと先生は述べている。

統合された警備本部は今回の有事において極めて効果的に活動し、ヴァルキューレ公安局と生活安全局による危険地域の緊急封鎖や検問による不審者の事前拘束などもあり、連邦捜査部の統合された指揮運用は事態を短期間で終結させた。

連邦捜査部の発表によると、敵性勢力はおよそ戦車3個ないし4個中隊、軽歩兵大隊1個を基幹とした部隊で、その多くは扱いが粗悪な強制動員であると確認されており、現在投降者の中から情報を集めている模様。

 

即座に敵性勢力を組織的抵抗が不可能な状態にすると、連邦捜査部は即時反転攻勢を決断。

アリウスへの突入を開始した。

これに先立つラジオでの発言に於いて「この武力行使が必要なのか、と言う人達もいるでしょう。私ははっきり言っておく、必要だ。直ちに遅滞なく武力行使する事により救われる生命もあるのだ。」と述べた。

これに対し連邦生徒会緊急会議はなんらの発表もしていない。

 

 

アリウス・デイリー(ガリ版刷り)

ベアトリーチェ失脚(victory)!新体制万歳!】

神の恩寵と正義に感謝を。

 

数日に渡る掃討作戦も終わり、ベアトリーチェ政権はその主要人物のほとんどを失って組織的抵抗は崩壊した。

各所で政権軍から脱走して投降する生徒や、自分たちで教官たちを捕らえて引き渡す光景が相次ぎ、ポルタパシス広場では脱ぎ捨てられたアリウスの上着類や教官らの腕章があちこちに転がっている。

ベアトリーチェの無謀な遠征の失敗は自己の破滅であった事は、神の正義と御心は常にそばにあると言う事であると特別ミサに於いて"先生"は語る。

少なくとも我々にはマシな大人が来たと言う事なのか、それともこの大人は蛇であるのか、我々は時間をかけて判断するべきなのだろう。

無論まともな配給を整えようとしているだけマトモと言うのは事実その通りであり、少なくともアツコ新生徒会長は正当性があるのと、正義が少なくとも実現されたのだから満足とは言える。

派遣部隊臨時司令官の白河スズ氏はトレウ通りでの臨時配給所開設を宣言し、「少なくとも、二週間は生活インフラ再建のため連邦捜査部の指揮下の部隊が駐屯する」と述べ、その後は段階的に停戦監視部隊と再定住計画に基づき復興を進める事を発表した。

 

 

トリニティ・エコノミー

【ゲマトリア、惨敗!】

過去の問題噴出

 

先のエデン条約における攻撃以降、連邦捜査部のアリウス平和維持作戦は続いている。

ゲマトリア及びその構成員の指名手配、さらに無条件逮捕及び必要な場合に於ける致死的武力措置の特別認可も正式に発令され、連邦捜査部は断固として反連邦組織を解体すると宣言している。

だが一番問題となったのは"解放"されたアリウスの事である。

シャーレ正式発表において、百合園氏の行方不明問題がゲマトリアの陰謀である事と、快復を発表された。これ自体は嬉しい事と言えるし、本紙記者一同歓喜している。

しかしながらアリウスの追放そのもの自体がトリニティの正当性を強く否定しているのは事実であり、そもそもこの政治体制そのものに問題があると言う点も強く露出したのが先の事件の戦訓である。

一部一年生らからは「そもそも貴族政治というが連中に何がわかるのか」と言う声や「分派と利権の声でなく、学園のための声は聞けないのか?」と批判も強く出ている。

特に安全保障に関しては聖園代表当人自身が「この様に二分化されてる時点で問題ではないのか」と動議を提出し、第一回査問会が騒乱状態となり慌てて正義実現委員会により鎮圧された。

 

第二回査問会に於いては証人及び弁護人も兼ねた先生が参加、やはりその発言により荒れはしたものの、何らの正当性ある批判が成立しなかったが為に査問会は終了した。

これに対し桐藤氏は「(茶会が政治体制で無かろうと)トリニティはトリニティでしょう?まさか我々3人だけがトリニティとでも」と述べており、おそらく遠くないうちに派閥間政治の統廃合が開始されると思われる。

