キヴォトスの若鷲(エグロン) 作:シャーレフュージリア連隊員
とりあえず応募はしたがやる事が多い、エデン条約のあれこれでDUやらシャーレ本庁舎に往復だ。
移動時間中で遊んでいたゲヘナの野望は両陣営クリアできたが、ラウンドテーブル級強襲揚陸艦でサイドMのデカい黄金のバカみたいなデザインの建築物を占領するエンディングだ。
これで安心して出発できる。
RTS2種もシナリオモードをクリアして感想とプレイ動画送ってやったら、ヴェリタスとエンジニア部から化け物扱いされた上、ユズにもジャンルは専門外だけど凄いと言われた。
モモイに先生より無損害で早くクリアするとか言われたが、終わってからやれバカ。*1
一時シャーレに戻り身だしなみを整え、ゲヘナとトリニティの幹部級会談に参加する。
今回はまず実力組織からの次官級としてイチカ、行政組織の次官としてイロハ、全体の進行役兼ゲヘナ実力組織次官級としてアコがきた、トリニティ側で来れる奴らが少なすぎる……。ヴァルキューレの連中が困ってるぞ、会場はトリニティの古聖堂だからな。
文屋のチアキも情報畑のサツキさえ来たんだぞ本当にどうなってんだ、正実のメンバー以外見たこと無いとイチカがアコに詰められてる、確かに分かる。ハスミでさえ後ろめたそうになってたりする。
「そもそもこれは二校間の停戦と和解と言うのになんでシャーレが噛んでるんです」
「サンクトゥムタワーの帳簿合わせが得意なアホの防衛室長が押し付けたのサ」
「……貴方それでよくその白服着てますね」
「服は着ている中身の問題だろォ?まあクビに出来る人間がいないしな」
アコが呆れた奴だコイツと書類で顔を覆っていた。
そもそもだがお茶会の誰かとイロハが会って話せれば全部解決できるのだ、面倒な合同警備本部長ではなく、仲介役として話せる。
パンデモの一部も噛ませてないとヤバイと思い、イロハにアビドス並みの借金レベルで貸しを作り続けている……。
パンデモの議員共とは顔見知りに成っちまった、イブキなんて警衛隊員を顔パスしている。
イロハはめんどくさがり屋だが滅茶苦茶良い奴だ、楽をするための労力を惜しまないので話が楽だし、お勧めのゲームまで教えてくれる、誰も代表を寄こさないティーパーティは見習え。
「先生がエデン条約の会合に私を呼んだ理由がよく分かりますよ。これこのまま放置してたら家への延焼ひどそうですからね」
「イロハの賢さをお前のとこのボスにちょっと分けてやれよ」
「私がバk──役立たずになりますよ?」*2
イロハに近況の愚痴まで話す程度にはハードスケジュールだ、ノアの「頼れる人には頼って行かないと取り返しの付かないことに成りますよ」は良い警句と受取れた。
こいつ口は堅い、なによりこいつは守るべき存在がいる、奥底にあるのは愛校心か愛情だ。
「なるほど、それはそれは大変ですねぇ……」
イロハが手帳を閉じて溜息を吐く。
「頭のいい奴と致命的なすれ違いだ、起爆するとエデン条約失敗級の大事件の予感がする」*3
「物騒なこと言いますね……なるほど先生がエデン条約の締結を期日通りにしたい理由がよく分かりました」
「後これを、ゲヘナでこれを渡せるのはお前しかいない」*4
封緘文書を渡す、流石のイロハも目を開いたが、何時も通り首を振って溜息を吐いた後受け取ってくれた。
「何時どこで開けば?」
「俺が指揮不能・または式典に際し重大な問題が発生した場合、立ち合いもそこそこの立場の人間が欲しい」
「そいつは一大事ですねぇ、ですが私がこれを悪用する可能性があるとは?後の2人は?」
「お前そんな仕事熱心じゃないだろ?そしてあの二人は動きづらいが、立場的にも動きやすいだろ?」
