魔法科高校に多次元宇宙の神の弟子が入学しました 作:ビリオネア
〜歩利矢side〜
俺はあの後、部屋の中を一通り探索した後物置部屋らしきところからスーツケースを取り出して、沖縄へ行く準備をした。
「服も用意してあったし助かったな〜。なんか妙に見たことある服ばっかだったけど…」
寝室のクローゼットの中に服がいくつか置いてあったので、今それを詰めているが、オリジナルのサンズが着ていた青のパーカーや、その他のAUサンズが着ていた様な服がそこに置いてあったのだ。
「うっし、一通り荷物は詰めたし寝るか。明日は九時の飛行機に乗らないといけないしな。」
そう言って俺は荷物をリビングに置き、寝室へ向かった。
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〜三人称side〜
「まもなく、沖縄に到着いたします。乗客の皆様はシートベルトを締めて、もうしばらくお待ちください。」
アナウンスが聞こえ、乗客は各々シートベルトをつけ始めた。その中に一際目立つ一人、白髪の少年がいた。
「いやーやっと沖縄に着いたな。目的はほとんど神様からのミッションだけど。まぁ、それついでに観光もするか」
そう言い、歩利矢は荷物を背負って飛行機から出た。飛行機から出ると、荷物受取所からスーツケースを取って、空港の出口へと向かった。
「とりあえず、予約していたホテルに向かうか。『ミッションが開始されたらこちらから連絡します。』とは言われたけど…、まぁ諸々のことはチェックインしてから考えるか。」
彼は再び、スーツケースを持ってホテルに向かうべく歩いた。白色に青のメッシュがかかったという、珍しい髪型に道行く人から視線を向けられながらも。
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〜歩利矢side〜
「それでは、こちらが部屋の鍵となります。ごゆっくりお過ごしください。」
「はーい。ありがとうございます。」
ホテルに着いて受付でチェックインをした後、俺は鍵を受け取って部屋に向かった。俺が泊まる部屋は、ベランダから海が見える至って普通の部屋だ。
「とりあえず、どうしようかな…。まぁ、せっかく沖縄に来たんだしな、近くの海にでも行くか。」
そう言って俺は、部屋の鍵を取って部屋を後にした。
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「いやーやっぱ沖縄の海は綺麗だな。…そういや転生前は海なんてほとんど行ったことがなかったな。」
俺は、ホテルの近くの海に来て特に何もすることなく、ただ海岸沿いを歩いていた。海岸には、家族連れやカップルらしき人たちが何人かいた。
「まだ神様からは連絡来てないからな。それまでは適当にこの辺でブラブラしとくか。」
俺はそれから、海岸にあるカフェでゆっくりしたり、蟹を追いかけたりしていたがしばらくした時あるものに気が着いた。
「ん…ありゃ船か?リゾート船?いやそれにしてはなんかこう、ゴツゴツしてるというか…。」
もう、夕方に近づいて海岸の人もいなくなってきた頃だ。海を眺めていると、一隻の船が目についた。えらく挙動が怪しいし、何か調べているようだった。
「何だろう…?まさか密漁とか?うーん、ミッションのこともあるしここは無視を決めるか。」
そう言って俺は、夕食を取るためにホテルへ向かった。
……………………………………
ホテルで夕食をとり、俺は部屋に戻ってそこでゆっくり過ごしていた。外も暗くなってうとうとしていたが…
その時だった
突如として、そんな轟音が耳に届いた。急な事に驚いた俺は、部屋から出てロビーへ向かうとえらく焦った様子のホテルの従業員、そして軍服を着た数人の男性がこのホテルの支配人らしき人と話していた。俺はそれを少し盗み聞きしていたが、要約すると大亜連合と呼ばれる奴らが、この沖縄に侵攻をしてきて、いまそれと交戦中らしい。…何じゃそりゃこの世界の日本って戦争起きてんのかよ。まさか、あの時俺が見た船って…そんなことを思っているとポケットの携帯から電話がかかってきた。携帯をとると、そこには『神様』とだけ書かれていた。俺がすぐさま電話をとると
『あ、電話繋がりましたね。とりあえず今からミッションが始まります。場所は送っておくのでちゃんと確認しておいてくださいね。それじゃ頑張ってください。あ、ちゃんと誰にも姿がバレないような格好で行ってくださいね。』
そう言って神様はすぐ電話を切った。そして電話の内容通りトーク画面にある写真をひらくと、次のミッションの場所と写真が写っていた。
「なるほど、少し遠いな…。しゃーねぇショートカットをするか」
その刹那、俺はその場から一瞬にして消えた…。
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〜???side〜
「死ね!」
不味い、死ぬ。私は心の中でそう思った。
避難した地下シェルターの中で、敵軍の兵士らしき男がお母様に銃口を向けた。お母様は魔法を発動しようとするが、ガラスを引っ掻いたような不快な音に阻まれ、うまく魔法を発動することができない。すると穂波さんが身を乗り出してお母様を銃弾から守ろうとする。私も向かおうとしたが、音のせいでうまく立つことができず、その場でうずくまっていた
。
助けて、お兄様…!!
