異世界ファンタジーの世界ならアニメや漫画のカードゲームバトルが再現出来るのでは?と思ったのでやってみた 作:AL
あれから数日経った。まだまだ、やる事はいっぱいだがひとまずこれまでの出来事を整理しようと思う。
あれから僕らの作戦は、あまり進んでいなかった。紙の方は何とかなった。一枚でもあれば、僕のコピー増やせるし。まぁ、前世で言う画用紙的な物は中々見当たらない。そこは後々と言う事になると思う。
問題は、モンスター探しの方の僕だ。まず、モンスターを倒したりするのは危険な行為らしく一般の人には推奨されて無い。代わりに、冒険者か傭兵に頼むか。どちらかを自分で目指すかになると言うのが結果だった。
良く考えなくても、そう言えばそうだ。ラノベやなろう系などの物語でも冒険者達がモンスター達と戦う描写はあっても、村人達が武器を持ちクエストを受けている姿は見た事ない。と言うか、そうなると冒険者な気がする。
此処で、どうしようかと悩んだ。お金も無いし、実力も無い僕にとってどちらも選べない選択肢だったからだ。そんな僕に新たな選択肢があった。それが……
テイマーである。要は捕まえれば良いのだから、殺す必要も無い。冒険者達は、捕まえると言うより、倒して解体し、その部位を売ると言う感じだからテイマーの方が良いな。
こうして、僕はテイマーを目指す事にした。と言っても、知識は全く無いので複数人で図書館をハシゴしてテイマーの知識を養う事から始める。
一週間経ち、テイマーの事を理解する事が出来た。早速実践に行く事にした。実践の地に選んだのは、近場の森である。此処なら、色々なモンスターもいそうだ。
テイマーは、モンスターを使役する事が出来る特別な職業らしい。だけど、いきなりモンスターにテイムを使っても意味は無いらしく相手に自分の実力を認めさせてから初めてテイムをするのが基本だ。
そして、またしても壁にぶつかった。それは攻撃の手段だ。普通の学生をやっていた僕には武道の心得なんか無い。そこで図書館にあった魔法の本の魔法陣をカードの裏面に
そのお陰で裏だけはそれっぽいデザインになって少し満足している。後は表面にイラストを書けば普通のカードっぽくなりそうなんだけど。また考えよう。
そんな事を思いながら僕は取り敢えず、森を歩いていたら見つけたスライムに向けて魔法カードを取り出し発動させた。
『いでよ
宣言通り、カードから火の球が飛び出しスライムに命中した。スライムはこちらを見て、プルプル震えている。申し訳ない気持ちになって、僕はポーションを飲ませた後テイムの提案をした。
最終的にテイムは、両者がOKした時にのみ成功となる。モンスター達も人の言葉を多少は理解しているので、イエスかノーかぐらいは出来るらしい。
少し震えた後、スライムは僕が差し伸べた手に伸ばした手らしき物を乗せた。
そうして、初めてのテイムが成功した。暴行した後に、優しく手を差し伸べる。まるでDV彼氏みたいなムーブだなと僕は思いながら、後ろについて来るスライムと共に森のスカウト探しを続けた。