また、シスターフッドの代表である歌住氏は取材に対して「(アリウスでも)同じ信徒である以上、隣人を助けるべきでは?」と答え、シャーレと正式打ち合わせを始めていると返答した。

同じく救護騎士団は連邦捜査部後衛部隊に便乗して現地医療支援テントを設置、継続的に医療支援を行なっている。

しかしながら過激派と言うべき勢力による救援部隊への攻撃も幾つか発生しており、連邦捜査部の指揮下で活動中のゲヘナ・トリニティ各部隊はまだまだ苦難が続くと思われる。

 

 

ミレニアム・トゥデイ

【アリウス復興計画支援に本校全面協力】

人道支援に活躍する我らが母校の超技術!

 

リオ会長は定例会議に於いて、シャーレに対し人道支援機材及び重機の提供を正式に宣言した。

書記の発表によると提供されるのは「各種医療機材及び電源車両800、通信システム機材8セット、電線及び電話線100キロ分、大型特殊重機AMAS3を16機」を中心とする土建及び医療機材であるとされている。

大型特殊歩行重機であるAMAS3は会長の自主製作した作業ロボットであり、重機としては廉価かつパワフルな建設機械である。

現地では早くも支援要請を受けたレッドウィンターの工務部などが人道支援作業を委託されており、彼女ら向けにも多数マニュアルを提供すると宣言している。

 

こうした動きはハイランダーによる鉄道線建設計画の動きに関連していると見られ、会長失踪以来落ち込んでいた各種取引相場は改善の傾向を示している。

いまやアリウスは各校の技術などが試されているが、理由は一つだ。

ここで優れた成果を出した者だけが将来的にアリウスと言う未開拓の市場を手にするのである。

まあ最もその為に復興が進むのであるなら、誰も困らない。

本紙としては本校の技術力がどの様に人命と生活を救うかと言う点を注目している。

我々は千年難題を解くために、まずは明日を生きねばならないのだから。

 

 

 

ゲヘナ万魔殿新聞

【シャーレに展開する本校の連絡官】

円滑で、誤解ない事態調整のため

 

本校からシャーレへ連絡官として我がパンデモニウムのイロハ氏が派遣される事が会議で決定した。

イロハ氏は取材に対するコメントで「面倒がなくて良いんじゃないですか?今後トリニティと連携する事もあるでしょうし、一々アホらしい長問答とかしなくてみんな幸せじゃないでしょうか」と返答を頂いた。

この件に関してはマコト議長にも質問したが、意外なことに「当初はヒナあたりを送りつけてやろうかと考えたが先生に駄目と言われた、我が野望を見抜いている」といつもの様子で返事を貰ったところで、イブキちゃんがイロハ氏と共に挨拶回りに出る為見送りで終了した。

今次の連絡官設置は概ねシャーレも「円滑で速やかな連携と調整が為」とし、連邦捜査部の協力に前向きに臨んでいることが伺える。

 

本紙はトリニティの連絡官として決定された派遣武官の聖園ミカ氏にもコメントを申し入れたが、ピシャリと「ノー・クエスチョン!」と返された。

代わりに、ミレニアムの非常在連絡調整官として来たセミナーの書記である生塩ノア氏に取材を申し込んだが、こちらはアポイント無しは許可出来ませんと返され無念の断念となった。

 

 

連邦捜査部公報

【第四次連邦捜査部拡大計画】

柔軟かつ率先した主導権の為の空中機動部隊保有に関して

 

今次発表の第四次防衛拡充、所謂4次防であるがその主要目標は一個空中機動化歩兵中隊の保有を前提とし、対戦車ヘリコプター飛行隊と対地攻撃ヘリコプターの保有を拡充させる構想である。

連邦捜査部はこれまで陸上戦力をまず整えて拡充したが、現在連邦捜査部の周辺環境の変化の度合いは風雲急を告げており、急迫不正の侵害に備える為に、即応部隊を有するものである。

また、今次拡張により司令部直轄の連邦捜査部法執行部隊として強制執行部隊(仮称)を創設、優れた戦技と連携を用いて大規模騒擾へ発展する前に敵性戦力を制圧、抑止する事を目的とする。

