キヴォトスの若鷲(エグロン)   作:シャーレフュージリア連隊員

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ベレジノの橋を渡りアウステルリッツの様な勝利を求められても、手札が揃えば必然にできる男。


ミレニアムの一番長い日 後編

 

アリスたちを載せていったストライカー装甲車が遠くへ去っていく。

 出来ることを考えろ……と脳みそから情報を絞るが、出る答えは最悪である。

 あのロボは電気を勝手に吸い始めた、それだけならまあ良いだろう。

 ヴェリタスですら阻止できなかった上に、あの大爆発だ。

 駄目だ。

 危険さは頭を過るばかりだが、政治屋とのしての俺も、軍人としての俺も、最大級の警報が鳴らしてる。

 撤退した敵の位置が完全に不明の時の警報だ。

 

「どんな機械もハックできる暴走アリスがミレニアム領域に居て、しかも管理不能だと……なんてことだ」

「先生! 何言ってるんですか!!」

 

 涙目のユウカに叩かれたり、ゲーム開発部に縋られても手が浮かばない、ロシア撤退の際の浅瀬の情報が無い時みたいだ。*1

 どの事件も介入できる手札があったし作れた。

 リオがトリニティやゲヘナと組んでいる方が希望があった……。*2

 

「無料券貰いに来ましたよ」

「シャワー借りますよ」

「ミレニアム起点にして世界が終わるかもな……」

「「!?」」

 

 ユウカがなりふり構わず、ヒッピーやウサギにまで縋り始めた。*3

 そんな目で見るなスクワッド。

 そう言えばこいつ等はアツコの為*4、全てを捧げてでも戦った連中だ、多分アリスに既視感を持って居る、ゲーム開発部とユウカが泣き付けば天秤は向こうに傾く。

 

「ちくしょうそもそも物理攻撃が効くかわかんねえな、素体のアリスを見るに効く筈だが」

 

 だが撃てる手は打つ。*5

 

「ユウカ、リオがアリスを連れていきそうな場所を探せ。あれだけのやんちゃ娘を管理しようとすると偉い規模のが要るだろ」

「はい!」

 

 ユウカがシャーレの専用の偵察システムを接続する。

 おそらく既存システムと繋げたりしていない、という事は電力設備等を完全に自己完結しているはずだ。

 なまじ頭が良いから分かる。

 

「ゲーム開発部はC&Cは動けるか聞いてみろ」

「うん」

 

 ネル部長は即座に返事が来たが、数件暴走した不明機械の排除をしている様だ。

 

「ウサギとヒッピーはシラトリを頼むこの機に防衛局とカイザーの動きを注視しててくれ、タイミングをあわされたら詰む」*6

 

 ”災害派遣”と書かれたHEMMTの車列に便乗して、目的地へ向かう。

 

「とりあえずミレニアムへ向かうぞ……」

 

 だが、こいつ等は子供だ。

 ゲーム開発部は兎も角、あれほど数学に強く理性的なユウカも、あれほど圧倒的で感情が殺せたアリウススクワッドでさえ、友人の危機の前では感情を呑み込めない、リオも昔の俺もように手段を択ばないが、俺より詰めが甘い、電気と機械を使うべきではないのに。

 その辺を解説してないのはやはりヒマリが黒幕? 

 

「ヒ~マッマ! 良くここまで動いてくれましたね、AL-1Sは私の物です、皆さんこれでキヴォトスは超天才清楚系病弱美少女ハッカーである私の物ですよ」*7

 

 だめだ、これが頭を過るぐらいには手が浮かばん。

 これくらい分かりやすければ楽なんだが。

 ミレニアムのスクエアに付くとヴェリタスの連中が居た、先生の言う通りもう少し様子を見ればよかったと葬式の様だ。

 こいつ等も泣きそうじゃないか、遅れてきたエンジ二ア部も息切れよりも別の意味で辛そうだ。

 そう言えば、スクワッドの連中も最近目に光が付いてきたんだったな……

 

 

 ああそうか、こいつ等の目から光が消えた世界はどんなにつまらないだろうな。

 

 遅れてきたネルが事情を説明されて「あのガキが? それで滅ぶほど甘いもんか?」と言いながら武器の確認をしている。

 俺が止めただけだ、サオリも謝るな俺の責任だ……。

 アツコに手を握られ顔を見られる、こいつ等単身でも乗りこめかねないが、乗り込むなら全力で当たらせたい。

 ユウカそんな目で見るな「悲しみも怒りも因数分解してやるわ」って啖呵はどこ行ったんだ? 

