旦那さん家でダラダラしながらだべって「旦那さん、一年どうだった?」「週一で福島に行く事になりそう」「草」とグータラするだけの話です。
これで、毎日更新はひとまず終わりとさせていただきます。最低ノルマは達成できたしね。しばらく休みつつストックを貯めて、いい感じになったら二年編を投稿させていただく所存です。
パン派と米派の男による、熱く醜い争いが始まる。乞うご期待。
職場から賞味期限間近のカンパンを頂きました。口の中を湿らせるための金平糖が思ったより少なくてちょっとショック。金平糖好きだからちょっと期待してたのですけどね。
オリーブを刻んだやつですとか、マスタードにディルが含まれているサーモンソースを載せて頂きましたが、まーすごい口の中乾燥する。とてもかぴかぴ。保存の為には仕方ないのでしょうけどね。
ダイエットも、効果は出てきた気がするとはいえ、もっと痩せれるだろうというのが私の中に。クッソ暑い炎天下の中、股開いて中腰の状態で畑の草刈ってコンテナで運んで動物に食わせていた学生時代の体重は求めませんが、なるべくは……痩せれるところまで痩せたいね。
三月、閑散期となった今、高専の学生には一週間休みが与えられる。
悟と傑は、傑のお師匠とやらの家にいるらしい。悟の目利きで良い素材を買い漁りつつ、傑が呪具加工の技術を教わっているとか何とか。
そして硝子は、反転術式持ちの元呪術師が経営している病院にインターンに行っている。治療のコツや既存の医療に関する内容を貪欲に学んで来年度に活かしたい、と意気込んでいた。
最初、私も同じように休みの期間に国会の方に赴き、発酵食品にまつわる法令の制定に関しての議論を見届けるつもりだったが、新鮮なミカンと夜蛾先生から「休め」とストップをかけられてしまった。何故。
先輩方も「休息の時だ」と言い聞かせてきたし、同期三人に至っては「それ以上何かするつもりなら悟が代理として出るよ」「いいのか?国会議事堂が半壊しても」「私はこのクズ止めるつもりないから」などと脅してきたので、渋々普通に休むことにしたわけだ。
実家はほぼ放逐状態の身の上で帰れないし帰りたくもない。
そこで選んだのが、かつてのお隣さん一家だった。
「で?お前、国に美味しいおまんま食わすために色んなとこ顔出してるって聞いたぞ」
「そっちは、国とアイドルの為に色んなところ回って充実した日々過ごしてるって?」
「…………断じて絆されてねぇ。俺はまだ、呪術師殺しなんだ……、呪霊や呪術師相手に仕事をする側の人間なんだ……」「ソッチの仕事減ってるくせに」「呪術師としての仕事なんかよりこっちで役目果たせって国から言われてるお前もお前だよ」「私は特級だし。任務も行ってるし」
お互い震え声で現状を否定しながら、豆腐とわかめ、ネギの浮いた味噌汁を啜る。煮干しと昆布だしが強く出ていて、そこにわからない程度にコンソメを混ぜ込まれた味噌汁は中々にうまみが混ざっている。
「……俺、向いてねぇよんな国から任されるような、でかい仕事なんざ」
「全くもって同意。こんなの、貧乏くじったらありゃしないのにみんなよくやるよ」
本音を言うと愛国心はあんまり無い二人はぶちぶちと文句を言って、ため息をついた。お互いに苦労してるな、でもお互いこうなったの半分くらいお前のせいだからな、という恨みがましい目で見つめあっている。
割と強い隣に引っ越してきた「視える」ヤツであった私に「今度良い野菜ぶん、買ってくるから」と言って押し付けられた仕事がきっかけで、呪術師側に見つかりスカウトされてしまった。それが、全ての始まり。
食糧危機に伴い少子化が進み自殺者も増加し、緩やかな滅びが始まっていると囁かれ、そんな中原因である呪霊の存在を保身の為にひた隠しにし「それでも我々は生き延びる」と、そこそこ理由のある自信を抱いていた呪術師のメンツを壊しつつも「食」という新しい希望を与え、文字通り空腹を満たせるほどの食を得る方法を提供する事で老衰までのタイムリミットを伸ばす事業を任された私。