今次拡張計画終了により、現状の2個歩兵中隊を基幹とした戦闘団はSRTの完全統廃合決定から一個大隊規模戦闘団に拡張し、迅速な機動力をもってあらゆる敵性勢力に対し鉄槌を加える事が出来る即応作戦集団として編成する。

 

 

連邦捜査部公報

【エデン条約紛争、沈静化へ】

観閲式挙行

 

昨日午後、連邦捜査部はエデン条約における2度の作戦、すなわち永遠の自由作戦と不朽の自由作戦が成功し、エデン条約締結へと至った事を記念してトリニティ・ゲヘナ・連邦捜査部による合同観閲式を敢行した。

今次作戦参加部隊の威勢溢るる堂々たる大行進は、ゲヘナからは万魔殿議長親衛隊及び風紀委員会装甲擲弾兵、トリニティ正義実現委員会第1"親任"連隊、そして連邦捜査部スズ戦闘団(コンバットグループ)を始め、正式に公開されたシャーレ空中機動部隊及び、アリウス自治警察予備隊第一管区隊、ヴァルキューレ公安局及び生活安全局、そして初公開となる強制執行部隊も公開された。

空にAH-64Eとリンクス3によるカラースモークが靡く中、地上を堂々たる姿で歩いた本連邦捜査部の強制執行部隊は、その真夏日にもかかわらず汗すら流さぬ精鋭さを見せつけた。

先生直轄の重要機密ゆえ本誌で触れる事は許されないが、某シャーレ幹部は「正直なところ、まともな偵察特殊部隊が来てありがたい。楽が出来る」と発言し、先生とユウカ氏にハリセンの一撃をボーナス配給されるという一コマも。

今回、主賓として連邦生徒会室長クラス一同及びヴァルキューレ各局長、更にアビドスや山海経の商会会長など何校かの幹部を招いたが、その中にはカイザーコーポレーションのジェネラルなども招かれている。

先生は観閲式開始に際して以下のように演説を行った。

 

「今回、陸の一大ページェントと言える合同観閲式をこうして開催出来るのは喜びに耐えぬものである。

 この合同観閲式の開催は、我々連邦捜査部と、協力に尽力したすべての人々への最大の、出来うる限りの感謝と貢献を具現化したものであると本官ははっきりと明言する。

 もとより、連邦捜査部は全要員含めて600余名で始まったのを皮切りに、正義と真実と法を希求するすべての人々の熱烈な協力により、こうして此処に来た事は、本官は深い感動と感激、そして感謝の念をもはや言葉に尽くせぬほど感じている。

 先立って行われた反社会勢力ゲマトリアによる破壊工作は、過去に類を見ない一大暴挙であり、筆舌尽くし難い悪に対して正義と秩序を希求する声は必ず勝利すると言う事を示した。

 この広い世界の、溢れんばかりの世界の恩恵は一部の矮小かつ狭隘なテロリストの自由にさせる事は、すなわちすべての秩序と正義に対して背を向けると言う事であり、我々が暮らす平和と安寧を根底から覆す事を意味する。

 これからも我々は断固としてあらゆる脅威に対し立ち向かっていく中で、諸氏らの協力に感謝する」

 

 

カイザースポーツ新聞

【ブラックマーケットで相次ぐ怪事件】

シャーレは「安全基準違反が原因」と主張

 

先週来幾つかのブラックマーケットにて事務所などで原因不明のガス爆発が突如として相次いだ。

賢明なる読者諸氏にはお分かりだろうが、爆発した事務所は黒亀組と呼ばれる集団の事務所で、幾つかの事件に関与していると言われている。

連邦捜査部は現在の所「ブラックマーケットの規制も調査もされてない安全基準が原因だ」として、爆発直後から地域を封鎖した。

周辺住民には「ガス漏れの危険があるので出ないように」と放送されたが、数名の住民は「消音器の銃声が聞こえた」と証言しているが、詳しい証言は拒否された。

翌日には連邦捜査部正式声明にて「違法銃火器が発見」されたが、これは先生が突然人体発火ショーの才能にでも目覚めたのだろうか?