 

 手札として当てがあるのだろうコユキをノアが引っ張って来た。

 ユズが「ユウカさんもノアさんもC&Cの皆さんもここまでしてくれるんですか?」と聞いたらノアが「私達「臨時集成ゲーム開発部戦隊」の戦友でしょ?」と答えている、美しい光景だ。

 動員してきた懲罰部隊……あらためコユキは暗号解読の天才である、ただし猫じゃらし感覚で弄るのでヴェリタスより倫理観が薄い。*8

 

「え、じゃあ私、リオ会長相手にしろって言うんですか」

 

 そうだぞコユキ。

 泣き叫んでも嫌がろうと拒否権はない。

 

「退学になるうう!」

「債権乱発の時点でされてねえだけ感謝しろ!」*9

 

 ネルの正論が蹴りと一緒にぶち込まれた。

 しぶしぶ承諾したコユキは解析をはじめ、地図と資材とのグラフはユウカとノアで解析する。

 流石にセミナー、そして専門家たちだ。

 

「つまり、この変なドームが怪しいと」

「ただのドームじゃないですよ、これ、全域およそ1都市分。明らかにミレニアム製です」

 

 ウタハが資料を見るが、首を傾げる。

 

「だが電線もなにもないぞ」

「恐らく秘匿しているのでしょう、迷彩から何から何までしてますよ」

 

 ユウカがなかば呆れたような顔をする。

 

「コユキ、貴女の債権乱発が都市になった様ね」

「に、にはは」

「サオリ、逆さにして良いわよ」*10

 

 汚いコユキの悲鳴を無視して会議を続ける。

 ウタハは「鉄道線がある事から資材搬入は継続しているね」と指摘し、不自然な引き込み線を示す。

 しかし回線が物理的になく電子的沈黙の要塞級の相手は困る、ドローンは不適当だろう。

 

「というわけで直接攻撃しかないわけだ」

「えーっ!!」

 

 モモイ達が声を挙げる。

 

「えーじゃねえよ行くんだよバカ」

「先生あたしら戦闘要員に見える!?」

「見えないけど?」

「専門家の仕事じゃあ」

「特務が2個いるだけ感謝しろタコ!」

 

 両頬を揉んでモモイを黙らせ、面々を見る。

 畜生クソガキ以外は普通に悪くない面子だ、クソガキ以外は。*11

 エンジニア、軽歩兵、特殊部隊、本部班、クソガキというこのいかれた戦隊を率いねばならんのか、イタリア戦線のがマシだ! *12

 

「車両も用意しておいた、いまどき珍しいローテクだよ」

 

 ウタハがどうだ見たかと操車場を指さす。

 錆びた機関車がヒビキによりゆっくりと出てきた。

 

「壊れないのかアレ」

「壊れても直せる」

 

 ウタハとコトリが自慢げにヒビキを見る。

 

「しかも素晴らしい事にマニュアルオンリー!」

 

 ヒビキが力強く両手を掲げた。*13

 確かに理屈は通る。

 斯くして鉄道輸送の利点たる装備品持ち込みは多めに出来た、セミナー役員が動かしてるのもあり妨害はない。

 唯一の妨害と言うか障害は、別の部活から「あーっ、うちの産業遺産が!」と声が上がっているだけである、とても申し訳ない。

 

 

 

 目標都市の地下駅へ到着した、ご丁寧に駅名看板まである。

 サオリとアツコに迫撃砲を担がせ、開発部に予備弾薬を担がせた。

 火力だけ見ると極めて強烈である、ミサイル兵1に迫撃砲チーム、擲弾手に狙撃手も二人いる。

 問題は全くそれが安心材料にならない、155㎜か203mm砲兵がいても安心できない。

 コトリが地面の道路脇の蓋を開けた。

 

「何してんだ」

「配線を見てるんですよ」

「解説してくれるか?」

 

 コトリは配線を触れながら、東の方向にある建物を見つめた。

 

「えーこれは艦船とかで見られるんですけど配線は大体中心部つまりCICへ向かって集束するんです。つまり配線に沿って血管を辿れば心臓へ必ずたどり着く訳なんですね!」

 

 完璧な説明であった。

 コトリの説明を聞いて目的地は定まった、中心部を抑えれば何か痕跡は分かるだろうし、都市管制システムが答えを示せれる。

 だが分からないのはこの都市そのものである、ドーム内に広がる都市は整然とした都市計画が感じられた、完成していると言っていい。

 なにせ今は起動してないのだろうが、公共交通機関や商業施設まで存在している。

 

『御名答よコトリ、普段の電力配分もそれくらいシンプルなら発火しないと思うけど』

「いやーどう失敗するかも資料に……」

 

 声にコトリが照れながら振り向く。

 

「あ!?」

 

 リオ会長がホログラムで現れる。

 

『実力行使はあまり好みじゃないのだけれどね』

 

 すたりと上からメイドが降りてくる。

 

「どうも先輩方。コールサイン04、飛鳥馬トキです」

 

 綺麗な動作でお辞儀をすると、トキは名刺を差し出す。

 差し出された名刺には、所属が書かれていなかった。

 

「噂の存在しないはずのヤツか?」

「肯定です、皮肉なものですね、こうして”非公然”が集まるとは」

 

 不敵な微笑みでトキが挑発する。

 サオリがネルを横目に確認し、ネルが鼻で笑う。

 

「おいおい、煽るのは良いが一人で大丈夫かァ? リオ会長大好きな操り人形はお留守か」

 

 トキは棒読みに笑うと、にこやかに言う。

 

「シャル・ウイ・ダンス? お嬢”ちゃん”」

「ぶっ殺す!」

 

 ネルが仕掛ける! 