いや本当、「こいつらにはしわくちゃになるまで生きてほしいなぁ」程度には思える人間が何人も呪術師の世界で見つかってしまったのが運の尽きすぎて。その相手が片手で数えられるほどの数人だけなら、そんなことする必要すらなかったのにね。
でも、私は呪術師の世界に生きてしまう人を、補助監督を、窓を、先生を、先輩を、同期を気に入ってしまったから、目を背けていたことを直視するしかなかった。
呪術師人口を保つ為に、色々いじった呪霊の胎を移植した女を使って、呪霊を捕食して栄養に変えれる新人類を産み出すなんて計画悍ましいったらありゃしない。どうせこれ考案したのどっかの時代の羂索だろ。やめろそんなクソみたいな計画。何で私がこれに対応しないといけないんだよ。
新鮮なミカンの代表格、しわくちゃのデコポン狸じいちゃんが、私の事を異様に囲い込んできてたのはこれをどうにかするためだったんだろうなぁ。
「はー……お前から回されてる仕事内容が、国にも重役として食い込んでるあのデコポンジジイからのものなんて思わないだろ……」
「あのじーさん、黒い噂まみれなのに実際は清廉潔白なの笑っちまうんだよな。
特級まで推薦してもらったりだとか国の方針に口出すために力借りたりだとか色々恩があるのもそうなんだけど、愛国心と勢いが強すぎて頼みを断れなくて、割と冷静な判断ができそうな旦那さん巻き込んだ」
「その結果俺も派閥に取り込まれそうになってるんだが?」
「でも旦那さん、おっかさんが嬉しそうな顔してるからまんざらでもないじゃん」
「お前なぁ」
確かに、俺が何しているのかを知ってからは恵もアイツも積極的に仕事してって言ってくるけど、それでも、ほんの少し後ろめたさがあるんだよ、と旦那さんは語る。
「……こんな、俺だぞ?
「でもそうなってるだろ」
「なってるけども」
うだうだあーだこーだ、と言い訳はしているが、それでもこの男にとって、現状は喜ばしいと感じているのは確かな事実だ。嫌だったらそれこそ直接暴力に訴えてきてるのがこの男だし。
旦那さん……甚爾はポリポリと大根の粕漬けを齧り、淹れたての緑茶を煽って一気飲みする。私も、粕漬けをつまんでから白米と共に口の中へと放り込んだ。
「ん……、てか旦那さん粕汁作ってみたりしないの?」
「ハ?んだそれ」
「味噌汁に酒粕混ぜて溶かしたやつ」
「んだそりゃ。酒の風味混ざって味噌が台無しにならないか?」
「合うぞ、というか酒粕自体、栄養素は十分あるし作ってやったらおっかさんの美容に良いから今度試してみなよ。魚の粕漬けだとか以外にも使い道はあるよ」
「注意点は」
「旦那さん、味噌汁にお玉半分ぐらい味噌掬って入れてるけど、酒粕はそこにスプーン一杯程度でいいよ」
ふぅん、と言いながら甚爾は米を食う。この反応は多分そのうち試すかぁという反応だ。
チョロ、と何かがやってくると、腕にぽすり、とぶつかってきた。近くには黒くウニウニした頭が見える。
「ン、恵くんか」
「しょうがやきたべたい」
「あいよ」
箸で生姜焼きをつまむ。旦那さんが福島の村に(自分で走って)向かっている最中にうっかり蹴り飛ばしてしまった猪の肉と、ピリリとした生姜の風味が混ざった一品だ。大根の葉とにんじんも一緒に、子ども……恵くんの口の中に放り込む。
もぐもぐと無言で咀嚼をし、目を輝かせているその子供の頭を優しく撫でる。跳ねた髪の毛は、やわらかい。
「おー恵。食え食え沢山食え。父さんの作った生姜焼きは美味いか?ん??」
「そのうざ絡み、そのうちガチで嫌がられるからやめなよ。つい最近だって「あっズボンのおしり破れてる!」なんて嘘ついて泣かせたんだろ」
「だってコイツ、アイツに似て反応いいから……」
「待ってそのうざ絡みもしかしておっかさんにもやってるの?」
もしかして、結婚する前からそんなことやってたんじゃないだろうなと疑わしくなりながらも、自分も生姜焼きを口に入れて米も一緒に咀嚼する。
醤油に魚醤の混ざったタレが実にあっさりとしていて美味しい。