 

 

クロノス新聞記事

【秘密のベールを脱ぐ特殊部隊】

初めての正式出動

 

昨日、子ウサギ公園で発生した小規模なグループによる戦闘に対してシャーレは特殊部隊を投入した。

この投入された部隊は先生直轄となる強制執行部隊であり、通常のシャーレ部隊とは運用方針が違うとされている。

投入された特殊部隊は20分以内に反抗勢力を鎮圧し、状況は終了した。

これまでシャーレに関しての作戦指揮活動は良くも悪くもどんぶり勘定と言う評判が強かったが、精密かつ緻密な一撃を今回披露した。

こうした特殊部隊は高度に複雑化しやすい事件への対応を高め、飛躍的に効果をあげるでしょうと先生は本紙記者に語る。

一方で最初動対応に出動したヴァルキューレ警察学校に対しては「指揮官レベルで硬直化している」と苦言も出ており、突入マニュアルや方法の見直しが必要ではないかと声も出ている。

とある連邦捜査部幹部は「しょうがないんだよ、ヴァルキューレ警察学校が無能とは言わないが、運用レベルの前に問題があるんだから」と語った。

 

 

 

トリニティ・エコノミー

【SRT完全統合】

シャーレ拡大

 

SRTが正式に統廃合された事からシャーレは名実ともにSRTを呑み込んだ。

もとより指揮権の曖昧さ、明確な仮想敵もなく力を蓄えさせるという方針については、以前から否定的な論調が強かったSRTだが、これにて完全に解体されることとなった。

言わば通常警察よりも上にある組織、思想警察などに近いSRTは存在自体について「そもそも違法だろう」と述べられてきた。今度は連邦捜査部となったが問題は山積していると言える。

知っての通り連邦捜査部自体も指揮権は不明瞭な点が多く、その正当性は訝しむる点も多々ある。

これに関しては先生本人ですら認めており、ラジオに出演した際は「だからあちこちで顔を売っているのですよ」と語った。

誰からも認知と理解と明確な敵の無い鬼子が、本当に峻険な正義の守護者として変わる事が出来るのだろうか?

 

 

 

連邦捜査部公報

【災害出動】

アビドスでの異常気象に際して

 

昨日連邦捜査部アビドス方面隊は同活動地域における災害出動を実行。

暴風雨による洪水対策などを現地学園に協力して行いました。

アビドスでは長引く異常気象が深刻な問題を生み出しており、これまでも雹が降るなどの異常気象が群発の傾向を見せています。

 

 

 

トリニティ・エコノミー

【カイザー・コンストラクション、子ウサギ公園一帯全面再開発】

DUでの難民や失業者流入対策か?

 

連邦生徒会建設室は予定通り入札に則りカイザー・コンストラクションに子ウサギ公園の全面再開発を許可した。

以前に地下鉄で事業買収に先んじられたカイザーだが、ネフティスの一歩先を今回は制したことになる。

今回再開発計画を開始した事にカイザー側は「大きく用地を再開発し、利便性豊かな総合モールなどの建設を行い、周辺地域を活性化させる」と表明した。

ただ一部投資家筋からは「採算とれるか怪しくないか?」という訝しむ声や、「投機対象とするにはやや官庁街に近いように思える」と計画に訝しむ者も出ています。

今回の再開発は連邦生徒会による増え始めたDUへの失業者流入に対する対策ではないか、とする声もあり、こうした再開発で何を建てるのか立案されているのかと言う点に疑問点が出ています。

 

 

 

連邦捜査部公報

【災害展開時拠点としての子ウサギ公園開発及び利用】

起こりうる災害に備えたハブ構想

 

今次子ウサギ公園における再開発参入は、災害出動時におけるハブ拠点並びに、都市災害下における展開時指揮機能を高める事を念頭とし、我々連邦捜査部はより優れた活動へ努力しています。

こうした災害時拠点を保有する事は市民生活の支援に貢献し、かつ大きな経済的効果を発揮する事が期待されます。

 

 

 

クロノス新聞記事

【子ウサギ公園強制排除失敗】

連邦捜査部、ヴァルキューレ警察学校へ全面抗議

 