 SMGの掃射をバク転で回避し、XM29が路面から射出されて両手に構えると、全力で射撃する。

 連発音が轟き、ネルは跳躍し射撃がネルを追う。

 サオリがすかさず愛用のライフルを射撃して攻撃するが、道路から展開されたシールドが受け止める。

 

「おうおうエライ所じゃないか」

 

 ネルが呆れた顔で言った。

 トキはどこか自慢げな顔で「イエス、エリドゥはリオ会長の結晶です」と語る。

 撃ち尽くしたXM29を投げ捨て、パチンと指を鳴らすとビル外壁が動き、ドローンが現れる。

 

「これで数も対等です」

「はたしてそうかな」

 

 先生の言葉に僅かにトキが目を動かす。

 モモイとミドリとヒビキが迫撃砲を用意した。

 

「てえ!」

 

 撃ち出された迫撃砲弾は流れるように目標へ飛んでいき、ドローンを粉々に吹き飛ばす。

 60㎜迫撃砲弾は軽ではあるが、砲弾は砲弾である。

 トキが無感動に「おお」と呟き、「次!」と宣言する。

 今度は道路からMGタワーが生える、機関銃が猛射されるがユウカがシールドを展張する。

 続けてヒヨリが20㎜でセンサー部分を撃ち抜いて機能停止させた。

 

「では、更に次を」

「びっくりするのはこれから」

「!?」

 

 トキが初めて驚愕の声を挙げた。

 アツコが移動地点を読んで、射撃姿勢を取る。

 側面へ回避軌道をとるトキを、更に待ち構えたカリンが狙いを定めて撃った。

 トキの胸部へボーイズ対戦車ライフルの弾丸がめり込む。

 

「読まれましたか」

 

 さらに上からネルが迫る、壁を走って急降下! 

 

「おおっとお猿さんが登場」

「マニュアル通り動く人形がやかましい!」

 

 顔面へ飛び蹴り、しかし回避、見据えて銃撃。

 トキは両腕で顔面への直撃を避けた。

 

『やはり脅威ね。トキ。いまより装備の無制限使用を許可します』

 

 トキがそのまま後退し、射出されてきた何かを身に纏う。

 ワークローダー? いや違う、無機質な強化外骨格、左腕はバルカン20㎜、右腕は恐らくランチャーが搭載されている。

 背中などにも装備が付いている、しかも着脱式のハードポイントから見るに武装はこれだけではあるまい。

 だがチャンスだ、先生は即断する。

 

「サオリ! スクワッドは交戦継続! 残りはついてこい!」

「了解!」

 

 トキが舌打ちした、犬に追い回されながら追撃戦は難しい。

 だがリオ会長は『構わないから交戦を継続、予備もぶつける』と返答がされたので、トキはゆっくりと先生から離す様に機動しつつ交戦する。

 一瞬、サオリは円環を身に纏った何かが空を飛んでいるのが見えた。

 

『スーパー・アヴァンギャルドくんを投入します』

「なんだあの顔、絶妙にキモイ」

『美的センスは兵器には不必要よ』

「いや要るだろ!」

 

 先生とリオ会長の会話にやや呆れつつ、ネル達が前に出る。

 

「ただの玩具じゃねえみたいだな、あぁん?」

 

 胴体を中心部に据えた円環が開き、リングが球状を描くように変化した。*14

 夥しい数の小型ミサイルが群れを成してスワーム攻撃を開始する。

 コユキはすかさず自身の手りゅう弾を投げ込み、電磁パルスを予想される針路へ発生させる。

 パルスで焼き切れたミサイルの群れは算を乱して大暴走し、爆炎からネルらC&Cが突撃する。

 

「スカート付きがなんぼのもんだァ!!」

 

 スーパー・アヴァンギャルドの頭部へ蹴りを見舞いし、スーパー・アバンギャルド右腕肩関節を銃撃する。

 しかしほぼ距離0で撃っているのにまるで効いていない。

 

『無駄よ、制御されない個人ではなく代替可能な上に使い捨てれる特記戦力。そのためにその子はいるの』

「へえ、案外高く評価してくれんじゃないの」

 

 ネルはそう笑いながら言った。

 制御不能な自分の代わりはこれくらい必要と言うのは面白い経験だからだ。

 理屈では、指揮者の理屈じゃあその通りだ。

 

「だがよ良いのか? こんなじゃんじゃか出しちまって」

『あら? お代わりが必要?』

 

 リオはにこりと言った。

 四脚歩行型のRh503機関砲*15を両腕部に装備した蟹のようなデザインのメカが更に現れた。

 高さはおよそ5mほどの化け物蟹だ。

 