当たり前のことを聞いてくる、だから任せた。
イロハは「サボるとは考えないんですねえ」と呆れた顔をし、受け取る。
「ご期待に応えるために当日はとっておきで出撃しますよ、ポーター任せて良いですか?」
「使え使え、条約締結までトリニティにほぼ拘束されるだろう、そちら側任せれるのが、お前とヒナしか居ない」
「では、微力を尽くすと致しましょうか、このサボりを楽しめる日常の為に」
イロハが決め顔で帽子を被りなおす、何かのサブカル呼んでるなこいつ。*5
「報酬は?」
「今度、ミレニアムのそのゲーム遊ばせてください、ゲーム開発部部室もサボりスペースに都合が良さそうですし」
そろそろゲーム開発部に戻る時間だ、最終〆切まで残り23時間、Gバスター何か探す時間で創作してればよぉ……
鏡を見る。着替えと風呂は必要だな……
フォーマル衣装に着替え部室に入る
「おかえりなさい、先生」
「よし、ユウカ、8時間の睡眠を許可する」
「ふぁい」
倒れるように眠るユウカを仮眠マットの上に置き、もう一枚からノアを起こす、丁度8~9時間だ。
「もう時間ですか、後一回ユウカちゃんと交代できるかどうかですね」
流石セミナー書記。目覚めて、軽い身支度を済ませると寝ぼけはもう消えている。
ゲーム開発部は起きるのすらあれだったのに……、セミナーは伊達じゃ無いんだなあ。
アリスは取り合ず洗濯物を運んでいた、布の扱いはヒビキから教わっているし洗濯物クエストを3回は成功させている。
ちなみに一度速乾として火炎放射器を使いかけたのは内緒だ、モモイのシャツが黒い粉になっただけだし。
アリスが洗濯に行った後、ネル部長が来た。
進捗が気になったらしい、あの来訪でスケジュールが壊れました、だと目ざめが悪いとか言っていた、義理堅い奴だ。
気にするなと言って送り出す、俺に話があるが、プライスが終わった後で良いらしい。
最後に「後で差し入れもってくるわ、がんばれよ」と激励を貰った、モモイを叩き起こすときには協力を求めよう。
ラストタイマーは予想プレイ時間だ、通しでプレイしながらバグフィックスだ!
全員で最終確認を開始する。
ドットゲームとは言え最終面が無調整でRTA走者が爆死しまくる様な事は大問題だ。
決戦のバグフィクスタイムまで後30分。俺とユズ部長以外は睡眠中だ。それでも穴を見つけて来るのがその手のプレイヤーらしいが。
またノックされる、ヴェリタスからモンエナの差し入れが、その次はエンジニア部蒸しタオル制作機だった。
次のノックはミレニアム制服で来たC&Cご一行、アリスが怖がるのでメイド服では無いらしい、心遣いが嬉しい食事の差し入れだ。
部長に「手伝えることねぇのか?」と聞かれたので、臨時で起きてもらったノアに確認すると、まだセーフらしい、此処からは精神負荷は強行行軍級だろう、C&Cなら余裕だな。
ノアに先生も休まれたら? と聞かれたが、こちとら自分の睡眠時間調整の達人だぞ、休息は取っている移動中とか一時間おきに10分寝るとかで。凄い目で見られた、何故だ!
手伝う内容と重要さの説明をC&Cに済ませると良い時間に成ったので、用意しておいたラッパを吹き慣らし、声を張り上げる。
「起き上がれ、死人共! 最終確認の時間だ!!」
各員が目を覚まし身支度を整え次第最終作業に入る。
悲鳴
怒声
驚愕
おぉ惨憺! 凄惨! また悲壮!
やはり、そして始める通しプレイと言う、マインスイープ! テストの通しプレイでC&Cは頼りになった。*6
目線が違ったりルートが変わると出てくるバグも多い。
実際プレイすると現れるシナリオの矛盾。
不親切な導線配置やフラグ、短期開発の悪影響が襲う!
