異世界ファンタジーの世界ならアニメや漫画のカードゲームバトルが再現出来るのでは?と思ったのでやってみた   作:AL

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異世界ファンタジーの世界ならアニメや漫画のカードゲームバトルが再現出来るのでは?と思ったのでやってみた

 

突然だが、僕は死んだ。前世はしがない学生でしょうもない人生を送っていた。そしてベタにトラックに轢かれて転生した。そんな普通の人生を送っていた僕だが、一つ執着。と言うか熱中していた物があった。それがカードゲームである。

 

悲しい事に友達が居なかったので、対戦は叶わなかったけど。アニメや漫画でそれを補っていた。だからこそ、幼少期の頃から思っていた。

 

アニメや漫画で当たり前の様に出て来るキャラクターの実体化ってどうやってやるんだろう?

 

ピュアで無知だった幼い僕は、そんな方法など無いと言う事を知らず何か方法は無いかと親に聞いたり周りに聞いたりした。流石に今の僕では、それは不可能だと分かっていた。確かに最新技術とかで再現とかは出来るだろうけど。そう言うハイテクな技術を僕は求めてない。それは現代でやって欲しい。

 

と言うか、此処はそれとは真逆の場所だ。魔法が存在するのだからそうとしか言えない。

 

そう、魔法が存在する。デッカいドラゴンも、魔法使いも存在するこの無敵かと思われたファンタジー世界で唯一残念な所はカードゲームが無い事。トレーディングも無いし、そもそもカードが伝わらなかった。凄い勿体無いと僕は思った。なら、作ろうじゃないか。

 

オタクにとっては夢だと思う。自分の好きな物を自分で作る、世界で一つ!自分だけのモノ‼︎なんかテンションが上がってしまった。

 

と言っても中々道のりは長い。転生して数日、前世の記憶を思い出すのに時間は掛かったけれど。やるべき事はざっとこんな物だろう。

 


 

1.カードの元となる紙が欲しい。十分な硬度の奴が欲しい。

2.モンスターを捕まえる。

3.ルールを決める。

 


 

今出来る事は、これぐらいか。早く普及させてバトルしたいし、人手が必要だな。やっぱ転生特典これで正解だった。僕はステータス画面から、転生特典を選んで発動させた。

 

対象()を"コピー"》

 

僕の転生特典は複製(コピー)だ。無機物でも生物でも、なんでも増やすことが出来るらしい。自分をコピーさせてみたけど、何も問題は無さそうだ。そっくりな自分を見て頷いた。君は、モンスターを捕まえる。または、捕まえる手段を探して来て欲しい。僕は紙を探すから。

 

「……そっちの方が楽そうだね。僕」

 

まぁまぁ、後でなんかお礼するから。

 

「よし、ルールを考えるのに一人増やそうか」

 

こうして、合計二人の僕をコピーした後。その場を後にした。

 

 

これは、僕が異世界ファンタジーなこの世界でカードゲームの派手なバトルを再現する話。ただそれだけな筈だ。きっと。

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