『自律思考戦車AMAS3、戦闘を許可』

「鍋に帰ればっきゃろう!」

 

 ネルも流石に驚き回避するが、50㎜機関砲は並ではない。

 3区画ほど後退すると、AMAS3は同じく3区画後退した。

 スーパー・アバンギャルドも同じく後退している。

 

「時間稼ぎか」

「だなあ、どうするよ? 強行突破するか?」

 

 先生の予測に同意し、ネルが銃身を交換する、エンジニア製チタン銃身だが酷使しすぎたらしい。

 ウタハが予備の銃身を渡す、補給品は自走して戦える椅子こと雷が輸送しているから安心だ。

 

『先生』

 

 ハレから回線が呼び出される。

 

「なんだ」

『施設電力を確認してるけど、どうやら充電してるみたいなんだよねこの都市中心設備。だいたい70%くらいかなあ』

「つまりタイムリミットは100になるまでか」

『イエス、このままだとヤバいけど良いニュースもある』

 

 ハレの言葉はかなり頼もし気であった。

 

『ヒマリ部長がバックドア仕込んでる。電力システム弄れそうだよ』

「そりゃあ素晴らしい。……よし、決戦を仕掛けてみるか」

 

 全員が首を傾げる。

 先生はノアを呼び、ウタハとここで待機する様に言った。

 スクワッドからは『アイツ弾丸を自動で避けてるぞ』と言われたが、勝ち目はある。*16

 残る機械だが何とかする手も閃いた。

 ヒヨリに移動命令を出す。

 

 

 

 都市中心部のタワーで状況を観測しながら、リオは深く椅子に座る。

 何人かのセミナーやミレニアムの学生がオペレーターとしてここにいるが、彼女らはやろうとしていることを知っている。

 横目にアリスの隔離区画を見る。

 

 恐いのだ。

 恐くて仕方ないのだ。

 恥も外聞もなく、科学も何もかもを投げうって、このパンドラの箱を封じ込めようとしたのだ。

 

 ここにいる面々はそれを知っている。

 世界を救うために、一人の少女を生け贄にしても守りたいと。

 それしか手段が無いのだと。

 

「侵入部隊は再集結」

「電力使用量は予定より6%上回ってます」

 

 リオは指揮コンソールを確認する。

 明らかに再度の攻撃に出るつもりだ、だが演算システムや自律思考戦車もまだ対処できるのだろうか。

 リオは一瞬そう考えたが、愚問だなと自己を叱責した、あの変数たる先生は何をやらかすか分からない。

 

「だがどう出るか分からない、か」

 

 全て分解して理屈で解決できれば楽なのだけれどね。*17

 

 

 

 

 戦闘は再開された。

 全力を以てネルがAMAS3へとびかかり、AMAS3が巨体を生かしたタックルや爪を用いた薙ぎ払いを使い引きはがす。

 同時にスーパー・アバンギャルドにスクワッドが交戦を開始、サオリの狙撃とアツコの吶喊が搔き乱す。

 今だ! 先生たちが動いたのを見てトキは突っ走る。

 先生を捕獲出来れば指揮は崩壊、変数は虚数へ変わる! 

 リオ会長の『許可します』の返事も来た、やる! 

 

「捕捉!」

「てえ!」

 

 ミサキのミサイルが発射されたのを見て、トキは回避ではなく直進を選択した。

 ミサイルはサイズから見て9G機動は出来ない、私は出来る、何故なら私は完璧なメイドだから、ぴーすぴーす。

 しかしトキの予想と違いミサイルはホップアップした、迎撃対策機動? 

 パッと音を立てて無数の子爆弾が降り注ぐのを見て、バーニアを全開にして後進する。

 

「だんちゃーく、いま!」

「!?」

 

 飛翔体警報⁉

 トキが上を確認する、迫撃砲弾! 

 なんで!? 演算は完璧なはずだ! 発射を拾わないなどとあり得ない。

 まさか。

 

「直感、にまかせて……!?」

「大砲屋だからな」*18

 

 しまった! この大人はFCSなしで火力計画とTOT弾着を調整できる、機械*19には無い山勘で撃ったんだ! だから危機センサーはノイズとして除外したんだ! 

 トキの頭上で迫撃砲弾がさく裂する、鋼鉄の矢が雨の様に降り注ぐ。

 効力射撃、空中曵火射撃、同時弾着、フレシェット弾のめくら撃ち! 単純で古典的な暴力! 

 対ショック姿勢を取り、トキは砲撃を受け止める。

 大丈夫だ、この攻撃は装甲で持ちこたえれる。

 傷がついたがまだ巻き返せれる! 

 

「止まったぞ。やれ」

 

 再び警報が鳴る。

 弾速……音速を超えたタングステン弾芯……まさか! 

 

「レールガン⁉」

 

 回避しようとしながら、射点を確認する。

 ウタハが双眼鏡を覗き、ノアがレールガンを構えている。

 あのレールガンは……ノア先輩向けの量産型。

 回避は間に合わない! 