当初最大の課題だった。
一番サブクエの多いプレイルートをネル部長は引き受けてくれた! 勇者だ!
30分後「ゲームのバグフィクス舐めてた……」と小さく呟いたのは聞かなかったことにした、俺もそう思う。
俺もプロジェクトリーダー業務をこなしながら、機密レベルの低い書類も消化する、書類の運搬は家の隊員だ。
DLが最速で終わるように環境の手配やバックアップの用意、プライス登録の書類の最終確認。
そう言えば、ラスボスの原案も担当したが、スペックはユズにすら「クリアさせる気あるんですか?」と言われた。SLGやRTS脳でRPGのラスボスは作るなと言う事だ、コンセプトは良かったようで再調整の上で出された。
所謂0と1の空間での世界創造は子供たちに任せる、大人の俺にできるのはこういう作業だ。
20分前
ネル部長が「あたしはコールサインダブルオーだぞ……」とタイマーストップを押した
5分前
辛勝やボロディノ一歩手前の満身創痍の中臨時集成ゲーム開発部増強連隊は、初期バージョン完成と言う最後の陣地突撃に入った! *7
3分前
作品提出完了
DLも異常なし!
「臨時集成ゲーム開発部戦隊は! 地上最強ォォォ!」
最早人事は尽くした、後は天命に委ねるしかない。
今
全てが終わった。
待機させてた打ち上げ用セットを持ち込んで貰う。
珍しく戦闘服ではなく非常にラフな作業服スタイルで、6点帽を着けたうちの隊員数名が軽く台をこさえた。
「私達も応援してるね」
「発売何時?」
「アリスちゃん可愛いから、シャーレでも歓迎だよ」
応援の言葉を貰い、アリスは満面の笑みで「がんばりました!」と返す、人の善意に善意で返せる奴は強いよなあ。
最後の言葉を言った隊員はクーラーボックスを運んできた台車に詰められて運ばれて行く。
「先生さっきのあれ、もっいっかい、頼めねぇか?」
ネル部長が言ってる奴、ああ、あれか!
「臨時集成ゲーム開発部戦隊は!」
「「「地上最強ォォォォ!!!!」」」」
勝利の後の宴会に相応しい。
「3日も待てないよ!」
「待てないじゃないよ、バカ! 急ぐ斥候は死ぬと言うことわざが」
「先生何時も、機動しろだの動け動けって言うじゃん、先手は取るべきでは」
「戦略的な意味になるのかそれ」
臨時集成ゲーム開発部戦隊で相談の結果、先行配信が決まった、民主的投票と説得である。
一番説得力があった理由がテレビから流れたリオ会長のCMだった。
≪時間。それが販売力でも、広告力でもなく、商品や製品を広げるに最適な手法≫
正直そういわれると納得せざるを得なかった。
因みに3日間無料の後100円ぐらいで売るのはどうだ? 人間は期間限定と言う言葉には弱いと学んだ成果だ。
拝金主義のプロジェクトリーダーめと罵られた、理想で飯は食えんぞ……。
「しかしよぉ、あのラスボスの強さ何だったんだ?」
ネル部長の疑問にモモイは煙草型お菓子を咥えてぶどうジュースのグラスを傾けながら言う。
「拝金主義のプロジェクトリーダーが簡悔の精神で作ったんだよチミィ」
「わけ無いだろうが! ジャンルのズレだ」
コンセプトを説明するとC&C一同に馬鹿を見る目か呆れた目で見られた、おいカリン「こんなのに、私は無力化されたのか……」とか言うの止めろ。
ネル部長に先生のジャンルならどう倒すんだよと聞かれたので。
ボスユニットと全てを切り離し連携を絶ったり、視界を奪い孤立したとこを袋叩きにしたり、砲兵で耕したりetc.