「で。最近、禪院家からのちょっかいはどうなってる。国と正式に契約したから、多少は減ったと見ていいんだよな?」
「それがほとんど無くなったぞ。国との契約はそんなに無関係なんだけどな、どちらかと言えばテレビ出演の方が影響が強かったらしい」
「ん?テレビが?なんで?」
「いや、なんかよく知らんが禪院の次期当主候補のクソガキがウチまでやってきて入り浸るんだよ。アイツのお気に入りだからってことで、アホどもも手出しできないらしい」
「ぜん、……もしかして禪院直哉?」
「よくわからんが、マグロ掻っ捌いて尾の部分をステーキにして食う回見てそのまま勢いでウチの住所特定して、やってきたかと思ったらアイツと恵見て気絶してな。
アイツが急病人、って言うから仕方なく家で看病して飯まで食わせたんだが、なんかわんわん泣き叫んだ末に定期的に家に来るようになった」
「何だそいつ……怖……」
何考えているのかがわからなすぎて怖いね、なー。などと頷きつつ、清与はぽん、と恵の小さな背中を叩く。立ち上がった恵は甚爾の元まで向かうと、胡座を書いているその足にすとん、と腰を下ろして、秒で立ち上がって、クッションを持ってきて足の間に敷いてから座った。
確かにあの筋肉だるまは硬くてケツが痛くなりそうだわな。
恵の頭に顎を乗せて(本人はものすごく嫌そうな顔をしている)甚爾は続けた。
「禪院直哉だが、どうやらあいつ高専に入学するらしいな。その準備で今は来れないが、四月以降になったらたくさん遊びに行くとか何とか言ってた」
「京都から埼玉まで遠いから無理だろうに」
「いや?あいつ、東京校に通いたいから駄々こねたつってたぞ」
「は?」
「「東京校におったら甚爾くん家にいっぱい遊びに行けるわ!」なんて言ってたが……、あいつがいない隙に引越しでもするかな……」
「…………、京都の呪術師家系出身のはんなりドブカスクズが増えるのはちょっと、いやかなり荒れそうな予感がするな、うちのナチュラルクソガキクズども」
「意外とうまくやれるかもしれないぞ」
そう言いながら、甚爾は再びお茶を啜った。
原作の流れを事前に折るバタフライエフェクトがここに影響してくるとは。清与は舌を巻いた。
ぶっちゃけ、来年度になったら入学してくる二人……七海健人に灰原雄がドブカスと仲良くなれるのかと問われると正直なところ、怪しいなぁというのが本音だ。というか、入学者二名って決まってたのに直前になって駄々捏ねて無理やりこっちまで来ようとするの、悟と同じことやってるじゃん。ワガママ坊ちゃんっていつもこうなの?
ガラケーを取り出して、傑に対して「禪院の坊ちゃんがセンチメンタル禪院マイケル悟ダダ坊ちゃんしたんだって。来年の一年坊、三人になるらしいよ」とだけ打ち込んで、メールを送っておいた。今多分「夜の方がなんか雰囲気でるから」というしょうもない理由で夜に呪具作りをしているお師匠に巻き込まれてる時間帯だろうから、気がつくのは後の方だと思う。
盗掘した翡翠使ってどんなアンクレット作るんだろうなぁと思いながらポリポリと粕漬けをかじった。
うまくやれるだろ、というその言葉には若干疑わしさがあるが、果たしてどうなることやら。
「俺も東京校に非常勤枠でたまに行くかもしれないからよろしくな」
「お、さては体術担当で来るつもり?でも旦那さんめちゃくちゃいろんなとこ飛び回ってるのにそんな時間ある?」
「まー月一にはなるだろうなぁ、福島にそれ以外の環境調査に漁猟調査に、やる事が多くて捻出できる時間がそんなに無い。
だが、あのデコポンジジイが高専とのコネクションは持っといて損がないってうるせぇんだよ」
「でも確かに、そっちの方が恵くんの今後の立ち位置を確立するにはちょうどいいかもね」
「ただなぁ、それであの狸ジジイに恩が生まれるのは癪というかなんというか」
恵は、首を傾げながら口をぱくぱくと開けた。