 アビ・エシェフMk2の右脚が吹っ飛ぶ! 

 

「なんで……照準警報は鳴らなかった……レーザーも無しに……」

『機体放棄!』

 

 分からない、理解できない、何故。

 トキはイジェクションレバーを引いた、この武装ではだめだ。

 

『先生、貴方まさか、マニュアルだけで……』

「俺の本業でな、大砲は専門だ」

 

 リオ会長の言葉に対する返答で理解した。

 そうか! ユウカが計算し、先生が火力計画を練り、ウタハが予測し、マニュアルで射撃する。*20

 一切電子機器を使わないで、ただの阿吽の呼吸で! 

 感心するしかなかった、小手先の武装や戦術ではなく、専門家を配置しての複合させ、個体を群体へ変えて一つの生き物のように動かす。*21

 

「ヒヨリ、やれ」

 

 飛んできた20㎜が、全くの死角である真下から飛んできた時には、トキには悔しさが無かった。

 深い満足感と、充実と、そしてもっともっと見たかったなあという寂しさがあった。

 

「お見事、コタマの耳とヒヨリのAP弾がトドメだ」

『耳が痛いです、閉所から20㎜の轟音が聞こえてキンキンしてますよ』*22

 

 コタマがため息まじりにそう返す。

 ハレはコタマが親指を挙げたのを見て、よし来たとボタンを押した。

 突如として道路の一部が青く光る! 

 

『電力サージ……』

 

 リオ会長の呟きと共に、電気の泡に包まれた兵器たちは機能を停止した。

 

 

 

 手玉に取られた、私が作った都市で、私が? 

 リオがなんてことだと思わず笑う、自分の街だ、それを利用されて負けるとは。*23

 扉が開き、エイミとヒマリが現れる。

 

「どうやら白黒ついたようですね」

 

 リオは何かを言おうとしたが、やめた。

 

『侵入部隊は本施設へ突入しました』

『AMAS3、Signalロスト』

『シエラ・アルファ―、機能停止!』

『トキ、バイタル低下。気絶した模様』

『侵入部隊は管制室へ向かっています』

 

 ヒマリはにこやかに言う。

 

「しかしこの天才超絶美少女にも予想外な展開です、貴女が私を監禁するのは予想していましたが、このような状況になるとは」

「まったくよ、まさかここまでとはね」

 

 正直なところ、もう打つ手がないのだ。

 スクワッドが退路を確保している以上ドローンは論外、予備のAMAS3達はぶつけても効果が無いだろう。

 既に侵入された以上、阻止する力はない。

 扉が開く。

 

「よお」

 

 私は魔王にエンカウントした。

 逃げる事は出来ないだろう。

 遮るもの全てを押しつぶし踏みつぶし、その覇道を進撃させて。

 

「貴方は……貴方はこれから、あの子をどうするの」

「そうだな、少なくとも、アリスが自己の制御権を握れるように教育してみる……と言う道もあるんじゃないかなと思うんだ」

「それは理想よ、銃弾が銃弾以外になれるわけが無いのと同じ、生まれついたものは変わらない」

 

 先生は笑い、言った。

 

「だが場合によっては散弾として大砲から飛び出す事が出来るぞ」*24

 

 ……大砲屋、か。

 

 

 

 リオはオペレーターに、隔離区画を開けるよう指示する。

 アリスが驚いた顔をして、先生を見る。

 

「よおアリス! ちと痩せたか? 身長縮んでねえか」

 

 アリスはヘイローが点いていない、安らかな寝顔をしている。

 リオが「スリープ状態のままよ、彼女の自我は引きこもっている」と呟く。

 

「じゃあ水でもかけたら起きるのか?」*25

 

 先生がそう言うと同時に、オペレーターの一人が声を挙げる。

 

「なんだこれ……」

 

 リオと先生が近づくと、オペレーターが画面を操作して、示した。

 地震計と動体反応センサーが異常な数値を見せ始めている。

 

「コタマ! 聴音出来るか!?」

『聴音中です、会長の何かじゃないんですか?』

「手札は使い切ったわよ」

 

 リオの言葉に、先生は相関図や計測データを確認してくれと何かを閃いた顔をした。

 心当たりがあった、それは自分が要塞を攻略する際によく使われた手段だった。

 

『あ! わかりました、これ地下を掘削する音だ!』

「しまった坑道作戦だ!」

 

 大きな揺れがタワーを襲う。

 管制システムが『マグニチュード8,0規模』と報告し、屋外センサーを確認した。

 白く長い、東洋の龍の様な存在が居た。

 

「ビナー……」

 

 そしてビナーの掘り進めた穴から現れる多脚の異形。

 第一のセフィラ・ケテル。

 降下する白無垢の機械化兵団、ケセドより送り込まれた部隊。

 

「なんだよおい、デカグラマトン総進撃かァ!?」

 