説明が終わるころには「うわぁ……」と言う目線で見られた。
「インチキユニットと同じ土俵に立つなだからな、その上での想定だ」
「じゃぁ、先生の考えたそう言うヤバいユニットって何?」
「良い質問だが、本来総合運用と各部隊の信頼が大事だからな! その上で行くとそして運用者の技量だ」
来た時ぐしゃぐしゃだった、ホワイトボードもきれいに整理されてるので、ペンを持ち。
究極的に言うとゲヘナの野望の原作アニメ「重機動メカモフングル」の主役機と同じで良い、盾と近接用武装、サイドアームで安定性を上げる。
概ねはこの前ネルがアリスに語った事だ、ああ見えてネルは戦闘に堅実である。
「当たらなきゃ、どうってことは無いんじゃないのか?」
「その理屈が通るのは最低宇宙だ、地上は何があるか分からん。唐突な気候変動や風、地面の状態、自然環境などな、ヘリは地形条件が無視できて起伏も盾に使えたりする、それでも最後にチャフフレア積むわけだ」
モモイすら真面目に聞いてくれるのは気分が良い「続き聞く?」と聞いたら「聞く」と返されたので。
此処で見たり調べた兵器類の自分へのおさらいを含めて説明した。
だから俺が担当したラスボスは「単純な打撃・砲弾」のごり押しが効く、小賢しい誘導装置とか無いから、ただまっすぐ飛ぶ、妨害は出来ない。
「だから、あんなクソボス生まれたんだぁ」
「ネルクラスの生徒が相手なら、パワードスーツですら集中防御は必須、手足は殴る蹴るはできて当然。肘の後ろに高火力装備を置いて、正面に向ける装備は面制圧攻撃が必要であるから」
ネルが呆れかえった声を上げる。
「……なぁシャーレでそんなの作ってんのか?」
「出来たらいいんだけどねえ。そこの会計に俺と責任者が吊るされるぞ! この際だから75mmで良いから野砲8門ぐらい駄目か?」
疲れ切ったユウカなら通るかもしれんと試しに聞く。
殺意が混じった眼が睨み返してきた。
「あたりまえでしょう、貴方法執行機関が町壊してどうするんですか」
ダメか。
そうげんなりしているとノアとカリンから同意する様に声が上がる。
「そうですよ、ネル部長。この大人は本気ならまずまともに戦うという選択肢を取りませんよ」
「唐辛子とか撃って来るぞ、非殺傷火器なら良いと思ってる」
「手札が無いから無理くり何とかしてるだけだ」
その通りだ、賢い子たちだ、よく理解している。
だが唐辛子弾は俺のアイデアじゃないぞ、ヒビキが「最高のピザ制作目的」で制作してたヤツを動員しただけだ。
何か話題を続けようとすると、感想が届き始めた、PCの前に臨時集成ゲーム開発部戦隊が集まる。
やがて数件の感想は、驚くべき数へなり始めていた……。
そうして、ミレニアムプライス発表日
臨時集成ゲーム開発部戦隊と野次馬共が集まった。
最終手段の荷運び対応のシャーレ隊員のおまけつきだ、彼女達は私服で居る為、傍目にはただの学生だろう。
「出番がないことを祈りますよ、あと最新作面白かったです、ラスボスは調節必須だと思いますが」などと言っていた、やっぱダメか? 良いと思うのだが。
「俺、こう言うまどろっこしい待ち嫌いなんだよな、釣りとは違うんだ」
「同感、こういう時意見会うよな」*8
モモトークを覗くと他校の知り合いまでテレビ見てますよと5,6通以上は届いた。
匿名にしておくが「DL方式って良いよね、砂漠に埋めに来る馬鹿が出なくて、感想送りたいけどプレイできる環境が無くてつらいよ~~今度、ミレニアムの水族館ツアー案内宜しくね」という内容まであった。
埋められたゲームはキヴォトスだしそのうち化けて出そうである。
注目があるのは良い事だ。後ろめたい事への最大の抑止力は第3者の視線の多さだ。