黒くてちまっこい雛鳥に対して親鳥は、生姜焼きをつまんで口へと持っていく。食べれる、と思ったその直前。その生姜焼きをそのまま上へとスライドして自分の口の中に入れた。
ぽかん、とした表情の恵はやがて、何があったのかを理解したのか、その柔らかい腹に回っている逞しい腕を掴み、思いっきり噛みついた。
「あだだだだだ!!こらっ恵!」
「いや今のはアンタが悪いよ」
「ちょっと甚爾!また恵に意地悪したね?!」
「げ」
「また」ってあたりもしかしなくともいつもの光景。
自分の味方である母親が来た瞬間、潰れてくたびれた座布団を片手に持って恵は逃げ込む。そのまま、舌を出してあっかんべ。
筋骨隆々の腕に小さく可愛らしい歯型を残した男は、あせあせとしながら弁解する。
「噛むのはダメだろうがよ」
「噛まれるようなことをするあなたが悪い!」
「う」
「おっかさん、旦那さん噛まれる前に食べ物食べさせてあげなかったりとか頭に顎乗せたりとかうざ絡みしてたよ」
「もー!ごめんねぇ清与ちゃん、この人いつもこうなのよ。甚爾!全然面白くないからねそういうの!」
ぷりぷりと怒りながら、おっかさんは手早く空になった皿を一箇所にまとめていく。その後、「これよかったら食べて」と言って、山になったクッキーをタッパーのまま出してきた。
「これね、ジンジャークッキー。甚爾が買ってきてくれた最近出たレンジのオーブン機能で作ってみたの。恵が狙ってるから、今のうちに食べて量を減らしちゃって」
「たべる」
「ダメよ恵、さっきごはん食べてお腹いっぱいでしょ?」
「たべる」
「…………2つまでだからね」
丸くウルウルとした目に負けたおっかさんは、二つ食べさせてあげることにしたらしい。この人も旦那さんと、その旦那さんに顔がそっくりな恵くんに弱いよなぁ。
皿を持っていったおっかさんを見守って、恵は今度は清与の横にクッションを置いてちょこんと座った。その小さくまろやかな手でクッキーを掴み、ちまちまと齧り始めた。パラパラと、クッキーから粉が床に落ちる。
「後で掃除機かけねぇとな……」「あらら」
無言で、ニコニコ笑いながらクッキーをもそもそと食べる恵。先ほどまでの怒りを忘れて、すっかりご機嫌だ。本当にこの子は生姜が好きだなぁ。
クッキーを食べる恵を見ながら、甚爾はぽつり、と遠い目をしながら呟く。
「冷蔵庫から新生姜取り出して丸齧りしてるの見た時は心臓止まるかと思ったな…………」
「流石に恵くんでもそんなことしないだろ、冗談はよしなよ」
「…………」
「……マジで?」
小さな生姜ジャンキーは、小さなクッキーを半分ぐらいまで食べ切っていた。視線に気がついた恵はこちらを見て、「ん」と言いながら半分のクッキーを差し出してくる。優しい子だね、私たちの分はあるから自分でお食べ。
その一連の流れを見ながら、当時のことを話始めた。
「昼寝して、ふと目が覚めたら一緒に寝てたはずの恵がいねぇ、と思って探したんだよ。そしたら、キッチンの方からゴリゴリ変な音が聞こえるから慌てて駆けつけりゃ、こいつ新生姜を平気な顔で丸齧りしてやがった。今みたいに俺に食べる?なんて顔して差し出してきたりしたし。
アイツはアイツで、生姜の消費が激しい原因を俺が使ってるからだと思ってたみたいだし……まったく。そういう訳で、今生姜は野菜室から上の冷蔵庫に移し替えられてる」
「……紅生姜、作ってみるか……」
「あんまり甘やかさないでくれ」
お前が一番甘やかしてるだろ、という言葉は飲み込んだ。
その自覚はこの男にない。原作ではおっかさん亡くして荒れまくって、ギャンブルにのめりこんだりだのしてたというのに、こんなに変わるんだなぁと思ってしまう。この人、パチは行くけど馬とかまでは行ってないらしいし、パチもたまに打つ程度だからな。
おっかさん——伏黒甚爾の奥さんが、生きている理由だが。
この世界、コゲが口の中に入ることが多い関係で、ガンに罹患する人が多い。その影響もあり、医療が前世の世界よりも発展しているのだ。これは、食事に関係するものが発展しなかったからこその、発展とも言える。