 先生が呆れた声を挙げる。

 こうなればもはや致し方ない。

 

「シャーレを防衛出動させる!」

≪それは困ります≫

 

 声が響く。

 アリスが、いや、アリスではない何かが語りかけていた。

 

≪ご紹介が遅れました。わたしはKEY。王女の導く世界への鍵です。≫

 

 それを言うと同時に、アリスの髪が変形する。

 端末へ突き刺さるとKEYは忽ちの内に指揮・管制を乗っ取ろうとする。

 

「有線させるな!」

 

 ネルが消火斧を握って叩き切ろうとするが、全く歯が立たない。

 

『火器管制システム、乗っ取られました!』

『演算システム奪われました!』

『こちらのコントロールを受け付けません!』

 

 明らかに砲撃の音が聞こえてきた。

 ケテルが砲撃を始めたらしい、各所で敵が侵入して来ている。

 不明機体のみならずデカグラマトンまで突撃して来ている。

 

『先生! やるかやらないかはともかく、早くしてくれ!』

 

 サオリが切羽詰まった声を挙げている。

 ハレがアテナ3号でEMPを起こし、マキがMGを乱射して制圧してもまだ足りない。

 前線ではユウカがノアとともに白兵戦に入った。

 

『一部じゃ既に白兵戦になるまで押し込まれてる!』

「全要員ただちに退避! 本施設を自爆させます!」

 

 リオの言葉に、全員が驚愕する。

 

「先生! あなた達は逃げて!」

「どうするつもりだ!」

「この都市そのものを供物にしてあの遺物は箱舟を形成する! そうなっては世界が終わるわ!」

「なら手はまだある! コユキ! やれ!」

 

 コユキはコードを有線接続し、端末から操作する。

 

「ハッチャ!」

 

 バチンと音を立てて、電源が落ちる。

 コユキは何でもかんでも引っ掻き回す、この弾け回る爆竹、いや火船が敵の懐に飛び込んだのだ。

 ハッキングされたシステムはあちこちで機能障害を起こし、システムは処理負荷で飽和している。

 

≪無駄な抵抗です。45分で私の指揮下の部隊がここを制圧・殲滅・無力化できます。修復まで1時間。≫

「ヒマリ部長。リオ会長。アリスを覚醒させれば、KEYは機能しなくなる……指揮権はなくなるんですよね」

 

 ユズが、静かに尋ねた。

 2人は同時に頷く。

 

「なら、いま有線接続しているKEYから、アリスちゃんの精神へつなげる事も出来ますか」

 

 全員が驚愕する、ヒマリ部長は辛うじて可能だと僅かに呟いた。

 

「じゃあ、行きます! 頼みます!」

 

 轟音が響いた。

 ケテルの弾着修正が近くなり始めた……あと数発で直撃するだろう。

 オペレーターたちが席に着き、リオは機材を接続させ、端末からヒマリが補佐する。

 

「本気でやるんだな、デコ部長」

 

 ネルが尋ねた。

 既に銃声は数階下から響いてる、戦線が食い破られそうだ。

 

「はい! わたしは、ゲーム開発部部長で、アリスの友達だから! そして、ゲーム開発部戦隊の、指揮官です!」

「そうか」

 

 ネルはそれだけ聞いて、部屋を出た。

 戦う理由にしては悪くない。

 

「よし、やるぞ」

 

 VRゴーグルを身に着け、潜る用意をする。

 ユズがせっかく外出すると言うのだ、付き合ってやらねばならない。*26

 外からさらに戦闘騒音が聞こえる、ミレニアムから借りたチヌークで空中展開したシャーレ野戦砲部隊が射撃を開始したらしい。*27

 

 

 

 

 アリスの精神世界は、ある意味おとぎの国に似ていた。

 彼女の感受性、そして経験が反映されているのだろう。

 真ん丸なユズ部長によく似た人形を手に取る。

 

「豊かな世界だ」*28

 

 その世界を進んでいくと、見慣れたロッカーがあった。

 錆びて古く、寂し気な雰囲気が漂っている。

 

「アリス」

「どうしてここに」

「家出に門限破りと無断外泊の問題児を迎えに来た!」

 

 ユズ部長ははっきりと、いつになく力強く言った。

 格闘ゲームのランクマッチよりも真剣な目をしている。

 

「みんな」

 

 潤んだ眼をして、アリスが顔を覗き見せる。

 

≪いけません王女! 貴女がなにを見てきたか忘れたのですか?≫

 

 突如として映像が映る。

 音声は無いが今の現実の映像だと理解は出来た。

 ミサキがサイドアームを抜いて近接戦をし、サオリがネルを掩護する。

 ノアが自身のレールガンを爆薬代わりに使い、爆発の隙にユウカをアツコと運び出す。

 

「なんでこんなものを」

≪全てあなた達が起こしてきたことです。こうなった原因は、王女、貴方は理解しているでしょう≫

 

 アリスは、再びロッカーの中へ隠れる。

 