銃弾が引き金が引かれ、銃弾がお母様達に向かって放たれた。私は目を瞑り目の前の起こりうる惨状から目を背けようとした。…が、それは結果的に第三者の介入で阻まれた。
「っぶねー、ぎり間に合ったな。とりあえずミッションって
これのことなんかな?」
目を開けると、そこには銃弾に撃たれることはなかったものの音のせいで今だに苦しんでいるお母様達と、お母様達を守るように立っているフードを被った謎の人物。そして、空中で静止している銃弾が目に映った。
「なっ…、貴様!どこからここに入ってきた!」
「んえ、俺?ああ、悪いけど企業秘密ってことにしてくんない?」
「ふざけるな!ならば貴様から始末してくれる!」
そう言って兵士の男が、石を取り出そうとしたがそれはフードの人物によって阻まれた。
「なんかこれ、ウルセェから没収な。」
フードの人物はどこからか糸のようなものを取り出し、男から石を没収する。どうやらあの音の発生源はこの石のようだ。フードの人物もそれを理解したのか、今度は骨を呼び出してそれを破壊した。
「なっ…!アンティナイトが!貴様何をした!」
そう言って男は銃口をフードの人物に向けた。が、当の本人は特に気にしていない様子だった。
「おっそい。」
刹那、フードの人物の姿が一瞬にして消え、男達の後ろにいつのまにか移動していた。一瞬だけ、フードが取れて顔が見えたがそこには白髪に青のメッシュが入った、明らかに日本人離れの姿をした男だった。
「悪いけど、あんたらには眠ってもらうよ!おら!」ドガッ
そう言い、彼が手を振ると突如男達が引っ張られるように男達は壁や天井に叩きつけられ、そのまま気絶した。
「えーっと、あんたらは大丈夫か…ってそこのお二人方は無事じゃなさそうだな。ちょっと待ってね…」
フードの人物は、お母様と穂波さんのそばに近づき、手をかざした。するとその手から何か光っているものが出てきて、お母様と穂波さんにまとわりついた。すると二人は見違えるように元気になっていた。
「よし、これでいいな。じゃあおr「深雪!母さん!穂波さん!無事か!」…ん?誰だ?」
そうこうしているうちに扉から、焦った表情をしたお兄様が入ってきた。
お兄様は、すぐさま私の方に寄ってきて私の容態を確認していたが、お兄様の顔が近いので私はそれどころではなかった。
「助けが来たようだね。じゃあ俺行くから…」
そう言って彼はその場から離れようとする。お母様が止めて話をしようとしたが、遅かった。何故なら彼の姿は文字通り「消えた」からだ。
「さっきの人は…?」
「彼は私たちを助けてくれたのよ。だからお礼をしたかったけれど…」
お兄様に聞かれ、お母様がそう答えた。するとお兄様は安心したように息を吐いた。それにしてもさっきの人は一体どこへ…。
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〜歩利矢side〜
「ふい〜何とかミッションは達成できたかな?」
俺はあの後、あの場所からショートカットで脱出して徐にフードをとって周りを見た。
「にしても戦争が起きてたなんてな…。もしやこの世界って俺が思ってるより危険なのかな。‥ってあれは!」
そう言いながら、俺は海のある方向を見た。すると水平線から艦隊がこっちに向かってきているのを目にした。
「おいおいまだ終わってねぇのか。しっかしあの量はやべえな。仕方ない…
そう言って俺は空中に浮かんで、艦隊の方を向いた。そして俺は合図をするように手を差し向けた。すると、おれの横から竜の骨の頭のような物体が現れる。これが「ダークブラスター」だ。
「これで一気に吹き飛ばしてやるか!喰らえ!」
そういうと、ブラスターは口をあけそこから光線を発射した。それを喰らった艦隊はすぐさま木っ端微塵になり、海中に沈んだ。
「よしこれで、本当にミッションは完了かな。」
そう言って俺はその場を後にした。
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〜達也side〜
まずいことになった。深雪たちの無事を確認した後、俺は軍の人たちと合流し、戦略級魔法の『質量爆散』を放って、敵戦艦を消滅させた。消滅したのを確認して安堵しているとすぐに通信が入った。その内容は、大亜連合の別働隊がまだ残っていたという事だ。このままでは沖縄本土にまで被害が広がるだろう。俺は国防軍の指示を待った。
するとその刹那、とんでもない光景が目に映った。海上に謎の竜の骨の頭?のようなものがいくつも現れ、それから放たれた光線が大亜連合の艦隊を一隻残らず、破壊したのだ。
『か、海上から突如謎のエネルギー反応を検出!別働隊の戦艦は全て沈黙しました!』
通信の内容通り、謎の光線によって戦艦は全て沈められていた。俺は、その光線を解析していたが、わずかながらサイオンの気配はあったものの、起動式は全くと言っていいほど見えなかった。
「なんなんだあれは、一体誰があれを放ったんだ…?」
俺は考えを巡らせ、ある一人の人物を思い出した。それはお母さんから聞いた深雪たちを助けたという男だ。
「まさかそいつが…?いや流石に判断材料が無さすぎる。とりあえず、候補に入れるだけにしておこう…。」
その後も考えてみたが、どの案も確信を得ることができなかった。唯一頭の隅に残ったのは、深雪たちを助けてくれたあの男だけだった。一体何者なんだ…そいつは?結局その場では何もおもいつくことができず俺は考えるのをやめた。
オリジナル設定紹介
ケツイの力:神様が主人公のタマシイをこっそり改良してケツイを他の人にも共有できるようにしたもの。一回目のミッション達成の報酬として、歩利矢が神様から与えられた。また、ケツイを共有する際に共有する相手がアマルガムになることもない。
ダークブラスター:主人公が使うブラスター。最初はガスターブラスターを使う設定にしてたけど、『UndertaleAUwiki』を見ているとerror404が使うのはダークブラスターだったのでそっちに合わせました
はいなんとか3話終わりです。なんと主人公はケツイを他の人に共有することができます。…ちょっとチートすぎかな?期末テストが始まって、しばらく投稿が出来ませんでしたがこれからはバンバン書いていきます。