昨日インターネットでリークされた映像では子ウサギ公園での強制排除に乗り出すヴァルキューレ警察学校と、それに対して抗議する連邦捜査部生徒らの記録がアップされた。

連邦捜査部は公式声明で「斯様な行為を見過ごすわけにはいかない、強い抗議をせざるを得ない」とし、連邦防衛室などに対して「このような不祥事が発生するような指揮・運用体制とは何事か」と抗議文が直接手渡しされた。

一部消息筋ではカイザーに対する内部リベートでは無いのかという声も上がっているが、これに関しては連邦捜査部は「ノーコメント!」とだけ述べている。

抗議デモに対する展開中に警察車両が事故を起こした件でもヴァルキューレ警察学校は厳しい非難の目を向けられているが、連邦捜査部は「そもそも防衛室はしっかり統括して指導できているのか」と厳しい論調で防衛室を非難した。

同時に、連邦捜査部は「指揮統括の効率化」として連邦捜査部から支援をヴァルキューレ警察学校に展開する事を発表した。

 

 

 

ミレニアム・トゥデイ

【ヴェリタス部室大爆発!】

連邦捜査部とセミナーにより人命への被害なし

 

暴走ロボットに対して調査していたヴェリタスの部室が、謎の大爆発を遂げた。

幸いヴェリタス部員一同は手早く警戒警報を発令避難し、事なきを得た。

爆発後緊急展開部隊が同地域を封鎖し、連邦捜査部と合同で確認作業を行った。

リオ会長はこの件に関し「手早く通報する事が肝要、専門家に早めに委ねる事が正しい選択」と述べた。

爆発の原因は不明だが、暴走したロボットの調査中に間違った操作をした可能性があるとして、リオ会長は証人から聞きこんでいると発表している。

 

 

 

カイザー・スポーツ新聞

【デカグラマトン総進撃!】

いったいどうして活発に?

 

 

連邦捜査部はデカグラマトンとの交戦があった事を発表した。

公式発表曰く、ミレニアムへの攻撃を企図したデカグラマトンの”ビナー”、”ケセド”、”ケテル”の3体と交戦した。

デカグラマトンの攻撃は撃退されたが、一方で戦闘地域一帯は陥没危険地域として封鎖が決定された。

荒涼としたミレニアムの郊外の辺境であるため、経済的影響は乏しいが、いったい何を狙っていたかは不明である。

 

 

 

クロノス新聞記事(ガリ版刷り)

【侵略だ!】

DUで市街戦

 

深夜より戒厳令下の様相を呈していたDUであるが、状況はより混迷を色濃くしている。

現在午前3時までの情報によれば連邦生徒会合同庁舎群(サンクトゥムタワー)及びヴァルキューレ警察学校本館、さらに本クロノス学園のシラトリ放送会館及びハイランダー鉄道学園運輸総合司令部など官庁街は概ね制圧されたと推測されている。

連邦捜査部本庁舎は詳細は不明だが、銃声が鳴りやまないのを見るに未だ抵抗していると思われる。

この事態に対し各学園では独自行動が始まり、判明している限り3大学園は全て行動に出ている。

また各所で不良生徒やヘルメット団が戒厳に武装決起し、各所で民兵が活動を始めている。

ある生徒は「侵略何ぞ許して溜まるか、あたいらのシマやぞ」と熱く語った。

 

現在臨時連邦捜査部司令官となった白河スズ氏は「徹底抗戦あるのみ」と短く返答した。

 

 

連邦捜査部緊急報

【非常事態】

指揮権は臨時に連邦捜査部へ移行

 

以下のメッセージは連邦捜査部の命令の下、全地域へ放送されます。

DU標準時刻9時15分現在、未知の種類の災害が発生、さまざまな被害と混乱が発生し、電力及び通信システムへ障害が生じています。

連邦捜査部は事態を終結し秩序を回復させるため、各学園及び公的機関の指揮権を連邦捜査部が管制します。

全ての住民は警察、または学園治安勢力か連邦捜査部の指示に従い行動してください。

全ての住民及び生徒は、連邦捜査部が発表している地図を確認し、危険地域から半径75キロ周囲から退去してください。

手荷物は1人1つのみです。

身分証は手放さず、リュックサックを使用し、医薬品、食糧、着替え、懐中電灯、ラジオ、電池などを必ず詰めて下さい。

本などの容積を圧迫する物や不必要な私物、重い物は全て放棄してください。

避難の支援の為、命令と委託をされた部隊が展開し、即時避難を行わせます。

また、避難路は地元当局の指示に従い、車両による個人での避難は当局の許可がない限り避けてください。

 