「みんなをアリスは傷つけてしまいます、モモイにそうしたように……」

 

 映像が吹き飛んだヴェリタスの区域に変わる。

 やがてそれはネルや、サオリや、ユウカや、ウタハに変わっていく。

 ヒビキが迫撃砲弾の尻を叩いて手りゅう弾に転用し、コトリがミニガンを掃射し、ヒヨリが狙撃を続ける。

 

「だってアリスはそう、生まれたのですから……」

 

 ロッカーが段々と小さくなる。

 

「それなら、誰かを傷つけるよりアリスが消えた方が良いのです……」

≪王女!≫

 

 KEYが声を荒げる。

 映像が途切れ、赤い画面が灯る。

 

「プロトコル・イコノクラスムを発動します。闇から生まれたものは闇に帰るべきなのです」

 

 モモイがG3のセレクターをフルオートにした。

 勢いよく上へ乱射し、モモイが怒鳴る。

 

「ごーちゃごちゃ煩いよアリス! なんでつべこべと”ごめんなさい”が言えない!」

「へ……?」

 

 ユズ部長がロッカーの扉を開ける。

 アリスはやや放心したような泣きべそをかいていた。

 

「特別賞取ったのも! ネル部長と仲良くなれたのも! ミサキさんやサオリたいちょー*29と仲良くなれたのもアリスのお陰でしょうが!」

「こわく……ないんですか……」

「キレたユウカのが怖い!」*30

 

 モモイは完全に言い切った。

 思わずミドリが笑い転げ、ユズ部長も肩を震わせている。

 流石バカだ、バカはあらゆる障害を踏み越える力を有している、モモイは、開発部はあの橋を渡れる女だ、誰かの為に。

 

「誰も怖がったり……憎んだり……」

 

 映像が管制室へ変わる。

 オペレーターたちや、リオや、ヒマリが必死に接続への妨害を阻止しようと戦っている。

 外では展開した空中機動部隊と、セミナーのレーザー砲部隊がデカグラマトンへ敢然と戦いを挑んでいる。

 

「パーティーは揃った、あと足りないのは勇者だけだ!」

 

 手を差し伸べる。

 

「なあに! コルシカ人がフランスで皇帝になったんだ! お前もなりたいように生きろ!」

 

 アリスは手を握り返した。

 

「ねえアリス、貴女はどうしたい?」

 

 ユズが尋ねる。

 

「”この世界が好きだ、滅んでほしくない”」

 

 アリスは選択した。

 

≪王女よ、貴女は、貴女は自身の生まれた目的と意味を否定するのですか?≫

「うだうだうるせえ!」

 

 思わず声を荒らげる。

 KEYは理解できない、と声の方を見た。

 

「王権神授説は終わりだ! ここに居るのは市民で勇者のアリスだ!」

≪理解不能≫

 

 マスケットの短銃の音が響いた。

 

 

 

 青い輝きがドームを包む。

 その輝きは地に溢れていた何もかもを巻き込み、溶けていった。

 

「なにが、何が起きたというの……」

 

 リオは分からなかった。

 不明機体、デカグラマトン、全てが押し流されていく。

 

「ビナー及びケテル逃亡!」

「ハッキング停止!」

 

 だが分かる事があるとすれば、少なくとも世界の脅威を一つ、止める事が出来たという事だ。

 予想外の、ハッピーエンドというかたちで。

 

「状況終了……、作戦を終了します」

 

 終わった、ともかく終わったのだ。

 心のどこかで、誰も死ななくて良かったと思う自分がいる事をどう受け止めればいいのか、分からなかった。

 

「こうした状況を、どう呼ぶべきなのかしらね」

「めでたし、めでたし。で良いのではないでしょうか」

 

 ヒマリはいつものようにそう言った。

 

 

 

 エリドゥは結局、ミレニアムとシャーレで封印地とすることが決まった。

 正直なところ、秘密都市であるなら秘密のまま塩漬けにした方が良いと全員の利害が一致したのである。

 シャーレにしてもこのような過剰武装都市を管理する予算はなかったし、後々リオが財源は予算横領であると自白したからなお問題であった。

 今回の一連の騒ぎは公式には「デカグラマトンの策謀」と公表され、殆どのミレニアムの学生や、他の学園の学生からはそういう物と認識された。

 実際、アビドス生徒が爆速でどこかへ急ぐビナーを撮影してSNSに上げていたから真実性は高かった。

 

 それはそれとしてミヤコは「やはりデカグラマトンを利用して何かを企んでいるのでは?」と考えたが。

 

 

 

 リオは辞職を願い出たが、事は高度な政治問題になるとして先生たちで話し合いが開かれた。

 会議室でしばしの間話し合いがもたれ、脅威が消えたか分からない以上、指揮の混乱や無用の混乱を望まない為、リオは続投することになった。

 いちばんそれを決めた後押しは先生からの「遊んだ玩具は片付けろよ」という言葉だと言う。

 それはそれとして資金面での問題があったとリオは正式に謝罪会見をした、大半の学生からは「予算減らないなら良いや」という無関心か、賠償で予算くれと強請る逞しい反応であった。