その結果、前世の環境よりはるかに進歩した医療により、ガンはひとまず治ったらしい。まぁ、体が弱っていたりと、後遺症はあるらしいが。
「良かった」、と心の底から思う。
この世界に生まれてきて、この世界の在り方に感謝したのはこれが初めてだ。もしかしたらこれが最初で最後になるかもしれない。
二つ目に突入し、先ほどよりもさらにちびちびと大事に食べるようになった恵を見ながら、甚爾はバリバリと丸ごとクッキーを食べる。どうかこれからも健やかに、穏やかに日々を過ごしてほしい。
「このクッキー何個か持って帰るか」
そう言って、袋を取り出して、八個包んでから影にしまった。クッキーはそれでも山ほどある。どんだけ焼いたんだ、おっかさんは。
立ち上がって、伸びをする。
「ぼちぼち風呂入るかぁ」
「おれも入る」
「んん?そうなの。急がないでいいよ、ゆっくり食べな」
「憧れのねーちゃんがずっと泊まってくれて恵は嬉しいもんなぁ」
「またそんなこと言って。怒られるよ」
もう一度、その場に座り込んだ。風呂準備はこの子供がクッキーを食べ終わってからにしよう。
隣でさくさくとリスのように齧っては飲み込む子どもを見た。禪院の相伝、十種影法術が目覚めるまでは後数年。それまでの間に、地位をしっかりと固めて後ろ盾になれるようにしておかなくては。
悟の力を借りる手もあるのかな。少しずつ、ゆっくりと。今、学生という身分で、子どもであるうちに地盤を崩さないように。さぁ、新しい年度の始まりだと、ゆったりとした空間の中、私は思ったのだ。
これにて一年生編、完結です。
いやー、毎日6000〜9000字を書き上げるチャレンジを初めてやってみましたが、すごい疲れました。短い話をちょこまか書くのが性にあっているのか、今まで続き物は長く続けられなかったのですけど、よく続けられたなぁと思います。チラッと全体合わせた文字数みてみたらすごく長くておったまげた。
この世界、伏黒家に「姉」は居ないです。その代わりに、新しく隣に引っ越してきたシングルマザーのご家庭のお子さんの名前が津美紀ちゃんとかなんとか。
しかし、試しに好き嫌いが分かれる食べ物として鯨を出してみましたが、やはり人を選ぶのか、お気に入り数は減りましたね。
さすがに毎日更新は疲れたので、何話分か書き溜めます。ストックがあった方が安心安全だぜ!
ストックを幾らか溜め込んで、問題なく二年次も完結させられそうだなという目処が出来たらまた戻ってくる所存です。まだ続きを書くつもりはあるぜあるぜあるぜ。
この場を借りて、ここまで読了してくださった、読者の方々に深く感謝致します。本当に、ありがとうございました。
感想や「ここすき」、評価が何よりも励みになりましたし、何より指摘により「そういえば深く掘り下げた考察を作中に出せてなかったな」と思った場面も多々ございました。
……そもそもの題材が人を選ぶ特殊設定な上に、見切り発車での開始だった為、あまり説明ばかりではつまらないだろう、と最低限解説した上で後の回で補足がてら設定を小出しさせていただいておりましたが、読み返してみると確かに一話時点の説明が少ないように見受けられる。
加えて、私は作る側ではなく生産する側の知識に偏っているので、料理や栄養はあまり詳しくはないのですよね。動物なら多少はわかるんだけれども。調理の腕前としては、自炊ができて、魚が捌ける程度には親に仕込まれましたが、レストランのキッチンで調理補助のバイトができる程度の腕前しかないです。ちゃんとは学べてない。
長々と語らせていただきましたが、メシマズ世界というものは、「如何にしてこのような世界に至ったのか」というのを前提に執筆するとなると、矛盾点を無くすには中々頭を抱えそうになる題材ではありますが、上手く組み上げられたら執筆していてとても楽しくなる世界観ではないかなと思います。
こちらの作品を読んで、メシマズ世界観という概念に興味を持ち、筆をお取りいただけましたら喜ばしいことこの上ありません。