これはテストではありません。

確認されている未知の敵対勢力は非常に危険です、敵対勢力は未知の手段で出現しています、各自は個人自衛火器を所持してください。

軍事訓練、武器訓練、それに類する訓練を受けた人員は、最寄りの連邦捜査部隊員または地元当局へ出頭して下さい。臨時に徴兵します。

今後も連邦捜査部は周波数帯AM740で放送を続けます。

 

指示に従わない場合、非常事態下に於いては人身保護令は適用されません。

速やかな略式による逮捕、起訴、執行が許可されています。

本規則の順守は全市民の義務です。

避難が困難である場合は連絡を確保するか、壁或いは扉に避難待ちの人数を描き、地下室などに隠れて下さい。

 

 

 

ミレニアム・トゥデイ

【ポータルストーム?】

全く以て認めがたき事実

 

現在発生している事態に関して、認めたくない事実が浮かび上がってきた。

観測していた機器類のデータには未知の物質などが含まれており、恐らくあの赤い空の裂け目は、何らかのポータルであるという事が判明した。

新素材研とエンジニア部による観測UAVのデータから、この事象は言うなれば共鳴(レゾナンス)カスケードと呼ぶべき事態であると認識している。

最悪な事に、この空間亀裂は広がりを見せている。

不気味な発光体に取り付かれた戦闘ヘリコプターや謎のオートマタらしきものが歩き回っている事から、敵性勢力なのは事実なのだろう。

当初は一部の光学機器でだけ観測されていたが、いまや赤い稲妻は肉眼で目視できている。

連邦捜査部部隊などと不明勢力の断続的な交戦は午後を迎えた現在も継続されており、安全な地域と危険地域を分ける方針は未だ継続されている。

 

 

クロノス新聞記事

総力戦(トータル・ウォー)

各所で戦闘続く

 

この未知の異常事態が発生して12時間が経った。

当初はカイザーの何らかの戦闘が、恐らく全員の予期しない事態から未知の不明勢力が出現し、今や事態は混迷を深めている。

敵性勢力は光球と稲妻と共に転移し、この我々の世界へ出現しているようであるが、大規模な待ち伏せや大部隊による人海戦術などを行使している。

現在までに連邦捜査部は「戦線を安定化させ、住民保護を第一にしている」と短く声明を発しつつ、退去次第都市区画ごと熱圧爆弾などによる都市滅却で対応している。

現在までに各所で連邦捜査部が敵性勢力を排除しているが、一つの群れを倒せば二つ出るという状況で鼬ごっこが続いている。

更に幾つかの避難所でも敵との交戦が始まっている。しかし絶え間ない敵との戦闘はキルレートでは我々が未だに優位である。

円滑なC4ISRと支援攻撃の速さ、シャーレ本庁舎で指揮を継続中の先生の指揮が有効に維持されている。

完全な私服、或いは戦闘服に安全ヘルメット、簡易の戦闘装備だけを揃えた民兵などにより各所で防衛戦闘は継続されている。

 

 

 

連邦捜査部公報

敵性勢力(ホスタイル)殲滅(アニヒレート)

戦闘終結

 

本日午後、連邦捜査部は特殊作戦<オーバーロード>を発動。

特殊機材<星一号>を用いての作戦で、今次事態における敵性勢力を撃破し、今次事態を完全に終息させました。

各学園などから選抜した特別強襲部隊は、途中デカグラマトンの妨害を排し、進撃を継続。

敵性勢力の中枢へ攻撃し、各部隊の優れた連携と諸部隊一致団結の勇猛果敢な攻撃により、敵を撃滅しました。

今回の戦闘事態では多数の市民生徒諸氏の協力一致と、献身によりこの勝利はもたらされました。

 

この場を借りてお礼申し上げます。

 

 

 

 

 





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