 だれもリオの代わりに研究時間を棄てて生徒会長をやろうとする奴がいなかったのである。

 その点がリオを一番呆れさせたが、受け入れるしかなかった、続投しろと下からも言われては逃げようがないから困る。

 

 

 C&Cは帰ってきたメンバーをどうするか、少し悩んだ。

 結局のところトキが決めればいい、となったのでそうしたところ、トキはリオの直属で良いと決めた。

 先輩たちが嫌いという訳ではないのは皆知っていた、たまにゲーム開発部に遊びにくるからである。

 アリスと言いトキと言いクソ小生意気なガキが多すぎるとネルはこの世を憂いている。

 

 

 ビルごと部室が吹き飛んだので、ヴェリタスは大胆な案を考えた。

 プレハブ住宅ハッカーは幾らなんでもダサい! これじゃダメ! これからのヴェリタスは移動するハッカー・トラックだ! 

 計画はスムーズであった、チヒロに「で、大型特殊免許持ってるの居るの?」と聞かれるその日まで。

 

 

 エンジニア部は今回の戦闘で得た知見をもとに、さらにアリスのレールガンを改良した。

 そして試験射撃でまた実験場がクレーターに姿を変えた。

「これもまた科学の致し方ない犠牲」とウタハたちは破壊力に満足している。

 

 

 さて、肝心かなめのゲーム開発部だが……。

 再び納期を遅延させ、キレたユウカと先生にケツを叩かれている。

 締め切りは守れと言う教えは未だ厳守されていない……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 この世ならざる何処か。

 ゲマトリアの円卓に集まる一同は、みな黒い服か喪章をつけていた。

 

「では、斃れた者を偲んで」

 

 黒服が盃を掲げる。

 

「哀れなエキストラに」

 

 マエストロがグラスを掲げる。

 

「マクガフィンに」

 

 ゴルコンダがコップを掲げる。

 

「「「献杯」」」

「そういうこった!」

 

 デカルコマニーの声が響き、そして、会議が始まる。

 亡き者を偲んで、そして現状を確認するために。

 議題は色彩が迫りつつあること、そして発掘した遺産、箱舟、デカグラマトンの死と預言者。

 

 ガタンと、ドアが開く音がした。

 

「おや」

 

 現れた存在を一瞥して、ゲマトリアたちはなるほどと事態を認識した。

 予想よりも事態は進展して、最悪へ向かいつつあるらしい。*31

 

 

 

 最終章

「あまねく奇跡の始発点」

 

 

【次回予告】

 

膨大な、あまりにも膨大なエネルギーの放出!

サンクトゥムタワーを突き抜ける火。

塵も残さず消え去るカイザー侵攻軍。

多次元宇宙の歴史の彼方から、大人の戦いが爆発する。

戦闘か、欲望か、先生か。

未知なる意志を触発したのは何か。

 

次回「 真夏の終演 」

 

キヴォトスの空が燃える。

 

 

 

*1
軍旗燃やし始めるレベル

*2
火口に落とすとかその他の手段

*3
たかりに来たらメインメンバーが世界の終わりだとか言ってる光景

*4
どこかでアリウススクワッド結成の話は聞いてる

*5
それがこの男の強さである

*6
側背撃への警戒

*7
エアプヒマリ

*8
先生の論理感よりマシですよ

*9
多分えぐいことになったあのイベント

*10
逃亡防止もかねてサオリに両足掴まれてる

*11
クソガキが居る違和感よ

*12
どうなんでしょうね

*13
多分皇帝が砲と工兵の美学とあれこれを教え込んだ結果

*14
AC6のバルデウスのユニット装着のアヴァンギャルドくん

*15
マルダー2に搭載予定だった奴

*16
戦争計算機モードの皇帝はヤバイ

*17
そこは多分同感してくれる

*18
狙撃はスナイパーだけの技ではない

*19
FCSどころか駐退機も無い時代の人

*20
人力高性能FCS

*21
彼の指揮は巨大な群れを一つの生き物のように動かすことである

*22
戦闘規模に縮小したアウステルリッツ

*23
戦略級の一等地だから相手は乗ってくれる

*24
大体飛ばせる155mmが一番と言う事よ

*25
うわぁーんカップ麺みたいにされちゃいます

*26
顧問でもあります

*27
キヴォトス最高峰の砲兵部隊目指してます

*28
原作より交友関係や色々な場所に連れ出されたからね

*29
分隊長なんだが

*30
俺は怖くないと申すか

*31
ある意味マダムの置き土産





エリドゥはプラッツェン高地だった?

今年のナポ先の誕生日のお話について(傾向が気になるので)

  • 王道に水着イベ
  • 並行世界orIF編
  • 5章2部まだ?
  • 記念日なら2話連投して♡
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