「おい、ゲーム開発部中核部隊員、戦いは最後の5分だ」
「うん」
「絶対勝てると言わないのはレアですね」
「ユウカだって手震えてるぞ」
「何とかなると良いな」
「はい」
マレンゴかワーテルローか今分かる、死人が出ないからいささか気は楽だが。
相変わらずその恰好を解説しろと言いたいコトリが壇上に立ち、珍しく挨拶は早めに終えた。
過去の栄光ある賞を輝いた数々が述べられる、「ノアのフランス語詩集」や「ユウカの円周率フルで出せるくらい凄い計算機」だの、ミレニアムらしい数々だ。
お前らそういう事もしてたのか。
『斯くして栄光ある第一位は、特異現象捜査部の制作。VRで見るフルサイズビナーくん』
TOP7位の間に、残念ながらそれは無かった。
モモイとミドリが真っ白に燃え尽きてる横で、ユズ部長が「あ、あれ」と指さす。
壇上に、リオが登壇した。
勝利宣言のつもりか。
『今回、ミレニアム・プライスは7つの作品を選出してきました』
リオ会長が片手を下げ、コトリが背景の画面を変える。
特別賞、ゲーム開発部。
どういうことだ。
『我々は実用性、その点から賞を決めてきました。しかし、実用性とはなんでしょうか? その点から今回、一つの新しい視点が必要だと思います』
リオ会長は目ざとく、ユズ部長を見つけ、呼んだ。
『そう、実用性とは、性能だけじゃないという事です。将来何を作るか、その思考の転換の一助になるのも実用性であるという事です』
リオ会長はユズに視線を合わせ、ミレニアムらしいホログラム製のトロフィーを渡した。
『今回、特別賞を新設するに至った事に皆さまご意見があるとは思います』
リオ会長が、ゆっくりと歩む。
『しかし、未知の新世界が開けた時の高揚。それが我々ミレニアムの技術者にとってどのような新地平の先への意欲を呼ぶかは、もはや語る必要もありません』
おめでとう。
そうリオ会長は最後にそう言い、ミレニアム・プライス終了を宣言した。
終わった、ようやく。
もしかしたら、リオ会長は何か心替わりでもしたのだろうか。
なら良いんだが。
リオ会長はセミナーのビル、その最上層へ続くエレベーターへ乗り込む。
隣には、車椅子にこしかけた生徒がいるのをまるで気にしてはいないようだ。
「リオ、貴女珍しくガラじゃない事を言いましたね」
「そう?」
ヒマリはにこやかに、今日のミレニアム新聞を開く。
「ええ、無機質で合理主義で機械主義者、オーグメント手前くらいの貴女が感情を語るのですから」
「そうね、それについては柄じゃないわ」
「でしたら、何故?」
リオは、言っても分かるまいと肩を竦めた。
自分が守ろうと決めた世界が、やはり美しい物だと知れたとは流石に彼女にも言えなかった。
「まあ、あの先生には分かるかもしれないわね」
「あらお熱い事、超天才病弱全知以外も欲張るのかしら?」
相変わらず訳分からないなあと、リオは悪友を見送った。
自身の部屋で、リオはパソコンを立ち上げる。
先生の何気なしの戦術講義はアリス監視中にかなり入っている、案外油断しているのか、いや、何かの政治的アクションか?
今は分からないが有効活用させてもらおう、専門家に一番大事なのは知らない事の専門家を知っておくことだ。
【次回予告】
ハンティングって物は、そりゃあ楽しいものだよねセイアちゃん。
ただし、狩る側に回らなきゃ話にならない。
たっぷりと泥水の中を這いずり回って、最後には牙をむく。
そんな活きのいい獲物に出会えれば、ハンターとしちゃあ冥利に尽きるというもの。
そうだろう。
次回「 3月に気を付けろ 」
投げられた賽は、どう落ちる。
パヴァーヌ1章は変なネタがいっぱい挟めて楽しかったです。